【沖縄】マイル消費で沖縄へ…立地最高のホテルコレクティブと隠れ家的なトラットリア

2021/03/31 - 2021/04/06

春うららの旅行シーズンですが、残念ながら2021年もコロナ禍は変わらず。一旦は収まりかけていたものの、ここにきて再び感染者が急増している沖縄です。さて４月のこの時期は神明祭(シーミー)。沖縄は旧暦の行事が多くその一つがこのシーミーです。ご先祖様を大切にする沖縄県民のお墓参りは本州に住む私たちとはかなり違うので驚くことばかりですが、今はコロナ禍ということもあり親族が集まって食事をする様子も殆ど見られないでしょう。うちなんちゅの話では、今年もお墓を綺麗にして終われば良いのよという話でしたが、集まるのが大好きな沖縄県民。本当にそれだけで終わるのでしょうか？いずれにしても、これ以上感染が拡がらないことを願っています。さてこの旅行記は、名古屋出発から那覇初日の様子を紹介します。久しぶりに利用するシティホテル。今回は国際通りのほぼ真ん中に建設されたホテルコレクティブに滞在し、裏通りにある隠れ家的イタリアンで美味しいディナーを楽しんできました。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

はいた～い。
半年ぶりの沖縄旅となりましたが、今回も地元空港からのフライトが全く期待できず中部国際空港(セントレア)からの出発となりました。
https://youtu.be/2EzxV6Ur168

中部国際空港セントレア 空港

相変わらずガラガラのセントレア。
しかし昨年の10月と比べると、明らかに人の移動は増えています。
予約時は小型の機材でしたが数日後には中型の機材に変わり、前回のキャンセル２連発とは逆パターン。

飛行機の影は出来ているもののドンヨリとしたお天気の愛知。
春霞と言えば聞こえは良いのですが、これは黄砂と花粉に違いない・・・と鼻ムズムズの私でした。

いよいよマイル消費の沖縄旅の始まり。
プレミアムクラスは既に満席で、消費出来ずに残っていたアップグレードポイントはまたもや使えず。
恨めしや新型コロナウイルスでございます。
機材変更になったB737-800。
地元の空港を離着陸する古い機材ではないので、エコノミーシートの何処が改善されたのか興味津々です。
前列の方の邪魔にならない小さなハンガーやフックがあれば、ジャケットも掛けられそうですよ。

エコノミークラスでも電子機器の充電が出来るようになりましたが、私が持っている他社製品を差し込むと何故か充電ができないので、機内用に純正ケーブルも持参しています。
他社製品を使用する方は、このような事もありますので気をつけましょう。
※古い機材でも、プレミアムクラスは充電可能。またWi-Fiは、地元離着陸の古い機材も対応していました。

タブレットホルダー。
画像には写っていませんが、上部にタブレットを固定できるクリップのようなものが付いています。
ちょこっと小物などを置期待時にも便利ですね。

那覇空港に到着しました。

JALの特別塗装機はディズニーバージョン。

ANA側のロビー。
今は機内のトイレをあまり使いたくないので空港に着いてからと考える私ですが、他の人たちも同じなのか最近機内のトイレを使う人が減っているように感じます。
しかし今は航空会社もコロナ対策を施しているはずですから、逆に機内のトイレの方が安心かもしれません
ちなみにANA側のロビーのトイレは２箇所ですが、どちらも古いので私は遠回りして保安検査場C近くの新しいトイレを利用するようにしています。

コロナ禍前は非常に混雑していた那覇空港だったので、新しいトイレやスタバへ寄ってもまだターンテーブルは回っていませんでしたが、今はコロナ禍で荷物が出てくるのが滅茶苦茶早い。
古いトイレでさえも、バゲージクレームに到着する頃にはもう荷物が回り始めていることがあります。
荷物がなくなる訳ではないのでグルグル回しておけば良いのですが、何となく恥ずかしい。

人間が古いので、使うものは新しく。
ということで、今回も根性で新しいトイレへ行きました。
すっきりした後は足早でバゲージクレームへ向かおうとした私でしたが、そういう時に限って歩く歩道が歩けません。
エスカレーターではないので出来るだけ歩いて欲しいのですが、もし歩かないのであれば後方から来る人が通れるように片側をあけて欲しいですね。
急いでいる時に歩く歩道を塞がれると、結構イライラするものです。

荷物を受け取り国内線到着口のドアを出ると、すぐ目の前に現れるのがサーモグラフィーと水際対策班。
感染していないと分かっていてもドキドキします。
発熱者には抗原検査が待っていますが、渡航前に検査を受けられなかった人も事前に予約をすれば那覇空港でこの検査が受けられます。
料金は沖縄県民が3,000円、県外者は5,000円。
現在沖縄では渡航前のPCR検査推奨となっていますので、事前に検査を受けてから沖縄を訪れる人もいますが、「そんなの関係ね～！」みたいな人もいたり国民の温度差を感じます。
写真は発熱者ではなく、検査に関心を寄せていた親子。

国内線到着口Bの横にある『ポーたま那覇空港国内線到着ロビー店』。
長蛇の列が出来るようになってから殆ど利用していなかったのですが、今は訪日客がいないのでご覧の通り。
お客さんがひとりだけでラッキーと思ったら、店の前にある椅子で出来上がりを待つ人たちが数組いました。
それでも以前と比べたら雲泥の差。
お客さんも激減していますが、スタッフのおばちゃん達も殆どいなくなり寂しいポーたまでした。
しかし今は多くのお店で同じことが起きていますから、1日でも早く感染拡大が収まって欲しいと願うばかりです。

ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店 グルメ・レストラン

久しぶりに食べる『ポーたま』の「ポーたま」。
ダジャレを言うつもりはありませんが、お店の名前がポークたまごおにぎりなので略してポーたま。
商品もポークたまごなので略してポーたま。
従って、ポーたまのポーたま。
しっかり食べるならお弁当屋さんのおにぎり。
軽く食べるならポーたまのおにぎり。
相変わらず美味しいですねー。
個人的には、ポーたまのおにぎりはお土産にするよりその場で食べるのがお勧め。

ゴーヤー天ぷら入りのおにぎりも私の定番。
ポーたまのおにぎりは種類が豊富なので、いろいろ食べ比べてみましょう。

おにぎりにはお茶。
沖縄のお茶と言えば、(私は)PO●KAのさんぴん茶。
血糖値は気になりませんが、従来のさんぴん茶と味を比較するために購入してみました。
右の方が若干苦味があるかなという程度で、殆ど変わらないというのが私の感想。

首里城の復興は、県外に住む私たちも応援していますよ。

首里城復興と言えば沖縄のATMで2000円札を引き出し、それを沖縄で使うと首里城再建の支援金になると聞きましたので私も早速入手。
久しぶりに見る弐千円の文字ですが、このお札を見たら記念に残しておきたくなりました。
使わないと意味ないジャン!!!
仰るとおりでございます。

外の気温は30度超え。
完全に夏日となった那覇の街ですが、風が吹いている日はジャケットを重ね着していましたので、今の時期は薄手のものだけでは風邪を引きそうです。
ちなみにこの日は沖縄の気温と機内での寒さを考えTシャツに薄手のジャケットを着ていましたが、強風が吹く日に魚と遊んでいた時は半袖シャツの上にウィンドブレーカーを羽織り、それでも寒くて更に雨の日用に持参していたゴアテックスのレインジャケットを重ね着したくらいブルブル。
車とお店を移動するだけなら短時間の寒さにも耐えられますが、長時間外で遊ぶなら、風を通さないもの、寒さを凌ぐためのもの、また女性は日除け対策になるものを持っていくと良いです。
沖縄の日差しはこれから益々強くなるので、暑い所に住んでいる人たちは結構長袖姿が多いですよ。

ホテルに行く前に新都心で寄り道。
Tギャラリア沖縄 by DFSでハンドクリームを購入する予定でしたが、半年前も在庫がなく今回も入荷して来ないと言われ、またもやウィンドウショッピングで終わり。
コロナ禍で海外製品がなかなか入ってこないのか、それとも訪日客がいないので在庫を抱えたくないのか、これではTギャラリアに行く意味がないと思った私でした。
コロナ禍から抜け出せば、購入できるようになるのかしら？
少しでも安く購入しようと思いましたが、残念です。

Tギャラリア 沖縄 by DFS ショッピングモール

衝動買いしたくなったチョコレート。
しかし中身は近所でも買えるチョコレート。
スヌーピーの可愛さに魅了されている私ですが、今回は我慢我慢！

遠回りしましたがホテルに到着。
那覇滞在は、国際通りの旧国映館跡地にオープンしたホテルコレクティブです。
私たちはレンタカーで新都心(安里方面)から県庁方面に向かって進んできましたが、国際通りは時間帯によって一般車両が入れないので気をつけなくてはいけません。
月ー金の7:30から9:00は安里から県庁方面に向かう一般車両の侵入禁止。
月ー金の17:30から19:00は県庁から安里方面に向かう一般車両の侵入禁止。
また日曜日の12:00から18:00はトランジットモール(歩行者優先道路のことですが優先どころか歩行者天国)実施のため、初めて国際通りを車で走行する人は注意しましょう。
今はコロナ禍でイベントがどうなっているのか分からないので、この辺りは直接ホテルに確認してください。
国際通りにあるホテルは、この規制が少し厄介です。
ホテルに到着したら駐車場へ行く前に入り口(以下エントランス)で荷物を下ろしたいところですが、写真の通りコレクティブは国際通り側のエントランスには降車場がありません。
ちなみに赤いハートのモニュメントの後ろにエントランスがあるのですが、ハートの前はもう国際通りの歩道なので車を停めることができないのです。

ホテルコレクティブ 宿・ホテル

先に荷物を下ろす場合も、まずは写真のPマークの所を入り車をホテルの裏側に廻しましょう。
駐車場の入り口は国際通り側からの１箇所で、浮島通りからは入れません。
降車場は国際通りのエントランスの丁度真裏になりますので、車で来られる方は駐車場へ行くのもエントランスで荷物を下ろのも、このPマークの所を入り建物の裏側へ移動となります。
降車場を裏に持って行ったのは、恐らく国際通りを走行する車両と歩道を歩く人の通行を妨げないようにしたためだと思いますが、そうなると後ろがメインエントランスになるのかなと疑問に思った私でした。

コレクティブは横に広いのですが奥行きはそれ程ないので、フロントがある１階部分は意外と狭く感じます。
尤も国際通り周辺にある他のシティホテルも、海沿いのリゾートホテルと比べたら狭いと感じるのは否めませんが、コレクティブは色調も落ち着いていますし今は感染症対策も施されているので余計そう感じたのかもしれません。
チェックインを済ませたら、ベルボーイの案内で客室へ。
台湾系のホテルですから目立つ所に中国的な派手な要素があるのかと思いましたが、逆に和を意識した仕上がりになっていました。

ウッド調の温もりと絶妙なブルーのコンビネーション。
エレガントな男性が似合いそうな雰囲気です。

装飾品なども派手さはなく、かなり落ち着いたシティホテル。
https://youtu.be/Wu3fWNynIz8

全体的に街中にあるシティホテルはシンプルモダンの所が多いように感じますが、このホテルはシックという言葉がぴったり。
リゾート感満載で開放感があるのは海沿いのホテルですが、そちらはホテルステイがメインの人向き。
昼間はあちらこちらへ行き、夜もホテル以外の所で食事をする人なら歩いて移動できる場所にあるシティホテルの方が便利ではないでしょうか。
長期滞在型の人にはコンドミニアムをお勧めしますが、自分の旅のスタイルに合わせて滞在先を選ぶと良いでしょう。

部屋に入るとモニターに予約者の名前があり、このような気配りもシティホテルの良さです。

今回はデラックスツインの部屋を利用。

クローゼット。

新しいホテルだけあり、充電には困らない感じ。
USBにも対応しています。

コンセントの差し込み口も結構たくさんありますよ。

時計もウッド調。

ホテルに滞在する時は、良くピアスやイヤリングの置き場所に困ることがあるのですが、これがあれば何かで代用するという必要もありません。

「冷蔵庫の中のものはご自由にお召し上がりください。」と言われましたので扉を開けてみると、沖縄らしいドリンクが入っていました。

これらも全て無料(コンプリメンタリー)。

流石に全ては飲めないので、必要な分だけ使わせていただきました。

ペットボトルの水も無料。
海外では当たり前ですが、日本では貰えたり貰えなかったりです。

バスルームの方へ移動。
４ツ星・５ツ星ホテルになると、この辺りに差が出ますね。

使用しないものも沢山ありますが・・・。

４月１日から利用できるようになったプールですが、終了時間が早いのでホテルステイがメインの人でなければ利用するのは少し難しいかもしれません。

コロナ禍ということもあり、マスクも置いてありました。
シティホテルらしく、客室の備品も揃っていますしサービスも文句なし。
国際通りでも特に賑わう牧志駅から県庁の真ん中に位置するホテルですから、立地は文句なし。
しかし先ほども記載した通り国際通りは車の侵入禁止になる時間帯がありますので、ラッシュアワーと日曜日の午後は気を付けましょう。

夜は隠れ家的トラットリアへ。
現在は時短などの関係もあり完全予約制で、料理は3000円コースのみとなっています。

テリーヌが入った前菜。
春らしい筍も美味しかったですよ。

春菊のスープ。

ニジマスとニョッキ。

ラム。
今日はいつもより１品多いということで、ラッキーでした。

パスタは、こちらからリクエストしてペペロンチーノ。

そして最後はグラッパ。
相変わらず居心地の良いトラットリアです。

時短でなければもっとゆっくりしていたかったのですが、今は我慢。
次回訪れる時は、沖縄の感染が収まっていると良いですね。
ご馳走さまでした。