大和の国の古寺巡礼３　紺碧の空の下、秋篠寺を訪ねました。　

2021/01/08 - 2021/01/08

秋篠寺を訪ねてみました。
秋篠寺と言えば、伎芸天さまで有名な寺院です。
目的はその伎芸天さま。
ところが、境内の美しさも期待以上の秋篠寺でした。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

車を駐車場に停めて、東門から秋篠寺へ。
この東門の土塀、黄土色というより、
クリームシチューのような風合いがとてもきれいです。

駐車場は無料でした。

なんか、この東門が気に入ってしまいました。
少しくずれた土塀に冬の陽が刺して、
とても歴史を感じさせます。

灯籠と土塀、撮ってみました。

境内を歩いていて見つけた十三社です。

秋篠寺の境内は、こんなにきれいな苔がむしています。
光が差してとても見事です！

ここは、金堂の跡だそうです。
平安末期にはここに金堂があったんでしょうね。
残念ながら平安末期の戦火で焼失し、
鎌倉時代に再建されたそうです。

見飽きないビロードのような苔の美しさです。

受付に向かう前ですが、
この苔むした境内だけでも、何枚も撮りました。

拝観料を受付で500円を払って、いよいよ本堂です。
いまは本堂ですが、かつては講堂だったそうです。

本堂の上の雲がきれいに流れています。

この本堂の中に、伎芸天さまがおいでです。
残念ながら、本堂内部の撮影は禁止されています。

伎芸天さまの歌声が聞こえてきそうな静けさです。
観光客はだれ一人いません。

左が本堂脇の大元堂です。
右は、開山堂です。
澄んだ冬の空に映えています。

いよいよ本堂に入ります。
左側に入り口がありました。

じっくり伎芸天さまを拝見しました。
何気ない軒ですが、
思わず撮りたくなる美しさでした。

本堂の裏にやってきました。
クチナシが所々にあって、
きれいな赤い実をつけていました。

本堂を横から撮ってみました。

白い漆喰が本堂を際立たせています。

本堂正面にある灯籠脇から本堂を撮りました。
空がきれいです。

紺碧の冬の空と秋篠寺本堂です。
すばらしい写真を撮ることができました。
自己満足ですが…。

この玉砂利の道が西ノ京に続いているようです。
想像以上に美しい秋篠寺でした。
天候に恵まれただけではありません。
伎芸天さまのやさしいお顔立ちも最高でした。
お勧めの古寺です。