台湾一人旅 2010年 vol.6 ～台北と淡水～

2010/09/23 - 2011/09/30

毎年恒例となった台湾一人旅。2010年９月に行ったときの写真です。今回の台湾一人旅は台北に３泊、高雄に２泊、台北に戻って２泊の８日間の旅。今回の旅では初めての台南街歩きが楽しみ。台湾への出発の日はあいにくの雨の天気。定刻どおりに飛行機に搭乗したものの土砂降りのために滑走路が一時閉鎖になってしまいました。成田を飛び立ったのは定刻の一時間半遅れ。大雨の中での離陸はジェットコースターにでも乗っているような感じで大変でした。一年ぶりの台北の街では暑くて濃厚な台湾の空気がお出迎え。台湾に来たーと感じる瞬間です。
撮影:PENTAX LX, PENTAX-A 28mm F2.8, PENTAX-M 35mm F2.8, PENTAX FA 77mm F1.8 Limited, Kodak EB-3
EXIMUS Wide & Slim, Kodak SUPER GOLD 400
RICOH GR1, Kodak 400TX

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

台湾一人旅も７日目。明日が帰国の日です。
今回の台湾の旅は6年ぶりの北部海岸周り、台湾南部の高雄や台南、台湾内陸部の霧社と旅してきて一通り満足しました。今日の台北街歩きは脱力モードで気ままに行くことにします。まずは台湾総督府を目指して歩きます。
写真はホテルの部屋からの台北駅前通りの様子。いつ見てもタクシー密度が高いなぁ。。

国立台湾博物館。
日本統治時代の1913年に建てられた立派な建物です。

二・二八和平公園にやってきました。二・二八というのは1947年2月28日という日を示します。日本による統治が終わった2年後、この日に発生した市民の闇タバコ販売の摘発から端を発した取締官（外省人）の発砲事件は、当時はまだ日本国籍を有していた本省人（台湾人）と戦後台湾に入ってきた外省人との大規模な抗争に発展。。。

この抗争により約2万8千人もの本省人が殺害、処刑されたとのこと。この時発令された戒厳令は40年後の1987年まで継続。今日の台湾に近い形の民主化が実現するのは、李登輝総統が1992年に刑法を改正し言論の自由が認められてからのこと。

写真の奥に見えるのが二・二八事件紀念舘。

民主化が進んだ今日の台湾の平和が続くことを祈らずにはおれません。。。

台湾総督府にやってきました。台湾総督府として1919年に建てられた日本統治時代最大の建物。今も中華民国総統府として使用されている。

台湾総督府の中庭。午前中のみ1時間の見学コースがあったので中に入ってみました。オランダや清などの統治時代、日本統治時代、その後から今日の台湾について、日本語ガイドで案内してもらいました。

1945年には連合軍の空襲により半壊したが戦後修復された。

台湾総督府を後にして台北駅周辺の街歩きを続けます。

医療関係の本を扱うお店。本棚の上の人体模型に思わずシャッターを切ってしまいました。

カメラ屋さんが多い通りに来ました。台南同様に台北でもフイルムはお買い得でした。

台北駅の西にある北門、台北府城北門です。清の時代には台北の街は城壁に囲まれており、東、西、南、小南、北と５つの門があった。昔のままの姿で残っているのはこの北門だけ。

とても高そうなベンツの働く自動車。

台北駅の巨大な建物。線路は全部地下にある。この後お土産を買っていったんホテルに戻ります。

台北駅からMRTに乗って頂好地区にやってきました。今日は一番のカンカン日和。

台湾名産のヒスイや骨董品を扱う店が集まる一帯です。昼間は客はあまりいなく何も買わずに見物だけとはいかない雰囲気。早々に退散します。

頂好地区のデパート前でのスナップ。

今日のお昼御飯は鼎泰豐で～す。

可愛い小龍包ちゃんが出迎えてくれました。しかしお店はランチタイムの後で夕方まで閉まっていましたー。残念！

結局すぐ近くにある「度小月擔仔麺」にまたまたやってきて遅い昼ごはん。写真は擔仔麺を作っている様子。

擔仔麺と蝦肉圓を頼んでみました。美味しかったー。

今回の旅では連日天気に恵まれて今日もいい天気。天気の良い日は淡水で綺麗な夕焼けを見るのがオススメ。
淡水はＭＲＴで台北駅から約30分。大きな川の河口に広がる街。台北街歩きの次は淡水へ行ってみることにしました。
写真はＭＲＴ淡水線の車内からの景色。。

淡水駅前の広場。淡水の街は通りには商店が連なり川岸に沿って公園が整備されている。

こんな感じ。。

公園通りのお店を見ながらお散歩です。

川船が西からの日を浴びている。静かな景色。。

淡水川対岸の景色。対岸にそびえる山の姿が綺麗。

船で淡水川対岸の八里地区に渡ってみました。

対岸から見る淡水の街。こんな街に暮らせたらいいなぁーなんて思ったりして。

河口に突き出した岸壁をゆっくりと歩いてみます。

寄せ集めで作ったみたいな運搬車。自由でいいねー。

空がその濃さを刻々と変えて行く時間。。

団体客の添乗員のお姉さんの呼びかけに促されて、僕も船に乗って淡水に戻ります。

淡水の街のメインストリート中山路の老街。お土産におなじみの魚酥（エビせんみたいなの）や月餅などをゲット。。

路地の静かな光景。。

台北市内に戻ってきました。お昼に鼎泰豐に行けなかったので、淡水からホテルに戻る途中に小龍包で評判のいいお店に行ってみました。

小籠包と青菜蛋花湯の小サイズを注文。出てきたスープの大きさをみて思わずこれが小サイズ？と聞いてしまいました。アツアツの小龍包とスープめちゃくちゃ美味しかったー。
さて、ホテルに戻っておやすみなさい～。。

いよいよ帰国の日です。
買物も昨日までに全て済ませたのでホテルのチェックアウトまで、なんとなくセンチメンタルな気分で荷物の整理。。
空港へは台北駅前のバスターミナルからバスに乗って約1時間です。

ターミナルを出発したバスはすぐ淡水川に架かる大きな橋を渡ります。

淡水川に架かる橋からの眺め。。

高速道路を空港に向けて順調に走行中。道幅が広いなぁー。

順調に空港の出発ターミナルに到着。。

11月から開催される台北花博記念のディスプレー。これにも行ってみたいなー。

日本発着便が利用する第2ターミナル。免税店を時間つぶしに見てまわります。

ターミナルロビーの一角にも花博のディスプレーがありました。

飛行機に乗り込みました。海外の旅では一番ほっとする瞬間。あとは機内でのんびりと過ごすだけ。

このあたりは尖閣諸島の上空かな。

行きと比べたら帰りの食事のほうがいつも美味いねー。

帰りは3時間もかからずに雨の成田空港に到着です。

台湾一人旅 vol.7 ～トイカメラ編～ に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• ひでじいさんさん 2021/03/05 12:58:07

  お邪魔します。

  昨年3月に3泊4日で台北に行く予定をコロナでキャンセルしました。同じころ友人たちが3月末に台北に行きました。大丈夫と言い残して。
  案の定、台湾のほうが密を避けマスクしてれば日本より安全のようでした。台湾の感染者は1000人は居ないんですよね。したがって心残りで、自由に行ける日が来たら台湾に行きたいと思います。淡水を自力で1日観光するスケジュール作ったので、それを実行したいです。
  台湾台北は一人で3回行きましたが電車も分かりやすく、漢字も理解できて行きやすいですね。
  落ち着いたら行きたいです。
  
  お邪魔しました。

  cg3338さん からの返信 2021/03/05 23:07:48

  Re: お邪魔します。

  コメントありがとうございます。
  台湾一人旅良いですよね～。僕も2015年に台湾にいったのが最後でしばらく行っていません。コロナが開けたら真っ先に台湾に行きたいです。