早春の鹿児島　桜島、薩摩半島

2007/03/17 - 2007/03/20

これと言った計画もない、気まま旅です。どこへ行くかは行き当たりばったり。人間生きてりゃこんな旅もいい。

この旅行記には1997年に放送されたTBSドラマ「青い鳥（L'oiseau Bleu）」のロケ地がいくつか含まれています。該当する写真の下にはその旨記載しました。また付録にその他のロケ地についても若干記載しましたのでご興味ある方はご覧ください。

エリア 鹿児島

宿泊ホテル：城山観光ホテル（http://www.shiroyama-g.co.jp/）に着きました。目の前に桜島が見えます。

SHIROYAMA HOTEL kagoshima 宿・ホテル

鹿児島の街も良く見えます。

翌朝。ホテル前の噴水。

ちょっとホテルの前をお散歩。

鹿児島の街。

ホテルの庭から見た桜島。

ホテルの庭から見た鹿児島の街。

こうなれば、何としても桜島に行かなくちゃ。ということで、歩いて港へ。街中の花壇のポピー。

花壇のパンジー。

あまりに綺麗なんで、接写。

ヤシの並木か。南国だねえ。

港に着きました。

フェリーに乗って桜島に向けて出発です。

フェリーから見た港の風景。

桜島が近づいてきます。

桜島の港が見えてきました。島の手前が丘になってますね。丘に上る道路も見えます。

丘に上る途中。もう桜が咲いている。「桜島」だからねえ。名前の由来は諸説あるようですが。暖かいんだねえ。

丘に上りました。北を見ると、ヨットハーバー？じゃない、漁船ですね。でも綺麗な風景だ。

丘の上は平で公園になっています。桜島自然恐竜公園です。さすがに芝生はまだ枯れたままですね。

丘の東側は低くなっていて、その向こうの桜島が見えます。

丘の南へ移動し、北を望む。

東を望む。民家も含めこの山麓一帯は桜島横山町です。

南西を望む。逆光だな。随分にぎやかですね。

西を望む。さて、あの港から帰りますか。

フェリーに乗って、港から離れます。

フェリーはたくさんあるんですね。

鹿児島の港に戻ってきました。

翌々日は天気が良かったんで、レンタカーで薩摩半島南部の海岸を周ることにしました。
今回のカメラはGPS機能が付いていないので、ルートを以下に示します。
https://goo.gl/maps/QZrRMLtAt4H2
半島の西海岸に出ました。綺麗な海だなあ。

こっちも綺麗だ。

さらに南へ。海。

海。

さらに南へ。海。

南国だねえ、植物が青々している。

ここは公園だ。「坊野間県立自然公園　特別地域　ホキノ山」と書かれていますが、現在（2021年）は「坊野間県立自然公園　ホキノ山公園」になっています。

公園から島が見える。さっき見えてた島だ。

こっちにも島が見える。

公園内。「とこしえに」と書かれた石碑がたっている。日清戦争の戦没者、597柱の霊が祭られています。

さらに南へ。左の建物はリゾートマンションですかねえ。いい場所にありますねえ。私には一生縁がないか。

さらに南へ。

さらに南へ。

さらに南へ。段々田んぼ（畑？）。こういう風景もいいですねえ。

さらに南へ。

さらに南へ。港だ。綺麗だねえ。

さらに南へ。野間岬が見えます。

海と反対側をみると、瓦屋根の家とこんもりした山だ。野間岳（591 m）です。

さらに南へ。野間岬。

野間岳。

野間岬。こりゃ絶景だ。

さらに南へ。

さらに南へ。野間岬は遠くになっちゃった。手前はソテツとヤシですか。

さらに南へ。

さらに南へ。ここも港だ。

さらに南へ。ここも港だ。左手前の絶壁もいいですねえ。

さらに南へ。海はどこまでも碧く、空はどこまでも青く、か。

さらに南へ。南さつま市坊津町久志の丸木浜です。
なんて綺麗な入り江だ。

右端の砂浜は「青い鳥」で綿貫詩織（山田麻衣子）が柴田理森（豊川悦治）に抱きつき（第10話）、拒否されたと思って海に入っていった場所です（第11話）。

さらに南へ。南さつま市坊津町泊の泊浦です。

さらに南へ。南さつま市坊津町泊の泊浦です。

南にぐるっと回って耳取峠にやって来ました。
東側遠くに枕崎の街が見えます。

枕崎の街を通りぬけてさらに東へ。
瀬平自然公園から見た開聞岳。中央の松が生えている高台は遠見台です。

よく見る有名な構図ですが、「青い鳥」では柴田理森（豊川悦治）と綿貫詩織（山田麻衣子）が南十字星を見に行く途中、車で走る風景として出てきます。（第10話）

遠見台に来ました。北西を見ると綺麗な海岸です。

南東を見ると開聞岳です。

遠くに私の好きな絶壁が見えましたので、海岸線を外れて内陸へ。

絶壁ズームイン。

長崎鼻灯台公園にやって来ました。

公園からみた開聞岳と「霧島屋久国立公園」の碑。

公園からみた開聞岳と海岸。

長崎鼻灯台。

公園からみた東側海岸。

公園の岬先端（九州最南端）である長崎鼻から見た灯台と東側風景。

「青い鳥」では柴田理森（豊川悦治）と綿貫詩織（山田麻衣子）が南十字星を見るためにこの灯台にやって来ます。（第11話）

長崎鼻から見た灯台と西側風景。

「青い鳥」では柴田理森（豊川悦治）と綿貫詩織（山田麻衣子）が、この写真を撮った私の後ろの岩で南十字星のうちの１つを見ます。（第11話）

砂むし会館砂楽にやって来ました。

砂風呂には入りません。見るだけです。右下のカラフルなパラソルの下でお客さん砂風呂に入っています。遠くを撮る振りをして視野に入れました。

潟山運動公園にやって来ました。ポピーが綺麗ですね。

反対側も。左の絶壁の山は魚見岳です。

ヤシとソテツの並木道を通って知林ヶ島を目指します。

見えた。知林ヶ島だ。ありがたい。引き潮で砂州が見えている。

知林ヶ島と指宿を結ぶ砂州。

知林ヶ島は引き潮の時砂州が現れて陸地と繋がり、満ち潮のとき砂州が海水で覆われて孤立した島となる現象、いわゆるトンボロ現象を起こす島として有名です。日本には知林ヶ島を含めて約10個ほどあり、海外ではモンサンミシェルがよく知られています。
https://4travel.jp/travelogue/11192701

「青い鳥」では柴田理森（豊川悦治）と綿貫詩織（山田麻衣子）が南十字星を見るために砂州を歩いて島に渡ります。（第11話）上記灯台はこの島にあることになっています。

知林ヶ島と別れて池田湖へ向かいます。途中で見えた指宿の街。街の向こうの丘は魚見岳、その向こうにかすかに知林ヶ島が見えます。

池田湖に着きました。まだ3月ですから、お客さんも殆どいませんね。

池田湖と開聞岳。「世界一うなぎ」か。食べません。もう鹿児島に戻らなくっちゃ。


付録

TBSドラマ「青い鳥（L'oiseau Bleu）」
この付録をお読みになる方はこのドラマについてよくご存知と思いますので詳細は省略します。
このドラマはまさに私の故郷を皮切りに北は北海道から南は鹿児島まで、その舞台は壮大なスケールで変わって行きます。私の故郷のロケ地については、子供の頃遊びほうけていた場所ですので大体わかりますが、残念ながら写真は殆どありません。ただ一枚「乙女が原」（入笠牧場）の写真がありましたので、以下に示します。

「乙女が原」として登場した入笠牧場。
牛さんがいますが、撮影は放牧季節の前だったそうです。柴田理森（豊川悦治）と町村詩織（鈴木杏）は清澄（信濃堺）からいとも簡単に自転車で、町村かほり（夏川結衣）や綿貫詩織（かほりの死後町村姓から改姓、山田麻衣子）は徒歩で乙女が原に行きますが、道のり約20 km、標高差約1000 mもありますから、とても自転車や徒歩で行ける行程ではありませんねえ。それを言っちゃあおしめえよ、ってか。まあロケ地なんてのはそんなもんですね。
その他柴田理森、町村かほり、町村詩織（鈴木杏）が北に逃げて最後にたどり着いた支笏湖（第7話）はhttps://4travel.jp/travelogue/11175820、町村かほりが身を投げた（第7話）崖は https://4travel.jp/travelogue/11248559 のトッカリショです。

このドラマの原作・脚本は2004年に若くして亡くなった野沢尚で、彼は韓国SBSで2006年にドラマ化された「恋愛時代」の原作者であり、その主演女優は昨年話題になった韓国映画「愛の不時着」の主演女優でもあるソン・イェジンです。