Ⅵ日目　日本語とローマ字しか分からない60代夫婦のバンテアイ・スレイとプレア・ヴィヒア編

2018/11/14 - 2018/11/21

2018年11月14日～11月21日　21～23日がボートレースのある「水祭り日」です。タイでは、ロイクラトン日です。
投稿日は、2021年2月です。思い出しながら、書いてます。

シェムリアップは、地元の観光業を保護？する為、レンタカーを借りることが出来ないみたいです。
右側通行の基本左ハンドルなので、それ程残念感はありません。

2016年11月に、タイ側から見た「カオプラ・ウィハン」の遺跡に行くのが目的です。
カンボジアでは「プレア・ヴィヒア」と呼ぶみたいです。

失敗談や、行く前に自分で知りたかった情報の体験談が多いです。
行った経験のある方や、観光地の写真が見たい方は、見ない方が良いでしょう。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

19日　今日は、バンテアイ・スレイ経由でプレア・ヴィヒアに行きます。

今日の運転手は、「トーイ」と言います。30代半ば位です。
前の日本語ガイド「サンボー」さん程ではありませんが、少し日本語を話します。
運転手が、日本語を、片言でも話せるのは、非常に気が楽です。
貸し切り1日120＄です。
初日、空港からのホテルの迎えが彼で、私的には、非常に「ラッキー」でした。

8時前、ホテルを出ます。アンコール・トムの中を通っていきます。
トムを出てから、一般道を走りますが、一部未舗装道路の土は、赤いです。

4～50分程で、バンテアイ・スレイに着きます。

トーイさんの話では、バンテアイ・スレイは、午後から、団体客が多い為、午前が良いらしいです。
遺跡が赤いと聞いていましたが、来る途中の道路とか、土の色を見ると、納得です。
遺跡の状態は、風化が少なく、断然良いですね。「本当に何百年も経っているの」て感じです。個人的に、★★★★☆

9：40頃　「プレアヴィヒア」へ向け出発

私的には、プレアヴィヒアの観光情報が、少なかったこともあり、どんなくだらない情報でも欲しいという人の為に書きます。
詳しい方は、真剣に見ない方が良いでしょう。

11：00頃、アンロンベンのロータリー着、トイレ、ガソリン給油タイム。
ロータリーを、真っ直ぐ北方向に行くと、タイとの国境「サンガム国境？」に行きます。途中、ポルポトの墓があるらしい。
見たい気もしますが、運転手のトーイさんの事を考えると、言いずらいので、パス。
レンタカーだったら行ってたかも？

東方向に右折して、プレア・ヴィヒアに向かう。

スラアム？と言う村の食堂で昼飯。
写真上対面の左側の道路がアンベンロン方向。右が、プレア・ヴィヒアチケット売り場に向かう道路。

トーイさんは、昼飯を食べると、「ちょっと、昼寝」と言って、食堂に吊ってあるハンモックで休憩。
こういうシーンは、テレビ以外、初めてだったので、「お～お！東南アジア！」と、ちょっと感激？？。
後日、ラッキモールで、ハンモック売っていたので、衝動買いしてしまいました。
もっとも、安かった（1000円しなかったと思います）事もありました。
帰ってから、一度だけ使いました。あまりリラックスできませんでした。
いつか、キャンプでもしたら、また、挑戦しようと思って、どっかに保管してます。（まあ、もうキャンプ無いでしょうけど）

13：10頃、食堂出発。

山の遺跡の駐車場の辺り（たぶん）にあった、遺跡案内図（先出し）

山頂が、遺跡の⑥の辺り？と思う。
13：30頃、遺跡ふもとの、チケット売り場の駐車場に到着。

チケット売り場付近には、飲料売りの屋台あり、水洗トイレあり。
トイレは、無料か有料か忘れました。

遺跡入場料20＄/2人。
パスポートの提示必要かも？との事で、持っていたが、不要だった。（たまたまかも）
それなりに人はいたようですが、観光客は、私達夫婦だけなのか、25＄の貸し切りで、ピックアップトラックに乗る。
たしか前払いだったと思います。（相乗りしたかった）

2人だけなので、荷台ではなく、4人乗りの後部座席に乗せてもらう。
道路は、結構、急こう配（噂程ではない）。
途中、急ごしらえ見たいな道路を左折。

14：00頃、遺跡駐車場に到着。屋台多数ありで、飲食の心配なし。水洗トイレ（1000リエラ）男性用は綺麗。
想像より賑やか。辺ぴな国境の遺跡観光地というより、普通の観光地。

今回一番の目的である、タイ側国境を、見たいので、①の参道を目指して左側の小道を行く。看板の赤の矢印線は、右の小道。左側の小道、ちょとだけ、お薦めです。

上記写真の、この手前辺りに、遺跡の案内看板が有ったような気がします。

途中、塹壕？やバラック小屋等あります。

2016年に行った、タイ側の「カオプラ・ウィハン」の監視棟と、その時散歩したと思われる空き地？らしい所（写真中央の土の所）が見える。

2016年の時のタイ側の監視棟。プレアヴィヒアが見える望遠鏡ありました。

16年の時のタイ側の散歩したところ。
監視塔の下の辺りで、この先に、「2つの塔」があります。そこが、タイ側の限界でした。意外と面白かったです。

人が住んでいるのか、屋台に仕事にきているのか、地元？の女性や子供がいます。
掘っ立て小屋の前を通り②の辺りに到着。
危険地帯なのか、平和なのか、貧乏なのか？？事前の情報とは全然違い、思ったより平和で賑やか？

②から、タイ側からの①の参拝用の階段を見る。補修工事中のようでしたが、降りていきます。
降り切ったところは、広場になっております。
対面の林の方に小屋があり、林に向かって小道があります。

どの位、タイ国境に近づけるか行ってみます。タイ側の「2つの塔」（昔の火葬場だった？らしい）を見れたら、いいなぁと思いながら、進みました。
小屋から、年配の男性が出てきて、「ムスッ」とした顔で何かを言ってました。

16年のタイ側の「2つの塔」の時に、軍人さんから、カンボジア側の写真撮っては、ダメと言われていたので、小心者の私は、これは、これ以上ダメという事かなと思い、引き返します。（拘束？？されちゃ、いやですから）

観光客？地元民？の若いカップルが、私とすれ違い、林へ向かう小道を歩いて行きます。見ていると、何事もなく林に消えていきました。アレッて感じでした。

16年の経験が無ければ、小屋の男性に「私も、もっと、行きたい」的な事を聴いていたと思います。
ここまで来て、小心者は情けないです。ただ、頭の中では、地理的に小道の先が、想像できたので、これはこれで満足です。

たぶんダメと思いますが、もう1ッか所の方に挑戦？です。

タイ側の参拝用の階段上り口から、遺跡方向を見る。

2008年以前は、観光客は、こちらから、観光したんでしょうね。
この広場の辺りにたくさんの屋台が有ったのかも？と思うと、国境の遺跡の領有権問題、難しいなあと思いました。
2016年に行ったタイ側の駐車場からは、徒歩10～20分？？位。「2つの塔」からは、5～10分？で、来れたのでは、ないでしょうか。

国際裁判所で、カンボジア領と決めたようですが、返還時、適当？に国境線を決めたフランス？も罪な事をしましたね。
カンボジアの観光収入源として考えると、私が生きている間は、タイ側からこの階段を登る事は、ないような気がします。

階段入り口に向かって、左方向の休憩小屋？住居？それとも監視小屋？
音楽が聞こえ、賑やかそうなので、気楽にタイ側に向かって行って見る。

目があったら、何人かに、一斉に何か言われたので、ひきかえします。
住民かしら？それとも私服の軍人？。

タイ側の国境警備と比べ、随分、ゆるゆるです。
もっとも、タイ側もそれほど、緊張感ありませんでしたけど。

ちなみに、カンボジアの軍服を着た軍人さん、1人も見かけなかった気がします。

②と③の真ん中の辺りから、再度、タイ側の監視棟を見る。

16年タイ側の監視棟から見たときの思いが甦ります。
あそこからの景色は、こうなっていたんだなあ！と、ちょとだけ感激。
国境閉鎖になっていなかったら、この辺に2度来ることは、なかったので、ある意味、こういう感動は、なかったかもしれません。

③辺から②をみる。この参道、結構長いけど、歩いていると、結構気持ちいいです。
遺跡のすごさは、よくわかりませんが、参道の、こういう雰囲気は好きです。

遺跡の写真は、他の人のブログを見た方が、参考になると思うので、省きます。
遺跡観光には、それ程執着ありませんので、流れに任せて、見ていきます。

上記写真の中央右の溜め池（⑦から望む）。タイ側から見ると左側に見えてました。
ほぼ、同じ位置なんだなあと、改めて思いました。

皆さん、ここからの写真を載せていますので、とりあえず、私も、パノラマ写真で。
高所恐怖症なので、ロープの所までは、いけませんでした。

変わったところで、崖っぷちの右側に、さるがいたので、パチリ。

ホテルまでの帰り道は、時間がかかるので、そろそろ、芝生側を歩いてかえります。駐車場には、ナンバーをみると、車はありますが、載せてきた運転手がいません。

テント張のテーブルで、遊んでいた運転手さん達に、車を指差して、「私達は、帰る」的なジェスチャー。すると中の一人が、「付いてこい」的雰囲気。
どうも、この人が、帰りの運転手のようです。運転手変わったんですね。
車の車種とナンバー、運転手の顔は、覚えていた方が良いようです。

16：30過ぎ頃、チケット売り場の駐車場から、出発します。

カンボジア側から登ると天空の遺跡。
タイ側から行くと、山にある遺跡というのが、私の感想。
プレア・ヴィヒア　個人的に★★★★☆

帰り道の途中で、雨（1時間位）が降りました。スコールと言うほどでないです。
タイ5回、今回カンボジアの1回目、東南アジア計6回来ています。いずれも11月です。
乾季の始まりにあたると思いますが、6回の内、雨に当たったのは、今回で2回目です。
1回目、タイ西部のナムトック駅の手前にある「タイガーテンプル」の、帰りの車の移動ちゅう1時間位（スコールだったかも）。ですから、累計にして、2時間位と思います。
11月という月、乾季の始まりなので、それなりに雨が降ると思いますが。
私達、かなり運が良いような気がしますが、どうなんでしょう？（今後の東南アジア旅行が怖いです）

他の時期は、解りませんが、ロイクラトンからみのこの11月の時期が、私の東南アジアの旅行の定番となっています。
私の勝手な解釈として、暑からず、寒からず、雨が少ない時期と思っています。

今回の投稿（2021年2月）にあたり、①の参道下の広場の状況を伝えたっかのですが、写真もなく無く。動画を載せようとしましたが、載せる方法がわかりませんでした。

ふと、参考にグーグルの、ストリートビューを見てみたら、2018年当時より、かなり詳しくなっておりました。

1，林の小道の先に行けるようです。リックを背負っていたので観光客と思います。5～6人の写真が載っていました。ただ、やはりタイ側の「2つの塔」までは、いけないようです。

2，遺跡の駐車場に、トイレがあると書きましたが、ストリートビューで見つける事ができませんでした。テントや屋台の後ろにあったような気がしますが、こうなると、はっきりしません。（1000リエラ払ったような気がするんですが？）

もしかしたら、私の記憶違いかも知れないので、トイレは、下のチケット売り場のトイレで済ませたら、安心かもしれません。ただ、あれだけの人がいるので、まるっきり無いという事は無いと思いますけど。

ストリートビュー、凄いです。参考までに。

途中5分程のトイレタイムをはさんで、20：00頃に着いたと思います。

明日20日は、「プノン・クロム」の夕陽を見に行く予定です。