2019/03/08 - 2019/03/11
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Indianal Jobsさん
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2018年11月スタート 世界一周 メキシコ編
プエブラの次に訪れた街はオアハカ
オアハカも市内歴史地区と近くにあるモンテ・アルバン遺跡が世界遺産登録を受けて人気の高い観光地
先住民の人口比率が高い地区の1つで死者の祭りやゲラゲッツァ祭などが有名です
世界遺産登録された旧市街・モンテ・アルバン遺跡・近郊周辺を巡るツアーの様子をまとめました
3/8 プエブラ~オアハカ移動 夕方着
3/9 オアハカ市内ブラブラ
3/10 近郊ツアー (現地でツアーに参加)
3/11 モンテアルバン遺跡可能 夜行バスでオアハカ発
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プエブラの宿を8:45にチェックアウト ローカルバスでCAPUバスターミナルへ1人6ペソ
ADOバスカウンターにて10:45発のオアハカ行チケットを購入 1人664ペソ(約3800円) -
10:45 ADO GLバスにてプエブラ発 ADOバスはメキシコ最大手のバス会社でメキシコシティ以南の路線に強く、以後のバス利用は全てADOでした
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15:30 ほぼ予定通りにオアハカのバスターミナルに到着 ADO自前のバスターミナルで比較的新しくて綺麗なバスターミナルでした (他のバスターミナルは11月20日市場の南にあるようです)
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オアハカでの宿泊はバスターミナルから南へ1kmほどのアパートメントタイプのAirbnb物件にて1泊2700円×3泊
(画像はAirbnbサイトより) -
夕暮れ時に自炊食材の買い物を兼ねて中心地にお出掛け
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メインストリートは石畳で趣がありイイ感じ
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夕暮れ時はやっぱり魔法タイム♪ カラッと晴れるこの時期のメキシコ 夜のとばりが降りるまでの空のグラデーションがたまりません
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世界遺産オアハカの歴史地区の中心に位置するサント・ドミンゴ教会 1575年から1世紀以上の歳月をかけて造られたメキシコのバロック建築を代表する教会
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教会の佇まいも素敵ですが教会内の目を見張る装飾が見応えあり 金箔をふんだんに用いて施された祭壇や天井の細やかなで美しい装飾に目を奪われます
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主祭壇には9人の聖人 ロザリオ礼拝堂にはイエスを抱くマリア像がありますが壁や天井のあらゆる装飾がハンパないです 入り口の天井一面に張り巡らされた金箔と木彫のレリーフ装飾「生命の樹」も必見
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イチオシ
夕暮れ時もいい味が出ます 「魔法の村(Pueblos Magicos)」だけのことはありますね 教会脇には博物館も併設されていて入館料は1人80ペソ モンテ・アルバンやミトラなどの遺跡からの出土品・財宝類が展示されています
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昼夜問わず絶えず人が集まるソカロ 北側に大聖堂が立ち、他の3辺の建物には沢山の飲食店が軒を連ねます
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絶えず人が集まるソカロでは大道芸人やカラフルな土産物を売る露店が沢山見られました
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ソカロの北にどーんと鎮座するオアハカ大聖堂 1535年に建設が始められ、奉献までに200年近くかかっています 1521年8月にアステカ帝国が滅亡し、30年代にはメキシコ各地で教会が建ちはじめたということですね(最古の教会はクエルナバカ市の大聖堂 1529年より建設)
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サントドミンゴ教会と違い教会内は控えめ、中央には十字架につけられたキリストが置かれた祭壇がありました
1931年のオアハカ大地震で塔を中心に大きな被害を受けた後、修復されています -
入場無料が嬉しい切手博物館 場所はサントドミンゴ教会の裏手になります 営業10:00~20:00 基本無休
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名前の通りメキシコを始め世界中の切手がコレクションされています
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日本代表はハローキティの切手でした!!
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切手コレクターの方は必須ですがパティオが写真映えしますのでいい撮影ポイントになるかと思います(壁の大きな切手絵柄は定期的に変わるようです)
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同じく無料で見学できるテキスタイル博物館 場所は大聖堂から東へ2ブロックのあたり 10:00~20:00(日曜は~18:00で基本無休)
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テキスタイル専門の博物館でオアハカの織物だけではなく、メキシコ各地から集められた織物を紹介
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博物館の中庭にある赤レンガ壁がとても印象的
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ニョキニョキと高く真っ直ぐ伸びるサボテンが有名なエトノボタニコ・デ・オアハカ庭園 出かけてみたらガイド同伴ツアーじゃないと入れないとのコト
英語ツアーは催行曜日が決まっていて2時間のツアーが催行日に1回のみ
ツアー参加料1人100ペソ 英語ツアーは火火・木・土曜日の11:00~13:00(2時間ツアー)にて開催 -
今回は日程が合わなかったので断念 街中の背高ノッポサボテンを見つけて良しとしました
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以前使われていた水道橋がそのまま残されているマヌエル・ガルシア・ビヒル通り(Calle de Manuel Garcia Vigil) ローマ水道のようなレンガ積みの水道橋が結構な長さで保存されています
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水道橋近くの小路 小路ソロトル通り(Calle de Xólotl)にはカラフルなショップが並びとても写真映えするポイントとなっているのでお勧め
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マセドニオ・デ・アルカラ劇場 外観がとてもカッコ良かった1909年に建てられた元カジノ劇場 現在も現役で636名収容できる劇場は音楽やダンスのコンサートが開かれています(内部見学ツアー等はありません)
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ソカロの1ブロック南にあるベニート・フアレス市場 市場内には食料品や日常品を中心とした沢山のテナントが並びます
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プエブラで食べたモーレも売られていました
モーレは味噌と同じ色々な種類があるようです -
オアハカと言えばもちろんオアハカチーズ
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チャプリネスと呼ばれるローストしたバッタ バンコクでも食べましたが、長野の田舎でも佃煮にしてフツーに食べます
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11月20日市場 ベニート・フアレス市場のすぐ南にあるのでハシゴ見学可能
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民芸品、食料品、日用品と何でも揃っており、売っている物はベニート・フアレス市場と大差ありません
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この市場の魅力は市場飯
こちらのコーナーは煙が絶えず充満する焼肉コーナー 好きな肉をオーダーして焼いてもらいます 香ばしい焼肉の匂いと煙が上がるモクモクゾーン -
そんな中で頂いたのはメキシカンピザことトラユーダ(Tlayuda) 焼いたトルティーヤにオアハカチーズ、アボガド、トマトetcをトッピングしたモノ
やっぱりオアハカチーズが美味しい!! 具にチャプリネス(ローストしたバッタ)を加えるバージョンもあるとか -
オアハカの飲み物と言えばテハテ カカオの実、カカオの花、トウモロコシの粉、Mameyというナッツから作られる正にローカルドリンク
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紀元前からこの地に栄えたサポテカ文明の王族が宗教儀式を行う際に飲む特別な飲み物だった為、神の飲み物と言われています 因みに浮いている白い物は混ぜる際に出てくる油脂分
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本来ならグァヘ(Guaje)と呼ばれるひょうたんの器で飲むのがスタイルらしいですがフツーにプラカップで頂きました1杯10ペソ(約60円) 味は個人差によると思いますが1度飲めば十分という味でした 一昔の美味しくないプロテインみたい?
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もう一つのオアハカ名物がMAYORDOMOのチョコラテ オアハカ発祥の飲むチョコレートです
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お店で試飲させてもらえ、美味しかったので Choco Mioというシェイクのようなものを頂きました 20ペソ(約120円) こちらは甘くてフツーに美味しいのでリピートありデス!! テハテの倍の料金ですが飲むならやっぱりコッチ♪ Choco Mioを家でも楽しめる製品も売っているのでお土産にも最適
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ジェラートやシェイクも地元ブランドで食べられます オアハカは地元意識が強いので外食チェーン店は旧市街地内にはありませんが全然コト足りちゃいます
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雰囲気が良さげなカフェもアチコチにありオアハカもいい感じの街でした!! (夏は暑くて大変そうですが…)
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アジェンデやグアナファトではあまり見られなかった聖獣のアレブリヘ(木彫り彫刻)
オアハカ州サポテカ族の民芸品の1つだそう 映画リメンバー・ミーに登場した独特の彩色を放つ聖獣たちもいいお土産になりそう -
Barro Negro(バロ・ネグロ)と呼ばれる漆黒の陶器も近隣のサン・バルトロ・コヨテペック村から生まれたオアハカの特産品
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ガイコツの国メキシコは壁画アートもスケルトン
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3/10 現地にて周辺観光地を1日で回る日帰りツアーに参加
ツアーは10コース設定されており一番人気のコース エル・トゥーレ、織物工房、メスカル工場、 ミトラ遺跡、イエルベ・エル・アグア に行くツアーに参加しました
料金は1人180ペソ(約1030円)
9:30に宿泊先のAirbnbにピックアップでスタート -
エル・トゥーレから見学開始
入場料1人10ペソ(約60円)をツアー代とは別に払い入場します ※ツアー先の入場料・昼代は含まれていません -
エル・トゥールうんちく
樹齢:2000年超
幹回り:58m
高さ:42m
直径:14.05m
体積:816,829立方m -
他ではあまり見かけないこの巨木はスギ科ヌマスギ属のメキシコ・ラクウショウという木で豊富な水が不可欠なんだとか 乾燥化が進んでいる現在、この木は絶滅の危機に瀕しているそうです
ぱっと見た感じ複数の木が合わさったようにも見えますが1本の木というコトがDNA鑑定で照明されています -
ル・トゥーレと奥に建つサンタ・マリア教会 エル・トゥーレがあまりに大きいので近距離からでは木の全容を収めるのは不可能
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サンタ・マリア教会はオアハカのメキシカンバロック様式の教会と比べると随分可愛らしい教会でした
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11:35 タペテ(繊維)工房 自然素材と昔ながらの手法で染色・生地を織る伝統的な織物過程を見学できます
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伝統技法を受け継ぎ、糸の染色から布を織るところまで全て手作業で行います 観光客向けの説明をスペイン語に加え流暢な英語も操るハイブリットな職人さんでした
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色染めの原料は全て天然素材!! それぞれの色を出すためにどんな染料を使っているのか現物を見せながらレクチャー
マリーゴールド、ザクロ、木の根、植物の実、インディゴ、葉っぱ、ライム、サボテン等全て天然素材100% サボテンの表面にできる白い菌から生み出される色は意表を突く赤!! 色が変わる様は科学実験かマジックのようでした -
昔ながらの木製の器具を用いた糸紡ぎ、機織りも英語で説明しながら実演 おじさんの英語ばかり気になってしまいました 生活に必要とあれば上手になるのですね
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11:35 メスカル酒造工場見学 織物工房の次はテキーラと並ぶメキシコの国民酒メスカルの製造現場へ
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テキーラとメスカルの違い原料は共にアガベ テキーラが使用するアガベはブルーアガベ1種に対し、メスカルは50種以上のアガベを使用
またシャンパンやコニャックと同じように原産地呼称が認められており特定の州で生産されないと名乗れません メスカルは指定された9つの州、テキーラは更にその中の5つの州で生産されたものがその名を冠することができます -
メスカルの原料はアガベの葉を切り落としたピニャと呼ばれる球茎(蒸し焼き後)
ピニャを数日間蒸し焼き → 石臼で挽いて元となる液体を抽出 → 樽に入れて自然発酵 → 蒸留 という過程で造るそうな・・・ -
その後はメスカルの試飲ターーーイムッ!! (からの即売会)
お酒が弱い私たちはひと舐めで十分 -
13:45 ミトラ遺跡見学 入場料1人75ペソ(約430円)
ミトラ遺跡はサポテコ族がモンテ・アルバンを放棄したあと宗教の中心地として9世紀~12世紀にかけて栄えたと考えれており、壁に施された幾何学的モザイク模様が有名な遺跡 スペイン人の到来後も破壊されることなく比較的良好な状態で残されています -
はじめに見学したのは北の中庭
世界遺産として正式には、オアハカ中部渓谷ヤグルとミトラの先史時代洞窟にて登録 遺跡はほぼオリジナルの状態で壁の赤もオリジナルだとか!! サボテンのカビを使った染料でしょうか? -
石柱が建つホール 38mほどの細長いホールに、6本の石柱が等間隔で建てられており屋根には竹やシュロなどの取り外しのできる素材が使われていたと推定されています
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モザイクの中庭 司祭や位の高い人々の住居として使われていた建物とされ、幾何学的な模様がアチコチに施されています
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建物の敷居が低いので中に入る際には頭上注意
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建物内 小さく切断した石をモザイク調にはめ込んで色々な模様を表現しており、大地、空、羽毛のある蛇など14種類のデザインがあるそうです
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このモザイク模様は現在もサポテコ先住民の人々に使用されており織物や木工品の絵付けのデザインに見ることができます
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最後に南の中庭と地下墳墓 ここでは遺跡の地下にあるお墓に入ることができます
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広場にある穴から地下へ降り、その後しゃがんだ体勢で数m進むとモザイク柄が施された石室に到着
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外気に晒されていないせいか保存状態がすごく綺麗でした
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遺跡の近くには色々なサボテンが植えられてました 時間的に暑さのピークでメチャクチャ暑かったです 水分補充にペットボトル類は必須
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遺跡のすぐ南に建つサンパウロ教会 ミトラ遺跡の石材を利用して1590年頃に建造されています カラフルな文字の看板がここにもありました
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教会内
ミトラ遺跡を見学後15:00にやっとランチタイム
El Famoso Buffet & Mezcaleriaという郷土レストランでバイキング形式のランチ ここでの食事代もツアー代には含まれず2人で390ペソ(約2260円 飲み物代含む)とツアー代より高い料金を支払う羽目に…
他に食べる場所もなく、時間的にもお腹が空いていたのでここで食事を取りましたが食事内容は個人的には値段倒れだった気がします -
17:00 昼食場所から約20km離れた最後の観光スポット イエルベ・エル・アグアに陽が傾きかけた頃にようやく到着 1人60ペソ(約350円)
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土産品店等が並ぶ先の山の斜面を下りて行くと・・・
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開けた山の斜面に天然のプールが現れた!! と思いきや水は天然でもプールは人工物でした…
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イエルベ・エル・アグア(スペイン語で「沸騰する水」)の名の由来となる場所がココ 地中から泡立って湧き出る源泉の様子が沸騰した水のように見えたことからこの名前がついたとさ♪
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円形劇場とも呼ばれるこのプールは縁こそ石灰成分が付着していますが人工物でプールの周りにある無数の小さい水溜りが厳密に言うと本物の天然のプールです
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こちらのプールも人工物!! 大勢の人が浸かれる半円形のプールとこちらのプールは人工物なので絶景かもしれませんがシンガポールのマリーナベイサンズの屋上プールと同じ類? (使用水が天然水のが救い)
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プールの方が絶景と紹介されている場合もありますが正真正銘の絶景スポットはコチラの石化した滝 炭酸カルシウム含有量の高い湧き水が何千年もの年月をかけて石灰分を運ぶことで造り出されています
ハイキングコースがあり崖上、崖下へとアクセスできますがツアー内での短時間では無理なのでこちらから眺めて終わりました -
更衣室もあり水着を着替える場所には困りません(ツアー中で入るにはやはり時間的にキビシそうです) 全員が全員プール目的なら入ってもいいですがギャラリーも多いのでちょっと私たちにはムリです
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3/11(最終日) 近郊のモンテ・アルバン見学へ
私たちは旧市街地からシャトルバスサービスを利用してアクセス 11月20日市場から西へ3ブロック進んだ先にあるHotel Rivera de Angelから出ているLescas Co. Tourのシャトルバスサービスで向かいました -
料金は往復で1人60ペソ(約350円) 時間は行きが8:30~15:30まで1時間おき、帰りが12:00~17:00までの1時間おきでした
他にもこのホテルにある通りのAutobuses Turísticosという会社からも同じ料金・スケジュールでシャトルサービスがあるのでどちらを利用してもOK -
入場料は1人75ペソ(約420円) カメラ持ち込み45ペソとなってましたがノーチェックでした
営業時間は8:00~16:30ですが、昼から午後はかなり暑くなるので早めに行くのが吉デス -
中央アメリカ最古と言われるモンテ・アルバンが建設され始めたのは紀元前450~500年、高原地帯の盆地にある小高い山の上を平坦にして築かれました 季節になると白い花が咲き乱れたことからスペイン語の「白い丘」を意味するモンテ・アルバンと呼ばれていますがサポテカ族は「聖なる山」という意味のダニポアン/ダニパアアンと呼んでいたそうです
500~700年頃に黄金期を迎え、周辺に暮らしていた人は25000人までに増加 しかしその後800年以降はミトラなど新たな都市を築き段階的に放棄されていったとされています
そして衰退した後にやってきたミステコ人がモンテ・アルバンを埋葬の場として利用 遺跡からは現在までに170を超えるお墓が見つかっており、発掘されたお墓の中からは多数の美術品や、財宝が見つかっています -
マヤ文明の遺跡に見られるような球戯場 作られたのは紀元前200年頃と見なされメソ・アメリカの球戯場の中でも最も古いものされています
マヤ遺跡に見られる球戯場と同じH形をした球戯上ですがここにはボールを通す石の輪がありません こちらの方が古いことから球戯ルールが進化していったのかもしれません
球戯場のサイズは41×24m ちょっとした小学校のプールサイズです -
宮殿 モンテ・アルバン遺跡の黄金期に建造されたとされ、位の高い人の住居だったと考えられています
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階段部分でロープが張られ、宮殿内を見ることはできませんが隣のピラミッド遺跡の上から覗き込むように宮殿内の様子を見ることが出来ます
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天文台 この建物だけが他の建物と異なり他の建造物に対して45度斜めの角度に建てられています 春分・秋分の日に宮殿から見るとちょうどこの天文台に陽が沈むように建てられていることから天文台として利用されていたと考えられています
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別アングルから見るとまた別の建物に見えます 鏃の形をして先端(写真の左)が南西を指しています
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天文台の建物の周りには人の姿を描いた石版が埋め込まれており、モンテ・アルバンによって征服された他国の王が服従する姿だとされており征服石版と言われています
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南の大基殿
モンテ・アルバン遺跡の文字通り一番南に位置する遺跡最大のピラミッド(高さ15m以上、底辺100m以上)で最盛期後期の紀元後500~800年頃に造られたもの -
遺跡に登る階段は写真よりずっと急です チョルーラ遺跡の階段も急でしたが角度的な法則もあるのでしょうか?
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階段を登るとモンテ・アルバン遺跡の全体が見渡せます(少し奥の方へ行くとオアハカの街や空港も望むこともできます)
遺跡はご覧の通り日影が殆どありません 日中はかなり暑いので日傘があるとGoodです(無かったので。。。) -
階段の上には30m×30m 高さ6m程の小さなピラミッドがあります
モンテ・アルバンの後期に造られ、ティオティワカン柄の彫刻も見られることからティオティワカンの影響を受けていると考えられています -
モンテ・アルバン遺跡の最大の見どころの一つ 踊る人々のピラミッド モンテ・アルバン最古の建造物のひとつで300枚もの「踊る人」と呼ばれる石碑レリーフがあった場所
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現在は遺跡前の広場に石碑(レプリカ)が並べられていますが元々はこの建造物の壁面に埋め込まれていたもの
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コミカルに踊っているように見えたことから「踊る人」と呼ばれていますがほとんどが裸人で目を閉じたり苦しそうな表情をしており、なかには陰部から血を流している図柄があることから捕虜の拷問や死体を描いた見せしめ的なものとされています
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遺跡には小さな入り口があり、中に入ると壁にはめ込まれた状態の「踊る人々」の石碑があります
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壁に埋め込まれた状態の「踊る人々」の石碑
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コンプレックスⅣと呼ばれる建造物 あまり紹介されていませんが何となくガンダムのホワイトベースに似てたので…
比較的綺麗な状態の遺跡でタルー=タブレロ様式が見られることからティオティワカンの影響を受けた後期の建造物と推測できます -
コンプレックスⅣの隣に建つ石塔 戦さと天文観測に秀でていたサポテカ民族はこの石塔を太陽の動きを観察する目的で建てたと考えられており影の動きで時間、季節の移り変わりを観測したとされています
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球戯場からぐるっと回ってきて北の大基殿に到達 南の大基殿より古くこの階段はサポテカ様式 メキシコ古代文明最古の階段とされていま
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階段の下には複雑な図柄が掘られた巨大な石碑が立っています
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北の大基壇の上部には一段低くなった広場があります 中央には祭壇が設けられていることから宗教的な儀式が執り行われていたとされています 窪んでいる理由は位の高い人しか儀式や祭典に参加することができず、他の人から見られないような作りにしたためとか・・・
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北の大基殿の上にある一番高いであろうピラミッドから眺めるモンテ・アルバンの遺跡群 オアハカ盆地の中央に位置する様子がよく分かります
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北の大基殿の上にあるピラミッド 似たようなピラミッドがまだありましたが暑いこともありこの辺で遺跡見学はお腹いっぱいになってしまいました・・・
天気がいいと日陰のない炎天下にずっと晒されてしまうので2時間が限度です… -
最後は遺跡に隣接したモンテ・アルバン博物館へ (料金は入場料に含まれます)
暑さから解放されるので砂漠の中のオアシスのような存在 中にはカフェコーナーもあります♪ -
踊る人石碑オリジナル 博物館内で踊る人々のピラミッドにはめ込まれていた石碑のオリジナルを見ることができます 「踊る人」と言えば聞こえはいいですが「拷問を受けた人」ではネーミング的に引きますね
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暦が刻まれている石碑12号と13号 メソ・アメリカ文明最古の暦とされています どう読むのでしょうか???
モンテ・アルバン遺跡が最古の遺跡とされているのでメソ・アメリカに共通する365日暦と260日暦という2つの暦の体系を発明したのもマヤ族ではなくサポテカ族だったと考えられています -
発掘された人骨
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建造物の復元模型
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ジャガー被り物を被った像 踊る人々を生み出したサイヤ人戦士でしょうか 強そうでした!!
以上でオアハカ観光は終わり
夜行バスにて次の目的地へ向かいます
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