2021/01/08 - 2021/01/08
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fromatozさん
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貴船神社、鞍馬寺、赤山禅院、修学院離宮、下鴨神社を観光。
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叡山電鉄を使い貴船神社へ。本来なら最寄りの貴船口駅までいけるのだが、前年7月の大雨による土砂崩れの影響で市原駅までしか運行されていない。市原駅から徒歩数分の市原バスターミナルからバスに乗り換え貴船口へ。貴船口からは貴船神社までは京都市バスがあるのだが、始発時間より前に到着したため2km強を歩いた。
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冬の貴船神社といえば雪景色が有名。しかし、私が訪問した日は周辺に積雪も残っていたが、大した量ではなかった。それでも、早朝(8:00前)に訪問したこともあってか、人の写らない状態での写真が撮れた。
貴船神社 寺・神社・教会
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朱塗りの灯籠が並ぶ階段を登り切ると本宮の社殿。
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社殿前には、背後の山(貴船山)からの湧き水「御神水」が流れ出ている。
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そばを流れる貴船川には、正月飾りらしきものが数ヶ所で見られた。
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本宮と奥宮の間にある結社。
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奥宮。人がおらず日も射していないこともあり、寂しい雰囲気。
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凍り付いた苔。
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温度計はマイナス5℃を示している。
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本宮を少し下った場所にある貴船川対岸の鞍馬寺西門から入場し、鞍馬寺へ。入場後、ひたすら急な山道を登る。
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西門から標高差150m位登った場所にある魔王殿。お寺にはふさわしくないような、おどろおどろしい名前だが、魔王とは鞍馬寺(鞍馬山)で信仰されている宇宙の大霊、尊天の働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊のうちの護法魔王尊のことで、この場所にある岩場を、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝している。
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源義経は7歳頃から約10年間、鞍馬寺で過ごしたと伝えられており、義経堂、背比べ石、息つぎの水、義経公供養塔といった源義経にまつわる史跡が点在している。
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西門からの山道を約1.5km、標高差で約230m登り、約90m下って辿り着く本殿金堂。本殿の中に入り、脇にある階段を下ると、目が慣れるまでほとんど暗闇の空間(宝殿)がある。ここには信徒の清浄髪が入れられた小さな壷が無数、奉納されており、奥には千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊と思われる3体の立像が祀られていた。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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本殿金堂から階段、急坂を標高差約100m下った先にある由岐神社。樹齢約800年の大杉がご神木。毎年10月22日には鞍馬の火祭が行われる。
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由岐神社から標高差約50m下ると、鞍馬寺の正面玄関の仁王門(山門)。
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叡山電鉄鞍馬線の終点、鞍馬駅前には鞍馬山のシンボルでもある鞍馬天狗の巨大な顔の像が。鞍馬駅からの叡山電鉄は、前述の通り運行されておらず、近くのバス停からバスに乗って戻った。
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13:30から修学院離宮の参観予約をしているが、まだ時間があるため、近くの赤山禅院(せきざんぜんいん)を拝観。本堂は工事中。本尊の赤山大明神は、唐の赤山にあった泰山府君(道教の神)を勧請したもので、日本では陰陽道の祖神(おやがみ)とされており、平安京(皇城)の表鬼門(北東)の鎮守として祀られてきた。また、天台宗総本山の延暦寺の塔頭(たっちゅう)でもあり、神仏習合(神仏混淆)の文化を守り伝えている。
赤山禅院 寺・神社・教会
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赤山禅院の不動堂。延暦寺と赤山禅院を結ぶ雲母坂(きららざか)にあった雲母寺(うんもじ)の本堂と本尊・不動明王が移されたものとのこと。
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赤山禅院の拝殿の屋根に置かれた鬼門除けの猿。金網の中にいるのは、かつて夜になると暴れだし、いたずらを繰り返したため閉じこめたのだと言われている。
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修学院離宮の近くにあった禅華院の石仏。
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事前にインターネット予約をしていた修学院離宮を参観。ガイドの説明を受けながらグループで参観。まず、受付・参観者休所から近い下離宮へ。しかし、下離宮の寿月観では屋根葺替工事を行っていたため、この写真の御幸門の中には入れず。
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敷地は非常に広く、下離宮、中離宮、上離宮の3つの離宮(御茶屋)が松並木や田畑の中に点在している。
修学院離宮 名所・史跡
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下離宮、中離宮、上離宮の間に広がる田畑。
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中離宮の客殿。
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中離宮 客殿の庭園。
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上離宮の隣雲亭からの展望。
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松の剪定中。敷地内には、ものすごい数の植栽があるので、メンテナンスが大変そう。別の言い方をすれば、メンテナンスのコストはかなりかかっているものと思われる。これらに税金がどれだけ使われているのか分からないが、修学院離宮も桂離宮と同様に参観費(桂離宮は1000円)を徴収し、受益者に少しでも負担してもらった方がいいような気がする。と思って調べたところ、桂離宮は平成30年(2018年)11月から有料にし、1日の参観者定員数も210名から480名に増やしている。
宮内庁のホームページで閲覧できる概算要求書を見ると(概算要求額=予算額では必ずしもないため、併記されている前年度予算額を参照)、令和2年度の予算額で桂離宮券売機借上 2,244,000円、桂離宮苑地整備計画に伴う設計等 1,419、000円、桂離宮苑地整備 29,570,000円となっていた。有料化に伴い券売機を借り上げているようだが、2244名の入場で賄える金額。また、人件費らしい項目として、京都仙洞御所・離宮参観受付業務 31,890,000円、京都仙洞御所・離宮参観案内補助業務 19,892,000円というのがあった。これは、宮内庁が管轄している京都仙洞御所、桂離宮、修学院離宮を合計した額だと思われる。
また、修学院離宮関連では、修学院離宮景観林整備計画に伴う設計等 4,763,000円、修学院離宮景観林整備(第3次7ヵ年計画第4年度) 15,883,000円があり、今回、参観できなかった寿月庵の屋根葺替工事関連の予算として、修学院離宮寿月観柿葺屋根葺替その他整備 98,164,000円があった。なお、この予算は、令和3年度の概算要求には上がっておらず、令和2年度の単年度予算のようで、令和3年度の概算要求としては、修学院離宮隣雲亭ほか柿葺屋根葺替その他整備 99,396,000円が上がっていたので、令和3年度には、工事が始まるタイミングで、上離宮の隣雲亭は参観できなくなる可能性があることが分かった。
なお、決算を確認したかったが、決算資料を見付けることはできなかった。 -
麺屋 極鶏(ごっけい)でラーメンを食べる。鶏だく(800円)のスープは、スープというよりトロトロのソースという感じ。鶏肉がミキサーでかけられたかのような、ほのかにザラッと感がある非常に濃厚なソース。厚切りのメンマも味が染み込んでおり、噛み応えがある。欲張って、ソースも全て平らげたが、少し胃にもたれた。
麺屋 極鶏 グルメ・レストラン
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下鴨神社へ。
下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会
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えと(十二支)の守護神が祀られている言社(ことしゃ)。
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下鴨神社の周辺には糺の森(ただすのもり)という縄文時代から生き続けているといわれる森が広がる。
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下鴨神社参道入口近くにある河合神社は美麗の神として信仰されており、絵馬に自分の表情を描いて願いを託す鏡絵馬が奉納されている。
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京都御苑の敷地内を縦断。チャイルドシートに幼児を乗せた自転車が通ったり、犬の散歩やランニングをしている人も複数見かけたりして、地元の人の生活の場でもあることを実感。
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京都駅前。
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この日はとても寒く、高速バスに乗る前に、京都駅近くにある大正湯という銭湯に入浴(450円)。待ち時間の有効利用とバスに乗る前に冷え切った体がポカポカになり、なかなか良かった。
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