2020/01/20 - 2020/01/27
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伊東 ハト子さん
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この記事を書くことほぼ一年前。
コロナの脅威は報じられていたものの、「まさかね」なんていっていられたころ。
あれからまだ1年しか経っていないなんて、物凄く急激な変化を感じます。
さて、このバルセロナへの旅行は“ツアー”参加となりました。
過去の3回は一人旅だったし、大抵一人旅であるハトですが、今回はナント!“社員旅行”だったのです。正確には永年勤続褒賞旅行ですね。よくある、予算渡されてお好きにどうぞってやつでは無く、行き先はキッチリ決められておる(笑)。が、スケジュール全てフリータイムなのである。つまり、飛行機代と宿代と休暇の権利を頂いたというわけ。
それでもこのチャンスを逃す手はないので参加。
4トラベルの皆様には信じられないのかもしれませんが、こんな条件でも行かない人も居るのでした。
家族を参加させることができるので元キャリアウーマンの伯母(アラ80)を誘ったところ、2つ返事だったのでご一緒。
社員の中には新婚旅行を兼ねている人もいるし、親孝行の人もいるし、姉妹を参加というひともいるしで、社員と家族の人数は半々近く。合計20名ほどの団体でした。
旅全体のざっくりスケジュール:
1/20 成田発ヘルシンキ経由でバルセロナへ
1/21 半日観光
1/22~1/25 フリータイム
1/26 エルプラット発ヘルシンキ経由
1/27 成田帰着
この記事のスケジュール:
8:30出発
11:15モンセラット到着
12:10黒マリア様拝観
13:20下山のケーブルカー乗車
14:40バルセロナ行きに乗る
16:40チャペラでピンチョス
17:30お天気良いのでカサミラの写真撮りに行く
18:30夕食会
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 鉄道
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-
モンセラットへ行くので気合入れて早起き。といっても朝食で7:30なのだ。
ハトは相変わらずハマったメニューを。(おかわりで野菜も食べている)
下がハトの皿。クロワッサン、サラミ、テリーヌ風、パイナップル、クリームチーズ、スペインオムレツ(左端の黄色い四角形の)。
上の皿は伯母のもの。盛り付けがうまい。ソーセージ、ベーコン、ズッキーニ、トマト、レタス、スペインオムレツ、スクランブルエッグ。 -
カタルーニャ鉄道のエスパーニャ駅にて自動販売機でモンセラットの往復きっぷを買う。自販機は英語表記で頑張る。ロープウエー使用のものとケーブルカー使用のどちらかを選ぶ。さらにそれぞれランチ付きもある。ランチはビュッフェだと言うとSちゃんも伯母も「見てから」と言う。ハトはもちろん賛成。ロープウエーは以前乗ったので、勝手にケーブルカーコースに。(笑)あのロープウエーはまだ立ち乗りなのだろうか…
-
すごく晴れているのにモンセラットに近づくと雲が。
この、モンセラットへ向かう電車は混んでいて、それこそ立ち乗りだった。
東西線で通勤していた伯母は立ち乗りでも疲れを見せていなかったが、途中で現地の方が席を譲ってくださった。スペインはこの様な事がよく起きると思う。路線が長いと最初からは譲ってくれないが、地元の方達は“20分くらいづつ”という目安というかマナーがあるらしい。観光客はお構いなしに座り続けてしまうのだけど。
窓の外を眺めていられるのが救いだが、窓ガラスが結構汚い…日本の鉄道の素晴らしさを実感。 -
ケーブルカーの乗り換えは“争奪戦”のため、写真は無し。進行方向の左側が良い席だとは皆も知っているのだ。なんとが左側をゲット。窓側はアジア系先客が2人。通路挟んでの席の運よく空いていたので、伯母はそこへ座った(そして寝てしまうのだった。やはり電車で疲れてしまったのか。だが後は元気に動き回っていた)
モンセラットの頂上は雲に覆われていたので、ケーブルカーで上がっていくと、飛行機に乗ったみたいに雲の中を上昇していく。しばらく経つと雲の上に出た。
この眺めも飛行機と似ている。
晴れ渡っているが光が雲に反射してとても眩しい。
これじゃ外界が見渡せないかもとSちゃんと話つつも、「却ってレアかも」といって写真を撮っていたら、窓側の2人が「よく言えばそうですよね私たちも写真とっていこうっと」と言ってきたのでびっくり。日本人さん達だったんですね… -
ケーブルカー駅を降りてすぐ。
スッキリ青空。
そして名の如しノコギリ状の峰。
この山の形状がサクラダファミリアのイメージであるといわれている。 -
見物前にお手洗いへ。
ダイソン社のハンドドライヤーがあった。 -
聖堂前の広場の端っこから外界を眺める。
雲海が切れ始め、幻想的な感じ。 -
広場からのノコギリ。
それにしてもなぜここに修道院を作ったのだろう。
もっとも日本だって行くに不便な寺社はある。修行に良さげだったのかと思う。 -
さらに山頂を目指すカーブルカーもある。この日は運休。
以前も運休だった。 -
教会や修道院とは反対側を。
こちら側もなかなかの奇観。 -
教会の中庭へ。
床のモザイク模様のど真ん中がパワースポットと言われているが、現代アートが置かれていて、立てず。 -
教会正面。“黒マリア拝観”の列ができ始めていたので、並ぶ。
入場まで15分くらい待ったが、前から20人目くらいだった。これはスゴイ。 -
列が動き始めた。けれどもとてもゆっくり進む。
祈りの場なので、時間がかかるのだ。係員さんたちは決して「早くしろ」とか「止まらずにお進みください」などは言わない。
で、暇なので無駄に写真を撮ってしまう。
モンセラットは“文化財”の教会ではないので、結構新しい造り。(ナポレオンに壊されて建て直したため)壁が白いので装飾の金色がなおさら映えている。 -
黒マリア様に近づいている、階段。
モザイク画として描かれているのはもちろんキリスト教での聖人であろう。この辺りをもっと勉強しておけば興味深く見物できるのかもと思う。
信者さんだとありがたい通路に感じるのだろうか。 -
黒マリア様の部屋の天井。
金色のモザイクタイルがひときわ美しい。
黒マリア様の頭上に鳩の彫刻があるのですが、写真撮り忘れました。 -
ブレてしまった、黒マリア様。
またバルセロナに来れたお礼を。そして「また来ます」と。 -
Sちゃんも“玉”に触って願い事。
このお黒マリア様の裏側の礼拝堂は、今回は入れなかった。
そこはガウディ氏がちょっと関わっていた場所のだけれど。 -
黒マリア様拝観を終えて、堂内で休憩。教会の見物は座れてまったりできるので大好き。
団体さんがガイドさんに説明受けているのが聞こえてくる。近頃のガイドさんは説明にタブレット使うのね、と感心する。
黒マリア様拝観は25年前に来たときは堂内の右端に並んだものだった。
並んで待っている時間、堂内を見回したり、ステンドグラスを見たりとかできていたのにな。そのころも黒マリア様にガチでお祈りしている人が多く、列は遅々として進まなかった覚えがある。 -
黒マリア様のところをズーーーーム。
マリア様よりキリスト像が下の位置にあるのがモンセラットの特徴。 -
バルサの。
ファンではないし、サッカーはよくわからないのだが、最前列に有るところを見ると
重要団体なのだろうと思う。 -
広場に戻ると雲が切れてきている。
眺めが楽しめそうな予感。 -
展望台へ向かう。
-
アイスクリームではない。“マトチーズ”。ヤギのクリーム状チーズに蜂蜜がかかっている。クセをほとんど感じない。美味しい。
Sちゃんはチーズの盛り合わせを入手。
ここでモグモグ食べていると他の観光客も我も我もと買い食いを始めるので面白かった。
なぜここで食べる?それはここのあたりにはゴミ箱が完備されているから。
むしろ「ここで食べてね」ということではないだろうか。
展望台への道にはチーズなど地元産の出店が並んでいる。
値段はどこの店でもあまり変わらないので日本語ができる人の呼び込みについ乗ってしまう。 -
展望台。
とりわけ岩の上に張り出しているポイント。 -
展望台。手すりとか柵はない。
なので広々とした眺めが楽しめる。
野生の鳥が。 -
展望台からケーブルカー駅方向を。
“海外”っぽい風景だと思う。 -
モンセラットの裏側の眺め。
アルプス(フランス方面)が見えるような、見えないような。 -
教会、修道院の裏側?
ここは観光バスなどの駐車場になっていた。
バイクで来ている人も多数。
岩山のボリュームが真近で見ることができる。 -
カフェテリアを覗こうと広場の方に戻って歩いていると、頂上行きのケーブルカーが。
動いていると思ったら、点検運転だった。
カフェテリアを覗いたものの、混雑していたのと先ほどチーズを食べてしまったのでそれほどお腹が空いていない。
モンセラットのだいたいは観光したので山を降りることに。 -
帰りのケーブルカーは麓の駅で待つことになるけど、のタイミングの便に乗ったので、ほぼ貸切。
行きは雲があって写真が撮れなかったので、このタイミングで撮る。 -
岩山に沿ってクネクネと進む。
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下から昇りのケーブルカーが。
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麓の駅が見える。
小さな町、テラコッタ色はこの土地の色。 -
これが乗ってきたケーブルカー。
スペイン語で“クレマジェラ”という。 -
駅舎はこんな感じ。
同じホームにエスパーニャ広場行きが発着する。
ここで20分以上待つのだ。
接続がいいケーブルカーだと運が悪いと両方座れない。 -
エスパーニャ広場行きが来た。
到着したばかりのケーブルカー客でごった返している。
列に並ぶ習慣がないので、強気で乗り込まなければならないし、横入りしてくる某国人達をブロックしなければならない。
そしてこの位置で写真を撮るのは危険行為だったかも。日本だったら絶対に警笛を鳴らされまくっていたであろう… -
無事に電車の席を確保し、爆睡。
席の譲り合を知っているので途中で立とうとしたが、帰りとしては時間が早いせいか地元民は少なかった。
エスパーニャ広場駅に着いたら
3人とも少し小腹が空いてしまったので、やっぱりチャペラさんへ行くことにした。
今回はお天気が良くて暖かいので(モンセラットから帰ってきたので余計に暖かく感じた)せっかくなのでテラス席へ。 -
テラス席の方がお値段が少し高いのだ。
メニューを兼ねたランチョンマットの色は緑色。店内版は赤なのだ。
お値段が高いといっても、1.2倍くらいかな。
この日の担当ウエイターがちょっと態度が悪い人で、飲み物とスイーツのメニューを持ってきてくれなかった。←とはいえ、スイーツは食べないであろうだったが。 -
左のお皿。左からボケローネス、スペインオムレツ2種。
右のお皿。クロケッタ。
全てピンチョス。 -
手前、豚のグリル
奥、ビーフの煮込みのハンバーガー風 -
チャペラさん。
左のカウンターに人が座っているけど、前回座ったのがその辺り。
チャペラさんはチェーンのピンチョス屋さんなのでカタルーニャ広場周辺などでも見かける。グルメ情報では味はイマイチと書かれていたりするし、ウエイターさんの当たり外れもあるが、グラシア通りのここのお店は観光に便利だし、何よりたくさん食べられないハトたちにはとてもいいお店だった。お手洗いも綺麗だし。
せっかくテラスに座ったので、まったりする。
ハトたちが座っていると、観光客、とりわけ東洋人がわらわらとテラスに入ってくる。
わかる。
人類、考えることは皆同じ何だ、多分。 -
小一時間まったりして、グラシア通りを再び歩く。
お天気が良いので、やはりガウディ建築も晴れで撮りたいのだ。 -
やはり並んでいる…
次回こそは!!←いつになるのだろうか(笑) -
カサミラも。
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ここも特徴ある。
ここは裏で、表も見応えあると知ったのは帰国してから。 -
そして本日も夕食会。
明日が最終日なので、希望者による夕食会は本日が最後。なかなかの人数が集まった。
やはりポブレノウの通りを歩く。 -
-
サングリア。人数が集まれば、オーダーしやすい。
-
左、クロケッタ、右手前、パンの炭火トースト(アリオリソース)
奥、パタタスブラバス。ここのは2種類のソースがべつべつにかけられていた。 -
アスパラガスとベーコンのグリル。
ワイルドな盛り付け。 -
タコとポテトのグリル。
バルセロナは海が近いから、タコも食べる。柔らかくてとても美味しかった。
石板のお皿は昨日や一昨日のレストランでも使っていたから、流行っているのかも知れない。 -
お肉系も。こっちはポーク。
お肉はたいていポテトが付いてくる。
奥にはちらりとペンネのカルボナーラが。 -
こっちはビーフ。
つけあわせのトマトのグリルを独り占めにして、大満足のハト。 -
チーズケーキ。チョコ味のスポンジが土台。
このケーキは3人で食べた。 -
エスプレッソ。
コーヒーの量に対して砂糖がでかい。これでもその昔より小さいパッケージ。 -
カフェオレと。
カフェオレはスペイン語で“カフェコンレチェ”という。
スペインはミルクも美味いので、カフェオレはおすすめ。
もちろんお砂糖はたっぷり付いてくる。近年はダイエットシュガーも頼めば持ってきてくれるようだが、騙されたと思ってタップリお砂糖入れると別次元の美味しさが。
クセになる。
今日はこれまで。
明日は最終日。サクラダファミリアの外側をゆっくり観に行くのだ。
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