2014/04/17 - 2014/04/19
1590位(同エリア4371件中)
まさとしさん
10年ぶりに沖縄に行くことにした。前回は石垣島だったが今回は宮古島に行くことにした。
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【4月17日(木)】
6時25分発沖縄行き。
沖縄までは2時間40分。B777-200で機内は半分以下の搭乗率だ。
那覇空港での乗り継ぎだが、航空会社がJALからANAに変わるのでやっかいだ。しかし乗り継ぎ時間は50分ほどあるので問題ないだろう。
預け入れ荷物はダイレクトで宮古島まで預かってもらえるが、搭乗券を那覇空港で新しく発行してもらうため一度出発ロビーに出なくてはならない。そしてANAの有人チェックインカウンターで手続きを済ますことになる。そして荷物は預かってもらっていることを告げなくてはならない。
今回国内線でJALとANAを乗り継いだ場合どうなるのか試してみる意味もあったが、想像以上にめんどくさいことがわかった。
やはり同じ航空会社グループ間での乗り継ぎが無難だ。帰りはトランスオーシャン航空とJALの乗り継ぎなので問題ない。
ANAの宮古島行きに乗り継ぐことになる。アメリカン航空の特典航空券は羽田と那覇の往復のみなので那覇から宮古島へは別に航空券を買い足している。
今日乗ることになったANAのフライトはスカイマークの運行時間と重なるため3900円という格安フライトだ。基本的に割引運賃でも1万円くらいかかる那覇から宮古島のフライトだが、スカイマークと重なる一日数本は格安料金で乗ることが出来る。
そのため当然機内は格安運賃を知っている乗客で満席だ。
4月の沖縄の天候は安定している。
5月に入ると梅雨になり、それ以降は頻繁に台風が到来してくる。また3月より早いと西高東低の季節風の影響で湿度が高く、案外雨も多くて涼しくため快適とはいえない。
なので4月の沖縄はまさに1年を通して最高のシーズンといえるだろう。
そんな沖縄の宮古島には10時45分に到着した。那覇から40分のフライトだ。 -
真っ青な海と白い砂浜が広がる宮古島に着陸。
宮古島は山がなく、海に注ぐ川もほとんどないので島全体の砂浜が美しく、日本で一番美しいビーチが至る所に存在する。 -
宮古島空港には日本トランスオーシャン航空(JALグループ)の旧社名「南西航空」塗装の機体を見ることができた。
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宮古島には10時45分に到着した。那覇からはB737を利用。
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沖縄風のモダンな宮古島ターミナル。
今日の宮古島は晴れているが比較的雲が多い。
到着初日は一通り島の名所を一周することにする。まずきとりあえず北の方へ向かうことにした。
宮古島の北端に隣接する池間島というのがあり橋で渡ることができる。この島へ向かうことにしたが、昼時ということで途中食事をすることにした。
宮古島の北端の集落に「すむばり」という食堂がある。この島の名物のタコ料理を食べることができる。 -
ここで「すむばり丼」というのを注文した。
もずくやタコや人参などの上に温泉卵が乗っていて900円。
悪くはないがタコ丼や海ぶどうの入った磯丼の方が美味しかったかもしれない。 -
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池間大橋。池間島側から撮影。北部に向かうにつれて天気が悪くなってきた。
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池間島周辺を航行する大型フェリー。素朴な感じの池間島を一周して島を離れることにした。
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岬には風車が立ち並んでいる。
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西平安名崎から池間大橋を眺める。
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宮古島は三角の形をしている。続いて島の南東部に位置する「東平安名崎」を目指すことにした。
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岬に近い東海岸の南部には美しい海岸がある。
その一つが新城海岸だ。 -
高台から坂を下ったところに海岸が広がり、周辺には町もなく隔離された隠れ家的ビーチだ。
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新城海岸へ下る。珊瑚礁の広がる青い海が美しい。
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新城海岸は日本有数の美しいビーチとされる。しかし砂浜自体は小石も多く、それほどでもない。
ひっそりとしてのんびりできるので雰囲気は悪くはないのだが。 -
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新城ビーチのすぐ近くに吉野海岸というビーチがある。ここは宮古島では珍しく駐車場代がかかる。一台一回500円だ。吉野海岸はシュノーケルには最高のローケーションなのかもしれないが、今日は海に潜る気はないので海岸に入るのはやめておくことにした。
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宮古島南東の先端に当たる「東平安名崎」。
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干潮時ということで海底が露出している。
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東平安名崎の灯台。
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東平安名崎の沖合には干潮時だけ姿を見せる「パナリ干潮」。
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宮古島周辺では「八重干潮」が有名だが、このような干潮時のみ姿を見せる珊瑚礁の島はほかにもあるようだ。
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東平安名崎の沖合に姿を現したパナリ干潮。
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現在地。宮古島市だが、旧城辺町に位置する。
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城辺の旧町庁舎。現在は宮古島市の城辺庁舎。
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非核宣言。
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JAおきなわの城辺支店
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一度宿に向かうことにした。ちなみに今回の宿泊先は宮古島市の旧下地町に・与那覇地区に位置する「宮古島ゲストハウス」だ。
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1泊3500円。
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徒歩3分のところにある最寄りのバス停。
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平良へ向かう幹線道路沿いにはイオンもあり、何の不便もない。
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宮古島で1,2を争う、美しいビーチとされる砂山ビーチに行ってみた。宮古島の中心都市である平良から少し北に向かったところにある。
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砂山ビーチでは波で浸食されたアーチ状の珊瑚礁の岩が有名だ。
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早めの夕食は沖縄そばの店に入ることにした。「古謝そば」。
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炊き込みご飯とソーキそばのセットで850円。
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日本一美しいビーチが宿泊先の宮古島ゲストハウスから一キロほど行った場所にある。
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与那覇前浜ビーチがそれだ。旅行クチコミサイト、トリップアドバイザーによる2014年のランキングで二位以下は次の通りです。
1位:与那覇前浜ビーチ/宮古島・沖縄県
2位:コンドイビーチ/竹富島・沖縄県
3位:白良浜海水浴場/白浜・和歌山県
4位:ニシ浜ビーチ/波照間島・沖縄県
5位:はての浜/久米島・沖縄県
6位:ニライビーチ/読谷村・沖縄県
7位:新城海岸/宮古島・沖縄県
8位:砂山ビーチ/宮古島・沖縄県
9位:阿波連ビーチ/渡嘉敷島・沖縄県
10位:奥間ビーチ/国頭村・沖縄県
何を基準にベストなのかはわからないが日本一というのは惹かれるものがある。 -
で、これが与那覇前浜ビーチ。時間帯や角度で砂浜の印象は変わってくる。
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与那覇前浜ビーチの前にかかり来間大橋。この橋を渡り来間島に向かった。
これで宮古島に隣接する橋でつながる二つの小島に上陸したことになる。 -
来間島もサトウキビ畑が広がる素朴な島だ。
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島の裏には素朴なビーチがある。
来る間島最大の「長間浜」へ。 -
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再び与那覇前浜。夕日のスポットでもある。
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【4月18日(金)】早朝の与那覇前浜に行ってみた。今日もいい天気だ。
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朝食はマクドナルドでビッグブレックファースト。ソーセージエッグマフィンを解体しただけだが、ボリューム感がアル。499円。
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続いて朝の砂山ビーチへ向かった。個人的にはこの砂浜が一番美しいと感じる。
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今日は伊良部島へ渡ることにする。伊良部島も宮古島市の一部として吸収合併され、もうすぐ建設中の伊良部大橋も完成して宮古島と車で行き来できることになる。
なのでこのフェリーは残念ながら廃止となってしまう。 -
伊良部島へは何種類かの船が出ていて、その中で1日四往復している一番料金の安いフェリーで原付バイクを伴って乗船することにした。原付込みの往復運賃は1100円だ。
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船室の様子。わずか25分の船の旅だ。
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伊良部島へは高速船も出ており1時間に2本ほど運行され所要時間は10〜15分だ。伊良部島から平良に通っている人も多いようだ。
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平良港を後に。
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建設中の伊良部大橋。この橋が完成するとこの船も必要なくなってしまう。
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伊良部大橋は全長3540メートルで、完成すれば新北九州空港連絡橋を抜き、通行料金を徴収しない橋としては日本最長となる。
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小さな白い砂浜。
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伊良部島の拠点は佐良浜港。旧伊良部町役場はここではなく島の内陸にある。
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佐良浜港で下船。
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伊良部島もなだらかな平らな島だ。島の中央にある一本松。
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伊良部島の西に隣接する下地島。ほぼ地続きになっているこれらの島の境目に佐和田の浜というのがある。遠浅で干潮時ということもあり全体的に干上がっている。
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佐和田の浜には「魚垣」という伝統的な漁法が用いられている。
石干見(いしひみ、いしひび)とも呼ばれ干潟などの遠浅の海岸に石を積み上げ、潮の干満で石積みの内側に取り残された魚介類を捕る伝統的な漁法だ。 -
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佐和田の浜の先には下地島空港の設備が見える。
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伊良部島に隣接していて道路がつながっている下地島にある下地島空港。
3000メートルの滑走路があり、大型機の離発着が可能だ。しかし1994年に南西航空(現トランスオーシャン航空)の那覇線が撤退して以来定期便の就航はない。
現在は民間パイロットの訓練専用空港として扱われているが、現在はそのパイロット養成訓練も小型機に限られ、かつてのようにジャンボ機が頻繁に離着陸する姿を目にすることはなくなった。不況で大手航空会社が独自にパイロットを養成することができなくなったからだ。
なのでこの日、空港滑走路は全く飛行機の姿はなく、ひっそりとしていた。 -
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着陸誘導路。
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下地島空港の裏にあるビーチ。空港の建設に伴って埋め立てられ事で砂が堆積しこのような美しいビーチが形成された。手入れがされてないにもかかわらず不純物のない砂浜はまさに世界一と行って過言ではない。これ以上のビーチはモルディブあたりでもお目にかかるのは難しいだろう。
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空港以外観光名所のない下地島で有名なスポット「通り池」。
池は底が海とつながっていて神秘的な色を醸し出している。 -
下地島の中の島ビーチ
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下地島から伊良部島に戻る。
島の境目は川のようだが潮の満ち引きもある海だ。 -
伊良部島を代表する砂浜「渡口の浜」
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宮古島へ架かる伊良部大橋への表示。しかし橋はまだ完成していないのだが。
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伊良部島の中心部。仲地地区。旧伊良部町役場はこの近くにあり、町の中心には信号もある。
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港がある佐良浜へ向かう途中、ファミリーマートがあった。しかし24時間営業ではない。また後ろには徳州会病院もある。
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伊良部島で一番標高が高い丘にある牧山展望台からの眺め。眼下には完成間近の伊良部大橋が見下ろせる。
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沖縄の家の石垣には「石敢當」(いしがんどう、いしがんとう)などの文字が刻まれたものを頻繁に目にする。中国が発祥で魔よけの意味がある石標だ。
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佐良浜地区の外れにある「サパ沖井戸」。
昭和41年まで水道がなかった佐良浜地区の井戸があった場所だ。130段近くの階段を下って水をくみに行かなくてはならず、ここの住民の水の確保は大変だったようだ。 -
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サバ沖井戸周辺の眺め。
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サバ沖井戸の崖から見下ろしたリーフエッジが見事だ。
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水面の上からでも熱帯魚が見られる。
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伊良部島と下地島の観光を一通り終えて宮古島へ戻ることにした。帰りも往路と同じ船会社のフェリーを使うことになる。途中で高速船に追い抜かれた。
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伊良部島では何も食べなかったので宮古島のイオンタウンでラーメンを食べることにした。沖縄とは関係ない北海道ラーメンの店に入ることにした。
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今日も与那覇前浜に沈む夕日。
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スーパーではお茶やお菓子など沖縄限定商品が多い。
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【4月19日(土)】
宮古島最終日。朝の与那覇前浜ビーチと宮古島ゲストハウスで無料で借りた原付バイク。ガソリンを満タンにして帰れば問題ない。 -
この日、東京から到着するG氏夫妻と合流するため、ゲストハウスの送迎車で空港前の日産レンタカーの営業所まで送ってもらった。
そして予定通り11時にG氏夫妻が到着、レンタカーで出発する。
まず与那覇前浜ビーチに向かった。ここは何度も来ているので写真は省略します。そして来間大橋。 -
前浜ビーチの対岸にある来間島に渡り、ここで竜宮城展望台というのがあるので行ってみた。3日目にして始めてきた。ここからの眺めはすばらしく、来て良かったと思った。 -
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その後G氏夫妻の宿泊先である宮古島最高級の「シギラベイサイドスイートアラマンダ」に向かった。宿泊施設は宮古島南部に広い敷地を有する。
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ブールヴィラというタイプの室内は豪華そのものだ。
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各部屋には大きくはないがプールが備わっている。
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目の前の池にはウミガメが泳いでいた。
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こちらは宿泊客なら誰でも使えるプールだ。
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シギラベイサイドスイートアラマンダのゲート。部屋だけ見せてもらってG氏と島観光に出ることにした。しかしほとんどの場所に行ってしまったし帰りの飛行機まで時間がたくさんあるわけではない。
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なのでホテルに近い南部にある「うえのドイツ文化村」に行くことになった。
なんで宮古島にドイツのテーマパークがあるのかというと1873年(明治6年)7月、1ドイツの商船が台風に遭遇して漂流したのち宮古島の南岸へ流れて座礁した出来事があり、この船を救出し遭難者たちを手厚く看護したのち帰国させたことに感謝され、ドイツとの友好の意味が込められ1996年にオープンした。 -
敷地内の入場は無料だが閑散としている。中心部にはメルヘンなお城が建っている。
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敷地内に「キンダーハウス」といのがあり、入場料210円かかるが興味深いものがあるので入ることにした。
それはベルリンの壁だ。 -
未だベルリンは訪問したことがない。なので壁の実物を見るのは初めてだ。
写真は展示していた東西分断時代のベルリンの写真。 -
ベルリンの壁崩壊の前と後。
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そしてこれがベルリンの壁。西側の壁は落書きだらけだ。
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しかし東側の壁は落書きもほとんどない。近づくだけで銃撃されたのだからムリもないだろう。
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ベルリンの壁以外にもドイツのからくり時計(写真)、ドイツのおもちゃなども展示されていた。
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飛行機に乗ってしまうと東京まで食事ができない。なので宮古島のガイドブックに必ず出ている「ダグスバーガー」というハンバーガー屋に行くことにした。
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注文したハンバーガーは肉汁たっぷりで美味しいが値段設定が高めで地元の人はあまり来ないような感じだ。
ちなみにこのセットで1600円。ヨーロッパ並みの料金設定だ。
G氏に宮古島空港まで送ってもらうことになった。
空港周辺の交差点の信号がすべて消えていたのには少し驚いた。沖縄の人は運転がのんびりしているからそれほど混乱を感じなかったが、運転の荒い愛知県や北海道だったら確実に事故が起こっていただろう。 -
帰りも那覇経由で羽田に戻ることになる。
航空会社はJALグループのトランスオーシャン航空なので搭乗手続きは羽田まで通しででき、乗り継ぎもスムーズだ。
往路同様スカイマークと時間帯がかぶるため、3900円の格安フライトだ。 -
那覇空港に到着したトランスオーシャン航空。
那覇空港で乗り継ぎ、21時には羽田に到着した。
宮古島の気温は30度近くあったが、羽田の気温は11度と寒い。気温の変化に今更ながら日本は広いと感じる
【 お わ り 】
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