2020/11/23 - 2020/11/23
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海外旅行もできない状況なので、「海外に一番近いところ」ということで、対馬に行くことを計画しました。
そのついでに、壱岐、宗像もめぐって、それぞれは正直なところ駆け足になってしまいましたが、
事前に調べていたよりも、古代の生活や信仰などに触れた旅になりました。
2020年11月20日(金)ー11月23日(月・祝)
20日 ①出発、福岡から宗像、筑前大島 福岡(泊)
21日 ②日帰り壱岐の島 福岡(泊)
22日 ③対馬へ、上島南部と下島 対馬(泊)
★23日 ④上島、対馬から福岡経由帰宅
GoToトラベルもさることながら、国境離島に関する助成や、訪日韓国人の減少に伴う措置など、訪問客にいろいろなクーポン施策がとられているのも後押しとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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対馬下島の小茂田の民泊で朝を迎えました。
小茂田イルソーニョの朝食がすごかった・・・
タイのチーズ焼き、煮アナゴ、卵焼き、朝から豪勢です。 -
卵スープもとてもおいしい。
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飲み物はバナナジュース。
なんとも健康的な朝食です。
今日は北のはずれまで行かなくてはならないので、早めに出発です。 -
まずは小茂根の浜辺に来ました。
ここは元寇がはじめて襲来した場所で、対馬の軍勢は激戦の末全滅したそうです。
対馬の武将宗助国がその戦いを指揮し、命を落としたそうです。
ここに立つ小茂田浜神社のご祭神となっています。小茂田浜神社 寺・神社・教会
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普段はあまり人気がないようですが、今日は勤労感謝の日、つまり新嘗祭なので、関係者や宮司さんが準備をしていました。
小茂田浜神社 寺・神社・教会
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神社のそばは小茂田港です。
ここから朝鮮半島との間の海峡で漁をしているのでしょうか。
活気ある港の雰囲気です。
小茂田を後にして、一路北を目指します。
万関橋を渡って昨日に続き上島へ。そして天気もいいので和多都美神社へ再訪です。 -
天気が良く海の青さが目立ちます。
和多都美神社の海の鳥居は、本当はもう1つ奥にあるのですが、そちらは10月の台風で倒れてしまいました。
それでも絶景です。和多都美神社 寺・神社・教会
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倒れてしまった鳥居の足が見えていました。
だんだんと潮が満ちてきています。
神社を後にして、すぐ近くの烏帽子岳展望台に上ります。和多都美神社 寺・神社・教会
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烏帽子岳展望台からの浅茅湾と朝鮮海峡。
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リアス式海岸が美しい浅茅湾。
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瀬戸内海っぽい雰囲気も。
こんなに海が複雑に入り組んでいるところは見たことありません。 -
いつまで眺めていても飽きない眺めです。
条件が良ければ朝鮮半島も見えるとのことですが、双眼鏡でうっすら見えました。 -
烏帽子岳山頂の展望台。
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烏帽子岳の駐車場を超えた林道の終点。
ここに停めて歩いたほうが展望台はアクセスがいいようです。 -
烏帽子岳から和多都美神社に戻って、海の鳥居の近くにある玉ノ井へ。
いろいろ伝説の残るところだそうです。和多都美神社 寺・神社・教会
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玉ノ井の前は美しい真珠が浜。
海はかなり中に入っているので、静かです。
さらに島を北上します。
次に目指すは目保呂ダム馬事公園です。和多都美神社 寺・神社・教会
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途中の峰町でマラソン大会に遭遇。
みんなここに集まっているのかと思うほどの人出でした。
楽しそう! -
日本在来種の対州馬の引馬をしようと思いましたが、全く人気がなく連休なのにお休みのようです。
厩それでも舎にはたくさんの対州馬がいました。 -
在来の馬は小さめといいますが、目の前だとやっぱり大きいです。
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1党だけ馬場に出ている馬がいました。
寂しがり屋のようで、近づいてきてくれました。
壱岐ではイルカがお休み、対馬では馬がお休み。
実はもう一つ残念なのは、コロナで対馬野生生物ほどセンターがお休みで、ツシマヤマネコに会えませんでした。
動物には縁のない旅です・・・。
さらに北に向かって進みます。 -
対馬の最北端に近いところに、韓国展望所があります。
プサンまで50㎞を切るところで、広間は勿論、夜は夜景がみられるとのこと。
今回対馬を旅先に選んだのは、海外旅行に行けないなら、外国が見えるところに行こうという動機でした。
ここがまさにそこです!韓国展望所 名所・史跡
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港の奥の島に航空自衛隊の施設が見えます。
その奥にうっすらと韓国プサンの町が見えています。韓国展望所 名所・史跡
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水平線の奥に見えているのは、ビル群でした。
方向的にはマンション群かな?
さすがに肉眼ではうっすらとですが、双眼鏡や望遠レンズでははっきりと見えました。韓国展望所 名所・史跡
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展望所からは鯛浦集落が見下ろせます。
このあたりはヒトツバタゴの群生地で春に花が咲くそうです。韓国展望所 名所・史跡
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対馬北部にある比田勝港国際ターミナル。
プサンからのジェットフォイルが着くところです。
昨年からの訪日客激減とコロナの影響で、ターミナルには船が来ていません。
なので、非常に寂しい状態でした。
数年前まではここにインバウンドのお客さんが相当数いたはずです。 -
まさに空っぽ。
トイレを借りに入りました。
兵どもが夢の跡といったところでしょうか。 -
一路対馬空港に向かって南下します。
対馬は思っていたよりもかなり大きくて、南北車で2時間以上かかります。
南下する道はメインの国道ではなく東側の道を選びました
車通りが少なく、静かな町や自然を通ります。
途中もみじ街道と呼ばれる道もありました。対馬きっての紅葉の名所だということです。
緑を背景に道沿いのもみじがきれいに黄葉していました。 -
琴の大銀杏です。
残念ながら葉は落ちてしまっていました。 -
空港に戻るには少し早いようなので、気になっていた「小船越」を寄り道です。
浅茅湾の深く入り込んだ地峡に2つ運河が作られ島が分断されていますが、かつては大船越、小船越という地峡部でを歩いて対岸に渡っていたそうです。
船自体も陸揚げして渡っていたとか。
大船越は運河が開削されていますが、小船越はそのころの風情が残っています。
写真は小船越の峠です。奥が朝鮮海峡側で、陸部分は200mほどで小さな峠を越せば対馬海峡側の海に出られます。 -
朝鮮海峡側の入江です。
かなり深く入り込んでいるので、森の中の湖のようです。
大型船は入れないでしょうが、小さい船に乗り換えたのでしょうか。
朝鮮通信使もここで陸に上がり、歩いて渡ったそうです。 -
これが海とは不思議です。
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朝鮮通信使になったつもりで、陸に上がって小船越を越してみます。
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対馬海峡側は小船越集落で、民家を抜けると、すぐ港で酢。
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こちらが小船越港。広々とした湾です。
こうやって朝鮮通信使は都を目指したんですね。 -
集落の背後の山に阿麻氐留神社があります。アマテル、つまりアマテラスでしょうか。
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社殿は簡素なものですが、今でもきちんと守られている雰囲気がありました。
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神社から小船越の港を眺めます。
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バス停小船越。
歴史ある地名です。 -
小船越にある梅林寺の本堂。
欽明天皇の時代に仏像が百済から献上され安置された場所とされ
日本最古の仏跡と言われています。
対馬はやはり日本の玄関口だったことが分かります。
こんなにも重要な位置にある島で、歴史的な場所なのに、あまりそういう知識がなかったことが不思議なくらいです。 -
さらに空港方面に戻り、万関橋から対馬海峡方面を望みます。
船がちょうど運河を抜けていくところでした。 -
こちらが朝鮮海峡側。浅茅湾が深く入り込んでいるため、山に入って行くような雰囲気です。
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きれいな赤の万関橋。
夕方になったので、対馬空港でレンタカーを返却し、空港へ。 -
空港ではクーポンを使うため、いろいろと地元のものを買い込みました。
そしてまたプロペラ機に乗り込み、対馬を後にします。
壱岐も日帰りではちょっと物足りなかったですが、対馬も2日では物足りない感じです。
あらためて花の時期に来てみたいところです。対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港
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飛行機からは壱岐の島が見えました。
福岡空港で羽田壱岐に乗り換え、対馬海峡の島旅もこれで終わりです。
古代とか神様とか、そういうものをずいぶん意識させられた旅、想定以上でした。
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