
2020/12/22 - 2020/12/22
116位(同エリア397件中)
さいたまさん
この旅行記のスケジュール
2020/12/22
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スキップシティを訪れました。
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与那国島のおじぃーの家を思い出しています。
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与那国島のレンタルバイクを利用したことを思い出しています。
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この旅行記スケジュールを元に
川口の上青木にある放送衛星管制センターに行ってきました。巨大な管制アンテナが林立していました。
放送衛星管制センターについて良く知らなかったこともあり、今回の訪問は、大変ためになりました。
そもそも放送衛星と通信衛星との違いも理解していなかったこともあり、すべてが、勉強の対象になりました。
放送衛星は、Broadcasting Satelliteの略で、BSと略記されています。
衛星放送専用に、設計・製作された人工衛星です。
広義には、通信衛星(CS)の一分野として位置づけられています。
衛星放送は、通信衛星の通信とは違い、一方向の放送である点が特徴で、テレビ放送やラジオ放送としての利用が大部分となっています。
放送衛星の基本的な機能は、通信衛星と同様で、搭載した中継器(トランスポンダ)で、地上から送信(アップリンク)した電波を受信したのち、別な周波数に変換し、地上に向けて再送信する(ダウンリンク)ことが主たるものです。
通信衛星との違いは、使用目的が全く違うことですが、送信出力や使用する周波数帯、カバーする地域、所有者や法的な位置づけが異なります。
一言で言うと、通信衛星は、特定の通信事業者間の通信に限られていますが、放送衛星は、不特定多数の視聴者に、広く、番組放送を受信できることを目的とする衛星を使った放送です。
このため、静止衛星を利用して、常続的に放送電波を発信しています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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衛星放送は、地上放送に比して
1 効率良く広域に放送ができる。
2 大容量の情報伝達力がある。
3 災害時に強い。
4 電波が建物や地形の影響で乱れることがない。との特性があります。 -
従来の放送は、地上放送と呼ばれ、放送電波は、地上の電波塔から送信されていました。
地震等で、地上の施設が被害を受けることもありました。 -
衛星放送は、赤道上の静止衛星からの放送電波を受信し、番組を視聴します。
放送用の静止衛星は、東経110度の赤道の上空を、地球の自転と同じ速度で飛行しています。 -
衛星放送は、地上放送電波の届かない山間部や地球の水平線の向こうの離島にも、
電波を送信できます。
災害にも、強いです。 -
静止衛星は、便利ですので、赤道上空は、利用する衛星で、混み合っています。
国際的な取り決めがあり、衛星の衝突等を防止しています。 -
現在の赤道上空には、
約200個の通信衛星を含め、放送衛星等が、約800個あると言われています。
過密状態なのでしょうか?(管制がしっかりしていれば、問題ないようです。) -
なぜ、日本の放送衛星は、ボルネオ島の赤道上空を飛行しているのでしょうか?
日本の衛星放送契約者のアンテナは、西南方向を向いているのでしょうか?
衛星放送が開始された時期の蓄電池の蓄電機能に鍵があります。 -
今回訪れた川口の放送衛星管制センターのアンテナです。
背景の遠くに、ほぼ東西方向に走る外環自動車が見えます。
放送衛星管制センターのパラボラアンテナは、ボルネオ島の赤道上空の放送衛星を睨んでいます。(南西の方向です。) -
巨大なアンテナは、ボルネオ島上空約3万6000mの放送衛星を管制できるように、上下左右に向きを調整できるようになっています。
外見からは、良く判りませんが。 -
放送衛星は、静止衛星ですので、地球の自転と同じ速度で飛行しています。
地球に夜が訪れるのと同じように、衛星放送も夜の時間帯が、やってい来ます。
静止衛星の静止する場所が悪いと、地球の陰になり、太陽光発電ができない時間帯が、昼間の人気番組の時間帯に当たってしまいます。
これを避けるため、現在は、蓄電池の性能を上げ、太陽光発電ができない時間帯でも機能が発揮できるように開発が進みました。
開始された時期の蓄電池の蓄電能力が十分でない時期は、衛星放送の空白時間帯を、視聴者の利用が少ない深夜に設定するように、取り決めました。
それが、ボルネオ島上空でした。
日本の視聴者のアンテナが、ボルネオ島に向いている関係で、現在も、静止衛星の位置も、そのままになっています。 -
今回、川口の衛星管制センターを訪れました。
衛星管制センターは、スキップシティーの北側にあります。
「管制」とは、具体的にどんな業務を担当しているか知りたかったのです。
残念ながら、詳しいことは、門前払いで、教えてくれませんでした。
面会すらできませんでした。スキップシティー 名所・史跡
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川口のB-SAT衛星管制センターが、国際取り決めの±0.1度以内の位置の管制を担当しているとするならば、衛星の正確な位置の把握が、可能でなくてはなりません。
川口の地上局のみでは、困難かもしれません。
国際取り決めの遵守に必要な静止衛星の軌道の正確な把握が必要です。
GPS衛星の軌道把握は、多数の地上局が、軌道を監視しています。 -
与那国島や南大東島には、衛星電波の受信状況を把握するために、民間の自動車会社の店舗に、受信状況のモニターとしての確認を依頼しているそうです。
その他、小笠原や本州にもモニター局を開設していると記述されています。
与那国島等、離島の一般の店舗には、衛星軌道の把握は、どうでしょう。
その店舗は、与那国島のゲストハウスおじいーの家の西隣になります。おじぃーの家 <与那国島> 宿・ホテル
2名1室合計 5,000円~
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B-SAT会社が、モニター局としている店舗です。
確かに、パラボラアンテナが、2個、設置されています。
右側のアンテナは、ホンダとの表示がありますので、ホンダの会社の物でしょう。
B-SATのアンテナは、左側のアンテナでしょう。
やや大きいです。 -
屋根の上のアンテナを横から見ています。
やや大きめです。
正確な軌道把握は、可能でしょうか。 -
GPSシステムは、正確な場所(位置座標)を把握するために、28個以上のGPS衛星が周回しており、少なくとも4個以上の正確な衛星データが必要です。
逆に、衛星の軌道把握には、多くの地上局が必要です。 -
GPSシステムの測位の原理は、衛星からの正確な距離を把握することから始まります。
正確な距離は、正確な電波の到達時間を計測することで、把握できます。
同一平面の場合は、最低限3個の衛星が必要です。
高さ方向も、把握しなくてはなりません。
また、時間の基準も把握しなくてはなりませんので、4個以上の衛星データが必要とされる理由です。
正確な測定成果を得るためには、さらに多くの衛星データを必要とされます。 -
日露戦争の日本海海戦において、日本海軍が勝利した原因の一つに、正確な射撃がありました。
正確な射撃には、正確な距離の把握が必要です。
日本海軍の距離測定は、正確だったと記録されています。
測遠器の活用が適切だったのでしょう。 -
六分儀の使用に習熟することも、自己位置の正確な把握に必要です。
放送衛星の軌道把握には、それなりの努力が必要なのかもしれません。 -
川口の衛星管制センターのみで、国際取り決めの遵守は、困難かもしれません。
適切な機能を有する地上局が、必要でしょう。 -
現在、日本の放送衛星は、5個、地球を周回しているとのことです。
それなりの機能が必要になります。
今後、勉強してかねばならないと、考えています。 -
川口の衛星管制センターの敷地は、もともとNHKの敷地でした。
NHKの敷地の北側に、衛星管制センターを開設したのです。
同様に、NHKの敷地にスキップシティーを建設したのです。 -
NHKの敷地の南側に、スキップシティーが建設されました。
従って、衛星管制センターは、スキップシティーの北側にあります。 -
B-SATのパラボラアンテナを背にして、南側のスキップシティーを見ています。
この周辺は、B-SATのパラボラアンテナ群を含めて、NHKの通信所の敷地でした。
いかに、広大な敷地だったことが解ります。 -
現在のスキップシティーです。
衛星管制センターの敷地内が、目の前に見えます。
川口の衛星管制センターのすぐ南側にあるスキップシティーの川口市立科学館も、スキップシティー中に入っています。 -
スキップシティーの建物群です。
写真の右側の建物が、川口市立科学館の入っている建物です。
左側の建物には、NHKの施設が入っています。 -
川口の衛星管制センターの概要を知るため、すぐ南側にある川口のスキップシティーに行ってきました。
川口市立科学館の入口です。川口市立科学館(サイエンスワールド) 美術館・博物館
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スキップシティーにある川口市立科学館の入口の標示です。
天文台もあります。
勉強になります。スキップシティー 名所・史跡
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スキップシティーにある川口市立科学館の科学展示室の標示です。
衛星の勉強になります。
衛星は、生活の中に、活かされています。 -
川口の衛星管制センターは、NHKや他の衛星放送会社が、放送電波の送受信等を円滑にするため設立した施設です。
川口のスキップシティー内にあるNHKアーカイブスの施設や彩の国ビジュアルプラザ、彩の国くらしプラザや産業技術総合センターなどの施設を参考に、訪問しました。
写真は、産業技術総合センターの多目的ホールです。
NHKアーカイブスの西側です。NHKアーカイブス (川口) 美術館・博物館
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川口のスキップシティー内にある彩の国くらしプラザの施設です。
くらしの中にある衛星放送を勉強します。 -
川口の衛星管制センターです。
中央の建物が、管制センターです。
パラボラアンテナが、5個映っていますが、離れた場所に、もう1個あります。 -
衛星管制センターの南側の道路から見たパラボラアンテナです。
敷地の中に、入れて頂けなかったので、管制センターに連絡を入れた後、公道から撮影しています。 -
スキップシティーへの交差点を越えた場所から、パラボラアンテナ群を見ています。
金網のフェンスに囲まれたB-SATのパラボラアンテナの巨大さが、目に見えて判ります。 -
スキップシティーとの間の道路から、パラボラアンテナ群を見ています。
白色のパラボラアンテナに描かれたB-SATの表示が、鮮やかです。
この角度からは、パラボラアンテナは、画面上、4基しか確認できません。 -
事前に連絡の上で、NHKが川口市に貸与している運動公園の傍の公道から、撮影しています。
柵が、2重になっています。 -
川口衛星管制センターの入口の傍に掲げられている案内板です。
柵に掲げられています。
衛星管制センターの概要が記載されています。 -
放送衛星の概要の説明が記載されています。
君津にも、補助の管制センターがあるようです。 -
川口の衛星管制センターでは、放送衛星の軌道制御や状態監視を実施しているとあります。
遠隔制御により、君津衛星管制所でも衛星の運用ができるとの説明です。 -
放送衛星の軌道を把握し、衛星が搭載しているエンジンで、軌道を修正することがあるのかもしれません。
写真のような軌道修正について知りたかったのです。
放送衛星の正確な軌道を把握した後の、必要な修正が大事だと思っています。 -
川口の衛星管制センターの業務は、放送衛星の正確な軌道を把握と必要と認められる軌道の修正だと思っています。
大事な業務だと感じています。 -
川口の衛星管制センターの周辺は、NHKのラジオ放送施設だったようです。
現在、NHKアーカイブの建物のある周辺は、広大な敷地となっていたようです。
高い赤白のアンテナが立っていて、その影が、地面に映っています。 -
川口の衛星管制センターの建物の入口です。
中には、入れてくれませんでした。
インターホンによる、俗に言う、門前払いです。 -
建物の角には、B-SATとの標識があります。
B-SATとは、Broadcasting Satellite System の頭文字をとっているものと推察します。
放送衛星の会社です。 -
川口の衛星管制センターの入口の横から、アンテナを撮影しています。
中に入ることは、できないとのことで、柵越しに撮影しました。 -
衛星管制センターの南側の道路から見たパラボラアンテナです。
敷地の中に、入れて頂けなかったので、管制センターに連絡を入れ、撮影する旨を伝えた後、一般の通行人が通行する公道から撮影しています。 -
B-SATの表示のあるパラボラアンテナです。
南西の方向を向いています。
ボルネオ島の方向なのでしょう。 -
川口衛星管制センターの敷地の南東端にあるパラボラアンテナです。
同じく南西の方向を向いています。 -
川口衛星管制センターの敷地の南東端にあるパラボラアンテナの背面です。
NHKが、川口市に貸与している運動公園の傍の公道から、撮影しています。 -
川口衛星管制センターの敷地の北側から見たパラボラアンテナの背面です。
敷地の北側の公道から、撮影しています。 -
スキップシティーから見た川口衛星管制センターの敷地です。
パラボラアンテナが6個、あります。
東西に走る外環自動車道が見えますので、パラボラアンテナが南西の方向を向いているのが判ります。
川口市立グリーンセンターの方向です。川口市立グリーンセンター 公園・植物園
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川口衛星管制センターのパラボラアンテナです。
B-SATとの標識が確認できます。
敷地の南側に公道が映っています。
彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアムの建物から撮影してます。彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム 美術館・博物館
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衛星軌道や衛星の姿勢を修正するために使用される一般的な液体エンジンです。
固体ロケット方式のもの、イオンエンジン等の方式もあるかもしれません。
B-SATの衛星の生産年代的な特性、米国製の場合の一般的な構造から、液体式のエンジンではないかと想像しています。
インターホン越しにお教え頂こうと思ったのですが、お教え頂けなかったです。 -
衛星軌道や衛星の姿勢を修正するために使用される一般的な液体エンジンの場合、二液式の構造もあるでしょう。
いずれにしても、搭載している燃料や酸化剤の量により、放送衛星の寿命が決まりますので、興味があるところです。
今後も、勉強を続けます。 -
B-SATのパラボラアンテナを背にして、スキップシティーを見ています。
スキップシティーとの間の広大な広場は、どのように活用していくのでしょうか。
気になるところです。
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