アオラキ山(マウントクック)はNZの背骨と言われるサザンアルプスの最高峰。<br />アオラキとはマオリ語で「雲の峰」<br />インドオーストラリアプレートと太平洋プレートがぶつかり合い形成されたそうです。<br /><br />標高3,724m、日本の富士山に比べるとやや低いのですが、登頂難易度は高く、死者も毎年一人は出ているそうです。日本人で亡くなった方もいらっしゃるようですね。<br /><br />そんな神秘的な山を見ながら楽しめるハイキングコース、それがフッカーバレートレッキングコースです。高低差約８０ｍ、往復約3時間半から4時間。<br />厳しい山道を歩かせたら、どんな反乱が起こるかわからない我が家にはおあつらえむきなコース?<br /><br />果たしてお天気は？？？

アオラキ山(雲の峰）を臨むフッカーバレー

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2020/12/22 - 2020/12/22

108位(同エリア436件中)

エリア

アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 5.0

同行者: 家族旅行

交通手段: レンタカー

航空会社: ニュージーランド航空

旅行の手配内容: 個別手配

この日の宿はハーミテージホテル系列のモーテル。
外観はちょっとぼろぼろでしたが、内装はとてもモダンにリノベートされていました。
お庭からはマウントクックは見えませんが、山が見えて、かわいいうさぎさんやカモが遊びに来ます。
朝方は雨がしとしと。でも、午後から回復するお天気予報だったので、おにぎりを作って待機。
10:30頃お日様がさしてきました。出動！！
フッカー・バレー・トラックの起点の駐車場まで宿からは車で5分。
まだ、雲が多いですね。

これ以降、トイレはないと思われますので、ここで用を済ませてから出発です。
このフッカーバレートラックの最初の見どころ、Lake Muller Lookout。
第一のつり橋に到着です。
つり橋を渡り終えたところから見るMueller Lakeとセフトン山。
このミュラー湖を左手に見ながら第2のつり橋を目指します。
第２のつり橋に到着。
つり橋、結構揺れます。20人以上は乗ってはいけません。
山が近づいてきました。
ここを渡り終えると、マウントクックが見えるはずなのですが・・・？
う~ん、マウントクック方面の雲が多いですね~。
あ！あれは！！！
マウントクックです！
アオラキ（雲の峰）という名前がぴったり！
雲が多いけれど、ちゃんと山頂が見えます。

この感動は槍ヶ岳を目指しているのに、全然その姿が見れず、槍沢を過ぎて穂先が見えたときの感動に似ています。
可憐な高山植物がハイキングコースを彩ります。
第2のつり橋から第3のつり橋までは、マウントクックに見守られながらよく整備されたトレッキングコースを行きます。
家族連れが多く、小さなお子さんは背負いかごに背負われてお父さんが頑張っていました。うちも持っていたなあ・・このかごだけで結構重いんですよね。
歩いているお子さんもいらっしゃいましたよ。
第3のつり橋が見えてきました。手前にあるのはトイレ？？
マウントクック手前の丘陵を上り切ると氷河湖が見えるはずです。
フッカー氷河湖に到着！
お腹ペコペコ。用意してきたおにぎりが100倍おいしく感じられます。
お昼ごはんが済んだら、氷河湖まで下りました。
氷が浮かんでいて冷たい水！
湖奥の方の黒いものは氷河の上に砂利が乗ってるんです。

小怪獣が小石で水切りをするので、湖面がなかなか穏やかになりません。
さあ、帰りましょう。

行きは文句をたれこいていた小怪獣ですが、「14時25分からのにゃんこ大戦争、フェスに間に合わないと！！」と先頭を切って下山します。
なんだそれは？マウントクックとどう関係があるんだ？？？
まあ、昔は帰り道は抱っこにおんぶだったことを考えれば良しとしましょう。
もうすぐ駐車場ですが、ここからもマウントクックが見えるんですね！
往路は雲の中で全く分かりませんでした。
慰霊碑とマウントクック。
山で亡くなった方はそのまま山に魂が宿るような気がします。

エベレストで亡くなった高校時代の恩師を思い出しました。
駐車場に到着です。

雲が晴れて別の場所みたいですね。
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宿に帰って一休みしてから、子供たちを残して私たちはハーミテージホテルのカフェでお茶をしにいきました。
フラットホワイトのほのかな甘さが疲れた体を癒します。

ザハーミテイジホテルマウントクックホテル
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しかも絶景つき。

良く晴れました。

ザハーミテイジホテルマウントクックホテル
フッカーバレーのお隣のタスマン氷河湖まで足をのばすことにしました。

これは、ルピナスではなくて、狐の手袋（ジギタリス）です。
旦那さんに教えたら、それ以降紫の花はすべて彼にとってはジギタリス。
後ろの山はThe Nuns Veil。
タスマン氷河湖です。
氷河が間近に迫ります。

私たちの住むオークランドは、年中水不足が深刻ですが、南島は豊かな自然に由来する氷河とダム湖があり、水が豊かだなあ・・と思いました。
帰ってから怪獣たちに自然のダムの豊かさについて話し、地球温暖化防止にはいらない電気は消すんだよ！と説教たれました。
氷河湖左岸には裏アオラキ山がそびえたちます。
マウントクック空港に立ち寄りました。

タスマン氷河奥にそびえるミナレッソ山手前のナンズベイル、そしてアオラキ山がよく見えます。

よし！次回は飛行機チャーターだ！・・と豪語する旦那さん。

遠慮せず、どんどん、がんがん、お願いいたします。
夕食は宿から徒歩5分のオールド・マウンテニアー・カフェバー&レストランへ。

これ、4traのnzbreezeさんの記事を参考に行かせていただきましたが、予想以上の味、ボリューム！！雰囲気もよかったです。
この日私たちが頼んだのはバーガーで17ドルだったかな？
ビールは地元のスペイツを。

美味しかったあ！！
レストランからの眺めです。

nzbreezeさんのブログでは、夕食用のメニューがあるとのことでしたが、2020年12月現在、夜用のメニューはなくて、全日ピザとバーガーのメニューが主流のようでした。そして、営業時間も19時でお終い。
Covid-19の影響で営業時間を短縮しているのでしょうか？

夕食をここでと考えていらっしゃる方は営業時間の確認をされたほうがいいと思います。

明日は憧れのタウポ！