乳頭温泉鶴の湯 一人湯めぐり旅行

2020/12/15 - 2020/12/17

かねてから念願だった乳頭温泉の鶴の湯を予約し、秋田県の乳頭温泉を訪れました。田沢湖へは3年ぶりです。なかなか予約がとれないということだったので2ヶ月前に予約し、楽しみにしていました。

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早く大宮駅から出発。
まず、7時42発のはやぶさ号で北上へ。

前日睡眠1時間で寝不足のため待ち時間はぐったり。

天候もよく旅行日和。

しかし、晴天もつかの間、天候が悪化し仙台に到着する前には一面真っ白な雪景色に変わっていった。

北上駅に到着。しかし、ここで緊急事態。

秋田の横手まで北上線で北上するはずが大雪のため運転見合せとのこと。

しかも再開見込みがたっておらず、横手で横手焼きそばを食べる予定を断念せざるを得なかった。

さすが、雪国。
しようがないので北上から在来線で盛岡へ北上することにしよう。

1時間ほどで盛岡駅到着。

Eチケットで盛岡までの切符で購入していたのだが、新幹線の改札を一度出て、在来線で来たため北上から盛岡までの精算が必用だということ。
新幹線で来たら別途お金はかからなかったみたい。

初っぱなから雲行きが怪しいな。

そして、盛岡から新幹線で田沢湖駅をめざす。

田沢湖には3年ほど前に夏に訪れたが冬は違う景色が見れそう。

あっという間に田沢湖駅に到着し、路線バスに乗り込んだ。

休養センター前のバス停で下車。

田沢湖駅から多くのお客さんが乗っていたが、ここで降りたのは自分だけだった。
吹雪のなか一人寂しく駒ヶ岳温泉へ。

もろに顔に雪をくらいながら10分くらい山道をのぼる。途中に滝もあり夏は涼しげだろう。

さて、駒ヶ岳温泉に到着。

内湯と露天風呂一つずつの青みがかった湯で、露天風呂からは川と木々が見渡せ、眺めがとても良い。

内湯も趣があり寒さに疲れた体に温泉が染み渡った。

秋田駒ヶ岳 自然・景勝地

3時間ほど駒ヶ岳温泉にいて
鶴の湯の送迎車に迎えに来てもらい鶴の湯に向かう。道中、さらに雪が激しくなっていった。

そして、ついに念願の乳頭温泉の鶴の湯に到着。

時代劇のセットかのような宿泊棟が現れた。

乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル

森に囲まれた温泉宿。

宿の露天風呂の脇には川も流れている。

やはり人気の宿で宿泊者は一人旅の人も多かったが、若いカップルもそれなりにいた。

さて宿の説明を聞いて部屋へ。部屋は小さかったが一人だとちょうどよい。暖房もきいてて何度もお湯に浸かるためタオルを乾かせてよかった。

荷物を部屋に置いて外に出るとすぐに暗くなってきていた。

宿泊客だけになり、静かに雪が降り、昔話の世界にタイムスリップしたかのよう。

夕食前に有名な大露天風呂へ。
ちょうど夕食時だったからか誰もおらず雪降るなか大きな開放感溢れる露天風呂を独り占め。

熱くもなくぬるくもなく適温かつミルキーな白い濁り湯で体の芯から温まっていく。

空から降り続く雪が顔にあたったり、口に入ってきたり。湯につかっているとそれもまた心地よい。

露天風呂からあがり夕食をとり、外に出ると完全に暗くなっていました。

夕食は豪華ではないが一つ一つの料理が美味しかった。

あとはテレビがないので本を読んだり、黒湯や白湯とある内湯に入ったり。


一応宿にある全部の温泉を楽しんで本日は就寝。

翌朝、起きて朝食をとる。質素だが優しい味つけ。

今日は乳頭温泉の他の3つの温泉を湯めぐり予定なので緑色の湯めぐり号のバスに乗り込みます。

まず向かったのは大釜温泉へ。内湯と露天風呂一つずつで乳頭温泉の他の宿と比べてこじんまりした温泉。そのため、人も殆どいなくて、ひっそりした温泉。

乳頭温泉郷 大釜温泉 宿・ホテル

次に乳頭温泉休暇村の温泉へ。

大釜温泉から徒歩10分だったが歩くと雪が顔に当たり、とても冷たいのでなかなか前に進まない。
雪の日は湯めぐり号のバスに乗ったほうがよいかもしれない。

休暇村の露天風呂から見えるブナ林がきれい。

内湯2つと露天風呂1つに入り、入浴後はお食事どころでカツカレーをいただいた。

そして最後に妙の湯に入浴。乳頭温泉のなかでは唯一モダンな内装で女性に人気だそう。ちょうど昼過ぎで多くの若者がランチを食べていた。

湯船の種類が多く、露天風呂は川沿いで滝が見え、絶景だった。

妙乃湯温泉（乳頭温泉郷） 温泉

夕方、鶴の湯に湯巡り号で戻ってきた。
雪はまだ降りやまず、粉雪になったり、吹雪になったり。

帰ってからまた大露天風呂へ。

夕方の空が徐々に暗くなってきて露天風呂がランプの灯りに照らされ幻想的だった。

風情感じる景色を眺めながら一時間半ほど露天風呂に浸かっていた。

夕食を食べ、もう一度寝る前に露天風呂に入って温泉を満喫した。

最初は独り占めだったが途中カップルが何組か入ってきたので一応空気を読んで部屋に戻り2日目も就寝。

翌朝、最後に露天風呂に入り、名残惜しくもチェックアウト。今回入った温泉で鶴の湯の露天風呂が一番気に入った。

宿にいたときは一度も晴れなかったのに
バスで田沢湖駅に到着すると嘘みたいに空が晴れてきた。
ここから新幹線で大曲まで行き、在来線で横手まで。

横手駅に到着。予定を変更し初日に断念した横手焼きそばを食べに

雪の歩道を10分ほど歩く。脇には1メートルほど雪が積まれていました。

北海屋の横手焼きそば。
目玉焼きと豚挽き肉が熱々の麺とからまって美味しい。

満腹になって、大曲から新幹線で大宮へ帰路に着いた。


今回は温泉三昧で疲れを癒すことができた。また鶴の湯に近々連泊でゆっくり泊まりたいな。

北海屋 グルメ・レストラン