2020/12/12 - 2020/12/12
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xiaomaiさん
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12月12日に台湾の北部、中部、南部の媽祖が会して、街を練り歩く「遶境」が行われた。その時間はそれほど長いものではなかったけれど、各地から多くの信徒が集まり、中規模ながら賑々しく行われた。
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遶境出発点である松山慈祐宮は台湾鉄道松山駅から徒歩数分。
松山駅 駅
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最寄りの駅はMRT松山駅でここからだと、駅と松山慈祐宮は目と鼻の先。
この地域の歴史は古く、オランダ人が作成した「大台北古地図」にはKimalitsigowanという地名で記載されている。それは猫裡錫口社という名の、平埔族(台湾原住民)部落のことで、「錫口」というのは、平埔族の言葉で曲がりくねった川を意味する。実際、今に言う基隆河は当時非常に湾曲していて(現在は水利工事で激しい湾曲はない)、錫口はそのうちもっとも湾曲が大きく、浸食により川に深みができ、船を停泊させるのが便利だった。そのため、交易船の停泊所となり、その後の繁栄に結びついた。やがて、中国からやってきた漢人移民が地名に動物名が入っているのはよくないとし、錫口と変更した。さらに、1920年に松山の風景に似ているとして、植民地政府が錫口を松山に改めた。つまり、「松山」となって今年が100年目になる。松山駅 (MRT地下鉄) 駅
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これが松山慈祐宮。1753年、錫口(現松山)に住む人々(福建省泉州出身者)が資金を出し合い建てた媽祖廟。元々はもう少し川に近いところに北に向かって建てられていて、その後、現場所に建設された。台湾は廟を中心に町が栄えるのが一般的で、この地もその例に違わず、廟が建造されると、周りに雨後の筍のように商店が立ち並んだ。
松山慈祐宮 寺院・教会
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松山慈祐宮のすぐ隣にある饒河街観光夜市には歴史ある店もある。
饒河街観光夜市 散歩・街歩き
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廟の前には媽祖遶境のための神輿や頭旗、涼傘などが準備されていた。
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遶境まで時間があったから、慈祐宮内部に入ってみた。
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天上聖母と千里眼将軍、順風耳将軍が祀られる正殿。
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鎮殿媽祖。祖師爺である林守義が媽祖神像を中国からお連れし、基隆河を上ってきた際、この地を気に入り、廟を建てることにした。
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遶境される神将
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1階西廂
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西廂の一番奥に祀られているのが地蔵菩薩。
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その前に福徳正神。
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虎爺は財神の下ではなく、隣に祀られていた。参拝客は多く、お賽銭の総額も相当なものになるらしい。
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お供物を置く、この木製の台は数百万元もするもののようだ。
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こちらは正殿の前にある三川殿に臨時に設けられた祭壇。
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中央には、この日の遶境に参加される台中六房媽と關渡太平媽が安置されていた。
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台中六房媽会の理事長らが記念撮影。
林氏家族兄弟六房が媽祖をお迎えし、六房それぞれの子孫が各地に散らばり開墾して、媽祖を交代制でお祀りしたことに「六房媽」の名の由来がある。雲林を本拠地とし、台湾各地に六房媽会があり、今回の媽祖は台中市六房媽会のもの。 -
三川殿の藻井と光緒14年(1888)製作の額。
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2階東廂には註生娘娘。
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正殿後部には信徒の休憩所。
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後殿2階
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道姥元君などを祀っている。
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後殿3階の佛祖殿。
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観音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩などをお祀りしている。
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立派な釣鐘
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扉の彫刻もすばらしい。
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4階は諸聖帝君殿。
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協天大帝、孚佑帝君、九天司命真君などが祀られている。
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5階へ上がる階段の途中にある細工。
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5階にある凌霄寶殿。
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石柱も非常に立派なものだ。
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最上階には玉皇上帝のほか、北斗星君、南斗星君、神農大帝、釈迦佛祖などが祀られる。
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5階から見た正殿
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参拝及び内部見学を終え、廟の外に出ると、遶境に参加する人々が多く集まり出していた。
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出発をお待ちの神将
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千里眼将軍、順風耳将軍
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七爺、八爺
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台湾の北部、中部、南部から集まった媽祖の神輿
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この廟オリジナルの紙コップ
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廟内におられた神将が出てこられた。
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遶境の先頭は、招待された台中六房媽のご一行。
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廟の演奏隊の制服はクラシックなものであることが多い。
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神将のご出立。
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廟から数十メートルのところに文物館があったけれど、開館していなかった。
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出発かと思いきや、何か儀式があるようで、演奏隊のお姉様方は人様が停めたスクーターに腰掛けられた。
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七爺と八爺も背中合わせでご休憩。
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この青年は、1週間前に行われた青山王祭のオリジナルバッグを背負い、オリジナルキャップを被って、高性能そうなカメラを持っていた。バッグにもお守りがいくつもつけられていた。こうした祭ファンは祭会場に多くいる。
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こちらの千里眼将軍と順風耳将軍は向かい合って、準備体操。
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神将の威厳がなくなってしまうから、手を出して拍手したらダメだよ。
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祭を支える若い世代
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台湾中部鹿港から来られた演奏隊。
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哨角が鳴らされ、媽祖さまを送り出す。
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媽祖さまが神輿に乗られる。
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見守る信徒
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関係する廟の幹部の媽祖さまへのご挨拶。
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爆竹が鳴らされる。
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媽祖さまの前をボディガード役の千里眼将軍と順風耳将軍が進む。
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媽祖さまの神輿
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これは爆竹の音だけを出す機会。昨今、騒音、空気汚染を理由にクレームを出す市民が非常に多くなってきている。この車を押しているのは、不動産屋さん。地元密着型の商売だから、祭りの場にはよく見かける。
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台中六房媽のご一行はいったい何名でお越しになったのだろうかと思うくらい、非常に多くの信徒がいた。
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大甲鎮瀾宮廣澤神尊の神輿
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台中大庄浩天宮のご一行。
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やはり千里眼将軍と順風耳将軍の先導で進む。
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媽祖さまの神輿
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この遶境は途中で廟に立ち寄り儀式をするということがなかったから、先回りして目的地の聖興天后宮へ向かった。路上に神様方をお迎えするための爆竹が用意されていた。
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神様にお見せするため、劇団も呼ばれてきていた。
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布袋劇(人形劇)と歌仔戲
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歌仔戲は演じられていたけれど......
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観ていたのは青年ひとり。もしかして、劇団関係者だったかもしれない。でも、芝居は神様にお見せするために行われているから、これでもよい。
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目的地は聖興天后宮。2019年に創設された新しい媽祖廟。
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聖興天后宮の入口で媽祖を向かい入れた哪○(口+屯)三太子(毘沙門天の三男)。中壇元帥、太子元帥、太子爺などの別名もある。
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聖興天后宮の媽祖は、大甲鎮瀾宮から分霊され、ここに鎮座されている。
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ご覧の通り、内部は現代的な造りになっている。中高生らしき男子3人組が敬虔に祈っていた。
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三蔵法師一行が天竺に経典を求めにいく様子の模型
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建設会社の会長が聖興天后宮の代表委員を務められている。廟職員は親切丁寧な方ばかりだった。初めは、道教寺院は歴史のある建物の方がよいと感じていたけれど、やはり祈る人の心こそがもっとも大事。
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先頭隊は、慈佑宮を出発してから1時間もせずに到着。遶境に費やした全時間は1時間半ほど。
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この1週前に行われた青山王祭は、最終日には9時に出発して、翌朝7時26分に帰還。青山王祭の遶境に比べたら、時間は圧倒的に短いけれど、この程度の方が爆竹使用量が少なく環境にやさしいし、観ている方も精神的に楽。
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このようにして太鼓を自ら支えながら打っているのは初めてみた。
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金紙を燃やして、神様をお迎えする。
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続々と到着される神将。
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真夏はエネルギッシュさがあるけれど、冬場は汗をかかなくていい。
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演奏隊には中高年の姿が目立つものの、若手もいて、今後も祭りが長く続くことを思わされる。
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媽祖さまもご到着。
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千里眼将軍、順風耳将軍、ご到着。
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七爺も足取り軽やかにご到着。
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友情深き七爺と八爺。この場面では必ず拍手が起きる。
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多くの若い世代がこうして祭りの担い手になっていることは喜ばしい。
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ニュースでも様子が報道された。
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千里眼将軍、順風耳将軍、お疲れ様でした。
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廣澤神尊
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廣澤神尊とともに歩いてきた太鼓青年
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媽祖さまの神輿
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哨角でご到着をお知らせ。
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媽祖さまが神輿から降りられる。
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そして、一体ずつ廟内にお移しされる。
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媽祖さまに直接触れられるのは、廟の幹部や来賓のみ。
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「進啊(お入りになるぞ)」と皆で言いながら、お移しする。
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身なりを整えられる台中六房媽会生意媽。
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大事に手渡しされていく。
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座椅子ごと廟内部へ。
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長身(190ほど)で若い聖興天后宮の道士。
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最後に到着されたのは台中六房媽。
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無事、廟内にお移りになった。
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将軍二尊は外でご待機。
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すべての媽祖さまが一堂に会され、祈祷儀式が始まった。
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こちらは財運アップを願う儀式で使用されるもの。
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聖興天后宮の媽祖はじめ、關渡太平媽、台中六房媽、北斗東螺媽が同じ場所に祀られた。
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關渡太平媽は二将軍とともに。
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台中六房媽。別名「生意媽」と呼ばれ、商売の神として、企業経営者からの信仰を集める。
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北斗東螺媽
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儀式は続いていたけれど、もう一ヶ所見たい廟会(祭り)があったため、お先に失礼した。その頃、芝居を見ている人は10名ほどいらした。
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