
2020/09/29 - 2020/09/30
36位(同エリア248件中)
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ottoさん
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2017年 世界遺産に登録された宗像大社ってどんな大社? 参拝する好機を逃すまいと旅程の最後に組み入れました。
伊勢神宮、出雲大社 と並ぶ日本三代大社の一つではあるが祀られている神は? 創建の時期は? などの疑問が解けました。
現地に身を置いて初めて地元の信仰の篤さを実感できた思いです。
アクセスは博多天神のバスターミナルから「宗像号」に乗りました。
博多駅から列車で行く方法もあるようでしたが乗り換えが億劫に思えたわけです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いよいよ旅の最終日
「西鉄ホテル・ソラリア」を出発して天神駅に向かいます。ソラリア西鉄ホテル福岡 宿・ホテル
2名1室合計 11,765円~
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出勤時間帯です。
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宗像へは10:00発のバスに乗ります。
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高層ビルが林立してなくて青空が広がっています。
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昭和な町
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大社は海に近いことが実感できます。
30分後に到着しました -
帰りのバス便を確認すると・・・11:35, 12:35, 13:35
天神~東郷間の便は平日でも1時間に1本か2本のみ
広大な神苑を巡るのには心してかからないとね。 -
大鳥居を潜り
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社務所に向かいます。道の駅もあり映像で学ぶことが可能です。
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そもそもは4~9世紀にかけて「神宿る島」と崇められた沖ノ島。
大陸との交易に玄界灘を渡った人たちが航海の安全と交易の成功を祈願しました。
決められた日に沐浴潔斎した神官のみ上陸できる沖ノ島には厳然とした掟があるそうです。 -
沖ノ島での祭祀は次第に大島、本土へと広がり
島自体が神である沖の島には「沖津宮」(選ばれた神官しか上陸できない)
大島には遥拝所のある「中津宮」
現在地には「辺津宮」が造営され
それぞれに天照大神の娘・宗像三女伸が祀られています。 -
古来から宗像一族を中心に地域が一丸となって守り継いできた宗教遺産。
宗像大社は数次に亘る昭和の発掘事業を経て平成25年~令和3年3次に亘り19億円を懸けて改修されました。
そして平成29年(2017.7)八つの資産で構成する世界文化遺産に認定されました。 -
総社・本殿に向かって一直線
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手水舎を過ぎ、
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神門を入ります。
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1)本殿・拝殿
5)お守り、お札授与所 -
本殿・拝殿
戦乱で度々焼失した後拝殿が小早川隆景により再建されたと言います。 -
整然と並ぶ末社の由緒書きには次のように記されています。
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中世になって宗像司家の断絶後75末社あったとされる末社が逸散荒廃し見かねた福岡藩主黒田光之氏が境内に勧請、合祀し再興に尽力しました。
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ここは高宮祭場への入口
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貴石で作られた装飾品は全て沖ノ島から出土した神への捧げもの。
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社殿の横の道を行くと。。森閑としています
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沖ノ島から出土した色鮮やかな宝物は全て国宝に指定されました。
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深遠な森の中の階段をしずしずと登ってゆきます
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今まで目にしたことのない煌びやかな出土品
これ等八万点に及ぶ国宝は神宝館で見ることが可能です。 -
古代祭祀の跡「高宮祭場」に着きました。
秋季大祭の最終日には神奈備祭など重要な祭祀が行われています。宗像大社(辺津宮) 寺・神社
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神殿を建てて神を祀るのは後代になってからだそうで、
原初の祭祀の形はギリシャの聖火・採火場を思い出しました。
信仰上最も大切な場所だそうです。 -
祭場を後にして宗像山を下り、
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2)高宮祭場から第二宮、第三宮へと進みます。
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神苑は段差があって立体交差になっています
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巨石に「洗心」の文字が刻まれています。
第一殿である本殿の背後に当たります。 -
第二宮には沖津宮の田神姫神が祀られ。
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第三宮には中津宮のタギツ姫神が祀られています。
(社殿は伊勢神宮の式年遷宮に下賜された神明造) -
つまり宗像三女伸をすべてここでお参りしたということになります。
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神門へと戻ってきました。
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石造りの太鼓橋を渡ります。
石の大鳥居の奥に朱色の鳥居が見えます。 -
心字池には神聖な鯉たちが元気に泳いでいます。
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天神行きのバスに間に合ってやれやれ。(乗り換えをすれば電車も利用できます)
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バスセンターからは地下鉄で福岡空港へ。4日ぶりに戻ってきました。
福岡空港 空港
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フライト時間までたっぷり時間があるので上の階で食事をとることに
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窓外の景色を眺めながら頂きます。
福岡空港 国内線展望デッキ 名所・史跡
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九州での最後の食事をじっくりと味わいました。。
福岡空港 ANA LOUNGE 空港ラウンジ
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福岡空港の待合室はガランとしていました。
(早得特典航空券は1便繰り上げなどのお直りができないのです。) -
19:10 やっと離陸の時が来て明りが灯る九州にお別れです。
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かくて4泊5日の筑前~肥前を巡る九州波乱の旅は終了しました。
八百万(やおよろず)の神を信仰する自然崇拝の神道を根幹に大陸文化の吸収、交易、キリスト教伝播で拓かれた精神が混ざり合った逞しい地..九州
改めて度重なる水害からの復興とアフターコロナの発展を心から祈っています。
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