ダイヤモンド・プリンセスに乗船【沖縄・台湾クルーズ】

2019/07/19 - 2019/07/27

新型コロナウィルスで知らぬ人のないダイヤモンド・プリンセス。
COVID19流行前の2019年7月、沖縄・台湾を巡る9日間のクルーズを楽しんだ。
乗船するとすぐ、船の概要を見て回る。
設備を中心にこのクルーズ船の様子を見ていこう。

エリア 基隆(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

副都心線からみなとみらい線に乗り入れる電車で、日本大通り駅。
歩いて横浜の大桟橋へ。
客船ターミナルでは青いシャツのスタッフが荷物を運んでくれる。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

前回、オランダの客船フォーレンダムに乗った時にはこの待合所が満員でチェックインを待っていたが、今回はスムーズにチェックインできた。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

この船の総トン数は115,875トン。
乗客定員は2700人余り。乗員は1100人が乗り組んでいる。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

船に乗り込むと吹き抜けのアトリウム空間。

吹き抜けをシースルーのエレベータが昇降する。

ゲストサービスデスクはいわばホテルのフロント。
いろいろ相談できる。
全部日本語で行けるのがうれしい。

クルーズ中は現金もクレジットカードもIDカードも、全部このクルーズカードで済ませる。

部屋があるフロアは11階。

バルコニー付きのツインルーム。
当初申し込んだジュニアスイートが一杯でこの部屋になった。

船内のイベントや寄港地情報や船内施設案内などは、プリンセス・パターという船内新聞が教えてくれる。

窓の外にはみなとみらいのビル群。
ランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルが見える。

バルコニーにはデッキチェア。

まずは船内を一回りして土地勘を磨こう。
16階のスポーツデッキ。

パターゴルフや卓球台、プールとジャグジーなどがある。

7階のデッキには一周できるプロムナードがある。

船尾から航跡を眺めたところ。
運動不足に陥らぬよう、終日航海日はなるべく歩くことを心掛けた。

途中に三菱重工の製作プレートがあった。
この船と姉妹船のサファイア・プリンセス号は、クルーズ船建造の実績が乏しかった日本の造船界の期待を集めた船。
ところが、2002年10月、長崎の三菱重工で建造中のダイヤモンド・プリンセスで大規模な火災が発生する。原因は状況を確認せぬままの溶接が、家具に引火したこと。
この火事により納期に間に合わなくなったため、同時に建造中のサファイア・プリンセス号の名称をダイヤモンド・プリンセスに急遽変更し進水式に間に合わせた。
考えてみるとダイヤモンド・プリンセスはいわくつきの名前かもしれない。

さて、15階のサンデッキには屋内プール。

大画面ではミュージックビデオが流れている。

プールの傍らにはカクテルバー。

15階にはフィットネスセンター。

同じ15階の後方には泉の湯と名付けられた温泉施設が備えられている。
予約制で15ドルの入浴料がかかる。

6階と７階には優雅に時間を過ごせるいろいろな空間が集まっている。
ここは、ショップコーナー。下船の前日にはバーゲンも行われる。

7階のホイールハウスバー。
船内には何か所かバーがある。

ここはピアノバー。

エクスプローラーラウンジ。
夜になるとバンドが入りフロアではダンスが楽しめる。

フォトギャラリー。
船には何人ものフォトグラファーが乗り組んでおり、船内イベントや寄港地での乗船下船のタイミングでスナップ写真を撮ってくれる。
乗客は折に触れて自分の映っている写真を見つけてピックアップする。

例えばこれは宮古島下船時の写真。

一枚ずつでも買えるが、乗船中の写真を一括USBメモリで買えば299ドル。

5階のアートギャラリーでは絵画作品も売っている。
ここに飾られた作品はオークションイベントでも販売される。

カジノにはスロットルマシンがならび、

バカラやルーレットが備えられているが、あまり客は入っていない。

さあ、もう日が暮れる。
これからナイトライフだ。