【マイクロツーリズム】首都圏なのにドローカルな流鉄に乗ってみた

2020/11/25 - 2020/11/25

2020年11月25日、流鉄に乗りに行きました。本当はこの時期どこか旅行しようかと思っていましたが、コロナが感染拡大しているため旅行を自粛することに。その代わりにマイクロツーリズムとして千葉県流山市・松戸市にある流山鉄道に乗りに行くことに。一度も乗ったことが無かったので非常に気になっていた路線です。千葉のローカル線といえばいすみ鉄道、小湊鉄道、銚子電鉄のインパクトが強くて流鉄は忘れられがちですよね。
流山というとTXなら30分足らずで都心までアクセスできて意外と便利で都会的なベッドタウンというイメージがありましたが、流鉄は全然そんなことなく昭和感が半端なかったです。地方の3セク並み、いや、それよりローカルなんじゃ…というくらいのレベルで面白かったです。まさか首都圏にこんな鉄道があったとは。
今回の旅行記は鉄道に乗るだけなので観光はしてないです。ご了承ください。

マイクロツーリズムは今年2回目。今後も積極的に地元観光を楽しみたいと思います。
今年1回目(8月)：銚子に行きました→https://4travel.jp/travelogue/11639332

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

今回の旅のスタートはJR・TXの南流山駅から。この駅は武蔵野線が通ったりTXの快速が停車するので主要な駅でそこそこ乗降客がいました。

南流山駅 駅

今回のテーマである流鉄ですが、南流山駅から10分ほど歩いたところに鰭ヶ崎駅というところがあります。南流山駅から鰭ヶ崎駅まではちょっと田舎道。
JRだと新松戸や馬橋からが一番流鉄との乗り換えに適していますが、今回はこちらからスタートです。

鰭ヶ崎駅の前にある踏切に到着。もうこの時点でローカル感があふれ出ている。

そしてこちらが流鉄の鰭ヶ崎駅。この駅舎を見たときはビックリしましたね。まさかこんな駅が首都圏にあるとは…と。
鰭ヶ崎駅の読み方は「ひれがさき」です。

駅舎の様子。こちらは券売機と上には運賃、定期券発売額の一覧。一応、東京まで定期が買えるようですね。

乗車券を券売機で買ったのですが、ついでに入場券を買うことに。流鉄の入場券は硬券！しかも無人駅がないので全駅分入場券を手に入れることもできます。

鰭ヶ崎駅のホームはこんな感じ。改札機なんてものはなく、切符もハサミいれません。集札だけ対応しています。

時刻表。こちらも昭和感がしますね。意外と早朝、深夜まで運行があるようですね。

私はこれから流山駅方面に向かうのですが、対向の馬橋駅行きがきました。この車両は西武から購入したものなんだとか。2両編成です。

私が乗る車両がきました。ピンクのラッピング車両です。

流鉄流山線 乗り物

流山駅に到着。鰭ヶ崎駅から2駅だし駅間が短いので一瞬で着いちゃいました。揺れがすごかったですよ。ものすごく揺れました。保線状態が…

流山駅でも入場券を買いました。バス停も田舎ですね。

流山駅 駅

流山駅でそのまま折り返すのも勿体ないので一駅となりの平和台駅まで歩くことに。その途中に流山キッコーマンの工場がありました。この工場ではみりんを製造していて、みりんを流鉄まで運んでいたそうです。航空写真で見るとわかるのですが、工場から流鉄まで引込線があったと予想される跡があります。みりんの匂いがするのかと思いましたが何もにおいませんでしたね。

流山キッコーマン 専門店

平和台駅に到着しました。駅前にこんな図書館返却ボックスがありました。私の地元にはこんなボックスが無いのでこれは便利だなと思いました。

こちらが平和台駅の駅舎。

平和台駅 駅

平和台駅の改札です。流鉄のどこの駅もこんな感じです。もちろん入場券を購入。

さて、平和台駅から飛んで流鉄の終点、馬橋駅に到着。JR常磐線に乗り換えできます。

馬橋駅 駅

この駅もけっこう古いです。

天井が木製でした。

改札を出るとこんな感じ。こじんまりとしてます。

この旅はここまでで、あとは帰宅します。JR線の改札は跨線橋を渡ってる途中にあります。

JR側に入場しました。常磐線各停のE233が来た時に一気に都会に引き戻された感じがしました。

最後に、今回集めた入場券は写真の通り。幸谷駅や小金城趾駅は寄ってないので残念ながら入場券を購入できず。
　
流鉄は初めて乗りましたが、非常に魅力のある路線でした。なかなか遠出できないけどローカルな鉄道乗りたいという方にはオススメです。

経営は厳しいでしょうが、頑張ってほしいなと思います。乗車していく中で路線や沿線を活性化できるヒントが多く隠されており、今後の発展に期待したいところです。

以上となります。閲覧いただきありがとうございました。