2020/10/20 - 2020/11/20
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ゆっくりOm Koiさん
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割と最近まで『はらわたトンネル』と呼んでました。
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交通量のほとんどない旧道を走るのは楽しい、ホント楽しい。
もちろん完全な閉鎖領域でないので対向車には注意。 -
今回の訪問地はこんな感じ。
普通の地図では無粋なので『水系』を把握しやすい趣向で描きました。
地図描くって楽しいんですよ。 -
国道173号線を北に向かいます。
10月も後半だと言うのに能勢の奥地で夏日、フェーン現象ですね。 -
能勢温泉の案内のある分岐が『はらがわた峠旧道』の入り口。
交差点を右折します。 -
峠の旧道は左折ですが、ちょこっと温泉覗いてみましょう。
-
赤鬼が門番。
これ何か意味あるんでしょうね。 -
バイクですっ飛ばせば高速使わなくても家から1時間かからないので
生涯ここに宿泊することはないでしょう。
この手の近郊型温泉施設、なんだかんだでお客さん多いそうですね。
今の能勢温泉は大盛況です。 -
さて、旧道を北上します。
奥に見える赤い高架橋梁は173号線のバイパスです。 -
この旧道の利用者は地元民とキャンプ場の利用者がほとんどです。
日祝連休は交通量はそれなりですが、平日は実に閑散としており
サイドカーの練習を兼ねてゆっくり流すには最適です。 -
道幅も十分、さすがは元173号線。
100番台国道でも旧道が超狭い道が多いですが、ここ173号線は
敷設当初から余裕を持って造られていたようです。
とにかく走り易い、『のんびり走る』ことを許される稀有な道。 -
さて、さらにゆっくりと登って行きます。
このロケーションで極微な交通量、重ねていいますが練習には最適。
もちろん安全運転で地元tyの方々の迷惑にならぬように、です。 -
緩やかな坂道を北へ、鬱蒼とした森の中へ…。
やー、昂りますよね。
交通量少ないのが何より、本当に走ってて楽しい。 -
やがて分岐が現れます。
左折で国道173号線の旧々道、今回のハイライト。 -
雰囲気満載ですね、最初期の街道筋です。
テンションMAXだ。 -
旧々道に入る前に旧道の北の分岐を確認しましょう。
新道のバイパス橋梁の下を潜ります。
このタイヤ痕、夜間には4輪の御同人が走りに来ているようです。
クソ遅いサイドカーではとてもご一緒できないです。
民族も宗教も個人の趣味も、棲み分けが重要だと思われます。 -
新道バイパス下のS字を潜ると間も無く173号線本道と合流。
-
本線は時間帯と通行車両の質によると鬼の流れ。
100km/h近い速度でぶっ飛ばしてくるトラックも多いです。 -
で、この見通しの悪さ。
出足の遅いウラルではちょっと危険。
私は引き返しました。
まだまだ乗り始めたばかりなので無理は禁物。
今後練習を繰り返し、サイドカーの運転に慣れても危険を孕む
ポイントはあえて走りません。 -
さっきの旧々道分岐に戻ってきました。
さて『通行止』となっておりますが途中に道路の崩壊等はありません。 -
厳重に閉鎖されてもおりませんので、『自己責任なら勝手に行け』と
解釈させていただきますね。
ぶっちゃけ、モラル違反かな。
でも『ユルい境界線』とはそういう空気で良いと思われます。 -
グレイゾーンを許容してくださる行政に感謝しつつ、お邪魔します。
-
少々荒れ気味ですが必要最小限の保全はされているようです。
-
分岐から少しの間は鬱蒼とした森林部。
やがて緑のトンネルを抜けて…。 -
タイトなS字が続く楽しい登り、しかも交通量ほとんどなし。
サイドカーの練習目的で来たのですが、とにかく楽しい。
ほんの少し対向に気を付けるだけ、後は自由に色々と試すことが
できます。 -
サイドカーならこんなカーブでも左側目一杯使って右に回頭できる。
二輪だとビビる。
サイドカーの鬼門『舟側への操舵』、ひたすら鍛錬あるのみ。
横Gでタイヤがキュッとグリップすると側車がフワッと浮く。
寿命が縮む。
そこでスリッピーなコンディションは好都合。
適度にスライドしてくれると色々と挙動のきっかけを掴み易いの
ですよ。 -
特に下りの右カーブが最も難しいのですよ。
巡行速度が速いと飲み込まれそうになります。
ここならゆっくりと練習できます。
一応、対向車には注意を。 -
まぁ、普通に交通量のある一般道でもココまでカーブがタイトなら
流れの巡行速度もかなり下がります。
極低速~低速域ならサイドカーでも余裕で付いて行けます。
この旧々道は練習半分、あとは純粋に楽しんで走ります。 -
旧々道は全区間やや荒れ気味です。
かつては細やかに整備・保全されており、ここまでほったらかし
ではありませんでした。
2輪のセルフ練習場(ホントは良くないね、一般道だから)として
中型ネイキッドやレーサーの諸兄が多数見られました。
そんな現在ですが、大型のツアラーでもゆっくりなら十分走れます。
4輪でも軽なら楽勝でしょう。 -
さぁ、峠が見えてきました。
やや鬱蒼とした浅い切通しになってます。 -
ココが旧々道の『はらがたわ峠』。
かつての街道の峠も同じ場所だったのかはわかりません。 -
旧々道の峠の向こうはなだらかな下り坂。
片側だけに勾配のある『台地の峠道』ですね。 -
ここで173号線本道に合流します。
さて『旧道はらがたわ』はここまでです。
お付き合いありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- Shu-senseiさん 2020/11/30 02:21:41
- メンテナンス
- 私も最初に思ったのは、マイナーバイクは、メンテが出来なくなる、と言う事でした。今日本においてあるFTR250も、ほとんどの部品が廃番で、前輪のブレーキローターを換えたかったら、三又から、全交換するしかないみたいです。後輪だとスイングアームごと自力でなんとかするしかないかも。昔乗ってた、DT125も、ハーネスが経年劣化でやられて、エンジンは、何度もオーバーホールしてて絶好調なのに、廃車しました。外車は、最初から計算に入ってませんでした。今、タイでもホンダに乗り続けてるのは、部品の供給が理由です。自動車もトヨタのピックアップです。なんと言っても、タイではシェアナンバーワンですから。バンコクでベンツ190を修理してる工場を見学したことがあります。腐ったパネルを職人が、切り取って跡には鉄板を叩いで溶接でくっつけてました。ここまでやるんなら、本望でしょうが、一般人には、金銭的余裕がないと思います。タイだと、サイドカーは、自作が一般的でしょう。昔、日本で、サイドカーだけのツーリングクラブに遭遇したことがあります。当時は、ほぼ全員自作で、NS400のサイドカーを見て驚いた記憶があります。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2020/11/30 08:52:45
- タイの庶民レベルでの技術力。
- メチャンの民泊の斜向かいに『フレーム屋』があります。
ピックアップバンに大量に荷物を積むための荷台と
サイドカーのフレームを作ってます。
小さな工場での完全自作です。
サイドカーのフレームは付けるバイクに合わせて全て
ワンオフで、本体への取り付けまでやってます。
主に行商用の小・中型バイクのサイドカーですね。
タイ全土でよく見かけるアレです。
非常に評判がいいようでチェンマイ県やパヤオ県からも
客が来ており、常時大盛況らしく休む暇が無いそうです。
日本の高度成長期を体験してきた故湯浅さんはいつも
『いつかの日本のようだね』とおっしゃってました。
諸々の空洞化や技術の移転・流出はどの国も避けられ
無いでしょうね、おそらくタイも。
次にタイの技術や生産を継承するのどこでしょう。
やはり、カンボジアかミャンマーでしょうか。
- Shu-senseiさん からの返信 2020/12/01 16:14:37
- RE: タイの庶民レベルでの技術力。
- こんにちは、
フレーム屋、というか、いわゆる鉄工所ですね。
大体どこの町にも1−2軒は絶対あります。リヤカーにショックアブソーバーとか、ウインカーやストップランプなどの保安部品をくっつけて、バイク本体に直付けや、台座を溶接して、ピンでとめたりと、可動域確保に努める風なのもあります。
ピックアップの荷台屋さんも、豊富なバリエーションから選べるし。オーダーメイドも可能です。かなり古いプジョーのピックアップを見て驚いたこともあります。エンジンはトヨタでしたが。
こういったところでは、とりあえず持ち込まれたバイクや車は、何とかしちゃうみたいです。ただ、設計図を起こすわけでもなく、すべて現物合わせなので、見た目に難がある場合が多いです。
関係ないけど、ピックアップでも、荷物専門の強化サスが半端ない板バネの集合と、リヤショック4本使い6本使い、とかにしてあって、いったいいくら荷物を積むんだ、みたいな仕様のも多いです。大体こういう車は鉄チンに変えられてます。
アルミだと持たないんでしょうね。
修理工場で、ピックアップの板バネが折れてるのを修理してるのを見たことがありますが、見事に破断してました。明らかに荷物の積みすぎです。
ネットでは、ピックアップのフレームが折れる動画も出てます。どんだけ積んだらそうなるのか、もうめちゃくちゃですね。
田舎では、改造では飽き足らなくって、自動車やバイクを「製造」しちゃう人もいます。農作業用のトラックなどは、走行性能より、積載性、悪路での走破性が重要で、屋根や扉のない、トラクターみたいなトラックもよく見ます。バイクは、カウル類がすべてなくなって、フレームとタイやだけみたいな、バイクも元気に走ってます。
むかし懐かしい、2ストのソニックとかで、ギンギンにチューンしてるのとか。カブやWaveに、キンキラ金のフル装備のとか、金のかけどころが理解不能のタイ人も多いです。
-
- Shu-senseiさん 2020/11/26 00:37:29
- はらがたわ峠
- 聞いたことないけど、この道路は、昔北近畿を走りまくってた頃、何度も通った気がします。当時は、SNSも、デジカメもなかったので、記録はないけど、北近畿は、ほぼすべての地道は、走ったように思います。暇だったから。40代50代は、年に数回の海外旅行以外はバイクばっかり乗ってたので。北近畿の国道は、全制覇した気がします。九州も好きで、20回以上行ってたと思う。関係ないけど。峠道は,旧道がいいですね。個人的には、人形峠が好きです。会社員時代に何度も通ったから。サイドカーには、乗ったことないけど、タイではWaveにリヤカーをくっつけたサイドカーが多いので、いまいち人気がないみたい。一人だとバンクできなくって乗りにくいしね。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2020/11/27 20:53:06
- ウラルサイドカー・タイ
- 2015年、アメリカのインディアン・バイクのタイでの輸入元
である『インディアン・ビクトリー・モーターサイクル』が
タイ国内でウラルの販売を始めました。
多分、インディアンのバーター。
当時、アソークの『21ビル』で大々的に展示してました。
例の『贅沢税』とか何やらで日本で買う値段の約1.5倍。
それでも、ファランさんを中心に結構売れたようです。
タイ住み日本人で購入された方がブログを書いてました。
ただ間も無く輸入元が撤退したらしく、以後情報ないん
ですよね。
ウラルは新車でもデフォルトで問題山の如しです。
2019年モデル以降は何とか日本車並みの品質になりましたが
2015年前後のモデルはちょっと深刻なレベルじゃないかと。
で、ショップが閉鎖って…。
パタヤに屯している中流ロシア人を当て込んだかも知れませんが、アテが外れたようです。
販売店のバックアップ無しでウラルの保全は難しいです。
代理店が多数根付きだした日本ですらパーツの供給が未だ
不安定です。
あの『レッドバロン・グループ』がウラルサイドカーから
手を引いた理由がコレです。
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