2020/11/15 - 2020/11/16
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ふと思いつきでの小旅行。
岩手出身の大瀧詠一氏の「君は天然色」が新幹線・水沢江刺駅の発車メロディになっているというニュースで行きたい!って思っていたんだけど、なかなか切っ掛けが無くて…
ちょうど仕事関連の調査もしたかったこともあって、仙台経由で岩手に行こうと決めました。
毎日東北新幹線で通勤している身にとっては、新鮮さはないかもしれないけどと考えていましたが、意外にも鉄道で旅行するなんて久しぶりでかなり楽しんじゃったというのが本音です。
今回もコロナ禍での移動となるので、最大厳に密を回避するよう留意しました。
後編は盛岡での滞在記とグランクラスでの帰路を記録していきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
水沢江刺駅を発車して程なく盛岡駅に。
車で来たことはありますが鉄道では初めて。盛岡駅 駅
-
とりあえず、ホテルに向かいます。
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盛岡の宿は駅前のホテルメトロポリタン盛岡 本館
通りのエントランスから入ったら、駅と直結されていることがわかりました。
一階にはコンビニもあり、とても便利です。ホテルメトロポリタン盛岡 本館 宿・ホテル
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フロントでGoTo共通クーポン1000円を受け取り、部屋へ。
今回は禁煙シングルルーム。
狭いけどこれで充分です。
8階で窓も大きく明るい感じです。 -
部屋からの眺め。
新幹線のホームの脇でした。 -
仙台での調査結果をまとめたら、もう外は暗くなっていました。
夕食に出てみましょう。
駅前のバス、自宅の近くでいつも見る国際興業バスと同じカラーリング。型も古いようなので払い下げされたよう。
車体は錆が酷く穴が開いたりしてます… -
駅ビルの地下にある小吃店さん。
じゃじゃ麺が食べたかったのでここに。
空いていたし…盛岡じゃじゃめん 小吃店 フェザン店 グルメ・レストラン
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じゃじゃ麺とチャーシュー飯のセットを注文。
お店のおばちゃんが親切に食べ方を教えてくれました。
仰せの通り、ラー油と酢を少し足して味を整えました。
思ったより味噌がアッサリで、麺の暖かさとで胃に優しい食事でした。
チャーシュー飯はご飯の残りが少なかったとの事でサービスで頂いちゃいました。
お店のおばちゃん、以前盛岡から我が家があるさいたま市まで習い事に通っていたとの事で、懐かしんで話が弾みました。
温かい人、心に触れるのは旅ならではです。 -
駅ビル1階にタピオカティーのお店がありましたので立ち寄りました。
台湾のお店のフランチャイズのようです。
黒糖タピオカミルクティー(大)を注文しました。
美味しくいただきましたが、お腹も満タンになりました。 -
ぐっすり眠りました。
ホテルの宿泊に朝食もセットになっていたのでいただきます。
本来はブッフェ形式なのだそうですが、コロナ禍の影響で定食という形で提供しているとの事。
個人的に朝食は量をあまり摂らないので十分過ぎるくらい。
飲み物はフリードリンクになっていました。 -
では、盛岡駅東口に出て直ぐにある、でんでん虫バスのバス停から市内散策です。
約20分おきにでている循環バスで1乗車が100えん。
交通系ICカードが利用出来るので便利でした。でんでんむし号 乗り物
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盛岡バスセンターで下車。
最初に寄ったのはここです。
明治43年(1910年)竣工の旧第九十国立銀行本店本館(国の重要文化財)を青春館として公開しています。もりおか啄木 賢治青春館 美術館・博物館
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煉瓦造りなのですが、一見それだと分からない佇まいですが、右サイドに行きますと、壁や塀に赤煉瓦がみえます。
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盛岡散策の大本命がこちらです。
岩手銀行赤レンガ館。
設計は辰野金吾氏、1911年(明治44年)に盛岡銀行本店として完成し、2012年まで100年余りにわたり銀行として使われ、2016年に現在の展示施設となっています。岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡
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赤煉瓦と花崗岩の外観は辰野式とわかりますね。
東京駅や日銀本店をはじめ、今なお各地で氏の作品が歴史的建造物として君臨しています。
東京駅にも似た屋根の形がたまりませんね! -
メインの入り口扉。
少し前まで銀行として営業しており、そんな雰囲気が漂います。
自動ドアなんてない時代の建物なので両開きのエントランスがマッチしているし、ガラス戸が入りやすさを現しているようです。 -
広い吹き抜けの室内。
シャンデリアといい、天井のデザインといい、洒落ていてなんとも贅沢な空間です。 -
2階から降りる階段のたまり。
レトロというべきか、
モダンというべきか。 -
至る所にある蓋付きの木製枠。
最初は電話線を収容する端子箱かと思ったのですが… -
上下稼働式2段高窓。
先程の蓋付き箱の中には窓を上下させるための仕掛けがあり、ハンドルを取り付けて回転させる事で窓が上下するわけです。
近代的だったんですね。 -
そんな窓から外を見てみると。
秋の景色に陽が差してきて、落ち着き払ったら雰囲気に。
タイムスリップしたようです。 -
一部の床はアクリル板が嵌め込まれ基礎が見えるようになっていました。
煉瓦造りの構造が垣間見れます。 -
1階の執務室。
今はホールになっていてガラーンとしていますが、銀行の店舗として栄えていたんでしょうね。 -
回廊もステンドグラスも素敵ですね。
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飾り柱。
何度も手入れがされてきたんでしょう。
年月が経って塗られたニスはひび割れ、独特な模様を描き出しています。 -
短めのカウンターがあるエリア。
適度な囲まれ感はかえって落ち着きますね。 -
大理石の巾木。
角が全て丸めてデザインされていておしゃれ。 -
メインのカウンター。
ここを見ると改めて銀行とわかりますね。
白い枠がこれまた当時はモダンだったんでしょうね。 -
入口のある所に戻ってきました。
コロナ禍、平日ということもあって来訪者は自分の他数名だったのですが、写真撮りながら空間を味わっていたら皆さんもう先にお帰りになってしまったようです。 -
外に出てもう一度外観を楽しみます。
窓からは中の明かりが見えていて最高の眺め。
夜ならもっと綺麗に見えるのかと思う。
昨夕来ていればよかったと思いましたが、次回の楽しみに。
オランダのアムステルダム中央駅もこんな雰囲気でしたし、それを見た辰野氏もやはり魅せられて、建造していったんだと想像させられます。
台湾でも総統府や台中駅など辰野式(正確にはお弟子さんの設計)の建造物は今も大切に手入れされて保存されているのを見るのも好きなのですが、海外にはまだ行ける状況にないのが残念です。 -
お昼は盛楼閣さんで。
盛楼閣 グルメ・レストラン
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定番かもしれませんが、盛岡冷麺をいただきます。
辛み(キムチ)は別でお願いしました。
牛骨でとったスープが美味しくて、素のままでも充分と思えるほど。
もちろん辛みを入れれば王道の冷麺を楽しむことができました。
あえて軽めの昼食に。 -
盛岡駅に戻ります。
駅ビル「フェザン」で土産物を調達して、列車の時刻を待ちます。盛岡駅 駅
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天気は不安定で、晴れたり、曇ったりを繰り返し。
今にも雨が降りそうに。 -
新幹線のホームに入りました。
-
帰りもやまびこ号で帰ります。
初めてのグランクラス。
当初は最速で大宮駅に向かう列車を予約してましたが、せっかくグランクラスに乗るならゆっくりと味わった方が良いのでは?という家族の声に押されて、3時間近くかかるこの列車に乗ることに。 -
車内に入ります。
ドアにはアテンダントのお姉さんが居て、案内をしていただきました。 -
イチオシ
今回利用した座席。
飛行機でいうビジネスクラスレベルでしょうか。
シートピッチがあり、そこそこリクライニングするので快適そう。 -
リクライニングやシート高、レッグレストは電動式でボタン調整タイプです。
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サイドには、シートの説明書、車内誌、スリッパが用意されています。
スリッパはビジネスクラスでいただくのと同じようなタイプでした。 -
足元ひろびろ!
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座席にはメニュー。
ドリンクメニューや軽食提供について説明がありました。 -
発車と同時にアテンダントさんがオシボリを持ってきてくれ、飲み物や軽食等の提供希望を聞かれました。
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先ずは、スパークリングワインとおつまみをいただきます。
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水沢江刺駅に到着。
帰りも乗降扉付近に出て「君は天然色♪」を聴いちゃいます。
下りホームとは、パートが違っていました。
こちらはビデオにも収めたので後で存分に楽しむことにします。 -
ワインは飲んでしまったので追加。
駅に停車する度にアテンダントさんが来てくれるので注文。
シードルをいただきます。
これ、とてもフルーティーで美味しいです。 -
程なく軽食(お弁当)を持ってきていただきました。
シードルはおかわりです。 -
お弁当の包みはお品書きにもなっていました。
そもそもそんなに長い時間乗るわけでもないので軽食スタイルはいいんじゃないですかね。 -
お弁当はこんな感じ。
豪華さは無いですが、おかず系もあり、ご飯もあり、和菓子もあって不満はありません。
ビジネスクラスのような食事を求めてはいけないのでしょう。味自体はまあまあでした。
冷たいです… -
食後は、紅茶をお願いしました。
東北新幹線グランクラス用に作ったリンゴのパウンドケーキを添えてくれました。
月毎に味が変わるとのこと。 -
間接照明が綺麗ですね。
お酒を飲んだこともあり、寝てしまいました。
到着のアナウンスがされる時にアテンダントさんが起こしてくれました。
積極的な声かけは無かったのですが、必要な時には直ぐに対応してくれたので快適でいいサービスだったと思います。
降りるのが惜しい感じですが無事に大宮駅に到着。
2日間の旅はあっという間でした。 -
今回のお土産です。
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