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 コロナ感染が止まりませんが、旅好きは感染対策を入念に行い、大都会を避けつつ旅します。一泊二日で、以前から行きたかった佐賀県の御船山楽園の紅葉と、他にも福岡と佐賀の紅葉を愛でてきました。まずは、秋月城跡へ。この間から山城跡への訪問が続いていましたが、秋月城は山城ではありません。でも、都会の喧騒からは遠い、静かな城下町の中にありました。紅葉は丁度見ごろでした。

シニア夫婦温泉旅 武雄温泉&福岡と佐賀の紅葉を訪ねて① 秋月城跡

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2020/11/18 - 2020/11/19

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旅行記グループ 武雄温泉 御船山楽園

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西のマーガレット

西のマーガレットさん

 コロナ感染が止まりませんが、旅好きは感染対策を入念に行い、大都会を避けつつ旅します。一泊二日で、以前から行きたかった佐賀県の御船山楽園の紅葉と、他にも福岡と佐賀の紅葉を愛でてきました。まずは、秋月城跡へ。この間から山城跡への訪問が続いていましたが、秋月城は山城ではありません。でも、都会の喧騒からは遠い、静かな城下町の中にありました。紅葉は丁度見ごろでした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  •  高速を降りて順調に走っていたら、急に山の中の細い道に入り、「えっ、いつの間に着いたの?」という感じで秋月に到着しました。ここは、市営の駐車場で駐車料金は1日400円です。地の野菜などがある売店と綺麗なトイレが併設されていました。

     高速を降りて順調に走っていたら、急に山の中の細い道に入り、「えっ、いつの間に着いたの?」という感じで秋月に到着しました。ここは、市営の駐車場で駐車料金は1日400円です。地の野菜などがある売店と綺麗なトイレが併設されていました。

  •  この「杉の馬場通り(登城道)」をまっすぐ行くと、秋月城跡に着きます。

     この「杉の馬場通り(登城道)」をまっすぐ行くと、秋月城跡に着きます。

    秋月城跡 名所・史跡

  •  すぐに橋があり、小川(野鳥川)に覆いかぶさるように紅葉した木々があります。

     すぐに橋があり、小川(野鳥川)に覆いかぶさるように紅葉した木々があります。

  •  杉の馬場の説明があります。

     杉の馬場の説明があります。

    秋月城跡 名所・史跡

  •  城下町の雰囲気を残しています。両側には桜の並木があるので、春には桜のトンネルとなって綺麗でしょうね。

     城下町の雰囲気を残しています。両側には桜の並木があるので、春には桜のトンネルとなって綺麗でしょうね。

  •  ここは秋月美術館です。どっしりとした入口の向こうに紅葉真っ盛りの一本が見事です。

     ここは秋月美術館です。どっしりとした入口の向こうに紅葉真っ盛りの一本が見事です。

    秋月美術館 美術館・博物館

  •  入館はしませんでしたが、「写真撮っていいですよ」と声がかかり、撮らせてもらいました。職員の方々が庭のお掃除をされていました。

     入館はしませんでしたが、「写真撮っていいですよ」と声がかかり、撮らせてもらいました。職員の方々が庭のお掃除をされていました。

  •  ここは秋月博物館です。建物は新しいですが、入口は大きな冠木門、城下町だったことを思わせるような石垣や石を積んだ階段があります。杉の馬場通りに面した秋月稽古館跡に建てられたようです。後で調べたら、岸田劉生やルノワールの作品が展示されているとか。入ればよかったね、となりました。 

     ここは秋月博物館です。建物は新しいですが、入口は大きな冠木門、城下町だったことを思わせるような石垣や石を積んだ階段があります。杉の馬場通りに面した秋月稽古館跡に建てられたようです。後で調べたら、岸田劉生やルノワールの作品が展示されているとか。入ればよかったね、となりました。 

    秋月博物館 美術館・博物館

  •  通りの左側に見える風景です。

     通りの左側に見える風景です。

  •  この道を行けば、黒田官兵衛ゆかりの地ですが、先を急ぐため残念ながらパス。

     この道を行けば、黒田官兵衛ゆかりの地ですが、先を急ぐため残念ながらパス。

  •  通りの右側には地元の人が出している売店が続いています。店先にシャボン玉が噴き出る装置があり、子供たちが喜んでいました。

     通りの右側には地元の人が出している売店が続いています。店先にシャボン玉が噴き出る装置があり、子供たちが喜んでいました。

  •  お城の石垣が見えてきました。こちら側は堀です。

     お城の石垣が見えてきました。こちら側は堀です。

  •  ここは瓦坂と言って登城口でした。土砂の流出を防ぐために瓦を敷き詰めたことからそう呼ばれています。

     ここは瓦坂と言って登城口でした。土砂の流出を防ぐために瓦を敷き詰めたことからそう呼ばれています。

  •  きれいに残っています。

     きれいに残っています。

  •  瓦坂から少し行くと、学校がありました。

     瓦坂から少し行くと、学校がありました。

  •  なんとここは、朝倉市立秋月中学校です。城跡に建てたのですね。中に綺麗な紅葉が見えたので入りたかったのですが、当然のことながら「御用のない方は進入禁止」です。美しい環境の中で育つ子供たちは幸せだろうなと思いますが、そのことに気付くのはずっと後になるのかも。

     なんとここは、朝倉市立秋月中学校です。城跡に建てたのですね。中に綺麗な紅葉が見えたので入りたかったのですが、当然のことながら「御用のない方は進入禁止」です。美しい環境の中で育つ子供たちは幸せだろうなと思いますが、そのことに気付くのはずっと後になるのかも。

  •  「筑前の小京都」と呼ばれる秋月の歴史が書かれています。説明板に甘木市教育委員会とありますが、調べてみると2006年の市町村合併により朝倉市となったようです。鎌倉時代に原田種雄が幕府から秋月庄を賜り秋月氏を名乗り、城下町として栄えました。天正15年(1587)に豊臣秀吉の軍勢に敗れ、後に、福岡藩黒田長政の三男黒田長興が5万石を賜って、秋月藩は明治の廃藩置県まで続きました。

     「筑前の小京都」と呼ばれる秋月の歴史が書かれています。説明板に甘木市教育委員会とありますが、調べてみると2006年の市町村合併により朝倉市となったようです。鎌倉時代に原田種雄が幕府から秋月庄を賜り秋月氏を名乗り、城下町として栄えました。天正15年(1587)に豊臣秀吉の軍勢に敗れ、後に、福岡藩黒田長政の三男黒田長興が5万石を賜って、秋月藩は明治の廃藩置県まで続きました。

  •  江戸時代に建造された長屋門です。建築当初の位置に残る唯一の史跡です。正しくは内馬場裏御門で、奥御殿の通用門でした。両側には門番が住む長屋を併設しています。

     江戸時代に建造された長屋門です。建築当初の位置に残る唯一の史跡です。正しくは内馬場裏御門で、奥御殿の通用門でした。両側には門番が住む長屋を併設しています。

  •  長屋門の奥にはもみじの茂る梅園公園があります。

     長屋門の奥にはもみじの茂る梅園公園があります。

  •  秋月城の本門である黒門に着きました。

     秋月城の本門である黒門に着きました。

    黒門 名所・史跡

  •  もともとは秋月城の大手門で、城の前面掘割にある瓦坂の奥、右側に建っていたものです。明治初期に秋月の初代藩主黒田長興を祀る垂裕(すいよう)神社の参道に移されました。それで前に鳥居が建っているのですね。

     もともとは秋月城の大手門で、城の前面掘割にある瓦坂の奥、右側に建っていたものです。明治初期に秋月の初代藩主黒田長興を祀る垂裕(すいよう)神社の参道に移されました。それで前に鳥居が建っているのですね。

  •  江戸時代初期のものですが、黒田氏以前の秋月氏の本城、古処山城の搦手門(表門)であったという伝承も残っているようです。

     江戸時代初期のものですが、黒田氏以前の秋月氏の本城、古処山城の搦手門(表門)であったという伝承も残っているようです。

  •  もみじが黒門にかかりいい具合です。

     もみじが黒門にかかりいい具合です。

  •  近づいてもう一枚。

     近づいてもう一枚。

  •  反対側から

     反対側から

  •  垂裕神社に向かいます。

     垂裕神社に向かいます。

  •  ずいぶん階段を上りました。下は観光客が多かったのですが、ここは少なくひっそりとしています。

     ずいぶん階段を上りました。下は観光客が多かったのですが、ここは少なくひっそりとしています。

  •  この石段を上ってきました。社殿の建設工事及び境内の整備は旧秋月藩士たちが中心となって実施したため、参道の石段は「士族坂(さむらいざか)」とも呼ばれるそうです。

     この石段を上ってきました。社殿の建設工事及び境内の整備は旧秋月藩士たちが中心となって実施したため、参道の石段は「士族坂(さむらいざか)」とも呼ばれるそうです。

  •  垂裕神社

     垂裕神社

  •  由来記によると、秋月藩第10代藩主黒田長元が初代長興の200周忌を迎えるにあたりできたもののです。

     由来記によると、秋月藩第10代藩主黒田長元が初代長興の200周忌を迎えるにあたりできたもののです。

  •  石段の右側の緩い坂を降りると、梅園公園です。

     石段の右側の緩い坂を降りると、梅園公園です。

  •  いたる所が紅葉しています。

     いたる所が紅葉しています。

  •  向こうに秋月中学校が見えます。今は珍しくなった木造の校舎です。時折、時間を知らせるチャイムが鳴っていました。

    イチオシ

     向こうに秋月中学校が見えます。今は珍しくなった木造の校舎です。時折、時間を知らせるチャイムが鳴っていました。

  •  この木も綺麗です。

     この木も綺麗です。

  •  長屋門を内側から見たところです。

     長屋門を内側から見たところです。

  •  丁度見ごろな時期に来ました。

     丁度見ごろな時期に来ました。

  •  広い公園です。秋月城が残っていればさぞかし立派なお城だったことでしょう。

     広い公園です。秋月城が残っていればさぞかし立派なお城だったことでしょう。

  •  ここは銀杏の葉のじゅうたん

     ここは銀杏の葉のじゅうたん

  •  銀杏ともみじの競演

     銀杏ともみじの競演

  •  黒門まで戻ってきました。

     黒門まで戻ってきました。

  •  青もみじの頃も素敵でしょうね。

     青もみじの頃も素敵でしょうね。

  •  もみじと石垣

     もみじと石垣

  •  銀杏と石垣

     銀杏と石垣

  •  秋月は種痘発祥の地だそうです。知らなかったわ。秋月藩医の緒方春朔が寛政2年(1790)2月14日に人痘種痘に成功しました。それは、ジェンナーの牛痘種痘に先立つ6年前のことだったそうです。

     秋月は種痘発祥の地だそうです。知らなかったわ。秋月藩医の緒方春朔が寛政2年(1790)2月14日に人痘種痘に成功しました。それは、ジェンナーの牛痘種痘に先立つ6年前のことだったそうです。

  •  秋月藩時代からの掘割でしょうか。

     秋月藩時代からの掘割でしょうか。

  •  川沿いを少し歩いてみました。

     川沿いを少し歩いてみました。

  •  ここにも銀杏の葉が敷き詰められた素敵な小径がありました。これから、御船山楽園に向かいます。

     ここにも銀杏の葉が敷き詰められた素敵な小径がありました。これから、御船山楽園に向かいます。

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