2020/11/16 - 2020/11/16
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jilllucaさん
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動物と言うか動物園のファンをやっていると多くの訃報に触れることになります。
彼らは人間よりも寿命が短く(ごく稀に人間より長い種の子もいますが)、彼らが彼らである限りり基本的には僕らが彼らを見送ることになるのは悲しいけど必定なんですよね・・・。
長年触れているせいか訃報にも変に慣れ、それすらも動物園の魅力の一つとすら捉えそうな自分が嫌いです・・・でも、訃報に触れる度に一瞬、心臓が止まりそうなショックを受けるのも確かです。
今日はギンちゃんにリンゴをお供えするために円山動物園にやってきました。
とっても愛らしい子でしたね・・・また会いたかったな。
ありがとう・・・やすらかに。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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昨晩は旭川に泊まり、北海道遠征最終日の今日は札幌市円山動物園を訪問です。
実は当初の予定では昨晩は札幌泊まりを予定していましたが、札幌市の新型コロナ感染者が急増したこともあり急遽旭川泊に変更、今朝は高速バスか電車か迷いましたが高速バスが平日朝の旭川→札幌にしてはすごく空いていたので高速バス移動で札幌に入りました。
バスを時計台前で降り、大通駅から地下鉄で円山公園駅へ、円山公園駅から徒歩で円山動物園には11時半頃に到着しました。
円山動物園の入園料は大人800円です。 -
入園するとすぐ右にある動物園センターへ。
7月22日に天国に旅立ったギンちゃんにリンゴをお供えです。 -
ギンちゃんには彼女が旅立つ10日前の7月12日に会っているのですが、まさか、あの日が会える最後の日になるとは思いませんでした。
死因・・・あるいは死につながった要因は事故と言ってもいい事案ですが、レッサーパンダは高いところに上がるのが彼らの習性であり、高いところが彼らの心休まる場所であり、割とおっちょこちょいの彼らは時折高所から転落するのも防げなく、個人的には不幸が重なる防ぎきれない事案だと思っています。
タイミングやちょっとした運で防げたかもしれませんが、マルズ(円山動物園)の屋内舎に明らかに事前に指摘出来た問題点があったかと言うと「なかった」と言っていいと思うのです・・・少なくとも僕はオープン当初から問題ないと判断していました。
また、今回の様な事案を防ぐために、レッサーパンダを高所に上がらせない様な措置を取る事は彼らの日常のQOLを著しく損ってしまう間違った措置だと思われ、マルズがその様な措置を取らなかったのは妥当な判断だと思います。
いまはただただ、ギンちゃんに会えなくなったのが寂しく、悲しいです。
本当に愛らしい子、今頃、天国でキンちゃんとハルニレの木に登って遊んでるんでしょうね。
ありがとう。
やすらかに。 -
動物園センターを離れアジアゾーン高山館レッサーパンダ舎へ。
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屋外メイン放飼場にはギンちゃんの忘れ形見一人娘の円実ちゃんが出ていました。
ほんと可愛らしいお嬢さんなのですが、会う度にお顔がお父さんのエイタ君に似てきているのが面白くもあります。 -
真ん中の放飼場にはギンちゃんのお母さん、円実ちゃんのお祖母ちゃんのココちゃん。
いつもならお昼寝の時間くらいだと思うのですが、今日はせっせと歩き回っていました。 -
ユキヒョウ舎寄りの放飼場にはギンちゃんの旦那様のエイタ君。
先ほど円実ちゃんがエイタ君に似てきたと書きましたが、実はエイタ君も娘の円実ちゃんに似てきた様な気もするのです。 -
屋内展示室のカラクリ屋敷はギンちゃんの事案以来使われていないのでしょうか?
こちらが直接の現場ではないのですが、事故の少し前にもここでギンちゃんの転落事案があり(それ以前にも何度かあったようですが)、それがトラウマになり落下時に防衛本能が働いてショック症状になってしまった様にも思われます。 -
ガラスの展示室。
ギンちゃんの事案が起こった左側展示室は現在使用されていませんが、もし、将来同じような事案があった場合に少しでも衝撃を少なくするためのウッドチップが敷かれていました。 -
右側の展示室にはギンちゃんのお父さんのセイタ君がいました。
ギンちゃんの事案後の改修で取り付けられた高い位置の丸太で憩うセイタ君。
高い場所が落ち着くのと、この場所なら金網越しにキーパーさんがバックヤードに入って来るのが分かるので彼らにとって過ごしやす場所になっているようです。 -
屋外メイン放飼場の円実ちゃんの笑顔が撮れたところで他の子達にも会いに行きましょう。
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レッサーパンダと同じ高山館の仲間のヒマラヤグマのミナミちゃんとトモちゃん。
胸の月の輪のマークで識別可能なのですがお二人ともに何らかに夢中でこちらを向いてくれず識別出来ませんでした。 -
お隣のアジアゾーン寒帯館へ。
ユキヒョウ舎予備放飼場にアクバル君。 -
アクバル君の視線の先は・・・メイン放飼場の崖上にシジムちゃんがいました。
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ちょうどお昼の交替の時間だったようで、寒帯館に着いてすぐにシジムちゃんはバックヤードに収容され、代わりにそれまで屋内展示室にいたコハク君がメイン放飼場に勇躍出ていきました。
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アムールトラ舎のアイちゃん。
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高齢で肝機能障害の持病に加え乳腺腫瘍などもあり、アイちゃんの飼育方針は如何に彼女のQOLを落さずに彼女らしい最期に持っていけるかに焦点を当てている様に思われます、実際に公式HPなどにも概ねその様なことも書かれています。
そして、その方針が正しかっただろうことはアイちゃんの目力の強さが証明してくれていると思うのです。
数年前の寝ているだけしんどい様な状況と比較し圧倒的にいい状態にみえます。
もちろん、彼女がトラである限り40年も50年も生きることはなく、数年前と比較して明らかに旅立ちのその日は近づいているはずなのに、その活力は今の方が圧倒的に高く見えるのです。
もう会うのはこれが最後だろうと思いながらマルズを後にした日から数年・・・こんなに目力の強いアイちゃんに今も会えている事に感謝です。 -
アジア―ゾーン熱帯雨林館のこちらの放飼場に新しい仲間がやってきました。
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シロテテナガザルのコタロー君とラーチャちゃん。
コタロー君は類人猿館横の放飼場からこちらに移動、ラーチャちゃんは市川市動植物園からやってきました。
ラーチャちゃんの来園に連動し、コタロー君の前妻のアイちゃんは市川市動植物園へ、息子のそら君は東武動物公園へ移動となりました。
コタロー君とアイちゃんはとても仲睦まじいご夫婦だったので離別は残念ですが、割と血縁が近かったこともあり、今回のペア替えとなったようです。 -
手前の茶色い毛色の子がラーチャちゃん、左奥の黒い毛色の子がコタロー君。
コタロー君とアイちゃんは出会った瞬間から相思相愛な感じでしたが、ラーチャちゃんとコタロー君にはまだ距離がある様でした。 -
熱帯雨林館屋内に入るとウメキチ君が楽し気に遊んでいました。
最近、癲癇発作は起こってないのかな?
お茶目さがウメキチ君の本領なのでこう言う姿が見れるのは嬉しいです。 -
類人猿館のレンボーお母さんと令斗君、
この格好は・・・お兄ちゃんのハヤト君(現、愛媛県立とべ動物園)、ハルト君(すでにお星さま)を思い出します。 -
ホッキョクグマ館の新館メイン放飼場。
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お一人暮らしのリラちゃんがのんびりしていました。
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旧世界の熊館の放飼場のララちゃん。
放飼場はララちゃんの高齢化に合わせ一部の段差がバリアフリー化されていました。
バリアフリーはやりすぎると逆に動物の筋力の低下を招く恐れがあるのでなかなか難しい課題ではあります。
デナリ君は寝室にいて写真を撮る事は出来ませんでした。 -
何となく13時から14時くらいの間にレッサーパンダのお昼ご飯タイムがあると記憶していて、13時頃にレサパン舎に戻り張っていましたが残念ながらご飯タイムはありませんでした。
トコトコ歩くココちゃん。 -
冬になり気温が下がったこともありますが、とっても快調そうなココちゃん。
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お年は召しましたがその美しさは健在ですね。
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円実ちゃんは木登り。
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エイタ君は竹の葉をもぐもぐ。
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先ほどはお顔を見せてくれなかったセイタ君がアスレチックを降りて来てくれました。
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セットされていたペレットをもぐもぐ。
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丸いお顔でマズルが短め・・・可愛らしいセイタ君です。
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お皿のペレットを半分ほど食べたセイタ君はアスレチックを登っていきます。
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定位置でまったりのセイタ君。
この日は平日と言う事もあり園内の人影もまばら、円山レッサーズも特にトピックやイベントがある訳でもなかったのですが、ギンちゃんにリンゴを持ってくることが出来て、彼女のご両親、旦那さん、娘さんが引き続きのんびり暮らしているのを僕ものんびり見れてよかったと思います。
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