和歌山アドベンチャーワールド　今日も変わらず元気な后ちゃん・・・お手々の切開手術以降目撃情報が途絶えているマルル君には会えず・・・

2020/11/08 - 2020/11/08

本日は国際レッサーパンダデー以来のアドベン訪問。

今回の訪問、后ちゃんの様子を見たいと言うのはもちろんなのですが、他にも気になることがあります・・・。

今、アドベンで一番気になっているのはマルル君のこと。
少し前にメディカルルームでマルル君のお手々の手術が公開で行われたいたとの情報があり、それ以来彼の目撃情報がないのです。
手術の状況から深刻なものではないと推測され、医療レベルの高いアドベンでよもやの事態はないと信じていますが、やはり本人の姿を見るまではなかなか安心できないものです。

早く元気なマルル君の姿を見たいです。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 南紀白浜(和歌山)

この日は車で和歌山アドベンチャーワールドへ。
自宅からアドベンの時間を読み違えて開園時刻には間に合わずアドベンには10時20分頃到着しました。

アドベンの入園料は大人4800円、僕は16,900円の年パスを持っていますのでそちらを使って入園です。

レッサーパンダ屋外放飼場に急行したい気持ちを押さえてまずは入園直ぐ右のウエルカムルームへ。

ライラちゃんはお顔をあちらに向けてお昼寝中で、息子さんの麦君もお昼寝の姿勢でした。

こう言う状況ですので、屋外放飼場に向かいウエルカムルームには後で再訪することにしましょう。

大スロープを下りレッサーパンダ屋外放飼場へ。

シンシン君と仁君の父子が出ていました。

シンシン君。

最近はシンシン君と仁で朝一の展示シフトをこなすことが多い様ですね。

レッサーパンダ飼育のセオリーでは例え親子でも成獣同士の男の子を同居させることは奨められず、しかも、シンシン君と息子達の場合は成獣になってからの同居なので尚更意図が見えずで、これまでもこの同居には度々疑義を呈してきましたが、シンシン君が温和なこともあり同居のリスクはだいぶ減ってきてはいます・・・意図はともかく・・・。
ココロ君（現、池田動物園）が同居メンバーだった頃は一触即発の緊張感がありましたけどね（苦笑）

こちら息子さんの仁君。

お父さんやお兄ちゃんとの同居で彼の経験値はあがっているかもしれませんが・・・、

彼の場合は、どうせ同居するなら雲雲ちゃんとの同居の方が理に適っていますよね。

立ち上がりドアの向こうの通路を気にする仁君。

キーパーさんがご飯のお皿を置いている姿も見えたのでこの時間に通路に誰か出ていたようです・・・先日、メディカルセンターで手の切開手術を受けていたのが目撃されて以来目撃情報のないマルル君だったかもしれませんね。

11時になりシンシン君、仁君は収容、そして、雲雲ちゃんが登場です。

今のところですが、写真正面のドアから出入りするのは雲雲ちゃんと后ちゃんで、他の子は突き当り左の通路から出て来ます。

ずんずん歩いてくる雲雲ちゃん。

木に登りお客さんを眺める雲雲ちゃん。

シュッとした子が多い（除く、后ちゃん）アドベンにあって雲雲ちゃんの存在はいいアクセントになっていますよね、ほんとうに可愛らしい。

雲雲ちゃんは暫くお客さんをしげしげと眺めた後、木の中に埋もれてお昼寝に入ってしまいました。

雲雲ちゃんがお昼寝に入ったので他の子に会いに行く事にします。

パンダラブの屋外放飼場には桃浜ちゃんが出ていましたが、この後すぐにバックヤード経由で屋内展示場右側へ移動してしまいました。

パンダラブ屋内展示場左側には通常営業中の彩浜ちゃん。

続いてセンタードーム海獣館へ。

オホトお母さんとライト君・

10月2日にエンペのおチビちゃんが誕生しました。

おチビちゃんの姿が見たかったのですがご両親の鉄壁のブロックにより見ることは出来ず。

ブリーディングセンターへ。
良浜ちゃんは妊娠の兆候が見られたためお休み中でした。

追記：良浜ちゃんは11月22日に10匹目となる男の子1匹を出産、高齢出産となり心配もされましたが、さすがの子育てを展開中です。

屋外放飼場右側に永明君。

左側の結浜ちゃんはアスレチックの上でのんびりお昼寝。

ひょっとしたらマルル君いたりして？と思い覗いたメディカルセンター保育室にはコツメちゃんがいました。

処置室ではモルモット氏がえらいことになっていました・・・注射を直視できないのはモルモットも小学生も同じですね。

ブリーディングセンターからウエルカムルームへ。

引き続きお昼寝中だったライラちゃんですが一瞬だけカメラ目線をくれました。

麦君は起きておりお鼻ぺろりん。

麦君もウエルカムルーム暮らしが随分長くなっていますよね。

キーパーさんの負担は増えるかと思いますが、屋外放飼場とウエルカムルームのメンバーは定期的に入れ替えるのがいいのではないでしょうか？
そして、夏場はいよいよ中高齢域に入っていくライラちゃん、后ちゃんで固定するとか・・・。
后ちゃんは人工哺育で育ったことや旧ウエルカムルームでの暮らしの経験もあるので現ウエルカムルームでの暮らしも問題ないかと思います。

屋外放飼場の交替は「どうせ13時以降だろう」と高を括って12時50分頃に余裕をかましてレッサーパンダ放飼場に戻ると・・・

この後ろ姿はっ！！

后ちゃん！！

キーパーさんが13時までお昼休みだろうと言う勝手な推測に足をすくわれ后ちゃんの登場シーン見逃しちゃいました。

今秋の后ちゃんはとっても調子がいいのです！！

放飼場をダッシュ！！

いや～、いいねぇ、后ちゃん。

駆け回る后ちゃん見ていた女性のお客さんが「あの子すごく不細工・・・」と言い出して僕は心の中で「何だとー！！」と目を剥きましたが、その女性がその後に「・・・なのに、めちゃくちゃ可愛い！！可愛すぎる！！何なのこれー」っと絶叫したのを聞いて僕はニンマリするのでした・・・ある意味最高の誉め言葉いただきました。

何かが気になったのかピタッと止まってこちらを凝視する后ちゃん。

30秒近くこの姿勢をキープ・・・周辺はアイドルの撮影会の様な感じになりました（行ったことないけど・・・）。

なんとなくぼんやりしている間に后ちゃんの帰宅も見逃してしまいました・・・今日は僕の勘はちょっと悪いですね。

14時30分にミルキーちゃん登場です。

走りながら視線はキーパーさんの持つリンゴに釘付け。

このミルキーちゃんと先ほど展示されていた雲雲ちゃんは叔母さん、姪っ子の関係ですがあまり似ていませんね。

ミルキーちゃんのお兄ちゃんのチャーミン君（現、旭川市旭山動物園）が雲雲ちゃんのお父さんです。

東屋でリンゴを頂きました。

可愛らしさアピールをしながらモグモグ。

パンダラブへ。

彩浜社長、何だかあんよがかわゆい。

2歳にして摩訶不思議な貫禄と可愛らしさを持ち合わせてますね彼女は。

あんなに小さかった彩浜ちゃんがこんなに立派なお嬢さんになってくれるなんて、感慨深いです。

朝は会えなかった桜浜ちゃんが屋外放飼場に出て来てくれました。

お客さんの要望が分かっているかの様な立ち振る舞い・・・さすがです。

分かっているかの様な、と書きましたが多分ほんとうに分かっているんだと思います。

パンダラブからブリーディングセンターに向かうと永明君がお散歩していました。

28歳でお父さんになった永明君、彼にとっては16匹目の子供となります。

ジャイアントパンダ界のカリスマパパですが、さすがに下半身の肉付きからは年齢が感じられる様になってきましたね。
さすがに今年が最後の繁殖活動になったと思います、これからはのんびり長生きして欲しいです。
ここ数年、中国は世界中の高齢パンダを設備の整った中国内の施設に引き戻し充実した余生を過ごさせる施策を取っていますが、アドベンは成都大熊猫基地の日本支部でもあるので、永明君、良浜ちゃんはアドベンに残ってくれるものと思っています。

15時30分にレッサーパンダ屋外放飼場に戻ると引き続きミルキーちゃんが出ていました。

帰路の渋滞も考えてこの辺りでアドベンを離れることにします。
出来れば年内にまた来たいな。