GO TOで東北へ　　　　　　　　NO3

2020/10/20 - 2020/10/21

　今回は以前行った久慈駅から貸し切り電車で普代駅まで乗車（三鉄も全線開通）。貸し切り列車で豪華に出発。
　運転席横に運転席の体験が出来る運転台がありました。
　誰もいかれなったので発車に合わせてスピ－ドメ－タ－を上げていくと、なんだか子供に帰ったような楽しさがありました。
　全くいい大人なんですが、経験できる時には「やってみる」をこの頃信条にしました。
　分かれ道に立った時右か左か迷ったら、自分の気が少しでも向いた方へ進むこと！
　失敗することより、遣らないで後悔することの方が良いと思います。


　小岩井農場は広大な土地何で、ビックリしました。
三人の仲間で作った牧場ですが、岩というのは岩崎弥太郎さんだそうです。　この人が入っていることから考えて、この広大な土地は官営地を安く払い下げてもらったのではないだろうかと考えますね。
　何時の時代も政府に近い人ほど、優遇されるってことだと思いました。
　さすがに牛乳は濃厚で、ソフトクリ－ムも美味しかったです（蒜山のニュ－ジャジ－牛のも美味しかった）。

　チ－ズはやはり日本だから、ブロックでの切り売りはしていませんでした。
　ブロックのが欲しかったんだけどなあ。
　小分けの6pチ－ズや色々なものが入っているチ－ズ、バタ－その他沢山かって宅急便で自宅へ（これもク－ポンです）。

　運転手さんが気を聞かせて下さって、NHKの朝ドラに出たという「一本桜」に寄ってくださいました。
　樹齢100年の立派な桜の木でした。

　「手造り館」へ。
　ここでは廃れてしまう工芸品などの実演が出来ます。
　時間が無かったので、遣っておられたのは南部せんべいの手焼き体験ぐらいでした。
　香ばしいいい匂いがしてきます。

　今夜の夕食は「フランス料理」。
　渋っていたけど、美味しいステ－キにこれにしてよかったと言ってくれました（機嫌が悪くならなくて良かった。

　今夜は「白樺に湯」へマイクロバス（15分おきにホテルから出ています）。
　今夜のお風呂は露天風呂や一人風呂などあって、温泉気分を堪能しました（チケットで無料）。

　

エリア 野田・普代・田野畑(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 徒歩
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　芝生に赤いとんがり屋根は夢の中の牧場そのものでした。

小岩井農場 上丸牛舎 名所・史跡

　ミルク館へ。
　でもお昼休み時間で、操業していなくてガッカリ。
　うしさんのベンチです。

　この先を行くと「宮沢賢治さんの句碑」が有ります。
　そして一号牛舎が見学できます。
　明治時代に建てられてた牛舎が今も使われています。
　ここの牛は本当に笑っちゃうくらい大きいんです。

　転々と牛舎や作業棟がありました。

　宮沢賢治さんの句碑。
　宮沢賢治さんのように、「欲はなく・・・」という生き方は出来ませんね。
　本当に偉い人だと思います。
　「雨にもまけず・・・」はしっかりと覚えています。

　サイロですね。
　冬の間の餌にする牧草を保存するための建物です。

　本当に昔の建物を大事に使われておられます。

　今はうしさんも搾乳が終わってお休みタイム。
　とても清潔な牛舎と牛です。
　牧場でちょこっとアルバイトしたことが有るので、これだけ清潔に毎日するのは大変なんですよ。

　比べるものが無いので、起き性分からないのが残念です。
　北海道の牧場の牛より大きかったです。
　種類が違うことも有りますが。

　一号牛舎で

　ひょこひょこ歩いてミルク館へ。

　何故か牛舎に立派な松がありました。

　二階の丸いのは夏に刈り取った牧草のロ－ルです。
　これなら100kg以上かも？
　北海道では当時（46年前ですが（笑））20kg の□にする機会でしたが、それを男の方たちが、トラックの上に放り投げるのです
　それを女性たちがきちんと並べました。3,４段位だったかなあ？

　かわいい資料館。
　今日は閉鎖中。

　どで～んと小岩井農場でやんす。

　SLが置いてありますよ。

　NHK朝ドラで有名になったという「一本桜」。

小岩井農場の一本桜 名所・史跡

　一本桜は約100年だそうです。
　満開時はどんなに綺麗なんでしょうね。

　一本松のいわれが書いてあります。

　手造り館横の「曲がりや」。
　ここだけが畳の部屋でした。
　後は全て板敷きです。
　ここは床の間があるので、客間でしょうか？
　囲炉裏がありましたが、冬は寒かっただろうなあ～。

　「茅葺屋根」ですが、これはごく最近葺き変えたと覆えるくらいの新しさでした。

　私は知りませんが、囲炉裏を懐かしがっておられる方もおられました。

　馬も人間もどちらも助けあって暮らしていかなければならない時代ですね。

　今夜は「フランス料理」。　　
　メインは松沢牛のステ－キでした。
　これだけの分厚さでしたが、柔らかくてとても美味しかったです。
　大満足！

　デザートは栗とカスカスタ－ドクリ－ムとチョコのおしゃれな一品でした。
　

　懐かしい「久慈駅「」。
　中はあまり変わっていませんでした。
　今年は3人の新入社員があったそうです、良かった、良かった。

久慈駅 駅

　のんびりとした駅舎外。

　貸し切り列車はお座敷仕様で堀こたつ式。
　ロゴマ－クがカッコよかったんだけど、列車の反対側でした。

　運転手さん、ご苦労様です。
　お話を聞くと津波で無くなった職員も無く、誰も辞めていないとの事。
　三鉄への愛着を強く感じました。

　途中で定期列車との待ち合わせ。

　まだまだ原っぱが目立ちました。

　右手の白いのが高さ14,15ｍの防波堤です。
　今までは家からいつも海が見えたのに、今ではもう見ることが出来なくなってしまいました。

　海は穏やかです。

　ここもちょっと停車。

　白地に赤と青のラインが入った三鉄列車。
　頑張って走っていますよ。

　青空へ向かって飛翔してください。

　東北自動車道が新しく建設されています。

　こんんに穏やかな海も一瞬で恐ろしい顔を現わすんですね。

　赤い鉄橋はシンボルです。

　この辺りは津波の被害を受けていないようです。

　綺麗な海。

　普代駅の商店街にお祭りの「山車」が今年も飾ってありました。
　全て手作りなんですから、すごいもんですね。

　色んな衣装を着た人形はとても精巧に作ってあります。

　北山崎ビジタ－センタ－。
　ここからの眺めは奇岩と海が見晴らせます。
　ここから海岸線まで下りる階段が有ります。　
　中間地点まででも400段近いので、海岸線まではほぼ同じ段数です。
　行きはよいよい、帰りが怖いという階段です。
　ホントしんどいですよ。

　岩の間の穴を小さな舟で潜る観光も有ります。

　ほんまに綺麗やなあ～。

　小さく見えますが、やっぱり近くでは大きいですね。

　素晴らしい青空！

　津波で被害を受けたホテルでの昼食。
　今まで何回かアワビの踊り焼きを食べましたが、ここのが一番柔らかくて癖もなく美味しかったです。
　お刺身も船盛りで立派で美味しかった。
　御馳走様でした。

　この2階までは津波でなあんにも無くなったそうです。
　一階の売店に震災当時の写真帳が置いてありました。
　見たのは私一人だったみたいです。

　北山崎遊覧船。
　少し波が高くなってきましたが、無事に寄港しました。
　

　これも新しくされたんでしょうね。

　三陸号です。

　仙台空港への途中の「オデン」というSA。
　昔、人間の足を持ったフクロウの様な姿の妖怪（？）です。
　良い魔物あったみたいです。