2016/11/07 - 2016/11/13
12550位(同エリア49069件中)
まさとしさん
今回は中国国際航空でバンコクへ向かうことになる。このルートは2010年4月以来6年ぶりだ。出発は羽田空港からとなる。
バンコクまで値段が27000円というのは過去最安のマカオ航空よりも安く中華系航空会社の価格破壊はしばらく続きそうだ。
11/6 羽田(1420)~北京(1715) 三里屯INN
11/7 北京(915)~バンコク(1330) バンコクPatumwan House
11/8 バンコク(700)~チェンマイ(810/1100)~メーホンソン(1130) メーホンソンJEAN’S GUEST HOUSE
11/9 メーホンソンJEAN’S GUEST HOUSE
11/10 メーホンソン~(夜行バス)
11/11 ~バンコク(ノンタブリーMRT)バンコクSofitel Sukhumvit
11/12 バンコク(ワットプラケオ) 21時空港へ
11/13 バンコク(0105)~北京(630) 北京(1720)~羽田(2130)
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13時30分にバンコク到着。空港から列車を乗り継いで国立競技場近くのパトゥムワンハウスに向かった。このホテルは反タクシン派のデモ隊がサヤームスクエア周辺を占拠していた時に一度宿泊している。古い建物だが場所が便利で部屋は広く設備の整った宿だ。値段は4000円。
14時にチェックインを済ませた。 -
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夕食は友人宅へバスで向かった。
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サトゥーンにある高層アパート。
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10階からの眺め。
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ラープムー(ハーブと豚肉の炒め物)とヤムタレー(シーフードサラダ)をお願いしておいたが、それ以外にもいっぱい作ってもらった。
【11月8日(火)】
今日はメーホンソンに向かうことになる。経由地のチェンマイへは7時のフライトでスワンナプーム空港からの出発になる。ホテルを5時にチェックアウトしてタクシーで空港へ向かった。
タイはまだ雨期が明けておらず霧雨が降り続いている。雨期明け直前は雨が降り続く傾向があり、北部での滞在は少し不便な思いをするかもしれない。
スワンナプーム空港から利用するのはタイ国際航空が運航するLCC(格安航空会社)のタイスマイル。タイ国際航空とは全く別物でスターアライアンスの特典は受けられない。でもチェックインカウンターは空いていたのでスムーズに手続きを済ますことができた。ちなみに値段は4000円で荷物代は含まれている。 -
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チェンマイまでは1時間強で比較的ちゃんとした機内食が出された。
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チェンマイに到着したタイスマイルの機体。
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チェンマイ到着後メーホンソンまでの乗り継ぎが3時間ある。近くのショッピングモールもまだ営業していないので空港内で待つことにした。国際線のエリアは空いていてゆっくりできる。
11時発のメーホンソン行きはカンエアというチェンマイを拠点にしている航空会社だ。かつてメーホンソンはタイ国際航空のボーイング737が数便就航していた。しかし今はカンエアとバンコクエアウェイズがプロペラ機を就航させているだけだ。
メーホンソンまでは20分のフライトだ。車だと6時間かかるので航空機の利用価値はかなり高い。値段も2000円弱と安い。 -
スムーズにメーホンソンには入れるのかと思ったら原因不明の遅延で待たされることになった。何の連絡もないまま1時間以上待たされ一時はモニターからフライトが消えていたので一体いつ運行されるのか運休になるのかヒヤヒヤしたが、突然搭乗開始された。
1時間45分遅れ。とりあえず一安心だ。飛べばあっという間だ。 -
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メーホンソン空港には1時間半遅れの13時に到着した。空港までジーンに迎えに来てもらっていた。6年前は故障していたハイラックスは修理したようで空港まで車できてくれていた。6年前は生活が大変そうだったが、少し安定しだしたのかジーンの表情はかつてより明るい。
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6年ぶりのジーンズハウス。久々の訪問だが雰囲気はほとんど変わっていない。
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とりあえず昼食を食べていないのでジーンの奥さんに焼きめしを作ってもらった。クイテオも追加してくれた。おいしい。胃が満たされた。
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ジーン夫妻と少し雑談してメーホンソンの街に散歩に出た。昔ながらの変わらない雰囲気。この街には他の観光地みたいに外国人は多くない。唯一の見所といってもいい首長族がプーケットやパタヤなどリゾート地でも会えるようになったから、こんな辺境の地まで来る必要がなくなったのが理由らしい。さらにメーホンソンの首長族の村は元々ミャンマーからの難民キャンプだったが、村の住民に難民申請が認められニュージーランドやスウェーデンへ移住し続けている。なので年々首長族の村は衰退している。前回宿泊した最大の村であるナイソイは壊滅状態だ。現在訪問できる首長族の村は観光用に残された色合いが濃いようだ。
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メーホンソンの池の周辺で夕方になるとナイトマーケットの準備が始まった。交通量も少なく静かな街だ。
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メーホンソンの町並み。
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【11月9日(水)】
深夜ずっと雨が降っていて、明け方8時頃までずっと雨だったので気が滅入っていた。事実上メーホンソンで丸一日時間が取れるのは今日のみ。その日が雨でつぶれてはがっかりだ。まだ雨期は開けていないのでこういうこともあるのかとあきらめかけていたが8時頃には雨がやみ、晴れ間が見えてきた。 -
今日は首長族の村に向かうことになっている。ジーンの車で連れて行ってもらう。
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9時に出発して村に向かう前にガソリンを入れる。
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続いてバスターミナルへ明日のバンコクへのバスチケットを購入しに向かった。バンコクへは1日2本バスが運行されている。前日の予約だがけっこう混雑していて窓際はほとんど埋まっていた。バスが売り切れていたら飛行機で戻らなくてはならない。飛行機が安くなったとはいえバスの3倍はするので席が取れて良かった。
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チェンマイ行きのバスは比較的多い。
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今回訪問する村はフイサン。1995年に初めてメーホンソンに訪問したときに来た村だ。その後2001年にも来ているがそれ以来15年ぶりの訪問となる。
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途中道路が水没している箇所が10数カ所ある。わざと橋を作っていないのではと思ったりする。これだと徒歩での移動は困難だ。
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水没した道路を何カ所も突破する。
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こんな悪路を30分ほど走ったところで村に到着した。
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首長族の村の入り口。村への入り口にはお土産物屋が並び観光地化が進んでいる。
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村の入り口付近にはゾウがいたのでバナナを与えることにした。タイの観光地にはたいていゾウがいる。
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何人か知っている村の人たちもいるのでコミュニケーションはとりやすい。
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現在この村に訪問する外国人観光客はそれほど多くなく、今ではタイ人観光客が中心だ。
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欧米人観光客もたまにやってくる。
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ジーンとマジャと昼食を取ることにした。村の入り口にクイテオの店がある。
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首長族の村にて
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耳長族の女性も共存している。
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耳長族の女性の娘。もう耳を長くすることはしないらしい。
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村人は基本的にみんなミャンマーからの難民で近年難民申請が通りやすいようで外国に移住しつつある。なのでメーホンソン周辺の首長族の村は衰退の一途だ。もう残っているのは観光用に働いている人だけで首長族の文化にも限界を感じる今回の訪問となった。
でも今後も首長族は観光客相手になくなることはないだろうが、本当に首の長い女性は次第にいなくなるかもしれない。架け橋役のジーンのおかげで楽しい一日だった。 -
村人の家に掲げられた首長族の絵と写真。
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夕方5時には村を離れることにした。メーホンソンまでは再び水没した道を戻ることになる。
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地元の人はカブで突破している。
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あっという間だったメーホンソン滞在だが明日移動だ。メーホンソンの寺院の夜景。
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月の光が明るい。
満月の夜に催される「ロイクラトン(灯籠流し)」は来週だ。 -
【11月10日(木)】
出発の日。今日はからっとした乾期を思わせる陽気だ。早朝のメーホンソンを散策。市場の周辺は賑やかだ。 -
でも他の場所は人気もなくのんびりしている。
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池の方に散歩に行ってみた。
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メーホンソンの寺院。
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ジーンズハウスに戻り朝食をいただいた。
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ゲストハウスの客室。使える部屋は僕が泊まっている部屋と日向さんの部屋の2つだけだ。
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バイクを借りて山の上の寺院へ。メーホンソンの町中の見所は限られている。
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特に何をするというわけではなく時間は過ぎている。これがメーホンソンの過ごし方だと日向さんは言う。その通りだと思う。でも今日の午後出発だ。2泊と短い期間だったがジーンには世話になった。また近いうちに再訪問したいと思う。
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地図を見ながら日本旅行を懐かしむジーン夫妻。
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バスは16時発だ。15時半過ぎにジーンにバスターミナルへ送ってもらった。メーホンソンからバンコクへのバスは一度乗ってみたかった。バンコクからだと本数が少ないのでバスターミナルまで確認に行くのが面倒で利用するのを躊躇していたが、逆はわかりやすい。
バスは定刻通り出発。VIPバスで最新のバスで座り心地は悪くない。しかし出発直後からバスは山道を猛スピードで走り、酔いそうになった。何とか持ちこたえた。けっこうツライ移動だ。出発前に飲んだビールも良くなかったかもしれない。 -
メーサリアンで夕食となった。希望者はクイテオの店に案内された。腹は満たされ一路バンコクへ。隣の席には人が座ってこなかったので快適だった。
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【11月11日(金)】
8時にバンコクの北バスターミナル・モーチットに到着。ほぼ定刻通りだ。メーホンソンから16時間かかったことになる。 -
カオマンガイの朝食をバスターミナル内で取ることにした。
バスでBTSモーチット駅前に出てMRTでスクンビットへ向かった。
今夜の宿泊先はソフィテル・バンコク・スクンビット。エグゼクティブラウンジを予約してみた。チェックインは31階のクラブラウンジで座りながら済ますことになる。部屋には12時まで入れないようだ。
それまでノンタブリーに開通したMRT(パープルライン)に乗りに向かった。 -
終点のバンスー駅から無料のシャトルバスでタオポーン駅へ向かう。
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タオポーン駅。
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バンコクの新路線パープルライン。今回開通したパープルラインは通勤路線で今後も観光で利用することはなさそうだ。なのでわざわざ行かないと今後も乗る機会はなさそうだ。
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自動券売機は既存のMRTと同様のものが使われている。近いうちにMRTがタオポーン駅まで接続することになっていてすでに線路は完成している。
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いつ開通するのかわからないが、MRTの線路は駅の下まで完成している。
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このMRTのポイントは日本製の車両が使われていて山手線の技術で運用されているらしく興味がある。しかし車両は完全にタイ風にカスタマイズされて既存の車両と変わらない。
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起点のタオポーン駅から2駅だけ乗ってみた。全線乗車するとけっこう時間がかかってしまう。
このMRTは完全に通勤用の路線で昼前のこの時間は乗客はほとんど乗っていない。 -
バンコク新MRT。パープルラインの車両。
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バンコクの鉄道路線図。複雑な路線網だが、完成しているのは少しだけでここに書かれた路線は大半が計画段階だ。
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シャトルバスでバンスー駅へ。本数は多いがこれが不便で仕方ない。
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12時にはソフィテルに戻った。
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31階のクラブラウンジでチェックインを済ませ部屋に案内された。
部屋は豪華でベッドも高級感がある。フランスに拠点を置くアコーホテルズの最上級ブランドのホテル・チェーンだけのことはある。グランドハイアットやJWマリオットに引けを取らない。 -
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ラグジュアリールーム(値段はあまり変わらない)を予約したからか角部屋で開放感のある部屋だ。31階のクラブラウンジに関してはスナックが少しあるだけで酒を飲まないならあまりメリットはないかもしれない。最後の夜をくつろぐにはいいホテルだ。レイトチェックアウトが含まれていて明日の18時まで部屋にいられる。安いホテルではないが利用価値は高い。
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昼食はホテル近くの路地の屋台で済ませることにした。空心菜と豚肉の炒め物。40バーツ(120円)。
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日が暮れてから王宮へ弔問に行ってみたが6時までで終了していた。
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久々に王宮周辺まで来たのでカオサンロードに立ち寄ることにした。ここは今でもバックパッカーの聖地だが物価は上がってしまい、場所が不便なこともあり最近は滞在することはなくなった。かつてよく利用したディオールゲストハウスは健在だった。1995年頃1泊シングル80バーツ(240円)で常宿にしていた。しかし今では250バーツだ。部屋は改装されているかもしれないが、3倍だ。
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宿に併設されているカフェも小洒落た雰囲気に改装されている。
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夕食はサトゥーンの屋台で食事することにした。けっこうな種類を5人で腹一杯食べても500バーツ(1500円)だ。庶民的な店は安い。
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【11月12日(土)】
朝食のため31階のクラブラウンジへ向かった。一般客とは別のレストランでの食事となり、静かにとることができる。ただしバイキングの種類は限られ、メニュー表から食べたいものを選ぶので頼む量は減る。バイキングの方が気楽な気はするがたまにはいいだろう。 -
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午前中に王宮へ弔問に向かった。
王宮までは無料のシャトルバスが運行されている。 -
民主記念塔。
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弔問の列がすごいので断念して王宮周辺を散策することにした。おそらく3、4時間並ぶことになる。
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王宮のあるワットプラケオ周辺は交通規制が敷かれている。
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王宮周辺では水や食事がすべて無料だ。占拠デモの時を思い出す。タイは何かしらのイベントでは飲食はすべて無料で振る舞ってくれる。今回も国王の崩御をきっかけにあくまで自粛という名のもとでイベント化されて盛り上がっているような気さえする。
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移動式トイレ。
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ワットプラケオ。
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王宮周辺ではなくなったプミポン国王の肖像が売られていている。
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幼少期から青年に至るプミポン国王の絵が壁に描かれ観光客が写真を撮っていた。
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ワットプラケオ。
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うまそうな無料の卵焼きがご飯にのせられている。
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観光客と地元の弔問客がごった返すワットプラケオ周辺を散策して王宮をあとにした。
王宮周辺からは無料のシャトルバスも出ている。しかしスクンビット方面に戻るバスがなかなか来ず、タクシーはすべて乗車拒否。王宮周辺から脱出できない。 -
バスを待っていると王宮周辺から競馬場との間を走る無料の電気バスが来たので乗り込んだ。競馬場まで行くと交通規制の域外なので通常のバスやタクシーが簡単に捕まる。
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競馬場周辺でも無料の食事が提供されていた。ただ今日は競馬は休みらしい。競馬場からはタクシーがすんなり捕まり、スクンビットへ戻ることにした。
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夜は以前にも行ったラームカムヘンのシーフードビュッフェへ食べに向かった。アルコールを除くドリンクも含まれ400バーツ(1200円)なのでコストパフォーマンスは抜群だ。
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豚肉やシーフードは種類が豊富だがこの店ではエビ以外はつまむ程度にした方がいい。エビは生け簀から網ですくい、そのまま炭火で焼くので新鮮だ。ここの目玉商品でもある。
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タイ風の味付けされた甘い豚もうまいが腹がふくれるのであまり食べない方がいい。
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ソムタムは自分で作ることになる。なので辛さは調整できる。
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これから帰国だがとにかく食いまくる。
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シーフードビュッフェからラームカムヘン駅を経てそのまま空港へ向かった。
北京行きの中国国際航空は深夜1時発。ラウンジはエバー航空に入ることにした。 -
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トイレは日本製のウォッシュレット付き。シャワーのアメニティーはタイ国際航空のロイヤルオーキッドラウンジより充実している。
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食事はシュウマイなど中華料理が充実している。
アイスクリームがあるラウンジはここだけだ。アイスクリームはSWENSREN(スウェンセン)でアメリカ発祥だがタイでしか見かけないメーカーだ。
台北空港はハーゲンダッズなので少し見劣りする。
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