佐渡　二日目

2020/07/26 - 2020/07/27

佐渡の二日目です

佐渡らしきところを見学と思ったのですが
数日前に佐渡で初めて　コロナ患者が出て
パニクッタ佐渡市長が　公共の施設を　休館にしたので　いい迷惑
楽しみにしていた所も　半分は回れずでした

ただ、尖閣湾揚島遊園、は　行けてよかった
コロナで騒がれた分、人も少なくて　楽しめました

エリア 佐渡島(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

佐渡宿根木の　花ノ木で朝を迎えました

隣の部屋の友人も起きているようなので

散歩に出かけましょう　　もちろん車でですが

宿根木の先の　小さな漁村です
ここでは舟が干したまま　祝日は休みですか？

それとも　年寄りばかりの村だから

ちいさな養殖だけだろうか

ちいさな漁港の　守り神

こんな感じです

朝早すぎたか

しかし　すごく引き潮で

海に潜るには良い時だが

そんなつもりは無いので

神戸ナンバーの車止めて　海に入っていたら

サザエとアワビ取りに来たと思われて
通報されるから…

何となく　昔の　岬巡りの曲が　頭の中でなってます

実は朝　釣りがしたかったのです
サビキで　小鯵でも釣れればなと

こんな港の公園って

漁業集落環境設備施設って言うんだ

国からの補助の使い道ですね

無料の駐車場も完備です

芝生の公園の　屋根付きベンチ
海岸沿いに　芝生とは　何と贅沢なんだ

防波堤なら釣り出来るかな

一応釣果です

海に逃がして場所替えしましょう

宿泊地の隣の部落　宿根木の　たらい舟
はんぎりといいます　　すし飯混ぜる　器ですね

まだ人はいないし
ここでも釣り糸を垂らしますか

ポスターに写っているような
若いおねぇさんが漕ぐなら乗って見たいけどなぁ…

近くを散歩していた爺さんに言われました
引き潮の朝は　魚が回って来んよと

いいんです　竿を出して　糸を垂れているだけで贅沢ですから

では　そろそろ朝飯タイムですね
宿に戻りましょう

いごねりと　佐渡の海苔　これは薫り高かった

つけものの　太いのはなに
わらびの茹でたての様な食感で面白いから
そう聞くと水ぶきと言うのだと

どこで売っているのと聞くと　スーパーでもあるけど
見つけた時はラッキーですよって

そんなに品薄な物なんだ

御宿 花の木 宿・ホテル

煮物と　洋風皿

焼き鮭と　卵と野菜サラダ

これだけあれば　ご馳走やん

イカ刺しでもあればビールも飲みたいけど…

でも今日はドライブだからなぁ…

腐れ豆なんか出さなくてもいいのに　関西人ですから

海藻の味噌汁が旨かった

これ食べたら　ちょっと　観光地に行きますか


朝一に　観光客の少ない時に　行きたい所が一つ

行って来ます

宿が左下の端　宿根木
向かうのが
この地図の左上　相川です

今回の目的地はここ
尖閣湾揚島遊園です

一番の楽しみは
尖閣湾内を海中透視船（グラスボート）
３月中旬頃から１１月下旬頃まで就航しています。
所要時間は約１５分です。

尖閣湾揚島遊園 名所・史跡

入園料を払い

土産物屋　フードコート　事務所を抜け　裏手の海岸へ

有料地域へ

田舎の公園に　ありがちな…

サドガシマンは　前の三人
後ろの横じまは　ズルガシマン　　きっと敵だな
ピンクとグリーンは　居ないのか

よく見ると　左のは　ザクザクゴールド
金堀なんだな

この感覚は　
50歳を過ぎた　若手に受けない事ばかり言うような
おっさんが付けたな……笑

君の名は　の撮影のロケ地になった
そんなこと言っても

今　君の名はと言うと
2016年公開の新海誠が描く
日本映画歴代2位の興行収入の大人気アニメ映画です。
1位は『千と千尋の神隠し』

昭和28年松竹大船　岸恵子・佐田啓二主演で
真知子巻きと言う言葉まで　流行らせた映画の　ロケ地だったと

いまさら言われてもなぁ…

これを理解しようとすると　60　　いいや　最低でも65歳
話題にするなら　70の　お年が要るよな

それより　この海岸美と
右下の船が…

先人を称える碑
佐渡出身の自民党の政治家　6期務めた最後に
第2次海部改造内閣　で　11か月間　農林水産大臣となった
近藤元次の置き土産ですか

その横に　こんな標識があると
ついつい　利権を考えて仕舞いますね

そんなこと考えずに　先に進めの標識

こういうのは許せるんだけどね

こんな　サービス良いじゃないですか

でも　前に漕げる人っていませんね

展望室と　水族館

そこには当然魚と

生き物と触れ合って

ウニに触れるようになってました

そして　注意書き……笑

ホームページには　ドクターフィッシュも書いてありましたが

これは小鯵ですね

いろんな魚が居ましたが

こちらは　手や傘を　入れないでくださいと

傘を入れるってどんな奴が来るんだ？

まぁ　こんな場所で魚みているだけでも楽しいけど

釣りさせて欲しいとか
食べてみたいとか
そんな　おっさんボケは置いといて

見どころへは…　

絶景の地に架かる橋

海岸背もきれいで　水が青い

これが日本海の波が創り上げた海岸線で

それに注ぎ込む滝までありました

いい感じですね

そして　外海に面してますから　灯台も

この道を下って行き

説明板の前で
読むふりの休憩

では降りますか

この橋の下

下りはまだ楽だから良いけれど　帰りは上りが待ってます

この岩の間を抜けると　船着き場です

では出港

うみねこに歓迎されて
いいえ　
餌付けされてるのです

かっぱえびせんを餌にやるんだと
餌用のえびせん　船の中でも売っていた

鳥は口に物をいれると
すぐに糞をするんだぞ…

船頭さん一人です

この湾内だけですから

尖閣湾 自然・景勝地

底は透明なグラスボート

今回はたまたま　友人と　一組のカップルの　4人でした

陸上や　

海の中　案内のアナウンスに合わせて船は動きます

普段は目に出来ない　断崖まで

岸に近づくと　底が見える

15分ほどの　観光船でした

はしけの近くには　大きな魚がいました
餌付けしているみたいですね

では次の組が乗り込んでます

ちょっと多そうですね

灯台を経由して　入ったところまで戻ります

灯台の前の説明板

土産物売り場で　チェックを

そしｔ　折角ですから

一夜干しと　サザエのセットを

一杯飲めないのが悲しいけど…

では次に向かいましう

佐渡の路線バスが　こんなカラフルでした

佐渡を世界遺産に　と　ラッピングしてありますが

世界遺産にして観光客が増えたらまたどうするんだろう

つづいてきたのがここ

姫津の漁港です

ここには防波堤に渡る　橋があり　その下を漁船が行きかいます

左手には　土産物と釣竿を貸してくれます

また　一夜干し作りや　イカ釣り体験などの　受付もやってましたが…

姫津大橋 名所・史跡

歓迎と書いてあっても
市の方から　ストップがかかっているとか

気の毒ですね

張り紙が　感染予防のため閉鎖？
意味が解らない？
どれだけの人が橋を渡るんだ？


コロナアレルギー　そうとしか言えない
そう思ったのが　　佐渡市長の行動でした
我々が佐渡に渡ったのが　7月23日
国が進めたGOTOキャンペーンの翌日

佐渡汽船は　航送料金を格安にして　来島を待っていた
船に乗る人全員の　体温を測って　各所にアルコールを置き
予防に努めようとしていた
経済を回すために　コロナとは共存しかないんだと…

しかし　島国根性丸出しの　佐渡市長は
一貫して　観光者は佐渡には来るな
病気がうつる　そんな姿勢を取ってました

これは　7月21日のコロナ感染の第一号が出た後ですが
5月からずっと　ほぼ同じような文章が有りました

そして　7月　21日　50歳男性　コロナ（＋）検出
聞き取りで　このひと月　島から外に出ていない　
そんな住民の感染だと

それに合わせて

公営の施設を　すべて　休館にしたのです。

しかし　この橋が
感染予防のために　閉鎖しますって　訳が分からないんですが…

案の定　佐渡奉行所も閉鎖中

佐渡奉行所 名所・史跡

政策とか　経営なんて考えなくていい　公営の物は

すべて　休園　休館

国からの支援金で　やっている田舎の施設は　
客のことなど考える必要ないんだから

たまに来る　政治家や　皇族にお見せしたら　鼻高々ですから…

歴史施設ばかりではありません

佐渡版画村美術館

こんな　一日　何人来るかわからない様な所まで

見事休館でした


観光都市のくせに　観光客に冷たいお役所ですね

佐渡奉行所　金山奉行は休みでも

金山は民間の物

コロナ対策しながら頑張っているでしょうね

立派な　道しるべ

これは民間ですねぇ

そしてこれが　公立の標識

そしてすでに　歴史の中にはいりました

無宿人の墓

1853年に水替人足として働き坑内で亡くなった無宿者28名の出身地、戒名、名前、年齢を刻んだ墓碑が山中に建っています。
江戸をはじめ、幕府直轄地であった大阪、長崎から1800余人の無宿者が送られました。

幕府の治安対策で捕えられた住所不定の人たちです。
過酷な労働で、その寿命はとても短かったといいます。

ハイキングコースの道しるべです
ただ歩くのは大変なので

無宿人の墓があり　　その向こうに　供養塔があるよ

でも　ずっと上りみたいだから　

その先の道遊の割戸ってなんだろう
遊ぶに扉だから　遊郭みたいなものかな？

↑　嘘です　　山をV字型に試し掘りされた　所です
山の形は見えるけど　近くには行けません
岩を拾って帰りたいんだけど…

突き当りが金山

金山の駐車場までやってきました

佐渡金山遺跡 美術館・博物館

御布令　　当館のお客様以外の　駐車を禁ずる

山の中で　それ以外の所に行けないだろう

それともここをベースにする　ハイキングする人でも居るのだろうか

折角来たんだけど

宗太夫坑（そうだゆうこう ）
～江戸金山絵巻コース～　　所要時間　30分　　900円
採掘作業を忠実に再現、佐渡金山を代表するコース。

道遊坑どうゆうこう
～明治官営鉱山コース～　　所要時間　40分　　900円
休山時まで使用された坑道、トロッコ、機械類をそのままの姿で保存。

共通券　　　所要時間　70分　　　1400円

う～ん　坑道は涼しいだろうけれど
このコロナの時期　狭い坑道を　マスクを着けたまま
30分も歩くの嫌だよ…

何とかランドの　世界は一つみたいに
乗り物に乗って移動するのなら　

2500円でも払うけど…

佐渡の公共施設　閉めるものだから
ほとんどの観光客がここに来てるんだから

東京や千葉のナンバーの車が多いのも……
今回はパスしようか

それでも　入口まで来てみました

ここが　入り口

ここでコースを決めて　チケットをかうのだが…　次回にしますか
ここだけ密でした

椿屋陶芸館です
今日の昼飯は　そば

手打ちの十割そばで　椿オイルを　わずかだけ練り込んで
喉ごしを良くしています

一度味見してくださいと

ある女性と約束したので…

椿屋陶芸館 グルメ・レストラン

陶芸の島・佐渡のアンテナショップとして、
人間国宝．三浦小平二氏、伊藤赤水氏の作品をはじめ、
佐渡の様々な窯元、約1000点の作品を、一堂にご覧いただけます。

その中には、風の窯で作陶している、
歌舞伎の人間国宝・坂東玉三郎氏の作品も展示してあります。

お土産用の小物も有りました

陶芸館の作品は撮影禁止になっているので…

そば屋の方へ

ざるそばの大盛りを

いつも思うのだが　ざるそばに海苔は要らんよ
それでも文句言う奴が居れば　かっこして『もり』と書いとけばいいだけ

まして香りの高い田舎の海苔は　余計にそばの邪魔するよ

更科系の心白を使ったそば

田舎なんだから　弾きぐるみでいいのに
すると　つなぎ無しでは十割はしんどいか

新潟に渡ると　海藻をつなぎに使ったへぎそばなんだけどね

なに佐渡に七味まであるんだ

ざる蕎麦喰っている時には　要らないけどね

旨かったよ又寄せて　もらうね

働き者のここの若女将に挨拶して帰ります

佐渡と言えば　真野宮

金山を掘るために罪人だけ流されたところではありません


鎌倉幕府　源頼朝から3代　
暗殺されて　その後　
幕府を継いだ北条家と　天皇家が　戦を起こしたのが　承久の乱

後鳥羽上皇が鎌倉幕府執権の北条義時に対して討伐の兵を挙げて敗れた兵乱です
後鳥羽上皇は　隠岐に
第三皇子の　順徳上皇は　この佐渡の地に流され
ここの土となったのです

真野宮 寺・神社・教会

勉強したければ
佐渡歴史伝説館も近くにあります

真野宮の横には　展示資料館も有ります

ここは　公営じゃないので　開いてました
でも　もう　予定を組んでいたのです

折角の佐渡なんだから　　金を掘り当ててやると…

こんな庭のある家は　金でもうけたのか

この大きな屋敷は

金で儲けたのか

ならば我々も儲けに行かねばなるまい。

やって来たのが　砂金掘り　　体験施設

体験施設では　儲からないよなぁ…

佐渡西三川ゴールドパーク 名所・史跡

金を払って

金を見る

こちらにも金が

ここでは金を見ることが出来るのか？

砂金取りコーナー受付

その横に

ここでとれる砂金は　　天然の砂金ですと

いいえ　本物の『自然の砂金』ですと

砂をさらっては　混ぜもって水で流し

重たい金の粒だけ下に残るからと

5回やって　一度残ればいいかな


この黒い砂の上に二つ残ったのがそれ

30分フルに頑張って
これだけ取れました
重量は測定不能です

疲れたから　小木の湯で汗を流して　花ノ木へ

夕食前に　お疲れさんの一杯
富山で買った　白えびビーバーです

御宿 花の木 宿・ホテル

食堂で　瓶ビール貰って飲んでたら
これどうぞと　イカの丸干しいただきました

ではそろそろ食事にしますかって

佐渡のタコ　大きくて味がしっかりしたマダコでした
水だ子は大きいばかりで私は苦手
マダコがありがたかった

造り盛り

カレイの煮つけ

こうして夜は更けていくのでした