2020.08 GOTOで行こう！今が狙い目北海道の人気観光地巡り③…久々の美瑛

2020/08/12 - 2020/08/14

富良野・美瑛は昔々はよく行ったけど、ここ十数年とにかく人出が多くなり、渋滞に巻き込まれるのがわかっているから敢えていかないようにはしてました。

が、今年はちょっと、いやかなり様子が違う。
そう…コロナのおかげでほとんど観光客がいないというまさかの事態に。
7月末、帯広に行く途中に美瑛・富良野を通った時、あまりにもあっさりと通過できたのにびっくり。

海外、道外へのお出かけもままならない今、地元を見直そう、というわけで広い北海道まだ行った事が無い所に行ってみよう！
とも思ったけど、観光客が少ない今、いつもなら人気観光地に行くのもありかも、と久々に北海道を代表する観光地巡りとなりました。

美瑛・富良野はそれこそ何度も行ってるけど、最近の様子はどんなふうになってるんだろう～。
地元目線じゃなく、観光客気分で楽しんできました。

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

★8月13日★

快晴～。
私の「晴れ女」、まだ威力ある？

午前7時レストランオープンとともに朝食を済ませ、8時前には出発です。
なんたって、最初の目的地は前回、駐車場に入るのにものすごい渋滞になったところですからね～、出来るだけ早く着きたいわ。

ホテルクレッセント旭川 宿・ホテル

じゃん、午前8時50分、ホテルから1時間ほどで「青い池」到着。

やっぱり、様子は様変わり。
途中、こんな路から入るんだっけ？と思ってたら、どうやら新しい道路が出来てるようです。
専用道路みたいですね。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

駐車場も、立派～。

以前は、砂利敷き、ただの空き地利用といった感じなので何台停められただろう5、60台も止めれば一杯？
駐車場待ちの原因は、駐車可能台数が少なかったからだったんですものね～。

それが、こんなにたくさん駐車できるようになり、駐車場待ちの渋滞も解消されたのかな。

というわけで、なんとまぁあっけなく駐車出来ました。(笑)

今まさに、まるで「密」を避けるための策みたいだけど、混雑緩和のためなんでしょうね。

うんうん、以前はこんな道なかったし。

白樺並木、これだけでも北海道気分、と言ったところでしょうか。(笑)

相変わらず、きれいなブルーですね。

上の写真は、カメラ、これはIphone、微妙に色が違って見えますね。

こんな感じの込み具合。

まだ朝早い(午前9時)とはいえ、やっぱり少ないですね。

何枚写真を撮ってもキリがないのはいつものことですね。

ヨツバヒヨドリが入ると、雰囲気が変わります。

ちょっと土を盛って、展望台のようになっているところから。

青い池のそばには、美瑛川。

川の流れもブルー。

何だかんだと30分。
そんなに広い場所ではないので、滞在時間としてはそんなもんかと。

さてさて、旅行に出かけたら先々でアイスクリームを食べるのがお楽しみですが、昨日はシャーベットを食べただけで食べてません。
なので、朝一とはいえ、食べなくちゃ。(笑)

ここはもう「青い池ソフト」でしょう。

後ろの池の色と同じブルーのアイス。
どんな味だったか忘れたけど。^^;

こんなのもあるみたいですよ～。

そうそう、以前は駐車場があるだけで、売店もトイレもなかったのに、今は立派なトイレと小さいながらショップもあります。

「青い池」に来たあと、ほとんどの人は戻っちゃうけど、来た道をもうちょっと進むと「白ひげの滝」がありますよ～、見ないと損！

白ひげの滝 自然・景勝地

3キロほど進むと「白金温泉」があります。

ホテルパークヒルズを過ぎて左手に行くと橋があります。
その橋の上から見える景色が…

そう「白ひげの滝」です。

滝が流れ落ちて川になっているところがもうブルーです。
アルミニウムなど含まれた水が、青くなる原因だとか。
とっても不思議な光景です。

下流の方を見ています。

これが流れて、途中せき止められてできたのが青い池とか。

さらにさらに、来た道を進むとちょっと山道になりますが「望岳台」という眺めの良い場所があります。

但し、この場所「十勝岳」は、活火山。
昭和63年に噴火があり、平成2年までは登山も禁止になっていて、現在は警戒レベルは1ですがそれでもちょっと気を付けなければいけない山です。

十勝岳望岳台 名所・史跡

お天気が良ければ、十勝岳が見えるはず。

少し歩けるのでちょっとだけ歩いてみます。
山登りをするわけじゃないけど、ここは登山靴に履き替えるのがベスト。
最低限しっかりとした運動靴の方がいいですよ～。

こんな道ですよ～。

登山だとしたら、私はこのくらいの岩が出ている方が歩きやすくて好きだけど。

これぞ北海道！
畑と山しか見えませんが。(笑)

8月なのに、もうりんどうが！

おなじみの高山植物「シラタマノキの実」

久々に見たな～、最近こんな高山植物がみられるくらいの山登ってないんだよね～。

駐車場には「防災シェルター」の建物があります。

中に入ったら、床が面白い。

大雪山国立公園内の地形地図になってます。

さて次に向かうのは、美瑛の丘巡り。
まずは「ケンとメリーの木」

あれ？目の前にある建物ってこんな感じだったっけ？
確か、庭に「スカイライン」が置いてあって…
なんかちょっと感じが違う。

ケンとメリーの木 自然・景勝地

こんなに人がいない様子を撮れるなんて。^^;

こんなに大きかったっけ？

ちょうど人が来てくれたので大きさがわかりますね。

駐車場も立派なのが出来ています。

目の前には、そば畑が広がりまさしく白い花が満開です。

次～、「セブンスターの木」

セブンスターの木 名所・史跡

何の変哲もない木なんですけどね。(笑)

生活道路、お仕事の車優先ですからね。

何でもない畑の風景だけど、誰が名付けた「パッチワークの丘」

この風景を描いた「葉祥明」、好きなんですよね～。

「北西の丘展望公園」

ここは別に立ち寄らなくてもよかったけど、トイレタイムで。(笑)
久々に観光バスが1台停まっていました。
お客様は海外の方ばかり。
日本在住の方たちなんでしょうね。

北西の丘展望公園 公園・植物園

美瑛っぽいというわけではないけど、夏空がさわやか～。

畑も多いけど木も多いよね。

ここでちょっと寄り道。
私の希望で映画のロケ地巡り。

目印はこの看板。

2015年の映画「愛を積む人」のロケ地。
佐藤浩市さんと樋口可南子さんの夫婦のとっても素敵なお話。

第2の人生を北海道で過ごそうと移り住み、病弱な妻の希望で石の塀を作り始めたのもつかの間その妻が亡くなってしまい、残された夫は無気力になり…
そんな時亡くなった妻からの手紙が家のあちこちから見つかり、それにより石塀を完成させることに全精力を傾ける夫。

美しい景色、樋口可南子さんの上品な美しさ、佐藤浩市さんの等身大の残された夫を演じる姿に涙が止まらない作品で、心の片隅にいつも引っかかっている作品となりました。

この石塀を見て、感慨無量な私。
「ハナミズキ」同様、映画を見ていない夫はちんぷんかんぷん。(笑)

美瑛・富良野、もういくつの映画のロケ地になってるんでしょうね。

なんと、このロケセット住宅、実際に「美瑛町体験交流住宅」として宿泊できるようです。
この日も実際、小さなお子さんのいるご家族が宿泊されていましたよ。

「愛を積む人」のロケ地のすぐお隣にある「フェルム・ラテール」
　　→　https://www.laterre.com/fermebiei/

覗いてみると、おしゃれなレストランスイーツ・パンのお店。

お昼ご飯は基本何でもいい我が家、右下のジャージー牛乳パンをいただきました。(笑)
そして自分のお土産に「麦のクッキー赤麦畑から」を購入。
甘くなくて歯ごたえがあってしっかりと素材の味を感じられる美味しいクッキーです。

「親子の木」

今はこんなフォトスポットの看板があるんですね。
これがなかったころは、「たぶんあれがそう？」みたいな感じでしたからね。

親子の木 自然・景勝地

2本の柏の木の間に小さな柏の木があるから、親子三人手をつないでいるように見えるかららしい。

子供の木が小さいな、と思ったら2015年の強風で子供の木が倒れたので植樹しなおしたとか。

観光客が押し寄せて木を切っちゃった「マイルドセブンの丘」もあれば、「親子の木」を守るために植樹したなど、観光地悲喜こもごもですね。

「北瑛小麦の丘」というプレート。

ここにこんなプレーとあったっけ？(笑)

そう、ここは「美瑛町立北瑛小学校」、しかし残念ながら閉校になっちゃってます。

天文台のある珍しい学校という事で有名だったんですけどね。

その目の前に広がるのが、まさしく「小麦の丘」ですね～。

「マイルドセブンの丘」だったところ。

マイルドセブンの丘 自然・景勝地

11年前、2009年はこんな感じでした。

2年ほど前「木の老朽化」という事で伐採されたそうですが、マナーの悪さも大きな要因となったんでしょうね。

「四季彩の丘」

ここも定番スポット。
駐車場が増えていた！
料金ゲートが出来ていた！(笑)

四季彩の丘 公園・植物園

そして目の前に、「麦彩の丘」といううどん屋さんが出来ていた！

いしばらく来ない間にいろんなことが様変わり～。

入ってすぐ、おなじみの「ロールちゃん」もマスク着用。

一応植えられているお花の位置が示されてますが、咲いてないのもありますよね～。

色合いがちょっと地味？

鶏頭、あまり好きな花じゃないけど彩りには欠かせない花ですね。

今回のはあまり色鮮やかな感じはしないのは気のせいかな。

あっちこっち、うろうろしながら無駄な動きもあり。
それではそろそろ美瑛を後にして、富良野へ。
と言っても、道路挟んで反対側は中富良野町と、美瑛・富良野でひとくくりの感じなんですけど。(笑)

とりあえず、美瑛編はあっさりと終了～。