回顧録　若者と行く南京　Vol.７　二日目、南京長江大橋

2009/10/25 - 2009/10/25

自転車で世界を旅する若者と当時流行っていたmixiで知り合いになり、上海に来るという事だったので家に泊めてあげた。

若者と、ここまでのルートの話をしていると、南京を通って来たそうだが、大屠殺遭難同胞紀念館を見ていないとのこと・・・
しかも、南京大虐殺事件の事も知らないという事が分かった。

これは、年上のおじさんとしては、教えてあげないといけないと思い、一緒に南京へ行く事にした。
上海駐在時、南京行きだけは、どういう気持ちで向き合ったら良いのか決められず、なかなか行く気にならない場所だった。
南京大虐殺を知らない若者と知り合ったお陰で、南京に行くきっかけが出来、私にとっても記憶に残る旅となった。

エリア 南京(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆南京長江大橋
調べてみると１９６８年完成という事で、同じ歳だったことが判明。

南京長江大橋 建造物

◆結集された技術力
中国の独自技術により設計・施行され、文化大革命中に完成したため、中国における自力更生と革命の象徴として喧伝されたそうだ。

◆毛沢東語録
「人民、只有人民、才是創造世界歴史的動力」
「人民、ただ人民だけが世界の歴史を創造する動力である。」

◆鉄道は真っ直ぐ進む

◆道路は右側へ

◆鉄橋
長江にかかる部分は鉄橋。

◆美しい
歴史的構造物はなぜか美しい。
力学的にも合理的なものが多く、シンプルな構造美だからかもしれない。

◆社会主義的デザインの窓

◆エレベータで橋の上に

◆橋の真ん中に信号付きの横断歩道がある。

◆凄い交通量
２０１６年に道路を全部撤去し、全面的な改修工事が行われたそうだ。
中国は、やると決めたら徹底的にやる所は凄い。

◆残念ながらここも自殺の名所らしい

◆地震がないから細い独立柱でも大丈夫。日本だと地震が来たら倒壊するだろう。

◆昼食後登った獅子山

◆凄いボリュームのＲＣ造の倉庫

◆共産主義的な像

◆毛沢東選集を掲げている

◆毛沢東については、中国人の間でも評価は賛否両論。私は・・・・

◆観光名所
中国人にとっても観光名所の様で沢山の人たちが記念撮影していた。

◆橋の真ん中に停留所もあった。

◆信号無視
折角信号付きの横断報道なのに、信号を無視して渡る人民。

◆二段式になっており、上部を車、下部に列車が走っている。この橋が出来たお陰で北京と上海が列車で結ばれたそうだ。

◆橋の北側にある公園

◆流石長江、造船所まであった。

◆凄い数の中層集合住宅

◆長江の向こう側でも開発が進んでいた。

◆沢山の高層マンション

◆流石に腹が減ったので、歩いて橋を渡り昼食へ

◆若者が自転車で南京を通った際に食べた麵屋で昼飯

◆蘭州ラーメン

◆これでもかと言うほど麺が入っている

◆昼食後、ちょっとだけ見えている閲江楼がある獅子山へ