GO TO フクシマ　

2020/10/16 - 2020/10/16

観たい映画がある。
が、遠くの地でしかやっていない。

うず、うず、、としている間に公開終了が迫る。
東へ茨城か、北へ福島か。

まぁ、ここは感染リスクを考えれば、北だろー
ってぇことで、

GO TO フクシマ by myself　往復200キロ走ってきました。

エリア 福島市(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

安達太良パーキングエリア　
ウルトラマンがいるパーキング。

ここには確固とした目的が。

果物のかたちをしたこのパンが、おめあて。
４コで７５０円だったかな。

りんご、桃、かぼちゃの４つをお買い上げ。
フルーツのジャムやクリームが入っていてとても美味しいのだ。

これ、これ。
昼過ぎでしたが、まだ数個残ってた。
リンゴとモモとカボチャ。

インフォメーションには、いま、朝ドラでやっている福島県出身の作曲家古関さんの、ゆかりの地の案内板が。

手書きでいい感じ。

インフォメーションの女性に話しかけられて、詳しいマップを頂く。
さっきのパン屋さんもそうだけど、福島のひとたち、朗らかでホっとする。

目的の福島市までは、この安達太良パーキングから３４キロ、３４分だって。

2時すぎ、福島市中心部。

お昼を食べようと、、、
でも、2時過ぎたらランチはどこもおしまい。

映画館の場所もよくわかってなかったりしたので、映画館へ電話。
そのついでに周辺でパスタが食べられるお店を教えてもらった。
親切。
ネットのある時代、そんなこと丁寧に答えてくれたりするんだな。

「サラエボ」という北関東近県にたくさんあるチェーンのお店。
この店はどこもこんな風に個室空間で、こんな時世だとちょっと有り難い。

でも、いざ席に着いてみると結構人が入っているし、”福島市は県庁所在地だし、人多いよなぁぁぁ、、”と、やっぱり”感染”リスクを考え始めてしまって、食べ終えてすぐ出てきた。

で、調べてみた「福島市内の感染状況」
”え・・・８月末から感染者ゼロ、”だって（！）

どーりで・・・。
さっきのレストラン、マスクを下げたまま話している人がいたはずだ。
（それで、なんだかそそくさ出てきた具合）

ただ、お店の方はスタッフの方々がとても感じの良くて、紅茶が美味しかったです。

福島市は福島駅前がちょっとだけ開けているけれど、すぐにこんな風景のところに出てくる。

貨物列車が通って行く。

向こうの山は、”信夫山”といったかな？

秋空。

ことしは空の雲を眺めることが多いなぁ。
どこにも行けないから～。

それもまぁ、オツな時間の楽しみ方かなぁ。

目的の映画館に到着。

かわいらしい外観。

「フォーラム福島」　

ここは、スクリーン４・５。
他に１、２、３、６が別棟でポツリポツリと同じ通りにありました。

シネコンみたいに大きなロビーがあって、ズラっと部屋が並んでるんじゃない所が、モロ好み。

みたかったのはこれ

「パヴァロッティ・太陽のテノール」

ロビーが小さくて、ガラスケースにパラリパラリと、間隔をあけてお菓子やパンフレットが並んでるのも、モロ・・・”好み”。

わー、良かった福島まで来て。
ここはきっとよい映画館だ。

観客は５人、全員女性だった。

映画は、パバロッティがどんな人だったかというのを、家族、友人、マネージャーたちが語るドキュメント。U2のボノ、ダイアナ妃、いろんな人が出てくる。

ホセ・カレーラスとプラシド・ドミンゴとのコンサート
「誰も寝てはならぬ」は、あまりに見事で圧巻で、思わず拍手してしまった、もちろん音は出さないように。

18:00すぎ

映画館をあとにする。

また来たいなぁ。

あ、高速道路代金だけで往復６千円だった。時間は片道２時間だった。

日帰りで映画だけ見るにはちょっと豪華な休日かなぁ。でも、また来ちゃいそう。
きっと来る気がする。

”biji”という雑貨屋さん。映画館の通りの向かいにありました。

素敵です。

映画館に入るまえに、ちらっと、このお店に入ったので、それを数枚載せてみます。
時系列が逆だけど。

１階は雑貨屋さん

２階には服や雑貨のほかに、アンティーク家具が置いてありました

それが、ここ、お値段がリーズナブルで、、、

この右手の本棚が、

７万円ちょっとでした。

これ、いいなぁ。

こんな外観。

福島駅からまっすぐ北に歩いたところだと思います。

帰りまーす。

帰りも高速道路は「福島西」インターから。

自宅まで、９７キロだってーーーー。遠～い。

ただ、誰か、いや、どこが出典だったか忘れましたが、

”人は悩んだら200キロ離れたところに行くと物理的に、悩みから一時的にも解放される”って話ありませんでしたっけ？

200キロは簡単には無理なので、わたしは勝手に半分にして”100キロ先に出掛ける”でも、結構効き目あるなと思ってます。

高速道路の”下り”。

満を持して（？）の”安達太良パーキングエリア”

ここも期待を裏切らず”ウルトラマン”さん。　
この時間帯見るのは初めてですが、目が光っております。
自動販売機のこの空間なのが、ちょっと切ない。

夜の「安達太良パーキングエリア」

ひどい写真だな、我ながら。。。

さ、土産を買って、さっさっと帰ろう、、、

福島といったら「ゆべし」さん。

これは必ず買って行きます。

親も好きだし、なにかホッとする味。

ほかに買ったのは
宮城の”仙台ささかま”、”べったら漬け”、秋田の”いぶりがっこ”

「いぶりがっこ」って、燻った”たくあん”なんです。旅館の朝食にちょっと付いてたりして、美味しいんですよね。

さて、今回は、６月以来の県外への遠出で、またまた福島でした～。

来年の今頃はどうなっているんでしょー。

例の感染症で活動自粛から半年くらいは、どこにも行けない事に何も感じないようにしてきたし、案外出来たけれど、夏が過ぎ秋が過ぎ、「今年はどこにも行けなかった感」が、”キテいる”自分です。

ポットからお湯を汲んでる時に、ふと、去年旅したベルリンの横断歩道の景色が思い浮かんだり、コンサートホールの照明のやわらかい黄色の空間を思い出したり、、、。これ、禁断症状っていうビョーキかな。

そんな人いますか。

まぁ、健康なだけいいか、我慢しよ。（するしかない。）
ってことで、おしまい。

来年はどこか行きたいよー！！！

この旅行記へのコメント （2）

• ひびき５６さん 2020/10/18 10:31:32

  私もするかも

  たったそれだけのために大金、時間、労力をかける。
  私も自分の考えだけで暮らせる環境だとしますね。
  新聞に載っている展覧会の案内を読んで、飛行機に乗って日帰りで東京まで行きたいとよく思います。
  
  野菜パン、見かけが楽しくておいしそう。
  sallyさんのお買い物は、いつも珍しくて私も手に取ってみたいものばかり。
  腹でこの旅行記を読むと食べられないので残念感が増します。
  

  sallyさん からの返信 2020/10/18 15:20:07

  Re: 私もするかも

  ひびき５６さん、ありがとうございます。
  ”たったそれだけのために”お金、時間、労力をかける、ううーん、オトナの贅沢ですよね～。それもずっと出来ることでもないから、余計ですかね。でもよかった、わかる人がいて。
  都心で開かれる展覧会はいつも普通に”豊か”ですよね。
  
  福島市、ここから結構距離がありますが、のんびりできる空気がありました。