２０１９年１２月、JALマイルで年末の九州気ままな夫婦二人旅　６．ハウステンボスを1日たっぷり堪能

2019/12/30 - 2019/12/30

１２月３０日（月）この日は久しぶりのハウステンボス。天気も良く１日たっぷり楽しめた。
　ホテルで朝食後、JR佐世保駅からハウステンボス駅へ行く。ウエルカムゲートから入国してホテル日航ハウステンボスにチェックイン後、テディベアキングダムを見学、カナルクルーザーに乗船、ドムトールンに登ってハウステンボスを一望する。ハーバータウンに行きONE PIECEサウザンド・サニー号クルーズに乗船、ポルセレインミュージアム、パレスハウステンボス美術館を見学。昼食後、船に乗ってジュラシックアイランドに行きアトラクションを楽しんで、夜には光と噴水の運河クルーズでライトアップされ美しいたハウステンボスの町並みを楽しむ。ウルトラ逆バンジー、スーパートリックアートを巡り、夕食を済ませて、ホテルに戻る。

エリア ハウステンボス周辺(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月３０日（月）宿泊していた東横INN佐世保駅前で朝食を済ませて、歩いて２分の日本最西端のJR佐世保駅に向かう。午前８時２７分発の電車でハウステンボスへ向かう。

佐世保駅 駅

ハウステンボス駅には午前８時４７分に到着。

ハウステンボス駅 駅

橋を渡ってハウステンボスに向かうと、ホテルオークラJRハウステンボスが見えてくる。

ホテルオークラＪＲハウステンボス 宿・ホテル

ウェルカムゲートから入国すると記念撮影ができるエリアになる。

さらにRidderbrug橋を渡るとナイアンローデ城のあるウェルカムエリアになる。

ナイアンローデ城の前のウェルカムエリアにある花壇がある。ここも撮影スポット。

フェアウェルゲートから出て写真のホテル日航ハウステンボスに行き、チェックイン。荷物を置いて、再入場してウェルカムエリアから見学開始。

ホテル日航ハウステンボス 宿・ホテル

ナイアンローデ城の中にあるテディベアキングダムに入る。館内には７０００体ものテディベアが展示されている。

テディベアキングダム 美術館・博物館

希少価値の高いものとしては、写真の左から２つ目の『アリスベア』がある。特別生産されたもので、米国２６代大統領 セオドア・ルーズベルトの長女アリス・ルーズベルトの名前から名付けられた。

テディベアキングダム 美術館・博物館

次にカナルクルーザーに乗船。全長６㎞の運河を約２０分ほどで巡る。船上からは美しい町並みや田園風景が眺められる。

タワーシティにあるハウステンボスのシンボルタワーであるドムトールンに登ることにした。１４世紀に建てられたオランダのユトレヒトにある最古のゴシック様式のドム塔を再現したもの。

ドムトールンは高さ１０５ｍあり、写真は地上８０ｍの５階にある展望台で、ハウステンボスの全景や大村湾の美しい眺めが堪能できる。

ドムトールンを降りてハーバータウンに向かう。途中にハウステンボスの建物を模したゴミ箱が置かれていた。

大村湾に面したハウステンボスの海の玄関口であるハーバータウンに行く。ジュラシックアイランドの予約をして、あまり待たずにONE PIECEサウザンド・サニー号クルーズに乗船できた。

まず甲板に出ると、写真のゾロやルフィー達の麦わらの一味と記念撮影ができる。この船で約３０分の大村湾クルーズ。

地下１階には魚や海藻が動いている様子をアニメで再現し、窓から海中を眺めているような感じになっている。

ハーバータウンにはポルセレインミュージアムがある。磁器の間には約３,０００点の展示の磁器が展示されている。写真はドイツ・ベルリンにあるシャルロッテンブルグ宮殿の磁器の部屋「ポルセレイン・キャビネット」を再現したものである。

ポルセレインミュージアム 美術館・博物館

ここでの見所は写真中央にある染付花籠文大皿。１８７３年オーストリア・ウィーン万国博覧会に人の背丈を越える大花瓶や直径約１ｍもある大皿が出品された。ヨーロッパのみならず、世界中の人々が日本人の作り出した巨大磁器に度肝を抜かれたことが当時の文献にも残されている。

ポルセレインミュージアム 美術館・博物館

ハーバータウンから南に歩いて行くとパレスハウステンボス美術館に出る。ハウステンボスの文化的象徴であるパレスハウステンボスは１７世紀にハーグの森に建てられた宮殿の外観を忠実に再現したもの。トップドームの輝く王冠は高さ１ｍ７０㎝、幅９０㎝でオランダの宮殿と同じ形、同じサイズになっている。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

美術館では『大胡蝶蘭展』が開催されていて、館内は美しい胡蝶蘭で飾られていた。国内最大級のドーム型壁画『壁画の間』は高さ19ｍ・最大幅11ｍ・面積は825㎡ある。壁画は『反戦と平和』というタイトルで、オランダの新進画家ロブ・スフォルテと延べ４０名のアーティストにより、４年の歳月をかけて完成された。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

美術館には黄金の館があり、中央には黄金のピラミッドが置かれている。１本６,０００万円相当の金塊を実際に持って重さを実感できるコーナーもある。部屋は床も壁も天井も２４金の金箔を職人が直貼りした金色に輝く空間になっている。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

さらに進むと美しい胡蝶蘭のトンネルがある。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

宮殿の後ろには広大なオランダ・バロック式庭園が広がっている。１８世紀にフランスの造園家ダニエル・マローが設計したが、実現できず「幻の庭園」と呼ばれていたが、保存されていた図面をもとにハウステンボスで甦らせた。ギリシャ神話をベースに、神殿風列柱、噴水、彫刻、装飾花壇が美しく配置されている。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

ハーバータウンに戻ってビッケンビッケンで昼食。

ビッケンビッケン グルメ・レストラン

食べたいと思っていた佐世保バーガーを注文。ジューシーなパティ、新鮮な野菜、丸パンの特製バンズ、天気が良かったので、ベンチで食べても寒さは感じなかった。

ビッケンビッケン グルメ・レストラン

予約の時間になったので、マリンターミナルに行き、写真の探検船「モササウルス号」でジュラシックアイランドのある無人島へ出発。この船は１日３便で早めに予約しておいて良かった。

船に揺られること４０分でジュラシックアイランドがある長島に到着。

桟橋から少し歩くと、写真のジュラシックアイランドの入口に到着。ARスコープが装着された銃を受け取り、スタッフからゲームの説明を受ける。肉食恐竜を撃ち、草食恐竜は撃たないというのがルールで、最終的に島に隠された財宝を手に入れるというもの。

リアル無人島での肉食恐竜とのARシューティングアトラクションを開始。ARスコープを覗くと画面に突然恐竜が現れてくるので、すぐに銃を撃って倒す。写真のディロフォサウルスやいろいろな恐竜の模型が置かれていてる。

３０分が経過するとシューティングは終了。全員がベースキャンプに戻り、ARコープには得点と順位、倒した恐竜の数が出る。優勝者など上位者の成績が発表され、道具を返して船に戻る。マリンターミナルに戻って、ホテルでしばし休憩。

ホテルを出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。カナルクルーザーの光と噴水の運河クルーズ乗り場に行き、ナイトクルーズを楽しむ。ライトアップされた美しいハウステンボスの町並みを眺めると、昼間と違った趣がある。

光と噴水の運河ではカナルクルーザーの運行に合わせてライトアップと噴水が変幻自在に移り変わる。

カナルクルーザーを降りて、歩いてライトアップされたドムトールンに隣接するアートガーデンを散策。冬には世界最大の光のイベントがあり、写真は全幅６０mの「光の滝・ブルーウェーブ」で、文句なしに美しい。光の王国の中でも特に見ごたえがある。

アムステルダム広場に行くと、純白に美しく光り輝く「白銀の世界」を見ることができる。ギヤマンミュージアムの壁に立体的に映し出された映像が音楽に合わせて動く３Dプロジェクションマッピングが美しい。神秘的でフォトジェニックな白銀の世界が広がる。

約１万個ものクリスタルで飾られた高さ１５mのイルミネーションツリーは幻想的。

アトラクションタウンにあるVRワールドに行ってウルトラ逆バンジーを体験。フルCGによるVR３６０°映像でバンジー体験ができる。

照明や遠近法を駆使した錯覚の世界が楽しめるスーパートリックアート。トリックアートの作品を使って不思議な記念撮影も楽しい。

写真は約７００本のカラフルな傘が吊り下げられたアンブレラストリート。ここでは音楽と照明のショーが繰り広げられる。

タワーシティにあるステーキハウスのロード・レーウで夕食。写真のレモンステーキを注文。

ロード・レーウ グルメ・レストラン

食事を済ませて、夜景を楽しみながらホテルに帰る道を歩いていると、運河の左側にライトアップされた白い観覧車が見える。朝から夜までハウステンボスを堪能できた１日だった。