2020/10/03 - 2020/10/04
4546位(同エリア31890件中)
れいろんさん
東京都民も対象になったということで、GOTOトラベル使って1泊旅行へ行ってみました。行き先は長野県、千曲川流域。
初日に長野市松代を訪問、上山田温泉に宿泊して温泉を堪能し、2日目温泉の裏山にある荒砥城址を見学、姥捨ての棚田の稲刈り風景を眺めて、農産物直売所で旬の果物などをたくさん買い込み帰宅しました。
どうも、私の国内旅行は「社会科見学」または「理科の野外学習」になりがちで、今回は「社会科見学(歴史)」ぽかったです。
昨年も同じような時期に、上山田温泉に泊まって、上田の松茸山で松茸料理を食べ、姥捨棚田を見たりして、初秋の信州を体験したのですが、そのすぐ後に、台風19号による豪雨で千曲川の堤防が決壊し、川沿いの地区では家屋が流失するなど凄い被害を受けたニュース映像(※)を目にして気になっていました。
それから1年、今はどうなっているのかなぁ。
この心に引っかかってる刺も、私の足を千曲へ向かわせたきっかけの一つでした。
表紙の写真は上山田温泉の裏山にある城山史跡公園「荒砥城跡」からの千曲川です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
長野市松代町にやってきました。
写真は神田川沿いの竹山稲荷神社。
松代に来た目的は、武田信玄が築城し、真田信之(砂長幸村の兄。NHK大河ドラマで大泉洋が演じた)が1622年に入封した松本城址や真田十万石の城下町として栄えた街並みを散策したり・・・ -
信之の孫、第三代松代藩主真田幸道に輿入れした伊予宇和島藩主の伊達宗利の息女「豊姫(あんず姫)」が苗木を持参したことが起源だといわれる「杏」を用いたお菓子を買うためでもありません。
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目的は松代象山地下壕を見学すること。これだけ1つ。
言わずと知れた、第二次世界大戦時の戦争遺跡です。
第二次世界大戦における本土決戦の最後の拠点として、大本営や政府中枢機能を東京から移転するために、戦局が悪化した昭和19年11月から20年の終戦の日まで、松代の山中に建設工事がおこなわれた地下壕です。 -
大本営地下壕は、松代町の象山、舞鶴山、皆神山の3箇所に掘られたのですが、現在はこの象山地下壕だけが一般公開されています。
地元の私立篠ノ井旭高校(現:長野俊英高校)の高校生が市によびかけ、1990年から長野市観光課が一部公開を始めという経緯がだそうです。 -
象山地下壕の見取り図。
山の中に広大な施設を構築しようとしていたのが良くわかります。
概算掘削土量は59,635立方メートル、総床面積は23,404平方メートルで・・・ -
地下壕の総延長は5,853.6m(長野市観光振興課のパンフレットから)です。
現在、見学できるのは青で示された500mほど。 -
入壕は無料で、自由に見学します。
受付所で人数などを申告し、無料で借りることができるヘルメットをかぶっていきましょう。 -
入ってすぐは下りの坑道です
この辺りは天井が低く頭上に注意が必要です。
足場も悪いのでしょう。マットが敷かれています。 -
最初は少し急で、その後は緩い下りになります。
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鳥居の連なりのように見える朱色のものは、落石防止のための支保工で、プラスチックトタンの屋根もかけられていました。
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壁にとりつけられているのは白熱電球です。当時の様子を再現しているのかな。
眩しいのに、狭い範囲しか照らしません。 -
天井や側壁は素掘りのままです。
下りきって、右折すると壕幅は広くなります。 -
壕の幅4mほど、高さも2.7mほどあり、自動車が通れる設計になっていたようです。
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所々、工事に関する説明版が設置されています。
残存ロッドの写真を撮りましたが、暗くてちゃんと写せませんでした。 -
まっすぐ伸びる見学路。
地面はとてもフラットです。 -
進んでいくと左右にも壕が現れます。
入れないようになっていますが、この柵もずいぶん古いもののように見えます。 -
ずいぶん明るい場所があるなぁ。
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見学路が左へ曲がる所でした。
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こんな感じになっています。
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右上の杭状のものは・・・
(少し色が違うのでわかってもらえるかなぁ。) -
電気配線用の碍子の取りつけ用に材木を刺したものだそう。
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左折して進むと、左右にいくつもの壕が見られます。
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20m間隔で掘削されています。
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掘削の様子などの説明版が設置された壕もあり・・・
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地面が横にデコボコしているのは・・・
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トロッコの枕木の跡だとの説明がありました。
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見学路の終点です。
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その天井には・・・
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東西や水平を測った測点の跡が残されていました。
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黒い杭がわかるでしょうか。
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見学路の終点の右側の壕。
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見学路の終点から、壕はまだ先に延びています。
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とても興味深かった松代象残地下壕、感じる事が多かった・・・。
心象のコメントは難しい(太平洋戦争や軍部や天皇制などへの感じ方などがいろいろ出てきてしまう)ので記述しませんが、多くの人にぜひ訪れて欲しいと思いました。 -
駐車場から象山地下壕への街並みも風情があったので少しご紹介を。
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左は山寺常山邸。
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道と屋敷の間には神田川から引いた水が滔々と流れる水路があり、鯉がたくさん泳いでいました。
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山寺常山邸は無料でお庭や茶室の見学ができるので・・
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ちょっと覗かせてもらいました。
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この日は上山田温泉の「若の湯」に泊まります。
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湯めぐりも楽しめる宿なので、隣にあるグループ旅館のお風呂をもらいに行きました。
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隣の旅館でお湯に入って、しばらくすれば夕食です。
夕食は会場で、畳の上に低いテーブルと高い座椅子という設え。 -
松茸料理が5品と、自家製ローストポーク、お造り、名物大きな大きな揚げたての海老フライなどがつく全14品のお料理プランで予約しました。
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松茸ご飯。
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土瓶蒸し。
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すき焼き。
この辺りでは松茸をすき焼き料理に入れるのはお約束!
松茸は冷凍もののようで、くったりしています。 -
松茸入り茶わん蒸し。
それから、汁椀が松茸入りでした。
お腹いっぱいで、ご馳走様~。 -
旅館「若の湯」のお風呂。最高!!
源泉かけ流しの名湯が、絶え間なく湯舟へそそがれ、惜しげもなくあふれています。
外には陶器の樽風呂もありました。こちらもかけ流し。
(湯舟はあまり大きくなく、洗い場も少ないですが、客室もそう多くはないので問題ありません。) -
深夜風呂も朝ぶろも楽しんで、翌朝の御飯。
正しい日本の旅館の朝食をいただきました。 -
昨日も若の湯の玄関先にこの仔がいましたが、若の湯さんによれば旅館の猫ではなく、この辺のボス猫だとのこと。
へへっ、猫釣り成功~。 -
真剣になりすぎて、目がやばい~!
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「もっとやろうぜ!!」
「もういっちょ、来い!」 -
では、もう一回ね~。
こんなに夢中で遊んでいたくせに・・・ -
なんだいその態度は?
夫が来たら、夫の足にスリスリ~~。 -
猫に別れを告げて、城山史跡公園「荒砥城跡」へ。
入場料は、大人1人300円。平成7年6月にオープンした千曲市営の施設です。 -
荒砥城は、冠着山から千曲川へ向かって伸びる尾根に築かれた山城なので、駐車場から管理事務所までは徒歩5分、その先、二の郭までも更に7~8分登ります。
二の郭敷地内に、復元された櫓があります。 -
そこからの眺望がすばらしいです。
・・・昨年の初秋にも上山田温泉に泊まって、千曲川流域の風景などを楽しんだのですが、そのすぐ後、台風19号による豪雨で千曲川堤防が決壊し、家屋が流失するなど凄い被害を受けたニュース映像(※)を目にして気になっていました。
※ 北陸新幹線が水につかった映像で印象に残っている人も多いかもしれませんね。 -
日本一番の流長(全長367 km)を誇り「日本三大河川」1つの「千曲川(下流の新潟県では「信濃川」)」。その名のとおり千も屈曲する暴れ川。
今は、緩いカーブを描き、たっぷりの水を流している・・・。
どうか今後は甚大な被害が出ませんように!!
河畔では堤防の復旧工事などが盛んに行なわれていました。 -
さて、櫓の上からの二の郭と、奥に本郭です。
簡素な建屋は当時の様式で、逆さ柱の柵も張り巡らせてあり、なかなか雰囲気があります。 -
復元された二の郭の門 の上から、櫓を撮影。
この場所には、以前、テーマパークがあり、その建設時に、かなり城の遺構が破壊されて低い石積程度しか残されていなかったとの事なので、この「石積を用いた虎口」は史跡公園として整備された際に造られたものになります。 -
以下の説明は千曲市観光協会のHPからの抜粋になります。
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荒砥城は、大永4年(1524年)、当地一帯を治めていた地方豪族「村上氏」の支族にあたる「山田氏」により築城されたと伝えられていています。
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郭をいくつも連ねて作られる『連郭式山城』という、当時一般的な形式で築かれています。荒砥城のほか、荒砥小城や若宮入山城といった荒砥城に付属する城や、のろし台と考えられる證城(しょうじょう)が同じ尾根上に連続して築かれています。
>>> -
復元された本郭の館(左)と兵舎(右) 。
簡素な感じが戦国時代の山城として「本物」らしい雰囲気です。 -
兵舎の中にはここでロケが行われたNHKの大河ドラマの撮影シーンの写真が飾られています。
『○風林火山(平成19年放映)
・荒砥城を、佐久海ノ口城に見立て、武田晴信初陣のシーンを撮影しました。
・千曲市内では、荒砥城のほかに2箇所で撮影が行われています。』 -
『○江~姫たちの戦国~(平成23年放映)
・浅井長政の居城「小谷城」に見立て、小谷落城のシーンを撮影しました。』
『 』内の説明は千曲市観光協会のHPから抜粋です。 -
本郭の館は上がれるようになっていて・・・
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武将ごっこができます。
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本郭の標高590m。
千曲川からの比高は約220mですね。 -
荒砥城(城山史跡公園「荒砥城跡」)。
復元とはいえ、NHKの大河ドラマのロケ地になったとこともあり、戦国時代の雰囲気を感じられる良い所でした。 -
次に行ったのはこちら。スイッチバックで有名な姥捨駅です。
この線路は列車が入線するだけで、手前側は行き止まりになっています。 -
実際の篠ノ井線の線路は下にあるこちら。
列車はここを走って、先の切り替えポイントを経て駅に入ります。
姨捨駅に停車しない特急列車は、この線路をかなりのスピードで走り抜けていきます。 -
では、篠ノ井線の踏切を渡って・・・
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姥捨公園へ行ってみます。
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姥捨の棚田は、能登の千枚田に勝るとも劣らない!
田植えの時期は美しい田毎の月(たごとのつき)が見られることで有名です。 -
今日はどの田んぼでも稲刈りの真っ最中です。
お天気が良ければ、穂焼きの白い煙が青空に上がって、たわわに実った稲穂が黄色くてきれいな景色になるのですが、残念ながらぼんやり霞んでいます。 -
では、姨捨駅舎にも行ってみましょう。
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・・カンカンカンカン・・・
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素晴らしいタイミングで特急列車が通過していきました。
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駅舎の中にも入ってみますね。
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篠ノ井線の路線図。
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姥捨駅は無人駅でホームへ入る改札もありません。
自由に入場して楽しむことができます。
新しい綺麗なホームです。 -
駅の標高は551m。
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山の斜面にあり、ホームの向こうが落ちているので、このような曇りの日は、天空に浮いているように見えます。
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ジブリ映画のワンシーンみたい。
お洒落をして「街」にお出かけなのかな。 -
スイッチバックの様子も表わした駅の案内板。
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姥捨駅は無人駅なのですが、『4月頃から11月頃までの休日は地元の有志の方々により「くつろぎの駅」として、駅事務室の開放やお茶のおもてなしなどが行われている(WIKIより抜粋)』ので・・・
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事務室の中も見学させてもらうことができます。
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「地元の有志の方々」のユニフォーム。
かっこいいので撮らせていただきました。 -
「TRAIN SUITE 四季島」が停車するようになって、この小さい駅に展望ラウンジとバーが設置されたとのこと。左側の建物がそれです。
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下の本線を走ってきた列車が引き上げ線に入って、進行方向を後ろ向きに変えて駅へ入線してきました。本線を横切ってホームに入線してきました。
写真の列車の正面は、本線を走っていた時の最後尾になります。 -
数人の乗り降りがあって、列車は再び進行方向を変えて、姨捨駅を後に本線へ戻っていきます。
これが見たくて、駅で20分くらい待っていました。 -
信州千曲川沿いの旅も終盤~。
坂城町のびんぐしの里公園のレストハウスで遅いお昼ご飯を食べます。
私は「おにかけうどん」を。「鬼かけ」ではなく「お煮掛け」です!!
野菜の煮たものをかけたおうどん。素朴な美味しさです。 -
夫は「おしぼり蕎麦」。
坂城名物の「ねずみ大根」の絞り汁で食べる盛りそばです。
「ねずみ大根」は、大根の先っぽがねずみのしっぽのように伸びた丈の短い大根で、ご想像どおり、その絞り汁はとても辛いんです。
さあて、上田のJAで果物などを買い込んで、帰宅しましょう。
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