コロナと猛暑の日々：ちょっと息抜きに北関東＆尾瀬沼へ：３　＜湯西川へ＞

2020/08/25 - 2020/08/25

　猛暑の日々とは程遠い時期になってきてしまい お恥ずかしいのですが、避暑がてら出かけた頃の備忘録です。

　湯西川～奥湯西川は、平家の落人たちが追っ手から逃れ、密やかに暮らした秘境の雰囲気そのものでした。
「平家の里」を訪れたのは夕刻。
コロナ禍で観光バスはもちろん、訪れる人もまばら。
しんみりとした平家の落日を思わせる深山そのものでした。

写真は、宿泊した「平の高房」に飾られた那須与一の武者絵

エリア 湯西川温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

湯西川水の郷（道の駅）
湯西川ダム建設で水没する地域に、水源地域のシンボル的施設として
建設されたそうです。
水車がゆったりと回っていました。

湯西川水の郷
澄んだきれいな水です。

大つり橋を渡って展望台まで登って来ました～。

400mほどの丘には、長寿の鐘が設置されていました。

鐘の音、麓まで届いたかな？

栗山村にある「平家の里」に着いたのは 15時前。

冠木門をくぐると、何とも心悲しい音色のBGM…。

茅葺き屋根は「よろず床しどころ」展示館

ここに咲く花は なんだか淋しげ…

紅顔の貴公子だったと云われる、平敦盛公の像

笛の名手で、一の谷の合戦で敗れた時

わずか16、７歳だったとか…

過酷な環境の中での
工夫の跡が涙ぐましい…。

囲炉裏のある懐かしい暮らし

落人達のひっそりとした生活を感じます。

ブナ材で作られた大木鉢や木杓子、
木杓子造り道具などが展示されています。

「平家にあらずんば人にあらず」
全盛を誇った平家ですが…
全国に散った平家の落人たち

よろず床しどころは休憩コーナーにもなっていました。
コロナの影響で飲食物はありませんでした。

今宵の宿は、平家砦の館「平の高房」

立派な砦の門を入ります。

駐車場の目の前には、
露天風呂「藤の花房」
砦門を挟んで反対側にも露天風呂

「平の高房」です。
今日は、もう平家ずくし！

フロントは２階にあります。

玄関で靴を脱ぎ、この階段を上がります。

玄関にはインパクトある
那須与一の武者絵が出迎え

玄関のど～んとした通し柱

欅や栗、栃、檜などの名木がふんだんに使われた「銘木の館」

中階段には、懐かしい蓄音機も♪
現役だそうですよ。

お部屋は、中２階でした。

そうそう、傾斜を活かした作りは蔦温泉旅館（青森県）と似てる！

こちらは段差が低いので楽に登れます。

　　　　　　　＊写真は上階からの眺め

階段の途中にも楽しい工夫が♪

各部屋の名称は「平家物語」などに登場する人物や事柄などにより
名付けられているそうで…

私たちの部屋は、平家物語巻八の「苧環」から取った
おだまきの間でした。

なんだか実家に帰って来たみたい♪

扇風機が置かれていましたが、もう必要ないくらい爽やか！

窓を開けて～

下界の猛暑から解放されましたぁ～♪

縁側も付いていて～

縁側では日向ぼっこもできそうな♪

洗面もゆったり

懐かしい感じのお風呂も付いています。

夕食は　いろり処：高房亭にて

この他に鍋物、煮物、下の写真のいろり焼きなどあり
特選和牛ステーキは別注です。

楽しみにしていた囲炉裏焼きでしたが、
暑さとコロナの影響で、
予め、外で焼いて持って来るというスタイルに変更されていました。

大田原産イワナ、ばんだい餅 、一升べらです。

無料の貸切露天風呂

アルカリ性単純温泉のまったりしたお湯で、お肌ツルッでした。

こちらは本館の（大）浴場

ロビーの奥にあるトイレ♪

秘境 奥湯西川の夕景

朝食です。
コロナで体重オーバーなのに、しっかり頂きました＾＾；

朝食の後は、ロビーでまったり。。。

苔玉がたくさん置いてありました。

密にならない広い空間にテーブルがゆったりセットされています。

外の景色を眺めながらコーヒーを頂きました。

奥湯西川温泉でリフレッシュできました。

いよいよ尾瀬沼へ向かいます♪

ご訪問下さりありがとうございました。