2002/09/09 - 2002/09/12
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まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
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2002年9月に行った南太平洋の島国を巡った旅行を紹介します。
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今回はメインとなる航空券は大韓航空でソウル経由のオークランドイン、ナンディーアウト。オークランドからナンディーへはポリネシア航空等が利用できるエアパス(ブーメランパス)を利用する。
出発当日
今回の旅行は複雑なルートで航空券を注文したのだが、それが災いしたのか成田空港出発前時の航空券受け取りの時点で問題が発生した。
出発までまだ2時間以上ある。このとき焦りは全くなかった。そのトラブルとは成田空港で出発前に受け取りはずだった航空券が届いてないというものだ。ただすべての航空券がないわけではなくニュージーランドからトンガ、サモアを経由してフィジーに至るブーメランパスの区間だけが空港に届けられていなかったのだ。困ったモノだ。
すべての航空券が届いてないというなら宅配業者の責任という可能性もあるが、一部だけないというのは明らかに旅行会社のミスだ。でもこちらとしてはチケットを受け取れば何も文句はない。カウンターの係の人は確認してくると言い、その場から姿を消した。確認してもらっている間、受け取ることが出来た大韓航空のチケットでオークランドまでのチェックインをすませることにした。
しばらく待たされ係の人が戻ってきた。そしてニュージーランドでの滞在先は決まっているのか聞いてきた。そんなもの決まっているわけない。国際宅配便で送ろうとしているのか?僕は今すぐ発券できないのかと聞いてみた。係の人は「それが出来ないんですよ」と言いかけたが、ちょっと待ってくれと言い再び姿を消してしまった。
待つこと約15分。彼女の手にはノーマル航空券が握られていた。「これを使ってください」とのことだ。旅行会社側は微々たる利益のために信用を失うよりは高額なノーマルチケットを渡してその場をしのいだ方がいいという当然の判断をしたようだ。航空券受け渡しカウンタ-の係員は旅行業者とは何の関係もないし、強く文句を言うこともできない。バタバタさせてしまい申し訳ない気がしないでもない。とりあえずこちらとしては航空券だけもらえれば何も文句はない。
ノーマルチケットは航空会社や日程、ルートなどすべて手数料なしで変更でき、1年間有効だ。しかし今回のような短期旅行では飛行機に乗り遅れた時、次の便に振り替えてもらえる事以外であまりメリットは感じない。
出国審査に向かったのは出発45分前。大韓航空ソウル行き。フライト時間は約2時間。客の大半は韓国人だ。
仁川国際空港に変わってからソウルに来るのは初めてだ。仁川に到着後、滑走路に着陸してからターミナルビルにたどり着くまでずいぶん時間がかかる。ターミナルビル内部は広々としているが、まだ未完成で特別広い空港というわけではない気がする。
2時間のトランジットを経てオークランド行きに乗り込んだ。ここからはB777で最新鋭の翼だ。しかし大韓航空の機内設備は個人モニターもなく他の航空会社に比べ劣っている。オークランドまでのフライト時間は案外長く11時間だ。非常口横のシートのため足を延ばせリラックスできる。そして飛行機が緊急着陸した場合は真っ先に逃げることも出来る。とにかく熟睡できそうだ。
機内食はビビンパが出た。
翌日11時過ぎにニュージーランドのオークランドに着陸した。
とりあえずバスで市内に向かうことにした。オークランドの第一印象はオーストラリア同様明るく清潔でバックパックを背負った旅行者を大切にしているということだろうか。とにかくこの国では高級ホテルを利用する客も貧乏旅行者も同じように暖かく迎え入れられイヤな思いをすることはない。その点ではオーストラリア同様これほど快適な国は他にないかもしれない。バスの運転手も宿が決まってないと言うとわかりやすい英語でホステルの場所の説明をしてくれる。そのフレンドリーな笑顔の奥に英語がへたくそな人間をバカにする表情などみじんもない。 -
バスは木造平屋建ての住宅地を走り抜け、丘を越えてタワーを中心に高層ビルのそびえるオークランドの中心部に滑り込んだ。数件のホステルを経由し、中心部と思われる場所にさしかかったときバスを降りることにした。さすがにニュージーランド最大の都市の目抜き通りというだけのことはあり、通り沿いにはモダンなショッピングモールや銀行、レストランやお土産物が軒を連ねている。そして何より人が多い。しかしその歩いている人の大半はアジア系やメラネシア系などマイノリティーだ。先進国の都市には共通していることだが、この街ほど居るはずの人が少ないと思ったのは初めてだ。もしかしたらここよりバンコクのスクンビットの方が白人が多いかもしれない。そんな中、北の方に少し歩きクィーン・バックパッカーズに泊まることにした。
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クィーン・バックパッカーズ。とりあえずオークランドの拠点はココに決定。
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街に出てまず両替をすませることにした。坂の多い街並みにタワーがそびえ、地味な英語の看板。そして人種のるつぼ。それらを見ているとヨハネスブルグのヒルブローを思い出す。しかしあそこが世界一治安が悪い場所であるのに対してここは世界一治安がよい都市の一つであるのが唯一対照的だ。
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夕食は韓国料理店に入ることにした。結局今日ニュージーランドに来て全くといって欧米的なものにふれることがなかった。
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翌朝、
冬のオークランド。朝でもそれほど寒くはない。
オークランド駅に行ってみた。ここからウェリントン行きの夜行列車なども出ている。駅舎は立派だが、駅としての機能はなく、洒落たレストランになっていた。 -
その脇に現在の駅があり、プラットホームに近郊列車が停車していた。閑散としている。
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夕方デボンポートへ行ってみた。デポンポートとはオークランドから海を隔てた対岸の街だ。船が出ていて気軽に行くことができる。おそらく今回のニュージーランド滞在でこの場所が一番良かった(他にたいして行ってないけど)。
船はオークランドの町並みをうしろにデポンポートへ向かう。 -
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デポンポートの街の裏にある丘からのオークランドの街並みはずっと見ていても飽きない。丘は芝生の公園になっていて丘の裏には区画整備された高級住宅街が見下ろせる。
確かにこの国は生活しやすそうだ。 -
中心部へ戻り、フードコートへ行ってみた。アジア太平洋地域はこの手のレストラン街が多くとても便利だ。店はタイやインド、中華など低料金で本場の味を堪能できる。こういう場所に来ると結局はタイ料理を選んでしまう。トムカーカイ(ココナッツミルクのスープ)は完璧な味だ。1日3食しか食事が出来ないのが悔しい。
明日のトンガへのフライトは早朝6時だ。今日のうちに空港近くのホテルに移動した方がいいかもしれない。明日の朝4時にタクシーで空港に向かうなら、今日バスで空港に向かい、ちょっと高めのホテルに泊まった方が気が楽だ。何よりこのホステルに飽きてきた。そんなわけで夕方4時過ぎバスで空港へ向かうことにした。 -
空港に着いたが、このまま空港で朝までベンチで寝るのもいいかと考えた。しかし12時間ここで待つのは結構つらい。考えた挙げ句、結局無料電話でホテルを予約することにした。フリーピックアップもあるようだ。しかしいざホテルに着いたらフリーピックアップは深夜はしてくれないらしい。タクシーを呼んでもらうことになった。結果としてかなり高くなってしまったが、宿が変わってリフレッシュできそうだ。目覚まし時計をセットし早めに寝ることにした。
空港近くで宿泊した宿の部屋。
トンガへ向かう日の朝3時前に目が覚めた。テレビをつけたらBBCでニューヨークからの中継が放送されてた。今日は9月11日(2002年)だ。あの日からちょうど1年、追悼式典が行われているようだ。
朝4時に予約しておいたタクシーがちゃんとやってきた。空港まで約10分かかる。ニュージーランドには深夜料金などないのか、メーターも回していない。とにかくホテルの人が言ったとおりタクシー代は16ドル(800円)だったので一安心。
空港に到着したらすでにチェックインが始まっていた。出発時刻が5:45と30分早くなっていたのであまり時間はない。搭乗券を受け取り、残ったニュージーランドドルで朝食を食べてから出発ゲートへと向かった。出国手続きの審査員も笑顔でパスポートを返してくれる。本当にいい国なんだが、やはり僕にはあまりにも刺激がなさ過ぎるというか、残念だがもうこの国を目的に来ることはないのだろう。
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