Goto新潟　夫婦酒浸り旅　酒の宿とインスタスポット清津峡観光　Part3

2020/09/26 - 2020/09/27

Gotoキャンペーンを使った旅行第二弾は、新潟への旅。
しばらく前に妻が美容院かどこかで見つけてきた「地酒とフランス料理のマリアージュを楽しめる」松之山温泉その名も「酒の宿」玉城屋さん。
もちろん酒飲みのgoemonpの琴線に触れないはずもなく、これを機に行ってみようということになりました。

ついでなので、最近インスタ映えスポットとして人気の清津峡にも足を伸ばしてみることにしました。

いつもの我が家のマスコット桜文鳥雛のぬいぐるみゴエモンと共に新潟へGo!

Part3は、インスタ映えスポット清津峡と越後湯沢「ぽん酒館」で最後の酒浸り。

エリア 十日町・津南(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

二日目の朝。

ゆったりと朝風呂を満喫したあと朝食会場に行ってみると、goemonp達を待っていたのは華やかに美しく盛り付けられた朝ごはん。

テンション上がります。

松之山温泉 酒の宿 玉城屋 宿・ホテル

各テーブルに本日の朝食の内容を説明したイラストが備えられています。

松之山温泉 酒の宿 玉城屋 宿・ホテル

いろどりも鮮やかな五種類のドリンクは、

左からカシスジュース、デトックスウォーター（ドクダミなどが入っているらしい）地元の雪下ニンジンを使ったジュース、八海山の甘酒を豆乳で割ったもの、そして緑茶。

朝から気合の入った朝食で大満足。お腹も一杯。

酒の宿「玉城屋」さん、お値段はそこそこしますがまた季節を変えて訪れてみたいな、と思えるお宿でした。

松之山温泉 酒の宿 玉城屋 宿・ホテル

二日目はこの旅行の第二の目的地である清津峡に向かいます。

宿からは40分くらいでしょうか。途中道が細くなっているところがあるので注意。トップシーズン等は駐車場待ちでかなりの渋滞になることもあるようです。これから紅葉のシーズン、紅葉を見に清津峡を訪れようとお考えの方はご留意ください。

清津峡 自然・景勝地

駐車場から清津峡トンネルまでは川べりの舗装された快適なお散歩コース。途中にはカフェ兼土産物店もあるので小休止に便利。

清津峡 自然・景勝地

こちらが清津峡トンネルの入り口です。

ゴエモン「わくわくするね。」

入り口で検温チェックを受け、手を消毒し料金を支払って入抗。
なお坑内には簡易トイレはありますが、バリアフリーではないので、身障者の方等と一緒に入坑する場合は先にお手洗いをすませておきましょう。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

内部は緑・黄・赤などのライトアップがなされています。
これらの演出は、中国出身の芸術家、マー・ヨンソン氏のプロデュースによるものなのだそうです。

そして彼こそが、このトンネルを単なる田舎の（失礼）コンクリートでできた展示資料館から、今を時めくインスタ映えスポットに昇華させた立役者なのでした。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

途中には清津峡の自然や周囲に生息する動物に関する展示もあります。この辺はかつての展示資料館としての名残でしょうか。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

清津峡の地形を示す3D模型もあります。目指すパノラマステーションはまだまだ先です。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

坑内の照明が黄色から赤に変わろうとするころ、前方からわらべ歌なのか新興宗教の歌なのか、単調なリズムの怪しげな音楽が聞こえてきました。

ゴエモン「こわいよー」

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

この赤いライトの一帯は少し照明が落とされており、先ほどのわらべ歌なのか何だかわからない単調なリズムの、複数の女性たちが歌う歌がトンネル内に反響する不思議な空間となっています。

マー氏の演出の一部のようですが、はっきりいって不気味です。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

最初の見晴らし所に到着しました。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

ここからは清津峡の柱状節理の岩肌を間近で見ることができます。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

長い年月をかけて清津川の流れが深い渓谷を刻んできました。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

次の第二見晴所には、お手洗いがあります。
外部が鏡面仕上げでUFOのようなユニークな形のお手洗いです。
（写真を撮るとどうしてもgoemonp達が映り込んでしまうので、写真はありませんが。。。）

前述のとおり、バリアフリーではないので注意。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

ここから眺めると、いかに清津峡渓谷が急峻なものであるかが分かります。
スケールは違いますが、台湾の太魯閣渓谷の大断崖を思い出しました。

ゴエモン「goemonpにはとても登れないね。」

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

第三見晴所はマー氏のものと思われるアート的な演出がなされています。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

丸い鏡面をトンネルの内部に配した独特の空間になっています。

終点のパノラマステーションについで、インスタ映えのするスポットとして人気なようです。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

というわけでゴエモンの写真を一枚。

ゴエモン「逆光で僕の顔が真っ黒けじゃないか。」

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

ゴエモンに怒られたので、逆側から記念写真をもう一枚。
ゴエモン「そうそうこうでなくちゃ。ピントは僕にあってないけどね。」

このアングルもいいですね。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

ついにインスタスポットのパノラマステーションに到着しました。朝早い時間にも関わらず、結構な人が集まっています。
やや三密が心配。

ハイシーズンにはさらなる人出が予想されるので、コロナ対策には気を付けて。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

今日は曇天なので今一つクリアな写真でないのが残念です。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

希望者はトンネルの向こう側中央まで行って、水鏡に映る自分と現実の自分が上下に対称となるようなユニークな写真を撮ることができます。
混んでいるときは、おそらくかなり待ち行列が発生することになると思いますので注意。

goemonp夫婦は二人とも内気でシャイな性格なので、皆のさらし者になる勇気がなく、写真は撮りませんでした。

ゴエモン「僕の写真撮りたかったな。」

ゴエモンだけでは小さすぎてどこにいるか分からないよ、きっと。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

マー氏のアイディアで、トンネルの床面に水を張り、壁面をステンレスで鏡面仕上げにすることによってこのスポットは生まれました。

ちょっとしたアイディアが思わぬビジネスを生むのですね。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

時々焦って真ん中を通る人がいるらしく、注意書きがしてあります。

真ん中部分は水深１５センチほどあるそうなので、全身ずぶ濡れになるということはありませんが、靴は完全にやられるでしょうね。

清津峡渓谷トンネル 自然・景勝地

越後湯沢に戻りレンタカーを返却して、越後湯沢駅の構内にある「がんぎ通り」にやってきました。

ここには新潟の物産を購入できる土産物屋や、へぎそば、イタリアン、ラーメンなどの各種レストランが集まっており、歩いて回るだけでも結構楽しめる施設になっています。

CoCoLo湯沢店・がんぎどおり ショッピングモール

いろいろ考えたあげく、イタリアンの「Muran gozzo Cafe」でランチすることにしました。

ムラン ゴッツォ カフェ グルメ・レストラン

妻は日替わりピザセット。

ムラン ゴッツォ カフェ グルメ・レストラン

goemonpはパスタランチセット。

前菜が結構本格的です。サラダ、カルパッチョ、ピクルス、サラミソーセージと種類も豊富で量もたっぷり。
ドライバーの責務からは解かれたので、当然ビールをいただきます。

ムラン ゴッツォ カフェ グルメ・レストラン

こちら本日のパスタ。しっかりアルデンテで美味しかったです。
観光地価格なのかお値段はランチにしては少し高めですが、ドルチェまでしっかりつくのでお値段分の値打ちはあるでしょう。

ムラン ゴッツォ カフェ グルメ・レストラン

お腹が一杯になったところで越後湯沢駅最後のお楽しみは、がんぎ通り内にある「ぽんしゅ館」唎酒コーナー。

酔っ払いのおじさんのマネキンがあるのですぐわかります。

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

新潟中から集められた銘酒を自由に唎酒できるという酒飲みには堪えられないコーナーです。

５００円払うとおちょことメダルを５枚もらうことができ、このメダルを使って自由にお酒が飲めるというシステムです。

ゴエモン「昨日あれだけ飲んだのにまだ飲むの？」

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

ゴエモン「こうならないように気を付けてね。僕は文鳥だからgoemonp達をひきずって東京まで戻れないし。」

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

ゴエモンの心配をよそに、うきうきと試飲コーナーに急ぐgoemonp夫婦。新潟の銘酒が勢ぞろい。

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

このように飲み口にお猪口をセット、メダルを投入して黄色いボタンを押すと、おちょこ一杯分のお酒が注がれるという仕組みです。

基本的にメダル１枚で一杯のものが多いですが、お酒によってはこのように２枚、３枚のメダルが必要なものもあります。

こちらは新潟銘醸さんの「越の寒中梅　純米大吟醸」メダル2枚が必要なだけあって、ふくよかな香りとすっきりした喉ごし。新潟県産米を１００％使用し、５０％まで精米して醸造したという逸品。

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

折角なのであまり出回っていなさそうな限定品を。
こちら昨日出た「越の鶴Domaine」と同じ越酒造さんが造る「越の鶴プレミアム中取り」。

中取りとは純米吟醸を醸す工程の中盤くらいに垂れてくるお酒だけを取り分けて作ったものだそうです。華やかさのある香りが印象的な一杯。

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

日本酒だけではなく、梅酒なども置いてあります。

嫁は日和って梅酒に走りました。これもメダル2枚必要なだけあって、美味しかったらしいです。

いい気になって飲んでいると、メダルが何十枚あっても足りなそうなので、goemonp夫婦はほどほどのところでやめておきましたが、全種類制覇すると写真を店内に飾っていただけるそうなので、我こそはと思う飲兵衛さんは挑戦してみては。

（結果として入り口にあったマネキンのように酔いつぶれてもgoemonpは関知しませんのであしからず。）

ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店

楽しかった旅行も終わり、東京に帰る時がやってきました。

越後湯沢駅 駅

今回のお土産。

南蛮えび煎餅おすすめです。ラーメンも長岡しょうがラーメンと新潟あっさり醤油ラーメンしかまだ食べていませんが、なかなか美味しいです。

今回酒どころ新潟を訪れて、人生で一番というくらい短期間にいろいろな日本酒を飲みましたが、改めて作り手の日本酒にかける情熱と愛を感じさせていただきました。

日本酒はワインほど品種や土地柄、製法によるはっきりした差は出にくいと思うのですが、こうやって短期間に飲み比べてみると、一口に日本酒といっても、実にいろいろな要素が絡み合って製品になっているのだなと感じます。

年取ってあまり飲めなくなる前に、是非もう一度新潟でお酒三昧したいなあ。

ゴエモン「飲みすぎには気をつけようね。少しずつでも長く楽しめた方が人生楽しいでしょ。」