2019年関東遠征2日目後編(2019/3/15) 下田新旧踊り子乗り比べの旅251系編

2019/03/14 - 2019/03/19

2019年の関東遠征は伊豆へ踊り子号とスーパービュー踊り子号の乗り比べ、横浜で東海汽船さるびあ丸に乗り特急ひたちと常磐線代行バスで福島第一原発周辺と被災地を視察して太平洋フェリーと高速バスを乗り継いで大阪へ帰る6日間の旅。
今回は2日目の特急踊り子号とスーパービュー踊り子の乗り比べをメインにして1日目と2日目前編をまとめて紹介する。
帰路はSVO展望席の旅。そして新宿駅でスーパーあずさ関連の見納めも行う(車両は出てきませんよ、待ってられなかったし)
ダイジェスト版なので時刻は分かる分のみ掲載。
1日目
新大阪740→のぞみ212号→955新横浜
新横浜→小机
小机→長津田
長津田1111頃(定刻1108)→急行中央林間行→1118頃中央林間
中央林間1121→普通相模大野行→1126相模大野
相模大野1133→普通本厚木行→1144海老名
海老名1210→特急横浜行→1235横浜
横浜1250→普通品川行→1259京急新子安
新子安→池袋
池袋1541→普通成増行→1548中板橋
ときわ台1619→普通志木行→1634和光市
和光市1652→急行川越市行→1658志木
朝霞台→和光市
和光市→池袋
池袋→後楽園
後楽園→赤羽岩淵
赤羽岩淵→王子
飛鳥山1917頃→東池袋四丁目
東池袋→池袋
池袋→大塚
新大塚→池袋
池袋→和光市
和光市→中板橋
2日目
中板橋601→普通川越市行→612下赤塚
地下鉄赤塚621→普通和光市行→628和光市
和光市707→普通新木場行→728池袋
池袋→赤羽
赤羽→京浜東北線→田端
田端→山手線内回り→巣鴨
巣鴨→神田
淡路町→東京
東京1000→特急踊り子107号→1236伊豆急下田
伊豆急下田1607→特急スーパービュー踊り子10号→1904池袋
池袋1914→通勤快速新宿行→1920新宿
新宿2208→山手線外回り→2222巣鴨
3日目
巣鴨612→山手線外回り→624上野
上野641→快速取手行→649南千住
南千住→武蔵境
武蔵境754→是政行→806是政
南多摩819→普通立川行→825分倍河原
分倍河原834→準特急高尾山口行→902高尾山口
高尾山口907→準特急新宿行→910高尾
高尾924→普通甲府行→940上野原
上野原1014→普通高尾行→1021相模湖
相模湖1047→普通高尾行→1055高尾
高尾1100→中央特快東京行→1106八王子
八王子1110→快速桜木町行→1122橋本
橋本1126→快速本八幡行→1152京王多摩川
京王多摩川1202→区間急行本八幡行→1205調布
調布1209→普通京王八王子行→1217東府中
東府中1232→普通府中競馬正門前行→1234府中競馬正門前
府中→高幡不動
高幡不動1314→普通多摩動物公園行→1317多摩動物公園
多摩動物公園1320→上北台行→1334立川南
立川1345→普通青梅行→1357拝島
拝島1401→普通川越行→1447川越
川越1520→急行池袋行→和光市
和光市→白金高輪
泉岳寺1655→快特三崎口行→1715横浜
横浜→普通大船行→関内
横浜港1810→東海汽船さるびあ丸→1945東京港
浜松町→山手線内回り→新橋
茅場町→普通北春日部行→南千住
4日目
南千住628→中目黒行→633上野
上野700→特急ひたち1号→907泉
泉935→普通いわき行→950いわき
いわき1027→普通富岡行→1109富岡
富岡1140→常磐線代行バス浪江行→1208頃浪江
浪江1220→普通原ノ町行→1240原ノ町
原ノ町1240→普通仙台行→1418仙台
仙台駅前→仙台市営バス→県庁市役所前
仙台1517→快速石巻行→1601矢本
矢本1634→普通石巻行→1651石巻
石巻営業所1755→宮城交通高速バス県庁市役所前行→1922頃県庁市役所前
5日目
県庁市役所前→仙台市営バス→仙台駅前
仙台1050→普通高城町行→1106中野栄
中野栄駅前1136頃(定刻1122)→宮城交通バス→1155頃(定刻1134)仙台港フェリーターミナル
仙台港1250→太平洋フェリーいしかり→1030名古屋港
6日目
フェリーふ頭1040→名古屋市営バス→築地口
築地口→栄
栄→名城線右回り→久屋大通
久屋大通→中村区役所行→名古屋
名古屋駅新幹線口1530→名神ハイウェイバス→1758千里ニュータウン

エリア 下田(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回のあらすじ
東京に来た初日は未乗路線や郵便局を巡り2日目は朝から伊豆半島へ。
185系踊り子号で下田へとやってきた。伊豆急下田駅で記録を終えてからの動きが今回の旅行記。
ちょっとした下田観光も兼ねている。

元々踊り子乗り比べが目的のようなものだったので下田では無計画だった。
改札を出てとりあえず友人おすすめの下田バーガーを食べに行くことに。
伊豆らしく伊東園ホテルグループ(会津若松で宿泊経験あり)ホテルの横を通り過ぎて道の駅へ。
道の駅の1Fに下田バーガーの店があるという。
それにしても道の駅の向かいに崩壊しかけている廃墟ホテルがあるとか…

値段はそこそこするが…大きさはかなりのもの。
これにポテトも追加すればまさにアメリカン。…そりゃアメリカ人なんでもかんでもこんなサイズで食べてたら肥満にもなるわw
ちなみに味もなかなかなものでした。

ここから特に予定もないのでとりあえずペリーロードへ。しかしこれどこかで見たことあるような…

そう、雰囲気はまるで中書島の伏見港。今にも十石舟が来そうだがそんなわけはないw

ペリーロードの終点は了仙寺。ここで下田条約が締結された。

門には山号の「法順山」の文字があった。
次は開国記念碑を見に行くことに。写真には撮っていないがペリーロードから見えるのは山の上にある廃墟のホテル…これではまるでかつての和歌浦や加賀温泉郷だ。
廃墟旅館街に格安ホテルが多数進出…マジで一時期の加賀温泉郷じゃねーか片山津や山代温泉のひどかった頃を思い出す…

慰霊碑…ではなく開国記念碑。結構見た目は大きい。

ハリスの銘文は分かるが…ちなみに下のシーボルトは江戸時代のシーボルトではなくアメリカの外交官。

ペリーの銘文の下にはまさかのマッカーサーの文字が。
こんなところでマッカーサーの文字を見ることになるとは思わなかった。歴史はつながっている…

開国記念碑から下田の街を見下ろす。雰囲気としては宇和島に近い。

山から下に降りてみると錨のモニュメントがあるペリー艦隊来航記念碑を発見

ペリーは元祖提督であるwどんな艦隊を編成…ゲームが違うw

あとは適当に下田の街を歩く。その途中でこんなものを見つけた。

下田に来たらこれは食べておきたいという友人のおすすめでやってきたのは平井製菓。
ここには「牛乳あんぱん」というものが売っている。

せっかくなので買ってみる。個人的に外れは無さそうだがw

美味しそうだとは思ったが…本当に美味しい。これは当たりだった。

ということで伊豆急下田に到着。トイレに立ち寄った駅前のスーパーが東急ストアである辺りが伊豆急沿線らしい。
五島慶太は伊豆とともに生きているというパワーワードが感じられるw

ここからはお楽しみのSVOを待つ。伊豆急下田駅は列車別改札なので待合室で待っていると…

ロイヤルエクスプレスがいた。
しかし前年の四季島といい関西の観光列車はほとんど見たことが無いのに関東の観光列車はよく目撃するw
地味に伊豆急らしい一枚。あとはリゾート21がいれば完璧か?

改札開放とともにSVOのホームへ。251系の方が先に引退するとは…

でもまずは隣にいる8000系の記録からw田園都市線にいた伊豆のなつ号塗装も2020年に運用離脱しているので今はこの塗装は伊豆急と伊東線でしか見ることはできない。

運転席は東急時代のまま両手式ワンハンドル。
JR線を走る唯一の両手ワンハンドル車である。

一方車内は大リニューアル。海側の座席はクロスシート化。そしてなんとトイレが設置された。
どこまでも通勤車両の東急の車両にトイレというカオスw

お待たせしましたいよいよ本題のスーパービュー踊り子。
ここには2編成が揃い踏み。なのに葬式鉄はいない。
これで安心して記録できる。そして引退時には悔いもなくなる。

アテンダントがいる辺り「観光列車の元祖」なのだろう

「スーパービュー踊り子」の方向幕も誇らしい。乗車時間が長い池袋行きを友人がえきねっとで取ってくれた。

…海沿いを走るというのはこういうことである。これも早期引退の一因であったといえる。

まあ何よりも早期引退の一因はこのハイデッカー構造なのだが…バリアフリー時代には残念ながら合致しない。

車内に入ってみる。筆者達が一番乗り。最前列は取れなかったが展望席を確保してくれている。

座席はこんな感じ。実は185系と比べて多少窮屈に見える…

ちなみに展望席に関しては映画館のように後方が一段上がるようになっていてどの席からでも前面展望が楽しめるようになっている。
なお車内放送でも言われるがフラッシュ撮影は厳禁。

これもSVO名物のプレイルーム。使っている客はこの日はいなかったが、10号車にいると使っている子供がいた場合うるさいだろう…

SVO名物終点まで開かないドア

運転席を見下ろせるのがこの車両のいいところ。
運転席は行きの185系と異なり最近のJR車両らしくなっている。

9号車のハイデッカー車両は青色モケット

そして車内各所にはこのように階段。この当時バリアフリーという概念は無かったのでこればかりは仕方ない。

そうこうしていると発車時間。
南伊豆フリーだが結局下田の単純往復となってしまった…まあいいかw
最前列ではないが前面展望を楽しむ。

単線の伊豆急を北上する。
隣に乗っているのは会話を聞く限り東急の社員らしい。
実は筆者の友人は某鉄道会社の社員であり半径1m以内に伊豆急行、東急、某鉄道会社の3社の社員がいる状況にw
展望席最前列の親子に至ってはなんとロイヤルエクスプレスに乗ってきた帰りらしい。とんでもない環境のSVO展望席。

「スーパービュー」なのでまだまだ海は眺められる。天気が微妙なのと日没が迫っているのが残念だが…

伊東を過ぎて伊東線に入ってもまだ海は望める。だがその前に日没の壁が迫ってきそうだ。
東急の社員が降りた(東横線に乗り換え？)横浜からは湘南新宿ラインに入る。鶴見で東海道本線と別れてタワマン地獄の武蔵小杉に停車。多摩川を渡り蛇窪信号場で転線すれば山手線が右から寄り添ってくる。
少し走って渋谷を過ぎて新宿に到着。

新宿で筆者達以外全員下車。貸切のまま池袋に到着した。終点なので全てのドアが開く。

埼京線ホームに入線したので隣には埼京線の電車が停車している。

185系の回送を見送って次は夕食ということになって一度改札を出たが新宿の方がいい店は多いだろうと再び改札に入り埼京線で新宿へwこれなら新宿で降りてもよかったなと苦笑w

新宿駅はスーパーあずさ＆かいじの最終日という事で一部では葬式鉄集結中。
我々も少しだけ記録していくことに。

この日で見納めの「かいじ」と「スーパーあずさ」の文字が見える

隣には地味に珍しい富士山・河口湖行きと高麗川行きもいる。

こちらもそこそこ珍しい大月行き。実は先程の河口湖行きであるが。

大半の鉄道ファンのお目当てはこいつと…

この日限りのE257系

なのだが関西人の筆者からすればこのE233系だって非日常。河口湖行きを見送る…

地味に「自由席」も見納めとなる

「自由席」のつり下げ札もこの日限り

この翌日から中央本線系統の特急も大きく変わる

葬式鉄向けに一稼ぎしようと鉄道グッズの販売会が行われている。
少し覗いていくと実車の部品なども数は少ないが売り出されていた。

新宿の街を少し歩いて夕食はあんかけチャーハン。2人の評価は「向かいの王将にしたらよかったなこれ」でしたw

大ガード下の新宿駅東口で友人と別れて山手線でホテルのある巣鴨に戻りこの日の旅は終わり。
どうでもいいが巣鴨駅前のサミットでもらったレジ袋が未だに大阪の我が家では現役であるw