憧れの乳頭温泉郷①

2020/09/17 - 2020/09/18

旭川・富良野・美瑛旅行から帰って１日明け今度は初の秋田、一生に一度は行きたいと思っていた乳頭温泉郷へ行ってきました。
実は北海道よりも先に計画していました。コロナ自粛を終えgotoキャンペーンが始まったあとくらいに友人とどこか行きたいという話になり、普段だと予約も取れないような場所、、「そうだ乳頭温泉郷にしよう！」というくだりになりました。

温泉三昧とせっかく初の秋田なので、少しの観光をして癒される旅でした。
歳もあるのかどんどん温泉が好きになっていく、、

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

10:20東京駅発、秋田新幹線こまち。初乗車。
JR東日本のキャンペーン「お先にトクだ値スペシャル」で新幹線代が半額になるというのを知ったのが旅のきっかけ。
１ヶ月前にえきねっととにらめっこして半額で買えました。ただ新幹線eチケットサービスというのをはじめてやったので改札通るまでは少し不安だった、、

今回は気心知れた友人との二人旅。温泉に１泊だし、プランもざっくりとしてて、こうゆう旅が一番落ち着く旅かもしれません。

食いしん坊の友人が練り物を出してきて、ノンアルコールビールで乾杯（この後レンタカーなので）

よいしょっと、、東京駅で２つお弁当を買っちゃいましたｗ
３時間近く乗るし、朝用・昼用です。

もちろん友人も２つｗ

まずは肉！牛タン弁当です。ヒモをひっぱると温かくなるやつ。便利。

お次は魚！いくらをぶちぃっとした汁が友人の服にかかってしまった。出発早々ごめんなさいね。
飛沫がぁぁ！という2020年の流行語もお届け。

食っちゃ喋っちゃしてると田沢湖駅に到着です。
友人といると時間があっという間でいいですね。

ここでちょいとトラブル！駅弁食べたときに外したマスクを新幹線の中に忘れてしまった、、
今の時代、携帯・財布・マスクは肌身離さすなのに。旅館で必要だと思うしってことでレンタカーを借りてドラッグストアに駆け込みました。
東京ではなかなか手に入らない（Amazonで高額で買った）お気に入りのマスクを見つけてまとめて買っちゃいました。

今回の旅も天気があまりよくなく、翌日は雨らしいので、一番行きたい場所を最初に。

田沢湖駅から30分くらいかな？山道を走って鶴の湯温泉に来ました。

到着した瞬間、憧れのやつーって感じでした。
江戸時代にタイムスリップしたかのような佇まいです。

本陣（客室）が並んでいます。趣ありますね。
いつかここにも泊まってみたいなぁ。なかなか予約が取れないことで有名ですね。

こちらで受付をします。乳頭温泉郷に宿泊すると湯めぐり帳が1,800円で買え、すべての温泉を巡ることができるのですが、だいたいどこも立ち寄り湯は600円くらい、そうなると４湯くらいするならお得か、、明日雨だしどうしよ、、ということで今回は都度入浴料を支払うことにしました。

こちらの川を渡って温泉棟に。

全体像はこのような感じ。

あの有名な露天風呂はどこだーと歩いてるとデデンと出てきます。
覗かれ上等な立地です。
ちょうど立ち寄り湯の時間が終わる頃に差し掛かっていたので人があまりいない。

簡易的な脱衣所で裸になり、いざ！
あーーー気持ちいいーーーー！
お湯の温度も硫黄の匂いも広さも周りの緑も何もかもちょうどよく落ち着く感じです。
下には砂利が敷いてあり、そんな温泉も初めてでした。
ポコポコと湧いているところがあって、これぞ自然の恵み。
ずっと入っていたい気持ちになりますね、ここ。

ちょっと面倒なのが露天風呂から至近距離ですが、内湯の建物まで行くのに服を着なくてはならないところ。
夏だとべたつくし、真冬だと寒いから着るものたくさんあるし、今くらいの時期がちょうどいいのかな。あ、でも雪見風呂体験したい、、

あれ？こっちが黒湯？

こっちが白湯？どっちも白いから分からなくなっちゃいました。

せっかくだから旅館に着く前にもう１湯行こうということになり、黒湯温泉へ。

ここも鶴の湯に負けないくらい雰囲気よかった。

混浴露天風呂、貸切状態です。

内湯。

打たせ湯もありました。

源泉がすぐそばにあって、温泉が噴出す様子も見ることができます。

ちょっとしたパワースポット。くろたまちゃんに触って、大地のパワーをいただきます。

こちらは男女別。

どの湯処も風情があって、いいお湯です。

満足満足。

さて今夜のお宿に到着。川沿いに建つ宿で、女性に人気の乳頭温泉郷の中ではモダンな旅館だそうです。

こちらが今回わたしたちがお世話になります「妙の湯」さん。

素晴らしいお宿でした。

お部屋はこんな感じ。８畳くらいでしょうか。

ちょうどわたしたちが訪問した際に先客の方がチェックインをしていて、待たせることなくお部屋に案内していただき、そこで夕食の時間等館内の説明を受けました。

心遣いがいいですよね。

お部屋の窓から川の流れが見えます。

ここの魅力は何といってもお風呂です。種類が多いんです。
20時で男女入れ替えになるらしいので、早速入ります。コロナとは関係なく、宿自体にあまりお客さんを入れないせいか貸切状態に。

こちらは混浴露天風呂。間近に川の流れを見ることができます。

茶色に濁った金の湯。

透明の銀の湯。

夕食はラウンジで。本日のお品書きです。きりたんぽ鍋だと思っていたのに出てきませんでした。

品数が多いのでまとめてドーン。山の幸が豊富で、普段あまり食べられない食材もありました。きりたんぽの代わりにしゃぶしゃぶ美味しかったです。
ご飯のあきたこまちときのこ汁はおかわり自由。米がやっぱり美味しいですねー。

わたしの誕生日が近かったので友人がこっそり電話をしてくれていたみたいでデザートのプレゼント。（これ以外にも懐石料理の甘味があります）

わたしに出してもらう前にはお隣のご婦人も誕生日だったのでお祝いムードがあっても友人はまったくバレないようにしていたので、本当にサプライズでした。感謝。
宿の方から歌のプレゼントまでいただきました。とてもいい声で♪ご婦人とわたしと２回も歌わせちゃったわけですね(^^;)

友人はオーダーを間違えたのかさっきのケーキとはまた別にジェラートのデザートまで来ました。
こちらも美味しくいただきました。かなーりお腹いっぱいです。

夕食の後は貸切風呂へ。ここでもいい眺め。女性の方は混浴に行かなくても貸切風呂から眺められるのでご安心ください。

こちらは入れ替えた後のお風呂。

とにかく数が多いのです。昼間は立ち寄り湯もやってますが、全部満喫するのは大変そうです。ここに宿泊してよかったー！
わたしが今まで泊まった旅館の中でももしかしたら最高の温泉かもしれない、、と思っちゃいました。