2020/09/11 - 2020/09/11
197位(同エリア390件中)
風待人さん
去る9/12は大雨の予報で、それなら夜勤明けの9/11にどこか出掛けようかと思っていたら娘が通院に行くということで午後3時過ぎにスタートがずれ込みました。
それなら近場でと、ある方のブログで拝見した長門市の旧三隅町にある大滝と小滝を見に行くことにしました。
小滝も大滝も道路沿いにあるということで比較的探しやすいかと思い、よく調べずに行った為、最初に現れるはずの榎谷川の小滝は発見できず、ひとまず先に大里川沿いにある大滝を見ることにしました。
林道を山手に入ること1.5km程度行き、分岐を小間(こま)方面に降りてすぐ左手に大滝を発見。
丁度、車2台程度が止められる空き地があり、そこに車を停めて滝見と洒落込みました。
数日前に雨が降ったおかげで水量もまずます、惜しむらくは水が濁っていたことくらいか。
9月とは言え、日暮れが近づくことを考えると早く、小滝を見つけなければ。
元来た道を引き返すとガードレールの向こうにあっさり見つかりました。
しかし、夏草に邪魔してよく見えず残念な結果に。
紹介されていたブログでは、滝下に降りるのは可能だが夏場はマムシに注意が必要と書いてあったが、都合よく無視。
どこから降りようかと周辺を散策すること数分、ガードレールの末端下に都合の良い隙間を発見。
安全靴に履き替え、足元に注意しながら川へ下りました。
雨後で滑りやすい石の上を慎重に進むと然程苦労なく滝下にたどり着けました。
岩打つ滝の飛沫が顔にかかるほどの特等席で滝見を満喫しました。
さあ帰ろうかと思ってスマホを見るとPM5:00ジャスト。
もう一か所、行くかと行に利用した国道191号線を途中から山手に折れて旧道からの…を締めに自宅に戻りました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今はバイパスが出来たため殆ど通行量が無い国道191号を萩から長門方面に走り、鎖峠を越えたトンネルの手前の小道に入ります。
因みにこちらから下りなくても県道28号小郡三隅道線からも行けますが、萩から行く場合はこちらの方が近道なのです。 -
車1台が通れるくらいの小道なので見つかると思ったのですが榎谷川沿いを通っても小滝は発見できませんでした。
時間も無いので、先に大滝を見ることにしました。 -
林道大里線に向かいます。大滝を見たければ県道28号線からアクセスした方が早いです。
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W=3.5m、L=2500mとあります。
道幅や舗装状態は問題ないですが、林道にありがちな落石や落木、急なカーブは覚悟しなくてはなりません。 -
林道の終点辺りに分かれ道があり、この道を木間(こま)方面に進みます。
因みに、案内板は地面に落ちて草間に隠れていました。 -
この分岐を右手に折れて、少し行くと車2台位は停められるスペースが有りました。
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駐車したすぐ先、小さな橋の左手に目指す滝が見えてきました。
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雨後の為か、水量が多く見ごたえがあります。
惜しむらくは、水が濁っていることくらいか。
大滝とは言うものの、落差は然程なく、幅はまあまああるかな程度。
こじんまりした感じの静かな滝です。 -
近場で見ると中々素敵な滝ですが、名所になるほどの感じでは無いです。
さあ、ここはそれ位にして幻の滝(ただ見落としただけ)榎谷川の小滝をもう一度探しましょう。 -
この辺りかな~と目星をつけて車を停めて辺りを散策します。
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生い茂る夏草と木々の隙間に滝らしき流れが見えました。
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う~ん、中々良さげな滝ですが、ご覧のように夏草と木々が邪魔していてその全体像を撮影するに最適な場所が見当たりません。
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ガードレール越しに降りれそうな場所を探す自分がいます。
殆ど冒険譚ですよね、旅行記と言うよりは。 -
うん?この辺りから下りれそう。
目星をつけて下見をしながら降りるルートを決めます。
どこら辺に足を置いて、どの枝を持ってどうやって降りるかシュミレーションをします。
シュミレーションは毎回、行いますが、シュミレーション通りに行ったことは皆無に近いです。 -
電柱とガードレールの隙間に、丁度足場に良い岩の配置がありここから下りることにしました。
背中にカメラのリュック、片手に三脚で降りて行きます。
足元はスニーカーから安全靴に履き替えています。 -
こんな感じの岩場を降りて川まで辿り着きました。
結構、イージーですが穴が多く、マムシの巣くつになっていないかイマイチ不安は残ります。
これは、帰りの上りも注意しないといけません。 -
丁度、歩きやすい位置に岩があって難なく滝の下まで辿り着けそうです。
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川の右側を歩きながら滝下にある大きな岩場に向かいます。
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滝のど真ん中に丸太があるのはご愛敬で中々、趣のある滝です。
先ほどの大滝に対してこちらが小滝とは思えない迫力。
どっちかって言えばこちらが大滝じゃねぇって感じです。 -
二股に分かれた奇麗な流れが気に入りました。
水量が多いのも良かったですね。
結構、いい感じです。 -
滝の真下まで行けるので顔やカメラに滝の飛沫がかかる臨場感は他の滝では味わえない醍醐味かと思います。
カメラはもちろん、レンズ、本体とも防塵、防滴仕様ですが油断は禁物。
自己責任ですね。 -
滝を二つ眺めた後、帰りがけに国道191号線を旧道にそれて三見方面に向かいます。
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辿り着いたのは車一台がやっとの幅の橋。
こんなのが名所? -
因みに、橋下には小さな川が流れています。
高所恐怖症の私は足を震わせながらこの写真を撮っています。 -
実はこの小さな橋、国の登録文化財だったりします。
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めがね橋と書いてありますが、正式名称は三見橋(さんみばし)です。
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この橋のどこがめがね橋?初めて訪れた方は間違いなくそう思うでしょう。
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川まで視界が遠く、遠眼鏡で見ないと下が見えないからめがね橋という訳ではありません。
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下から見ると、アーチ型なのでめがね橋と言われているようです。
私は、めがね橋と言えな二つアーチが無いとそう呼ばないと思っていたのでそれこそ、目からウロコでした。 -
袂には有形登録文化財の碑文があります。
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説明文によると、明治26年に出来たらしいです。
別な文献によると、当時はこんなに大きな石橋の施工は希で、両側から橋梁を伸ばし、中空な橋が本当に機能すか疑問だったらしく、地元の人の伝承によると、橋を建設するとき、アーチ形の木組を取り外すにあたり、せっかく積んだ石組みが崩れ落ちるのではないかと、作業員が木組を外す作業を躊躇し、お酒を飲んで「もうどうにでもなれ」と一か八か、半ばヤケクソ気味に木組を外したといいます。
今となっては笑い話ですがね。 -
橋の周辺には「一里塚」の看板もあますが、この辺りは萩から丁度、一里にあたり一里塚が残っており、周辺はいちづか公園として整備されています。
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こちらが橋の袂にある一里塚の石です。
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地元、三見地区の方が手作りで整備された休憩所です。
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萩市内から三見地区を通って、赤間関(下関市)に通じる旧道です。
今は生活道路として使われていますが如何せん、道幅が狭くモータリゼーション華やかなりし現代においては忘れ去られた道となりつつあります。 -
橋下の河原に降りて見上げためがね橋、この景色が私のおススメです。
これで、私のこの日のプチ滝見旅からのめがね橋の旅は終わります。
めがね橋へのアクセスは、私のように長門側らわざわざ行く必要はなく、萩市側から進むと左手に自販機のある駐車スペースを確認するとすぐ右手側に入り口が示してあるのでそちらから入るのが一般的だと思います。
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