![太平洋フェリーで活躍していた初代「きたかみ」。二代目「きたかみ」の就航により2019年1月に引退してしまった。その引退前に乗っておこうと前年(2018年)の2月に乗船する。それも通常期は苫小牧~仙台をメインに運航されているが、冬の期間(僚船がドッグインしている期間)のみで運航される苫小牧~仙台~名古屋の仙台~名古屋で乗船した。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/64/63/650x_11646393.jpg?updated_at=1600435328)
2018/02/15 - 2018/02/16
385位(同エリア710件中)
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この旅行記のスケジュール
2018/02/15
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船での移動
太平洋フェリー「きたかみ」
2018/02/17
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船での移動
太平洋フェリー「きたかみ」
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バスでの移動
フェリーふ頭~稲永小学校
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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電車での移動
名古屋臨海高速鉄道・あおなみ線
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徒歩での移動
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電車での移動
名鉄・ミュースカイ
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飛行機での移動
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太平洋フェリーで活躍していた初代「きたかみ」。二代目「きたかみ」の就航により2019年1月に引退してしまった。その引退前に乗っておこうと前年(2018年)の2月に乗船する。それも通常期は苫小牧~仙台をメインに運航されているが、冬の期間(僚船がドッグインしている期間)のみで運航される苫小牧~仙台~名古屋の仙台~名古屋で乗船した。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 ANAグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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冬季の一時期、通常は苫小牧~仙台間を行き来している「きたかみ」が僚船のドッグ入りに合わせて苫小牧~仙台~名古屋と運航する。そのタイミングを見計らって乗船予約。もちろん28日前までにネットで予約する『早割』を利用してA寝台を4,400円(当時)で購入した。仙台からだと苫小牧より名古屋の方が航行距離が長いのに、苫小牧より安く、さらに「きたかみ」料金で更に安く、早割でもっとお安く....なんだか申し訳なくなりそうだ。
当日は至近の中野栄駅から徒歩でフェリー埠頭へ向かった。
(もちろん路線バスも走っている) -
1階の窓口で乗船手続きを経て2階の乗船待合室へ。乗船口を表示する看板に昭和感を感じてしまう。時間になり、このゲートをくぐって「きたかみ」へ。
仙台港フェリー埠頭 名所・史跡
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ボーディングブリッジの途中でこれから乗船する「きたかみ」へご挨拶する。
まだまだ車両関係の積込が行われて、忙しく船首からトレーラーやトレーラーヘッドが出入りしていた。仙台港フェリー埠頭 名所・史跡
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乗船して自分の寝床に荷物を置いてから7(B)デッキにあるレストランへ直行。まだ仙台港に停泊している時間から営業しているので昼食をとることに。バイキング形式なのでついつい欲張って食べてしまうんだよな。
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食後にオープンデッキ(8デッキ)へ出てみると間もなく出航するところだった。右舷船尾側にあるタラップがゆっくり引き揚げられる。そして係留ロープが外され大きな船体がゆっくりと動き出した。
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狭い仙台港内を180度旋回するためにタグボートが手助けしてくれる。タグボートは渡された係留ロープを牽いて奮闘。そして仕事を終えてロープを話す瞬間....「バシッ」と音を立ててロープが海面を叩くシーン。これはいつも見入ってしまう。
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回頭を終えた「きたかみ」は少しずつスピードを上げ港外へ向かう。そして仕事を終えたタグボート「蔵王丸」も寄り添うように併走。
では、行ってきますよ。 -
出航後、ちょっとだけ船内探索をする。従来であればしばらくして僚船とのすれ違いがあるのだが、僚船のドッグインがありすれ違いのイベントは無し。しかし、そもそも苫小牧~仙台航路専門の「きたかみ」が仙台~名古屋を航行すること自体がビッグイベントだ。
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7(B)デッキの案内所前にある記念写真コーナーにて。定番の子供サイズの制服も用意されていた。
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現「きたかみ(2代目)」はもちろん、僚船の「いしかり」や「きそ」に無い展望室。7(B)デッキに位置していて眺望も良い。しばし海原から伝わる揺れを楽しみながらの一杯(だけ?)という至福の時間を過ごす。
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しばしまったりとしたあとは、お楽しみのドボン。6(C)デッキにある展望風呂でリフレッシュ。
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風呂上りにオープンデッキで涼む....とは言っても今は2月。あっという間にポカポカした心地よさがどこかへ吹き飛んでしまった。
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そのオープンデッキから左舷に見えてきたのは苫小牧発大洗行の商船三井フェリーの「さんふらわあ」が見えてきた。こちらは仙台を出航したのち陸に近いところを航行しているが、「さんふらわあ」は苫小牧からダイレクトで大洗を目指すので、かなり沖を航行している。
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やがて航路が交差し「さんふらわあ」は右舷へ。大洗まであとわずかだな。
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17時前の落陽。苫小牧発仙台行フェリー、手の中でサイコロ振ったらそのまま名古屋行に....と言ったところか。
って、意味不明で失礼しました。 -
日の入りを眺めていたら身体が冷え切ってしまったので、再び展望風呂に沈み温まる。
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風呂上りにはビールを。7(B)デッキのレストランで燃料補給。
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からの夕食バイキング。太平洋フェリーのバイキングと言えばステーキかな?。薄切りながらも、美味しい牛肉を何度もオカワリする。食べ過ぎて船が沈むのではないかと心配しながら食べ続けた(笑)。
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自分の中での定番の〆は、コーヒーとアイスクリーム。ごちそうさまでした。
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食後、船内探索の続き。ゲームコーナーには懐かしいゲームが置いてあった。
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こちらも昭和の香り漂う。
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今宵の寝床は6(C)デッキにあるA寝台だ。テレビモニタ付のカプセルルーム。B寝台と比べると解放感は無いが、プライバシーは保たれている。
では、お休みなさいませ。 -
翌朝6時前に起床しての朝風呂。外がだんだんと明るくなり、海原の形がだんだんとはっきり見えてくる。
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風呂から上がり着込んでからオープンデッキへ。6時36分の日の出を船上から。
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夜行フェリーのお楽しみのひとつは、船上から見るご来光だな。
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名古屋港のシンボルである名港トリトンが見えてきたらゴールは目の前だ。
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多くの乗客はオープンデッキに上がり、名港トリトンをくぐるシーンを間近で見る。手を挙げれば届くのでは?という迫力満点の瞬間だ。
名港トリトン 名所・史跡
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名港トリトンを過ぎるとすぐに着岸となる。フェリー埠頭に到着して振り返ると名港トリトンが身近に見えた。
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21時間40分の航海を終えて名古屋港フェリー埠頭に着岸。長かった船旅も、いまとなってはあっという間の航海だった。
名古屋フェリーターミナル 乗り物
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さて、フェリーの旅を終えた後は帰るのみなのだが、せっかく名古屋まで来ているのでちょっと寄り道を。名古屋港フェリーターミナルから路線バスと徒歩移動で国道23号沿いに出る。そして向かった先はこちらのラーメン店。フェリー船上で朝食をパスしたのは、こちらに寄りたかった為だ。
ラーメン横綱 港店 グルメ・レストラン
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愛知に住んでいた時によくお世話になっていたラーメン横綱の豚骨ラーメン。ネギ入れ放題が嬉しいんだよな。
ラーメン横綱 港店 グルメ・レストラン
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食後、国道23号を渡り徒歩移動する。
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そしてショッピングセンターの脇をくぐり抜けて名古屋臨海高速鉄道・あおなみ線の荒子川公園駅から電車で名古屋駅へ移動。
荒子川公園駅 駅
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名古屋駅から徒歩で彷徨い、またまたラーメン店へ。こちらは幼少からの懐かしき味であるスガキヤのラーメン。最上級の「特製ラーメン」でも500円を切る安さ、安定の味に満足。
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名古屋駅に戻ってきてナナちゃんとご対面。さて、迷宮の新名古屋駅へ向かいますか。
ナナちゃん人形 名所・史跡
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愛知在住時....そして幼少の頃から何度も利用している新名古屋駅(←あえて新名古屋駅)は相変わらずカオスな感じである。
名鉄名古屋駅 駅
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新名古屋駅から中部国際空港へ。鉄路で向かうのは今回が初めて....だったかな?うん、たぶん初めてだ(笑。
名鉄名古屋駅 駅
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中部国際空港まではミュースカイであっという間。ちょっと贅沢をと「ミューチケット」を購入して指定席で快適な旅を。
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中部国際空港に到着して、まずはスカイデッキに上がり日向ぼっこ。2月なのに中部地方では陽射しがあればポカポカしていて気持ちいい。本当に眠くなってくるよ。
スカイデッキ (セントレア) 名所・史跡
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スカイデッキから航空機見学。今は亡きANK(ANA)の737-500 / Super Dolphin (JA357K)の姿もあった。
スカイデッキ (セントレア) 名所・史跡
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予約していた便まで時間があったので初めてカードラウンジを利用する。
なに?これ?いままで制限区域内のエアラインラウンジばかり利用していたけど、こちらの方が飲み物(アルコールも)の種類が充実しているじゃん。そしてなにより凄いのは「しるこサンド」は用意されているということ!!これはメチャクチャポイント高いよ。プレミアムラウンジ セントレア 空港ラウンジ
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カードラウンジをあとにして、手荷物検査を通過して制限エリアへ。こちらでは過去何度も利用したエアラインラウンジへ。カードラウンジからこちらだと....うーん。何でいままでここばかり利用していたんだろうか....。でも、利用させていただけるだけでも感謝しないと。
セントレアエアラインラウンジ 空港ラウンジ
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時間になって搭乗口へ移動する。電光掲示板を見て、定刻に飛ぶことを確認。そういえば中部空港から飛び立つのは10年振りだ。
中部国際空港セントレア 空港
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なんとか最前列を確保。足元が広いのでありがたい。
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中部から仙台へは先ほどデッキで見ていた 737-500 / JA357K Super Dolphin だ。
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出発から到着まで夜間飛行。眼下に流れる灯火を見ながらのフライトだ。
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21時間40分の航海で向かった名古屋も、帰りの飛行機では1時間10分とあっという間だった。どちらが良いかと聞かれれば、もちろん21時間40分も移動を楽しめるフェリーの旅の方が断然いいよな。飛行機の旅も大好きだけど、今回だけはフェリーに軍配が上がった。
仙台空港 空港
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