しまなみ海道(周辺の島々)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今治城天守閣から瀬戸内の島並みを眺め、次に向ったのは、このしまなみ海道が眺められる展望台だ。高い位置から長大橋を見るのは気持ちが雄大になる。以前まだ建設途中の明石大橋を淡路島北淡町の丘の上から眺め、明石海峡を一跨ぎにする長大なスパンと、足元の巨大な橋脚を見て、日本の技術力の高さ、力強さに誇りを持った。この橋はその後の完成後に数回車で渡ることもあり、一度は徳島鳴門市の大塚美術館の丘の上から、眼下の鳴門海峡のゴーゴーと咆哮する渦潮とその上を悠然と跨ぐ長大橋を眺め、大塚美術館の人工の美よりもこの自然の景観の方がより素晴らしく思えた。それから真ん中の瀬戸大橋は、今から17年ほど前、鳥取に住む山の知人と岡山で待ち合わせ、彼の車で石鎚山に向かった途中、岡山児島の海峡に臨む鷲羽山からこの橋を眺め、明石橋よりも更に大きな長大橋に感動した。この瀬戸大橋を渡ったのはこの1回きりだった。<br /><br />これから向かうしまなみ海道。ここはまだ一度も通ったことはない。以前大三島にフェリーで渡った時、その時は既に海道は出来ていたのだが、当時は橋を通過すべき車がなかった。大三島に渡る前、対岸の尾道の山の上のお寺、千光寺の境内から左手に大きな橋が見え、一度はこの橋も渡ってみたいと思ったが、この時は時間もなくレンタカーを借りて、橋を渡って愛媛に行くまでの時間的な余裕はなかった。今治城からは再び市内を通り抜け、今朝巡礼した延命寺のある方向、波方の半島に向かう。市街地を抜けると、右側に高層道路が見え、それはそのまましまなき海峡大橋に繋がっていくのだが、県道は、そのまま真っすぐ半島の先端部に向かう。左手に大きな造船工場が見えるが、有名な今治造船所だ。その先には来島ドックもある筈だが、道路からは見えない。半島の先端に近づくにつれ、道路は上り坂になり、その上り切った所に来島海峡展望館がある。が、今日は、なのか、もう長らくなのか、このコロナ禍で休館中だ。広い地位射場には車も停まっていない。その反対側の小高い丘の上に展望台がある。夕方のこの時間で人っ子一人いない林の中の山道を展望台まで登る。<br /><br />海峡に突き出た展望台からはすぐ真下をしまなみ海道が走っていて、大小さまざまな車がひっきりなしに往来している。大型トラックのエンジン音などもブンブン響いて来る。かなり圧巻な眺めで、リアル感がある。瀬戸内の遠くの島々も見渡せる。いつか厳島の弥山に登って、その山頂から瀬戸内を眺めたことがあったが、全くその時と同じようなパノラミックな景観に感動する。駐車場から山林の中の長い石段を登って来た甲斐はあった。そう言えば、この海道の途中に大三島がある。全国大山祇神社の本社のある島だ。その本宮の前には大きな楠が何本も茂っていて、涼しげな木陰を作っていたが、その大木に守られるように本宮宝物館があった。この小さな島の中の歴史ある神社。その宝物館には複数の国宝武具、重要文化財が展示されていた。その中に義経が使用した甲冑も展示されていた。成程、他の甲冑の3分の2程の大きさだ。子供用ではないにしても義経の小柄な体躯が想像できた。眼下の海道からゴーゴー響いてくる高速道通行音を耳にしながら、そんな遠い過去の思い出も浮かんできた。

愛媛(伊予一国)ドライブ巡礼(66)しまなみ海道展望台へ。

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2020/06/21 - 2020/06/27

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ちゃお

ちゃおさん

今治城天守閣から瀬戸内の島並みを眺め、次に向ったのは、このしまなみ海道が眺められる展望台だ。高い位置から長大橋を見るのは気持ちが雄大になる。以前まだ建設途中の明石大橋を淡路島北淡町の丘の上から眺め、明石海峡を一跨ぎにする長大なスパンと、足元の巨大な橋脚を見て、日本の技術力の高さ、力強さに誇りを持った。この橋はその後の完成後に数回車で渡ることもあり、一度は徳島鳴門市の大塚美術館の丘の上から、眼下の鳴門海峡のゴーゴーと咆哮する渦潮とその上を悠然と跨ぐ長大橋を眺め、大塚美術館の人工の美よりもこの自然の景観の方がより素晴らしく思えた。それから真ん中の瀬戸大橋は、今から17年ほど前、鳥取に住む山の知人と岡山で待ち合わせ、彼の車で石鎚山に向かった途中、岡山児島の海峡に臨む鷲羽山からこの橋を眺め、明石橋よりも更に大きな長大橋に感動した。この瀬戸大橋を渡ったのはこの1回きりだった。

これから向かうしまなみ海道。ここはまだ一度も通ったことはない。以前大三島にフェリーで渡った時、その時は既に海道は出来ていたのだが、当時は橋を通過すべき車がなかった。大三島に渡る前、対岸の尾道の山の上のお寺、千光寺の境内から左手に大きな橋が見え、一度はこの橋も渡ってみたいと思ったが、この時は時間もなくレンタカーを借りて、橋を渡って愛媛に行くまでの時間的な余裕はなかった。今治城からは再び市内を通り抜け、今朝巡礼した延命寺のある方向、波方の半島に向かう。市街地を抜けると、右側に高層道路が見え、それはそのまましまなき海峡大橋に繋がっていくのだが、県道は、そのまま真っすぐ半島の先端部に向かう。左手に大きな造船工場が見えるが、有名な今治造船所だ。その先には来島ドックもある筈だが、道路からは見えない。半島の先端に近づくにつれ、道路は上り坂になり、その上り切った所に来島海峡展望館がある。が、今日は、なのか、もう長らくなのか、このコロナ禍で休館中だ。広い地位射場には車も停まっていない。その反対側の小高い丘の上に展望台がある。夕方のこの時間で人っ子一人いない林の中の山道を展望台まで登る。

海峡に突き出た展望台からはすぐ真下をしまなみ海道が走っていて、大小さまざまな車がひっきりなしに往来している。大型トラックのエンジン音などもブンブン響いて来る。かなり圧巻な眺めで、リアル感がある。瀬戸内の遠くの島々も見渡せる。いつか厳島の弥山に登って、その山頂から瀬戸内を眺めたことがあったが、全くその時と同じようなパノラミックな景観に感動する。駐車場から山林の中の長い石段を登って来た甲斐はあった。そう言えば、この海道の途中に大三島がある。全国大山祇神社の本社のある島だ。その本宮の前には大きな楠が何本も茂っていて、涼しげな木陰を作っていたが、その大木に守られるように本宮宝物館があった。この小さな島の中の歴史ある神社。その宝物館には複数の国宝武具、重要文化財が展示されていた。その中に義経が使用した甲冑も展示されていた。成程、他の甲冑の3分の2程の大きさだ。子供用ではないにしても義経の小柄な体躯が想像できた。眼下の海道からゴーゴー響いてくる高速道通行音を耳にしながら、そんな遠い過去の思い出も浮かんできた。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
  • 今治城を後に次にしまなみ海道を見に行く。

    今治城を後に次にしまなみ海道を見に行く。

  • 城門も櫓も皆戦後の再建だ。

    城門も櫓も皆戦後の再建だ。

  • 海水を引入れたお堀は幅広だ。

    海水を引入れたお堀は幅広だ。

  • この石組も野面風ではあるが、戦後のものだろう。

    この石組も野面風ではあるが、戦後のものだろう。

  • 次にやって来たのは、波方の先端部で、しまなみ海道を見る為だ。海道に向かうループ状の高速道が見える。

    次にやって来たのは、波方の先端部で、しまなみ海道を見る為だ。海道に向かうループ状の高速道が見える。

  • 来島展望館は閉まっていて、反対側の展望台に上る。

    来島展望館は閉まっていて、反対側の展望台に上る。

  • 眼下にしまなみ海道が見える。

    眼下にしまなみ海道が見える。

  • 迫力ある海道だ。この先に大三島がある。

    迫力ある海道だ。この先に大三島がある。

  • 少し霞んではいるが、瀬戸内の島々も良く見える。

    少し霞んではいるが、瀬戸内の島々も良く見える。

  • 来島の方角だ。目の前に来島海峡が流れている。

    来島の方角だ。目の前に来島海峡が流れている。

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