2018/06/07 - 2018/06/07
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frau.himmelさん
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今回からまたシニア3人旅の再開です。
前回はレーゲンスブルク観光で素敵な出会いができたところで中断しておりました。
長かった23日間のシニア3人旅もいよいよ終盤です。
レーゲンスブルクからミュンヘンに移動し、翌日は1日で3か国を周遊いたします。
ドイツ→スイス→オーストリア→ドイツ。ボーデン湖を囲むこの3か国をお得に便利に周遊するチケットがあるのです。
ボーデンゼーチケットです。
その中で訪れたスイスのザンクトガレンは、18世紀のころ、繊維産業で栄えた豊かな街です。多くの大富豪たちが生まれました。
それらの大富豪たちは、豊かさを競うように出窓で家を飾り立てました。露骨に。
スイスで収穫できないような果物で出窓を飾り、こんな珍しいものは見たことないだろう~~~とか、隣が2階続きの出窓を造ると急ごしらえで窓を継ぎ足し、うちの方が立派だよ~~と、アカンベーをした人物を飾ってみたり、4大陸をまたにかけた商売をしているんだとばかりに、壁に4つの人種の人面を飾ってみたり、地球儀を背負った窓にしたり・・・。
そういう出窓を求めてザンクトガレンの街を歩きました。
-
シニア3人旅、レーゲンスブルクからミュンヘンに到着しました。
私たちが乗ってきた列車は特急列車のICEやICではありません。地域列車のREです。 -
レーゲンスブルク→ミュンヘンは同じバイエルン州だし、乗車時間も1時間半くらい、大したことはありませんので、バイエルンチケットです。
3人で37ユーロ、安く済ませました。
それにバイエルンチケットだとミュンヘンに着いてからも、市内観光のトラムや地下鉄、バスなどにも乗れますから大変便利です。 -
ところが今回はその必要はありませんでした。
数日前から食欲がなく、レストランに繰り出す元気がない私、ミュンヘン駅構内で食料を買い出しして各自部屋食にすることにしたからです。
買い物をしていると、突然「こんにちは!」って日本語で声をかけられました。 -
私たちよりちょっと若いシニア女性二人連れ。
早速お互いの旅の情報交換をする。
久しぶりに私たち以外の日本人とお喋りして、K氏I女史も嬉しそう。
二人の女性は姉妹とのこと、19日間のシニア姉妹だけの個人旅行だとか。
「家族をほったらかしてこんな長期間の旅行、帰ったら紙きれを渡されて三下り半かも」なんて笑っていました。
元気に旅ができる若さが羨ましい。
お互いの旅の安全を祈ってお別れしました。 -
ホテルはハーバーシュトック。
ミュンヘン中央駅から近くて助かりました。 -
食欲がない私は珍しくのり巻きを。
枝豆と大量のワサビが付いています。
明日は朝が早い。早々に就寝しました。 -
翌朝の朝食も食欲がない。
しかし今日1日は忙しい日になるので、ともかく何か食べておかなければ。
パンは食べたくない、チーズケーキなら。しかし半分ほどしか食べられない。
その他、ジュースもお野菜も、大好きなヨーグルトもいつもの半分。
一体どうしたんだろう。
食べきれなかった茹で卵は途中で食べられるようにお持ち帰りにする。 -
ミュンヘンでは同じホテルに1泊+3泊の予定。
今日はホテルに荷物を預けて、1泊だけの軽装で出かけます。
ミュンヘン駅は3人旅でも2014年と2016年にも駅近くに宿泊しましたので、見慣れた駅です。 -
今日は大変忙しい日です。1日で3か国も歴訪するのですから。
ミュンヘンからフリードリヒハーフェンに列車で行き、そこからスイスのロマンスホルンまで船に乗り、列車に乗り換えてスイスのザンクトガレンへ。そしてオーストリアのブレゲンツに向かい、今日のホテルはドイツのリンダウ。
ドイツ→スイス→オーストリア→ドイツと目まぐるしく国境を越えます。 -
ミュンヘン駅を7時台に出発しますのでジャーマンレイルパスを使います。
ウルムからはRE(地域列車)の2階の席をとる。
車内は私たちと同じくらいのシニアのグループが賑やかにおしゃべりしています。楽しそうです。 -
フリードリヒシュタット駅で降りて、フリードリヒハーフェン港駅まで1駅だけ乗ります。
茶系で統一された車内、落ち着いた雰囲気です。
地域によっていろんな車両が走っていますので、それらの列車を乗り比べるのも楽しみの一つです。
しかし乗降階段はこんなに段差があります。
大きな荷物がなくてよかったね~とはシニア達のホッとした声。 -
フリードリヒハーフェン駅でまずやらなければならないことがあります。
それは3か国周遊に有効なチケットを求めること。
国境越えが簡単になったとはいえ、国は違うのですから、国ごとにいちいちチケットを買うのは大変です。しかしボーデン湖を囲む3か国を簡単に行き来できるお得なチケットがあります。
ボーデンゼーチケット。
これがあるから私たちは今回の3か国越えを計画しました。 -
ボーデン湖を囲むドイツ・スイス・オーストリアの3国をこのチケット1枚で、船でもバスでも鉄道でもゾーン内でしたら自由に乗降できます。
私たちの今回の訪問予定地は、フリードリヒハーフェン(船で)→ロマンスホルン→ザンクトガレン→ブレゲンツ→リンダウです。
図を見ていただければお分かりのように、Zone Ostに全て入っています。一人18.50ユーロでした(当時は)。 -
駅舎の横にはツェッペリン博物館。
ドイツのツェッペリン伯爵の飛行船で有名な博物館です。
体調があまりよくない私は、この辺でブラブラしていますから、博物館を見てきてくださいとお二人と別れました。 -
ベンチに座って通る人を眺めたり、近くでおばあさんが何やら袋から材料を取り出して細工しているのをぼーっと眺めたり・・・。
-
さすがはツェッペリンのおひざ元、飛行船の遊具があります。
早く子供が来て遊んでくれないかなー、どうやって動くのだろう? -
その間K氏I女史お二人は・・・。
ツェッペリン博物館に入場するつもりでしたが、結構混んでいること、時間もそんなにないこと、その割には入場料9ユーロと高額だし・・、と諦めたそうです。
しかしK氏のその後の行動は素早かった・・。 -
土産もののツェッペリン人形と飛行船。
博物館を出て・・・。 -
ラートハウスの方に向かいました。
フリードリヒハーフェンの市庁舎。 -
ラートハウスのお隣は聖ニコラウス教区教会。
ラートハウス広場にはツェッペリンの街らしく機械的な噴水。 -
K氏は教会の中に入ります。
教区教会らしい質素な落ち着いた佇まい。 -
しかしステンドグラスは豪華です。
聖ニコラウスの生涯と伝説が描かれています。 -
船の時間が近づいたので3人集合です。
ところでツェッペリン博物館の入り口ゲートに記されているこの世界中の地名、いったい何なのでしょう?
「KASUMIGAURA」って日本の霞ケ浦ですよね。(○印)
調べてみたらこれらの地名はグラーフ・ツェッペリン号(ツェッペリン伯爵号)が1929年の世界一周の際に寄港した地名らしいです。
1929年8月8日、グラーフツェッペリン号は世界一周の旅に出て、8月19日、霞ケ浦に立ち寄り5日間滞在しました。 -
飛行船で思い出されるのはやはりツェッペリン社の「ヒンデンブルク号」の爆発事故ですね。
1937年5月6日にアメリカのニューヨーク近郊で起きた乗員乗客他36名が亡くなった大惨事でした。
この事件をきっかけとして大型飛行船の安全性に疑問が持たれ、大型飛行船時代は幕を閉じたのでした。 -
私たちを乗せたフェリーはフリードリヒハーフェンを出発しました。
ボーデン湖の上から見るフリードリヒハーフェンの街は近代的です。 -
港の突堤には展望台。
-
遠ざかるフリードリヒハーフェンの街。
左側の塔はK氏が急いで訪れた聖ニコラウス教会、展望台を挟んで右端の白い建物はツェッペリン博物館。
湖畔沿いのプロムナーデにはテントが並んでいて朝市でもやっていたのでしょうか。
時間があればゆっくりしたい街でした。 -
湖の上にはヨット、空には飛行船。
私たちは船室でカフェタイム。
船内には日本の商社マンが乗っていて、K氏はしばし言葉を交わす。 -
1時間弱でロマンスホルンの街が見えてきました。
高い塔はロマンスホルンのカトリック教会聖ヨハネ教会。 -
港にはスイスの国旗が。
私たちはついにスイスにも入国したのです。
今回のシニア3人組の旅では5カ国目。
スイス国旗の隣はトゥールガウ州の旗、そのお隣はロマンスホルンの旗。
名前がホルンだから楽器のホルンのマークなのでしょうか。 -
港に接岸し、フェリーから車やボートが次々に降ろされる。
今までずーっと陸路の旅だったので、海路の風景が珍しく写真に撮りまくるシニア達。 -
船着き場と鉄道駅は隣接しています。
ロマンスホルン駅からザンクトガレン行きのSバーンを待ちます。 -
ザンクトガレン中央駅に到着。
1911-13年にかけて建設された堂々とした駅舎です。
さあて、私たちはどちらに向かって歩けばいいのだろう?
私は2012年に一人でザンクトガレンを訪れていますが、記憶は今一つ。 -
その時のはかない記憶と、出力してきたグーグルの地図を頼りに歩きます。
突然、路面に真っ赤なペンキを流したような広場が現れました。
駐車している車も真っ赤に染まっています。
前回はこんなところは見ませんでした・・・。 -
ここはローテンプラッツ、赤の広場です。モダンアートですって。
「シュタットラウンジ」とも呼ばれる赤いカーペットに覆い尽くされた市のラウンジ。 -
次に見えてきたのは繊維博物館。
ザンクトガレンは、15世紀の頃より手工業の亜麻布織りやレース編みなどが盛んでした。
1828年に刺繍織物の機械が発明されたことにより、ザンクトガレンに多くの富をもたらしました。
更にその機械はザンクトガレンで改良発展し、アメリカに輸出され、全世界に広まり、ますますザンクトガレンは豊かになりました。 -
その後低コストでレースを溶かす薬品も発明され、この大発明とネットワークで、ザンクトガレンには多くの大富豪が生まれました。
このテキスタイル(繊維)博物館は、それらのザンクトガレンの輝かしい繊維の歴史や、豪華なコブラン織り、刺繍やレースなどが展示してあり、この類のコレクションはヨーロッパ一といわれているそうです。
ナポレオン夫人ジョセフィーヌの夜会服なども展示してあるそう。
今回も入場する時間はありません。 -
その先には噴水のある広場。
この広場のことは覚えています。 -
ブローダーブルンネン。
逆光でよくみえませんが、これは女性裸像の泉です。
足元には水生動物がはべっています。
これは1895年に、ボーデン湖からザンクトガレンへ水を引く給水施設が完成したことを記念して造られたものです。
国の重要な文化財だそうです。 -
そろそろ旧市街に入ったようです。
出てきましたね~、豪華な建築物が。
壁の装飾が半端ない・・。 -
壁面の人面の装飾、かなり怖い・・。
人面で大陸を表しているようです。
左はアジア人、支那人の顔なのかなー?
右はアフリカ、それにアメリカや・・・、
ヨーロッパの顔はどこ?
当時判明していたのは4大陸でしたから、4つの顔が並んでいるはずです。 -
建物の正面に配置してあるのが肝心なヨーロッパではないかしら?
地球の4大陸を集合させている理由は・・・。 -
ザンクトガレンで有名なのは出窓(エルカー)の多さです。
大きな出窓、小さな出窓、装飾もそれぞれ。
市内には豪華な出窓が111こもあるそうです。 -
この街は繊維産業や貿易で財をなした多くの富豪が住んでいる町です。
18世紀、彼らはその富を競うように出窓で家を飾り始めました。 -
出窓にはスイスでは収穫できないような珍しい果物などがカラフルに装飾されているもの。
こんなの見たことないだろう?
世界を相手に商売をしているんだぞぉー、という富豪たちの主張なのだそうです。 -
こちらも珍しい果物の出窓。
「柘榴の出窓」という最も古い出窓です。
窓の下にはこんなおっかない天使(?)の彫刻が。
出窓の大きさや装飾の精巧さによっても裕福さが競われました。 -
こちらには果物模様とともに、奇怪な人物の像が彫られています。
よく見ると舌を出した人物の顔。
これは「こっちの方が立派だよー」とアカンベーでアッピールしているのだそうです。 -
1階だけの出窓より、2階部分も続けて出窓になっているほうが裕福でした。
こちらの出窓は当初、1階部分のみでした。
しかし隣が2階の出窓を作ったので、悔しくて張り合うように2階部分を継ぎ足しました。
この窓は「白鳥の出窓」と呼ばれています。 -
窓の下には白鳥が出窓を支えている豪華な彫刻があります。
しかし白鳥の出窓の2階の部分をよくご覧ください。
つなぎ合わせた部分が不自然にいびつなのがわかります。 -
これが挑発した側のお隣の家、「玉の出窓」。
地球が飾られているのでそう呼ばれます。
出窓に共通している特徴は世界を現していることだそうです。
世界をまたにかけて商売をしているんだぞーと言う、当時の大富豪たちの意気込みを知ることができます。 -
玉の出窓の下の部分。
世界を背負っているという壮大なモチーフですね。
また地球の両脇に配してある人物も「こっちの方が立派だぞー!」というアカンベーをした顔。
「白鳥の出窓」と「玉の出窓」さてさてどちらに軍配が上がったでしょう。 -
カラフルな出窓も豪華ですが、数多くの出窓の中で特に素晴らしいと思ったのがこの「ラクダの出窓」。木彫りの精巧な細工の見事なこと。
そして、ここにも「舌」を出して、「うちの方が金持ちだよー」って言っている人物がたくさん彫られています。
この細工の細かさも富を象徴しているのだそうです。 -
出窓を下から支えているこの動物は「ラクダ」だそう。
その頃はまだ想像の動物だったラクダを使ったのも、世界を相手に商売しているんだぞーと誇張しているのでしょうね。
ラクダの上には富の象徴である「珍しい果物」が多く飾られています。
この窓は豪華さを競う、何でもありの出窓です。 -
「グリフィンの出窓」。
グリフィンとは頭と翼が鷲で胴体が獅子の怪獣のこと、これも空想の動物ですね。
でもいかにも空想の世界、上体は獅子の像であっても、足は可愛い人間の子供のふっくらとした足に見えます。 -
グリフィンの家はフレスコ画の壁絵も素晴らしい。
あ、ここにいました。グリフィンが。(○印) -
出窓の最後は「ペリカンの出窓」。
1707年に造られた豪華な出窓には、当時知られていたヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカの4つの大陸のレリーフが飾られています。
それを一番下で支えているのは羽を広げたペリカン、そして異国人。
窓の下の飾りは珍しい果物、その上には精巧な木目の凝った彫刻と豪華な飾り。お馴染みのベロ出し怪人もいます。
今まで見た中でここが一番豪華? -
出窓だけではないザンクトガレンの街並み。
可愛い看板や、鉄製の繊細なユーゲントシュティールのバルコニー・・・ -
突然、見事な木組みの家が現れたり・・・。
-
鉄製の繊細なバルコニーを備えたユーゲントシュティールの華麗な建物。
-
マルクトガッセにはヨアヒム・ファディアン(1484-1551)の像が立っています。
彼は1526年にザンクトガレンの市長として、また宗教改革者でもあり、ウィーン大学学長でもあり、聖書研究者、医者、作家、詩人などとしても活躍した人物。 -
その先に見える教会は、聖ローレンツ教会。ザンクトガレンの教区教会です。
塔の高さは73メートル、これから訪れるザンクトガレン修道院の塔より5メートルも高いそうです。 -
聖ローレンツ教会入り口。
ネオ・ゴシック様式のプロテスタントの教会です。 -
中に入りました。
祭壇の方向を見ています。
すっきりとした配色の幾何学模様の壁と祭壇。
祭壇の上にパイプオルガンがあります。 -
説教壇。
これから訪れるザンクトガレン修道院の説教壇に比べると、なんと質素なことか。
プロテスタントですからね。 -
パイプオルガンは大きくて立派です。
2012年に一人でここを訪れた時は、この下で大勢の大合唱団が練習しているところに出くわしました。
大音響のハーモニーは鳥肌が立つくらい素晴らしかった。
(下の写真、2012年撮影) -
通路側には歴史的人物の説明が展示してありました。
さきほど広場に銅像で立っていたファディアン。
宗教改革者であった彼はザンクトガレンにプロテスタントを導入した人ですから功労者ですね。 -
スイス最初の宗教改革者フルドリヒ・ツヴィングリ(1484-1531)はファディアンと共に戦った友人でした。
ファディアンとツヴィングリとの間に交わした書簡や、ツヴィングルから贈られた彼の著書などの写真が見えます。
下は詩人であり作家であり、また聖書研究かでもあったファディアンが書き残した書。
彼が寄贈した図書館に残されているようです。 -
そんな中になぜか、ヨハン・セヴァスティアン・バッハの顔と楽譜が…。
ザンクトガレンとバッハとの関連は見つかりませんでしたが、彼が手に持っている楽譜が気になります。
Soli Deo gloria(ソリ・デオ・グロリア:ただ神にのみ栄光を、というラテン語)、バッハは自身のサインにSDGという文字を使ったそうです。
この写真でバッハが持っている楽譜にもSDGというサインが見えます。 -
ザンクトガレンのランドマーク、本命のザンクトガレン修道院に着きました。
1755年-69年にかけて建てられた後期バロック様式の豪華な建物です。 -
何体もの聖人が見守っている修道院の入口。
612年、アイルランドから布教の旅に出た修道僧ガルスが神のお告げを聞き、この地に小さな修道院を建てました。
これが今日のザンクトガレンの起源となっています。
街の名前ザンクトガレンは聖ガルスから来たものだそうです。 -
中に入るとその豪華さに驚かされます。
二度目の私でさえ目もくらむような感じを受けましたが、はじめてのK氏I女史は、凄いね凄いね!を連発していました。 -
正面祭壇。
キラキラに圧倒されて、祭壇画の写真をすっかり撮り忘れました。 -
脇祭壇。
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豪華な説教壇。
先ほど見てきた聖ローレンツ教会の説教壇となんと違うことか。 -
説教壇下部。
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豪華な空間に鎮座ましますパイプオルガン。
-
そして、何と言ってもテンペラ技法で描かれた天井画は息を呑むばかりです。
聖ガウスやガウスの後継者の司祭オトマー(689-759)の姿などが描かれているのですが。
写真がもっときれいだったら・・・(泣)。 -
余りの豪華さに目を奪われて、本来なら主役となる「ピエタ像」があんなところにあるのを今、この写真を見て気が付きました(笑)。
ちょっと装飾過剰と言うか・・・、私には聖ローレンツ教会の方が好ましく思えました。 -
そんな中にこの場には似つかわしくない質素なものを見つけました。
文字を読むと「お持ち帰り用の聖水」と。
タンクの横には蛇口と漏斗がありますから、タンクに入った聖水をペットボトルなどに入れて持ち帰っていいのでしょうね。 -
今回は、ザンクトガレン修道院の最も象徴的な場面、2本の尖塔が聳える写真は撮りませんでしたので、2012年の写真を載せておきます。
-
大聖堂を出てもう一つの世界遺産である修道院付属図書館を探します。
中世の佇まいが残るガルス広場。 -
仲良くおしゃべりをしているシニア夫婦の背後から別な方向を写します。
ザンクト・ガレンの街の由来となった聖ガルスの像が広場の向こうに小さく見えます。
下の写真は2012年の聖ガルスの像。 -
ここが修道院付属図書館、世界遺産のマークもあります。
-
図書館入り口。
修道院の豪華さに比べて意外と質素な佇まい。
前回一人旅の時、チケット売り場が見つけられなくて中に入れなかったことが思い出されます。
さてどこだろう。
行動的なK氏は「僕が探してくるよ」と言って階段を駆け上っていきました。 -
しばらくして戻ってきたK氏は、入場料はスイスフランがないので買えなかった、と。
私たちもうっかりしていました。
スイスに入国するのに全くスイスフランの用意がなかったとは。
それに図書館の中は撮影禁止だというし、足も痛いし、私はもうどうでも良くなった。 -
壁に展示してある写真を見て、なるほどこうなっているのね~、確かに豪華できれいだけれど、さっきバロックの部屋は修道院で嫌と言うほど見たばかりだし・・。
I女史が私の意を汲むように「ウィーンのハプスブルクの図書館と同じようなものよね。」
2週間ほど前に訪れた世界一美しい図書館と言われるウィーンのプルンクザールのことを思い出させてくれた。
そこで誰が言い出すともなく、「そうね、止めようか~~。」となってしまった。 -
ここにも壁に人面の装飾が・・・。
ザンクト・ガレンのツーリストインフォメーション。 -
街角の泉。
きれいに飾り付けをしています。お祭りでもあるのでしょうか。 -
ザンクトガレン駅に着きました。
駅の向かい側、郵便局の時計塔はちょうど3時を指しています。 -
ザンクトガレンからブレゲンツ行き、さあどうやっていけばいいのだろう?
近くにいた若い女性に聞きました。
その女性、きれいにマニキュアをした長い爪で器用にスマホを操り、「3番ホームから乗り、ザンクトマルガーテンで降りて、3番ホームで乗ればいいわ」って教えてくれました。
3時26分のクール行に乗ります。 -
列車の中は電光掲示板で停車駅と時間が表示されるので大変助かります。
乗換駅、2つ目のザンクトマルガーテン駅で待っていた列車は・・・。 -
ブレゲンツ行きは真赤なカラーの可愛いオーストリア鉄道の地域列車。
いい年をしたシニア達、歓声をあげます。
さあ、今日3か国目のオーストリア入国は間もなくです。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ニコニコさん 2023/03/18 10:13:17
- 初めまして!
- frau.himmelさん
初めまして、ニコニコと申します。
私のザンクトガレン旅行記にいいね下さり、ありがとうございました。
さて、frau.himmelさんはザンクトガレンに2度いらしているんですね。
出窓に名前が付いているのをお友達から知り、
frau.himmelさんの詳しいご説明で、
なるほど~
彫刻の意味がよく分かりました。
2012年のお一人での旅、入ったランチのお店での
アジア人に対する雰囲気、シーンとなった場面には失礼ながら
笑ってしまいましたが、堂々と乗り越えられ、拍手でした^^
お互いシニアのようですが、又ヨーロッパ旅実現させたいですね。
頑張りましょう!!
遅ればせながら、
フォローさせていただきましたので宜しくお願い致します。
ニコニコ
- frau.himmelさん からの返信 2023/03/18 21:31:18
- RE: 初めまして!
- ニコニコさん、こんばんは。そしてはじめまして。
コメントありがとうございます。
>私のザンクトガレン旅行記にいいね下さり、ありがとうございました。
なつかしいザンクトガレンの旅行記が目に留まり、飛びつくように見せていただきました。この5月にいらっしゃったのですね。羨ましい〜〜!
しかも34日間もの長旅、さきほどさわりだけ見せていただきましたが、ザンクトガレンのほかにも懐かしい地名がズラリ、続きを見せていただくのが楽しみです。
さて、ザンクトガレンはずっと前にテレビでみて、どうしても行きたくなり訪れた地でした。出窓の名前や由来などもそのテレビの受け売りです(笑)。
そして街が大変気に入ったので、シニアの友人たちを案内してもう一度行ってまいりました。
私もこの9月に4年ぶりのヨーロッパを計画しています。
ニコニコさんと同じ気持ち、後がないので行けるうちに行っておかねば、という已むに已まれぬ思いです。同じ年代のようですね。
ヨーロッパのコロナ事情、ウクライナ侵攻の影響など、ニコニコさんの5月の旅行記をじっくり拝見して勉強したいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
himmel
-
- フィーコさん 2020/09/21 23:14:31
- ボーデンゼーチケット
- frau.himmelさん こんばんは。
はじめてコメントさせていただきます。
ザンクト・ガレンはツアーで行って 出窓がある街だとは見たのですが 街歩きは出来ず ほぼ通過のみ(涙)図書館も時間がなかったのと高いし写真も撮れないからパスしました。
有名どころの出窓には名前が付いているのですね。
チューリッヒ発 チューリッヒ空港を通りザンクト・ガレン行きの電車があるのはわかっていましたが、また違う ボーデン湖を経由して行けるのが分かり嬉しいです。
ボーデン湖も別のツアーで行ったので再訪したかったのです。
ボーデンゼーチケットっていうのもあるのですか。
コロナが収束したら行ってみたいと妄想が膨みました。
体調不良いかがでしたか?
リンダウをみたいのでフォローさせて下さい。
フィーコ
- frau.himmelさん からの返信 2020/09/22 09:46:19
- RE: ボーデンゼーチケット
- フィーコさん、おはようございます。
コメントとフォローのことありがとうございます。
私の拙い旅行記を見て、行ってみたいと言ってくださるのが一番うれしいです。
ザンクトガレンもリンダウも、それにボーデン湖も一人旅で2012年に訪れて好きになった場所です。その私のお気に入りの場所を今回は友人たちと再訪しました。つまり友人たちにも見せたかった・・・、そんな思入れがある地でしたので、なおさら嬉しかったのです。
そうです、ボーデンゼーチケットがあれば、簡単に周遊できますので、コロナが収束したら是非いらっしてください。
フィーコさん・・・、なんかお名前に見覚えが。
そうでした!。お友達と、アルザスと黒い森のクリスマス巡りをされた時の旅行記、面白くて一気に拝見させていただいたのでした。
その際のいろんな出来事、電車に乗りたいのにタクシーで、とか、レストランのこととか・・・、そうそう、あるある、なんて一人で頷きながら読ませていただきました。
そのことをコメントしようと思ったのですが、ダラダラしていてすっかり忘れていました。
また別な旅行記も拝見させてください。
その前に、リンダウ旅行記、早く書き上げなければ・・・。
himmel
-
- ぶどう畑さん 2020/09/19 21:26:33
- 図書館はパスでしたか…
- himmelさん
いまだ次の旅行記が手つかずのぶどう畑です。(^^;
旅行記ははかどっていませんが、コロナが落ち着いたら…と、次の旅行を妄想してアーダコーダしてます。
あいかわらずのステイホーム生活ですが、ワクチン開発のニュースに、なんとなく先が見えてきた気がして、妄想する気持ちが生まれました。
himmelさんは出窓がお気に入りのようですね。
私の念願のザンクトガレンは雨で、大聖堂のきらびやかさに戸惑い…。
図書館、そうなんです、私も昼休みが終わるまで雨の中をフラフラしたくなくて、ウィーンやプラハで観たしなぁと、アッペンツェル・チーズ工場に出かけてしまいました。
2017年秋のドイツ・スイスを巡る旅では、コンスタンツからボーデン湖を船で移動したかったのですが、繁忙期を過ぎて船の便数が減ってしまい、リンダウ~ロールシャッハも時間が合わずで諦めました…。
それでもリンダウ~ブレゲンツ間を往復船に乗ることができて、ちょっと満足。
リンダウではどこを観光したのでしょう。
himmelさんの食欲減退が気になります…。
- frau.himmelさん からの返信 2020/09/20 10:58:17
- RE: 図書館はパスでしたか…
- ぶどう畑さん、おはようございます(もうお昼?)。
今日は涼しくて過ごしやすい朝でしたね。
次の旅行の妄想かぁー、いいですね。
明るい未来が透けてみえはじめたということですね。早く安全なワクチンが開発されて旅行ができるようになってほしいものです。
私も旅行記はアップしていますが、実は書きながら空しいのです。
このコロナ禍、空いた時間は山ほどあるのに、書きながら手が止まってばかりです。あの時はよかったなーとか、あんなこともできたのに〜とか、もう一度旅行する機会はあるのだろうかとか、思いを巡らせる時間ばかりが増えて・・・。
そういえば以前の旅行記で、ザンクトガレンの図書館の件ではぶどう畑さんからコメントをいただいていたな〜とか。
そうなんです。今回も行きませんでした(行けませんでした、ではなく)。
体調がすぐれなかったものですから、その気になれなくて・・・。
お二人だけで入場していただいてもよかったのですが、やはり私のことを思って気遣ってくださったようです。申し訳ないと思います。
旅行中の健康不良ってほんとに困ります。
ぶどう畑さんも何度も経験していらっしゃって、旅行記拝見しながら、あらぁ〜大変そう、って思っていました。
ボーデン湖の船旅、いいですよね〜!
実はこの後にアップ予定なのですが、リンダウからコンスタンツまでも船旅にしました。しかも例のパスで安っすくね・・。
その前にリンダウです。
ぶどう畑さんの妄想旅行、どんなコースなのかな〜?
早く妄想が妄想では無くなる日がくるように、祈ります。
himmel
-
- ベームさん 2020/09/18 11:20:48
- 出窓の装飾
- himmelさん、
暫くぶりのシニア3人組ですね。
ザンクトガレンの出窓の装飾はよくお調べになりましたね。柘榴とか白鳥、玉、駱駝、グリフィンなど。私は想像力不足で分からないものが多かったです
ボーデンチケットなる便利なものがあるのですか。新しいものを教えていただいても私はもうそれらを利用することがないので寂しい限りです。でもよそ様の海外旅行記には関心を持ち続けています。
自宅蟄居が続いているうちに腰痛が発症し、ますます長時間の歩行が困難になりました。街歩き再開はいつのことになるやら。
ベーム
- frau.himmelさん からの返信 2020/09/18 20:16:22
- RE: 出窓の装飾
- ベームさん、こんばんは。
お久しぶりです。
あちこち中途半端をかかえているものですから、選択するのに迷います(笑)。
でも、本音を言うと、このコロナ禍では旅行記作成もテンションが下がりますね。
>ザンクトガレンの出窓の装飾はよくお調べになりましたね。
えへへ・・、実は数年前のテレビの受け売りなのです。
もっと詳しく申しますと、2012年のザンクトガレンの旅行記の2番煎じなのです。
それにベームさんのザンクトガレンの旅行記なども参考にさせていただきました。
あの時はベームさん、アッペンツェルの方まで足を延ばしていらっしゃいましたね。お元気でしたね。
ここのところ過去のベームさんの旅行記をいろいろ拝見させていただいていますが、素晴らしい宝物をたくさん残してらっしゃるなーと思います。
足や腰が痛いのを我慢して、歴史的名所を歩いていらっしゃるベームさんの姿が行間から目に浮かびます。
あと数年は海外に行けないかも・・・、なんて言われていますね。果たして私にはまだその機会が残されているのだろうか・・・?
潔く海外を諦められたベームさんと違って、往生際の悪い私は、せめてもう一度ドイツやヨーロッパに行きた〜〜いと足掻いています。
そのために、ぼちぼち散歩などをして体を鍛えています。
ベームさんも早く街歩きを再開なさって、歴史散策記、文学散策記など素晴らしい旅行記を見せてください。
himmel
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