2018/08/08 - 2018/08/09
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Sahraさん
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2年前と古い旅行記で恐縮ですが、新型コロナウイルスで予定がぽっかりあいたので、
備忘録も兼ねて少しずつ作成することにしました。
2018年夏のヨーロッパ旅行はトゥール⇒ブロワ⇒パリ⇒ブリュッセル⇒ロンドンと周遊しました。旅の始まりは、念願の古城めぐりから。ブリュッセルは2年前に続いてフラワーカーペットを見に訪れました。お天気にも恵まれ、青空の下でお城や庭園、街歩きと沢山観光に励みました♪
主な日程はこちら↓
8/8 (水) 伊丹⇒8/9(木) 羽田⇒フランクフルト⇒パリ⇒トゥール泊
サン・ガシアン大聖堂 ランジェ城
8/10(金) シュノンソー城 アンボワーズ城~ブロワ泊
8/11(土) シュヴェルニー城 シャンボール城 ブロワ城~ブロワ泊
8/12(日) ブロワ⇒パリ 凱旋門 エッフェル塔周辺散策 買物~パリ泊
8/13(月) 買物&街歩き セーヌ川クルーズ 夜の凱旋門~パリ泊
8/14(火) パサージュ巡り ノートルダム大聖堂等 マレ地区散策~パリ泊
8/15(水) ヴェルサイユ宮殿 美術館巡り パレロワイヤル~パリ泊
8/16(木) パリ⇒ブリュッセル フラワーカーペット 教会等~ブリュッセル泊
8/17(金) 午前中ブルージュへ フラワーカーペット 王宮等~ブリュッセル泊
8/18(土) ブリュッセル⇒ロンドン V&A博物館 買物&街歩き~ロンドン泊
8/19(日)バッキンガム宮殿 庭園&美術館巡り タワーブリッジ~ロンドン泊
8/20(月)バラ園 アフターヌーンティー ロンドン⇒8/21(火)羽田⇒伊丹
1日目は無事にトゥールへたどり着けるのか、ハラハラしっぱなしの移動となりました。
幸い少し遅れただけで到着、大聖堂を見学した後、ランジェ城に行きました。
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今晩神戸空港⇒羽田へ出発する予定が、関東に来る台風の影響で急遽フライトを早めました。21時10分神戸発“NH416便”⇒9時伊丹発“NH18便”とほぼ12時間も前(>_<)羽田⇒フランクフルトは無事飛んでくれるのか不安がつのります。快晴の中、悪天候の羽田に向けて出発です。
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羽田に着くと、軒並みキャンセルや遅延が相次いていましたが、台風の進路とは逆方向だったせいか、フランクフルト行は定刻表示のまま、無事出発できそうです。待ちくたびれましたがホッと一安心です。
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到着前の機内食は毎回同じものを選択、白身魚の照り焼です。
ギャレーに置かれていたバナナも一緒にいただきます。 -
8/9(木)7時過ぎ、フランクフルト空港です。これからパリに向かいます。早朝は混雑もないのでゲートの移動もスムーズです。
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が、機内に入ってから1時間ほど待ちぼうけ(+_+)
8時半に到着しているはずが現在9時9分、まだ上空です。悪天候で飛行機が揺れ、少し怖かったです。CDG空港に到着後も、全く同じスーツケースを間違って取ってしまったりと、ヒヤヒヤすることばかり。すぐに気づき荷物を受け取り直し、トゥールへ向かうため空港駅に着くとまた一難。。 -
11時半発のTGV“5202”に乗車する為ホームへ降りようとした時、突然「身元不明の荷物が見つかり、空港駅は閉鎖されます。ここからパリへ向かうことはできません」とアナウンスが流れた後、規制テープが張られ、全員上階の待合広場に移動させられました。周囲の店もシャッターが下ろされ真っ暗。情報はなく放送が繰り返されるのみ。暫く待って列車に乗車できないなら、バスでパリに向かおうか等考えていたら、持主が見つかり封鎖は解除されました。1時間弱の事でしたが、不測の事態が起こった場合どう行動すればよいか、旅行者が判断するのは難しく感じました。
写真はトゥール駅です。無事に辿り着けた安堵感で一杯。やっと写真を撮る余裕が出きました(^^♪ -
「Best Western Plus l'Artist Hotel」
駅からは5分程で到着、雨がやんでいて良かったです。 -
お部屋にもすぐ入れ、ホッと一息、気持ちも落ち着きました。
1泊だけでしたが、広くて清潔感があるお部屋でした。 -
トゥールの観光は今日だけ、到着が遅れあまり時間もないので、早速観光に出かけます。駅から北に上がり、ジャン・ジョレス広場の前には市庁舎 (Hotel de Ville)、とても大きく立派な建物です。
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「サン・ガティアン大聖堂(トゥール大聖堂)」
かなり引いてやっと全景を収めることが出来ました。12~16世紀にかけて建造されたゴシック様式の大聖堂です。様々な時代の建築様式が取り入れられているのが特徴です。トゥールの司教の名前にちなみ、サン・ガティアン(サン・ガシアン)大聖堂と呼ばれています。 -
とても高い天井で、外観同様カメラに収めるのが大変です。祭壇と両脇には繊細な色使いのステンドグラスが並んでいます。
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祭壇にある内陣のステンドグラスは13~16世紀に製作されたのもので、
フランスでも屈指の美しさとのことです。 -
ステンドグラスには聖人マルタンの軌跡が描かれているそうです。
美しいステンドグラスばかりで、沢山写真を撮ってしまいました。 -
トゥールは聖マルティヌスの巡礼地でもあり、2013年には聖マルティヌス(Saint Martin de Tours)をテーマにした現代的なステンドグラスが設置されました。
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16世紀に作られたパイプオルガン、その奥にあるのは美しいバラ窓。壁や天井、至るところに彫刻や装飾が施されています。訪れる人も少なく、大聖堂内は静かで厳かな雰囲気に包まれていました。
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散策しながらマカロンやチョコレートを購入♪お買物も楽しみました。
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お天気もイマイチで移動の疲れもあって迷いましたが、今日しか行ける機会がないので予定通りランジェ城を見学することにしました。
16時発の電車に乗車、15分程でランジェに到着です。 -
車窓を眺めていると、平行に伸びる黒い雲の下から青空が!
お天気、期待できるかも!? -
15分程でランジェに到着。お花が至るところで綺麗に植えられています。
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お城に行く前に少し町を散策♪
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まるでメルヘンな世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります(^^♪
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お城へ向かう通り、ここにも色とりどりのお花が並んでいます。
周辺はレストランやカフェ、食材店などがありました。 -
ランジェ城は10世紀末頃に建設された「フルク・ネラの塔」と15世紀に築城された「ルイ11世の城」の2城で構成され、世界遺産に登録されています。城門も立派!中世のお城そのものです。
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階段を上り城門前から、おもちゃのような可愛い家々はカフェやスイーツショップです。見学料を支払い中に入ります。
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「千の花部屋」
下の写真と合わせ、3点のタペストリーは、16世紀にフランドル(オランダ南部)の工房で製作されたものです。様々な花が咲き乱れる花畑で、鳥やウサギ、犬などの小動物が戯れる様子が織られています。 -
1886年ランジェ城を購入した実業家ジャック・ジークフリートにより修復保存され、築城当時(15~16世紀)の内装が忠実に再現されています。
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「紋章の部屋」
1491年に挙げたシャルル8世とアンヌ・ド・ブルターニュの結婚式を祝した部屋です。床にはシャルル8世の紋章であるユリの花と、アンヌ・ド・ブルターニュの紋章であるアーミン(オコジョの尾)が描かれたタイルが敷き詰められています。 -
「宴の間」
食事や宴を催す、また政務を執る部屋としても使用されていました。テーブルには15世紀の宴の様子が再現されています。 -
「客間」
領主が中世の日常生活を営んだ内装が再現されており、豪華な家具やタペストリーが展示されています。2階は領主の居室として使われ、3階が婦人と子供部屋になっています。 -
1527年頃にトゥールの工房で羊毛と絹を使って織られたタペストリーが掛けられています。絵柄は「洗礼者ヨハネの宣教」です。
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「プライベートな寝室(奥の部屋)」
城主の親しい友人や、客人のための部屋です。 -
「子供部屋」
ベッドの周辺には揺りかごやハイチェアが置かれています。床のタイルには王家のユリの紋章とアンヌ・ド・ブルターニュ家のアーミンの紋章が描かれています。奥は衣裳部屋へと続いていました。 -
13世紀の聖遺物箱や聖母子の肖像など美術品が展示されている「宗教芸術の間」や、城内教会が置かれていた最上階「勇猛の広間」は、タペストリーの展示室になっていました。
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城塔からの眺め。360度一周でき、庭園や街を見下ろせます。
おとぎ話に出てくるような、可愛い街並みが広がります(*^^*) -
街を眺めていると、中世の時代にタイムスリップしたような気分です。
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螺旋階段を降り「緑のタイルの間」へ。
部屋の名称は、床の一部に使用されている緑色のタイルからきています。城門の上、3階に位置しており他の部屋に比べ広い造りになっています。 -
焼き物やタペストリー展示販売のお部屋で終了です。
お城を眺めに庭園へ出ます。 -
お城の砦、裏手の足場を上ると、お城と庭園、後ろに広がるランジェの街が見渡せます。
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お城に着いた時、こちらの庭園で中世騎士の衣装を着た人達による剣術ショー“Sword fight“の真っ最中。沢山の子供達が集まっていました。
景色を堪能し、戻ろうとしたとき、ちょうど太陽の光がお城に差し込み、厚い雲が途切れ青空が見えてきました。 -
ものの数分で一気に青空が広がってきました!
さっき降りてきたばかりですが(^-^;もう一度上ることにしました。 -
裏から見たらこんな感じ。足場が悪く危険なので、同時に上るのは12人までと制限付きです。
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再度、上からの眺めです。同じ景色ですが、日の光があるだけで明るく、緑やお花が映えて全く違う印象です。
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「ルイ11世の城」はフランス王ルイ11世がブルターニュ人の脅威に備え、1465年~1469年にかけて築城されました。外観は増改築されず、街側は封建時代のスタイル、中庭側はルネサンス様式と混合様式建築です。
一方「フルク・ネラの塔」は歴史的価値が高く、建物内部にある家具やタペストリーも大変貴重な物とのことです。 -
小さいけれど印象に残る素敵な街です。
この景色を見れただけでも、訪れて良かったと思いました。 -
先程までのどんより曇り空がウソの様。
すっかり青空になりました。 -
17時半の列車に乗り、トゥールに戻ってきました。
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到着後、“Tourist Information”へ。こちらではロワール周辺古城の情報やチケット、ツアーの申込やパンフレット等が入手できます。明後日に予定している古城めぐりのバスと、お城のチケットもいくつか購入しました。
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「Le Timbre Poste」
夕ご飯はいくつか候補があったのですが、軽めに済ませたくて通りかかったクレープ屋さんに入りました。 -
店名の「郵便切手」にちなんだ小物が置かれ、メルヘンチックな可愛い店内です。時間が早かったので1番のりでしたが、帰る頃にはお客さんが次々入ってきました。ラタトゥイユのガレットを注文、シードルと一緒に美味しく頂きました。
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街を散策しながらホテルへ戻ります。明日からのお城巡り、お天気が一番気がかりでしたが、回復傾向、青空が期待できそうです。
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長~い1日がようやく終わりました。ランジェ城へ行ったのでトゥールの街はあまり観光できず少し残念。でもまた古城めぐりの際に訪れるはず!(と思っています)明日からのお城巡りに備え、夜の散歩は控えて早めにホテルに戻りました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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