2020年　今年の夏は岡山旅行 １（牛窓・倉敷・鷲羽山）～牛窓・前島

2020/08/13 - 2020/08/17

コロナの影響で今年は海外旅行は無理！
せっかくしっかり夏休みが取れる部署なのに・・・。
しかも、こどもの夏休みも今年はお盆前後だけというこれまでに無い事態に。
なんだか世間ではＧＯＴＯトラベルだの、旅行は自粛しろだのと意見が分かれています。
ですので、近場で行ける場所として、今回は岡山県に行くことに。

１日目は、瀬戸内市の牛窓。
『日本のエーゲ海』牛窓って名前は聞いたことあるけど、何があるのかな？
１泊目は、瀬戸内海に浮かぶ前島にある、民宿『唐琴荘』へ。
口コミで料理の評価が高いので楽しみです。

エリア 牛窓(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

お盆のド真ん中に国内旅行。
超渋滞の高速道路を覚悟の旅となるはずが、コロナの影響で全くと言っていいほど混雑なし。
山陽自動車道の淡河パーキングエリアまで快適に走ります。

その後、事故渋滞があったものの、帰省ラッシュには会わず、兵庫県の『龍野西サービスエリア』まで来て休憩。

こここのサービスエリアには、『龍野焼きたてパン工房』が。

スイカだ！

フルーツを模した変わったパンが目を引きます。
プレミアムメロンパンとレモン餡クロワッサンを購入。
インスタ映えしますねえ（インスタしてないけど）。

小腹が空いたのでフードコートで軽く食事を。
目を引いたのは、「牡蠣バター塩ラーメン」。
あと醤油ラーメンを注文。
牡蠣のラーメンは牡蠣が200gも入っており、本当にたっぷり！
スープは白濁していて、牡蠣の出汁が効きまくり！
サービスエリアでこんな味に出会えるとは。

醤油ラーメンはカツオの出汁が効いていて、予想以上に美味しい。ここのフードコートはお勧めです。

さて、引き続き岡山を目指します。
最初の目的地は、『日本一のだがし売り場』です。

そうこうしているうちに海が見えてきました。

少し田舎道を走ると・・・

はい、大きな駐車場と大きな工場の様な建物。
ここが瀬戸内市にある『日本一のだがし売場』！

子供のころなら卒倒しそうな夢の世界が！

広大な広間に駄菓子が並びます。
ワンダーランド！（子供時代を懐かしむ父にとっては）

ベビースターラーメン！
しかも昔のパッケージのもあります。
子供のころ、良く食べました。
大人になってからも良く食べていますが。

さっそく何かにくぎ付けになっている子供達。
きっと大喜びだろうと思ったら・・・

お菓子じゃなくておもちゃかよ！
ま、駄菓子屋におもちゃは付き物ですがね。

大量のビッグカツ！
意外と色んな種類があり、味噌カツ、プレミアムかつ等々あります。
当然、全種類購入。
子供のころできなかった夢『大人買い』です。

このヨーグルトみたいなやつよく買いました。
小さな木のスプーンで食べるんですよねえ。
今回も買いましたよ、もちろん。

紐の付いた飴。
昔は当たり付になっていたなあ。

うまい棒！
これだけ並ぶと壮観です。

ご当地限定の『瀬戸内レモン味』をまとめ買いして職場のお土産にしました。
味は・・・微妙
やっぱり私はサラミが好き。

建物内に昔の駄菓子屋を発見。

ああ、駄菓子天国！
この歳になってもワクワクします。

懐かしいたたずまいです。

カツ全種類購入。
カレーカツが一番好みです。
あと、水に溶かして作るコーラ＆サイダー。
今飲むと、美味しくないですが、子供のころは大好きでした。

息子の買ったのは・・・え？これだけ？

子供達、今回はお小遣いを渡して好きに買ってよし、と言っていたのに、節約してあまり買わずに後悔していました。

さて、駄菓子売り場から紆余曲折を経て、牛窓に到着。
まずは、ここら辺で人気のあるジェラード店へ。

山の方へ上った、オリーブ園の手前にある『牛窓ジェラート工房コピオ』。
大人気で行列が。
猛暑中でもこの行列！

かぼちゃや金柑、瀬戸内みかんなど、ちょっと変わったのもあります。

レモネード。

抹茶とマスカット酒、バニラのジェラートを注文。

暑い中、みなさん日陰を探して食べていました。
味は、正直、イマイチというか、素材の味がわからなかった。
マスカット酒もミルクも同じ味に感じました。
もう少し濃い味がいいです。

せっかくなので、『牛窓オリーブ園』へ。
ここは無料です。

瀬戸内海に浮かぶ島々が見渡せる最高の景色！

何かのオブジェに上る子供達。
もう少し目立つ場所に作ったらいいのにという場所に。
どっちにしても、上るんですけどね、うちの子らは。

幸福の鐘を発見。
鐘があれば鳴らす、人の習性ですね。

オリーブ園なのでオリーブもあります。
あんまり目立たなかったです、オリーブ。

展望台に上ります。
こちらも無料。

１階は土産物屋やカフェみたいになっています。
エアコン効いていて気持ちいい～。

上に上ると見晴らし最高！
向かいに見える前島が、この日の宿泊地です。

反対側には塩田が広がります。
後日、この塩田にまつわる施設にも行きました。
（まさか、この時はそこに行くとは思ってもいませんでしたが）

さて、山を下ります。
フェリーに乗る前に、牛窓見学。
で、今回泊まりませんが、ずっと気になっていた「日本のエーゲ海」を名乗るこの『ホテル リマーニ』を見学です。

フロントに入ると、目の前には海と青いプール！
エーゲ海だ！

建物が白で統一されており、ギリシャ風？

これならエーゲ海と言っても許しましょう。

しばらくエーゲ海で涼む我が家。

ホテルリマーニの向かいには『かまぼこ屋中光商店』があります。

１４時ころでしたが、焼きたて、揚げ立ての蒲鉾は売り切れ。
残念！

で、なぜかかまぼこ屋さんの「チーズケーキ」が並んでいました。

牛窓は、昔ながらの街並みが有名だそうです。
『しおまち唐琴通り』を行きます。
ここは、柄本昭、麻生久美子主演の映画『カンゾー先生』のロケ地だそうです。
フェリー乗り場くらいで車を止めて歩いていくのがいいと思います。

昔を感じさせる家が残っており、ノスタルジックな感じですが、せっかくなんだからもっと街ぐるみで観光アピールした方がいいと思います。
立派な三重塔があるお寺もありました。

『牛窓海遊文化館』

元々は牛窓警察署の建物だったそうです。
大きなソテツの木が印象的です。

『瀬戸内きらり館』
前島にわたるための牛窓港フェリーターミナルの真向かいにあります。
順番待ちの場所に車を停めて、フェリーの時間まで見学です。

牛窓と前島の情報と特産品が売られています。
そうめんかぼちゃという、実がそうめんみたいにほぐれるカボチャが売っていました。

『牛窓フェリーターミナル』

フェリーは１時間に１本、多いときで２本です。
乗り込みは先着順なので、車を順番に停めて待機します。
大人２４０円、小人１２０円、普通乗用車（4ｍ以上、5ｍ未満）は１360円で、大人１名分の料金も含まれまています。
また、往復料金となっています。

本当に何もない乗り場ですが、車利用なら、順番に並んで駐車して待ちます。
瀬戸内海の水はあまりきれいではないですね。

前島フェリー。

料金は乗り込んで待っていると、フェリー会社の人が回ってくるので支払うようになっています。
乗船時間は５分！
あっという間に前島に到着。

フェリーを降りて宿に向かいます。

５分位で今回の宿『唐琴荘』に到着。

いい感じの民宿です。
２年生の娘はホテルを想像していたみたいで、一見普通の家みたいな民宿に少なからず衝撃を受けていました。

玄関を入ると非常に広くてきれいです。

２階の部屋へ案内されました。

冷蔵庫は部屋の外。
中には有料の飲み物が入っています。

広い！
きれい！
めちゃくちゃ快適な部屋に、ショックを受けていた娘も「唐琴荘大好き！」と大はしゃぎ。

トイレや洗面台もおしゃれできれいです。
リフォームされてそれほど経ってない感じ。

部屋からの景色。
向こうに見えるのは牛窓。
牛窓灯籠堂跡も見えます。

夕食までに時間があったので、島内をドライブ。
車で４０分位で一周できるそう。
のどかな畑と海の風景が続きます。
逆に言えば、それしかありません。

所々、ＧＯＯＤな展望スポットもあります。
サイクリングだと、ちょっと本腰入れて漕がないとしんどいでしょうね。

別荘地の売り看板があちこちに。
う～ん、買わないなあ。

風呂の時間が近づいていたので、ドライブを切り上げて宿に戻ります。
お風呂は広くて気持ちいい！
貸し切りできます。

お風呂上がりでお待ちかねの夕食！
どの口コミ見ても、夕食が絶賛されているので期待が膨らみます。
食事は別室です。

子供用。

刺身も付きます。

大人の夕食。
カボチャ、岡山名物ママカリの酢漬け、たこの生姜味噌和え

茄子の煮びたし

ワタリガニとサザエのつぼ焼き。
皆さんの口コミで高評価のワタリガニ。
ワタリガニってあまり食べたことなかったけど、美味しい！
納得の高評価。

黒メバルの煮つけ。

鰆のたたき。

カレイと海老のフライマヨネーズポン酢で。

ここでハプニング。
子供用の刺身は先に出ていたのに大人用がなかなか出てこない・・・。
順番的にはもう出てきていいはずなのに、まさか、最後に出るのか？

そう思っていたら、宿の人が料理を運んできた時に、息子が「大人のお刺身はまだですか？」
宿の方も「え!? まだ来てませんでしたか!?」

そして待望の刺身盛り！
あこう（キジハタ）、カンパチ、ヒラメ、鯛、アカニシ貝、アオリイカ、エビ。
「あこう」って初めて食べましたが、めちゃくちゃ美味しい！
身の味がしっかりしていて、群を抜いて美味しい。
さすが高級魚！

『皆さんで食べてくださいね』
出すの忘れてたみたいで、サービスしてくれたみたいでした。

しかし、もっといい角度での写真が無いのが残念。

これすごいです。
宿のご主人のきゅうり細工。
他にも松などいろいろあるんですが、かなり細かい職人技！
遠慮なく食べちゃいました。

お吸い物。

デザート。
ふぅ、お腹いっぱい。
噂通り、いい食事でした。

夜の牛窓を眺めながら、１日目は終わりです。

お休み～！