2020/09/06 - 2020/09/06
7位(同エリア377件中)
関連タグ
beachさん
- beachさんTOP
- 旅行記218冊
- クチコミ27件
- Q&A回答13件
- 462,974アクセス
- フォロワー296人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
デュッセルドルフから日帰りでデトモルトに行ってきました。
デトモルトはドイツ北西部に位置する町で、近郊には広大なトイトブルクの森が広がります。
かつてローマ帝国との戦いでゲルマン民族が勝利をおさめた「トイトブルクの戦い」の舞台となった場所でもあり、また古代ゲルマン人の聖地と呼ばれる「エクステルンシュタイネ(奇岩群)」がある場所としても有名です。
▼Detmold
- Die Externsteine
…古代ゲルマン人の聖地・奇岩スポット
- Hermannsdenkmal
…ゲルマン民族の英雄ヘルマンの巨大像・ドイツで知らぬ人はいない名所旧跡
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Sonntag, 6. September 2020
デュッセルドルフから日帰りでデトモルトに行ってきました。
日本のガイドブックでは取り上げられることがほとんどない場所ですが、ドイツ国内では有名な観光スポットのひとつです。 -
ドイツ北西部に位置するデトモルトは、オストヴェストファーレン=リッペ地方にあります。
デュッセルドルフと同じ、ノルトライン=ヴェストファーレン州に属しますが、ニーダーザクセン州のハーメルンからの方が近いくらいの位置です。今回訪れた場所は、特にトイトブルクの森の中にあるためアクセスも一苦労でした。
07:23 Düsseldorf Hbf
10:00 Altenbeken (Bus 72)
10:53 Horn Abzw.Bahnhof, Horn-Bad Meinberg(乗換:Bus 792)
11:03 Horn Externsteine, Horn-Bad Meinberg
※Bus792は夏季限定のツーリズム路線バスです
(運行期間:4月から10月まで土・日・祝日のみ)
https://www.lippemobil.de/de/infothek-service/touristiklinie-792/ -
■Länder-Ticket(州内乗り放題切符)
今回使ったチケットは「Schöner Tag Ticket NRW」、31EURでノルトライン=ヴェストファーレン州1日乗り放題チケット。
ICE、ICは乗れません。平日は9時から、週末は0時から翌日3時まで有効です。バスやトラムも乗れます。
※夏季限定ツーリズムBus792も利用可能でした -
Bahnhof Altenbeken(アルテンベーケン駅)
電車を降りると目の前に広がるトイトブルクの森とエッゲ山地。 -
今回は「Horn Abzw.Bahnhof(バス停)」を出発点として、2カ所の観光スポットを回り、デトモルトに向かいました。
<Besichtigung(観光)>
◆Die Externsteine(エクステルンシュタイネ)
…古代ゲルマン人の聖地・奇岩スポット
◆Hermannsdenkmal(ヘルマン記念像)
…ゲルマン民族の英雄ヘルマンの巨大像・ドイツで知らぬ人はいない名所
<Kurs(コース)>
■Horn Abzw.Bahnhof ---(Bus792:所要10分)---■Externsteine ---(Bus792:所要25分)---■Hemannsdenkmal --- (Bus792:所要20分)---■Detmolt Altstadt
※Bus792は1時間1本なので要注意!! -
Bus792は、車体の後ろに自転車用車両を牽引しています。大自然に囲まれたこの地域一帯、行楽シーズンはバイカーやローディで溢れています。
先日訪れたアイフェル地方がハイカー向けであれば、こちらはロードバイカー向けという印象。 -
■Externsteine Infozentrum(エクステルンシュタイネ・インフォメーションセンター)
登頂チケット:4.00 EUR(大人)
※周辺の散策は無料(冬期は登れません)
※営業時間:土・日・祝日(現在コロナの影響で変動あり)
<HP(ドイツ語)>
https://www.externsteine-info.de/ -
エクステルンシュタイネのコロナ対策。
・8月1日から登頂エリアの一部が再び開放されました。20分間隔で登れる人数が制限されています。
・トイレ及び室内でのマスク着用、ソーシャルディスタンスの徹底、カード支払い推奨 -
エクステルンシュタイネは、ドイツで最も有名な天然記念物として知られています。また、この地域一帯は希少な動植物の生息地であるため自然保護地区に指定されています。
-
インフォメーションセンターからエクステルンシュタイネまでは約300m。緑の木々が夏のような光景ですが、この日の気温15度…。
-
Die Externsteine(エクステルンシュタイネ)
エクステルンシュタイネは、今から約7000万年前に生じた山地形成によって誕生したと言われています。なかなかの迫力です! -
もともと平地にあった砂岩が垂直に押し上げられた結果、この5つの奇岩群が出現したとか。一番高い部分(写真中央の岩)は約40mあります。
-
この神秘的な光景から、古ゲルマン人(ケルト人)の聖地、キリスト教の巡礼地などと推測されていますが、今もなお決定的な解明には至っておらず謎多きスポットとしても知られています。
-
多くの謎がスピリチュアルな憶測を呼び、ドイツのパワースポットとまで呼ばれています。
それゆえ…この周辺、そっち系の方たちが多いこと(笑)。ストリートパフォーマーも見たことの無い楽器でそれっぽい音楽を演奏していたり…瞑想やヨガをしている人もいました。 -
Externsteine und Oberer Teich(エクステルンシュタイネとオーベラー池)
池越しに見るエクステルンシュタイネもまた美しい。 -
日本のガイドブックではほとんど取り上げられることは無いのですが、年間約50万人以上の観光客が訪れる大人気スポットです。
ただ、通常の観光地とは異なりドイツ語オンリーの場所が多い気がしました。(英語力が低い私にとっては逆に居心地が良い…) -
周囲はトイトブルクの森に囲まれているので緑が溢れています。日光浴をしたり、ハイキングも出来ます。
-
Schmalblättriges Weidenröschen (ヤナギラン)
日を浴びて薄紅色に輝く花が美しい。 -
岩と岩の間をくぐり抜け、裏側に回ってみます。もう気分はミステリーハンター!
-
裏側から見ると、より5つの奇岩が独立してはっきり見ることが出来ます。
-
それではここからは皆様をミステリーハントにお連れいたします!
<ミステリーポイント1>
右側の一番高い岩には祭壇があり、当時古代ゲルマンの女性祭司が幽門されていたとか…。 -
<ミステリーポイント2>
『Künstliche Grottenanlage(人工的に掘られた洞窟)』の数々。 -
洞窟の中はかなり広く繋がっています。ここも諸説あり「キリスト教の修道士が住んでいた」「キリスト教の礼拝堂だった」などと言われています。
-
<ミステリーポイント3>
岩のお墓。半円形に掘られたお墓はエルサレムの聖墳墓教会のキリストの墓を模して作られたのではないかと言われているそうです。 -
<ミステリーポイント4>
そして一番の見所が、高さ5.5m、幅3.6mの『Kreuzabnahmerelief(キリスト降架の巨大レリーフ)』。
12世紀頃の作品と考えられており、北西ヨーロッパで最も重要な彫刻とも言われています。 -
キリストを中心に、天では太陽と月が喪に服し、父なる神は救いの出来事に祝福を与えています。そして下界にはアダムとイブが描かれています。
なかなかミステリアスな場所ですよね!誰が何のために…信じるか信じないかはあなた次第…(笑)。 -
さて、ミステリーは一先ず置いておいて、ここからは今日も元気に登ります!
-
私が割り振られた20分間はなんと登る人は私だけでした。360度パノラマを独り占め^^
-
お隣の奇岩を間近に見る事ができます!
-
高度感はこんな感じです。人が小さく見えます。
-
後ろを振り返れば、目の前に広がるトイトブルクの森、そしてヴィームベッケ川が流れています。スピリチュアルはともかく、やっぱり自然のパワーを感じます^^
-
20分の登頂時間を満喫し、再び森の中を少し散策。
-
逆さエクステルンシュタイネ。神秘的です。
-
逆光の写真も絵になる。右側の岩が先ほど登った岩です。
続いて、エクステルンシュタイネから約9km(バスで25分)ほど離れた場所にあるヘルマン記念像に向かうことにします。 -
■Kompetenzzentrum Wandern WALK(ハイキング・コンピテンスセンター)
ヘルマン記念像のインフォメーションセンター。
チケット:4.00 EUR(大人)
※周辺の散策は無料
※営業時間:土・日・祝日(現在コロナの影響で変動あり)
<HP(ドイツ語)>
https://www.hermannsdenkmal.de/ -
Teuto-Kletterpark(トイト・クライミングパーク)
ヘルマン記念像の麓にあるクライミングパーク。マスクをしながらアスレチックを楽しむ姿が印象的…。ハードすぎない!? -
Hemannsdenkmal(ヘルマン記念像)
高さ53.46m(像26.57m)の巨大ヘルマン記念像。ドイツ国内で最も高い立像です。
紀元9年に起こったローマ帝国とゲルマン民族の戦い「トイトブルクの戦い」。その戦いで見事ゲルマン民族を勝利に導いた英雄こそがこのアルミニウス(ヘルマン)なのです。 -
この記念像は1875年、ドイツの建築家エルンスト・フォン・バンデルによって37年の歳月をかけて完成しました。
設立当時(19世紀)の背景として、1813年ライプツィヒの戦いによりナポレオンのヨーロッパ支配が終焉しドイツは帝国を成立させます。やがてナポレオン戦争を通じて目覚めた民族意識はナショナリズムの高揚へと繋がります。
そのナショナリズムの象徴を古代ゲルマンの史実に重ね、ドイツ統一の普遍的な国民のシンボル『ヘルマン』が採用されたと言われています。 -
西に向かって伸びる剣。
剣には碑文が刻まれています。
Deutsche Einigkeit meine Stärke , meine Stärke Deutschlands Macht.(ドイツの統一我が強さ、我が強さはドイツの力)
このヘルマン記念像は、今では戦争と平和、そしてドイツ国家の統一を象徴する役割も果たしているのだそうです。 -
ヘルマン記念像はGrotenburg(グローテンベルク ▲386m)にあります。周囲は一面樹木で囲まれています。
画像引用:© Tourismus NRW e.V./Teutoburger Wald Tourismus -
上空から見たヘルマン記念像。中央にそびえ立っているヘルマン像は勇ましさを感じます。
画像引用:Bernd Sieker from Germany - Hermannsdenkmal Teutoburger Wald -
さて、歴史的背景も少し知ったところで、そろそろ像に登りたい時間です^^
-
ヘルマン記念像は台座の部分まで階段で登ることが出来ます。
-
ヘルマンの目線になった気分。
-
このヘルマン像、実は像の中にはハシゴがあり登ることができる構造のようですが、一般公開はされていません。
なぜなら、登った誰かが鼻孔から落ちたという伝説があるからとのことですが…もっぱら嘘(笑)。ジャーマンジョーク的なお話です。 -
ついでにこのヘルマン像のもう一つの大きな役割。
それは…落雷測定ステーションとしても使われています。天に伸びた剣は雷を引き寄せるように作られており、落雷の回数、強度のデータが保管されるようになっています。 -
お土産にはヘルマン・ラバー・ダックはいかがでしょう♪
続いて、ヘルマン記念像から約7km(バスで20分)ほど、デトモルトの市内に向かいます。 -
Marktplatz(マルクト広場)
デトモルトの中心部。リッペ群最大の都市であり、デトモルト音楽大学、野外博物館などがあり、文化と音楽の町と称されています。 -
Schlossplatz(宮殿公園)
-
Johannes Brahms(ブラームス像)
こんなところで「こんにちは!」。ブラームスは1857年にリッペ=デトモルト侯国に音楽家として招かれ、1859年までの3年間、デトモルトの侯国宮廷に勤めてました。 -
Fürstliches Residenzschloss Detmold(デトモルト城)
リッペ侯爵の居城。壮麗な外観です。 -
城の周囲は堀で囲まれており、城館と要塞の機能を併せ持った城とされています。
-
Landestheater Detmold(州立劇場)
-
デトモルト旧市街には、約350棟の歴史的建造物が残されています。
-
Meierstraße(マイアー通り)
-
シルバニアファミリーにありそうな家。色合いや窓枠一つひとつが可愛らしいです。
-
Adolfstraße(アドルフ通り)
中世の趣がある路地裏。 -
Bahnhof Detmold(デトモルト駅)
古代ゲルマンの歴史に触れるツアー、これにて終了!なかなか気合のいるコースでしたが、とても興味深い場所でした^^これを機に世界史の復習をしようと思います…。 -
Lippischer Pickert(リッピシャー・ピッケルト)
最後にデトモルトの郷土料理をご紹介します。
<材料>
・小麦粉
・すりおろしたジャガイモ
・卵
・牛乳
・イースト
・塩少々
・好みで砂糖、レーズンなど
当時、焼く時の油はベーコンの皮が使われていたそうです。ソースは、お好みでプラムジャム、アップルムース、NRW州の特産「Goldsaft(ゴールドザフト)」というテンサイのシロップなどを付けて食べます。
かつては貧しい人の食事とされていたそうですが、作ってみて納得。ジャガイモとイーストを使う事で、かなりかさ増しされお腹に溜まります。
気になる方は是非ご自宅で挑戦してみてください…味の保証はありません(笑)。 -
"Nur ein Idiot glaubt, aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor, aus den Erfahrungen anderer zu lernen, um von vorneherein eigene Fehler zu vermeiden". Otto von Bismarck
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
歴史が私たちに教えてくれることは沢山あります。
ゲルマンの歴史、まだまだ学び甲斐がありそうです^^
#Germany Awaits You
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (13)
-
- rinnmamaさん 2021/03/06 12:37:20
- 初めまして
- beachさん、はじめまして
日本はお雛様の時期で、庭の花々も綺麗になってくる時期です。
ドイツはまだまだ夜明けも暗いのでしょうね~
ドイツ在住との事ですので、この様にぶらりと日本人には馴染みのない場所に行けるのは、地元民の特権でしょうね~
私が木曽などへ天気が良いから、今から行こうかという感じなんでしょうね!
ヘルマン像の上に上ってみたいと思いましたが、年齢的にも訪問も無理かもしれません。残念ですが・・・
楽しませて頂きました^^
日々の暮らしもですが、季節の変わり目ですのでご自愛くださいませ。
rinnmama
- beachさん からの返信 2021/03/06 21:25:45
- RE: 初めまして
- rinnmamaさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
ドイツも日ごとに日照時間が長くなり、クロッカスの花が咲く季節になりました。
UKへの留学備忘録、大変興味深く、そして勝手ながら親近感を感じながら拝読しております。というのも、私も10年以上務めた会社を辞め一念発起、大好きだったドイツに1ヶ月語学留学し、その後帰国、そして再び半年の予定で飛び立ち、そのまま現地で仕事を見つけ今年で住みついて3年目になります(^_^;
rinnmamaさんのUK到着時の旅行記は、自分自身の思い出と重なり、初めてドイツに一人で降り立った何ともいえない不安と期待に胸をふくらませた当時の感覚を思い出させてくれます。旅行記を読み進めると、共感して頷いてしまう箇所がいくつもありました。特に、冒頭の「今みても思い切って良く行ったな〜と思う(笑)」の一文!後で考えると、私もこれに尽きます(笑)
最近はドイツ国内もコロナ禍により自由に行き来が出来ない状況ですが、また各地を安心して回れる日が来ることを願っています。
引き続き旅行記拝読させていただきます♪
どうぞrinnmamaさんもお身体にお気をつけてお過ごしください。
フォローさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。
beach
- rinnmamaさん からの返信 2021/03/06 22:38:01
- RE: RE: 初めまして
- beachさん、こんばんは
お返事ありがとうございます。拝復です。
可愛いクロッカスが咲き出しているんですね・・
コロナ禍の中、季節になると自然に咲いてくれる花々は癒しですね^^
☆「思い切って良く行ったなと思う」の一文に共感頂けたんですね。
まず、beachさんの思い切った事は10年以上お勤めされた会社を退社された事でしょうか・・・ドイツ留学に行こうと思って辞められた訳ではないでしょうから、物凄い決断だった事でしょうね。
でも、何となく分かる気もするというか、決断する時って意外と冷静で自分では腹が座っているんだと思います。
1か月の語学留学に手ごたえがあったんでしょうね^^
その後の生活で自信がついて行く過程も、ご自分で十分に分析された上での職探しとなって行ったんだと思います。
もう3年なのか、まだ3年と考えられるのか分かりませんが、石の上にも3年と言いますから、確実にドイツでの生活の基盤が出来上がっていると思います。
素晴らしい一発奮起でしたね。。
私はロンドンへ行く前はツアーで2〜3回の海外でしたし、初一人海外で英語も中学英語程度、60歳ですからね〜(苦笑)でも、送迎の運転手さんに60歳ですって言いましたら、近くの人達に彼女は60歳には見えないよね〜と、気分を解してくれて、気分が和らいだ事を今でも鮮明に覚えています。
本当に良く行ったものだ‥です(笑)
> 最近はドイツ国内もコロナ禍により自由に行き来が出来ない状況ですが、また各地を安心して回れる日が来ることを願っています。
☆ドイツも広いですから色んな風景があり楽しみですね。
私はビールが大好きなので、コロナに目途がたったらドイツへ行きたいです^^
フランクフルト近郊にスペインから転勤になり、在住している友人にも会いに行きたいんですが・・年齢的に焦っています^^;
>
> 引き続き旅行記拝読させていただきます♪
> どうぞrinnmamaさんもお身体にお気をつけてお過ごしください。
> フォローさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。
☆私もフォローさせて頂いて楽しみながら、ゆっくりですが訪問させて頂きます。
此方こそ、よろしくお願い致します。
当分、UKの更新旅行記ですが・・・
それでは、お気をつけてお過ごしくださいませ。
rinnmama
-
- ちゃたろうさん 2020/09/20 23:57:38
- ミステリアスなレリーフ!
- beach さん、こんにちは。古いレリーフについてですが、jijidaruma さんの解説でイルミンズールというものを知り、とても興味深いと思いました。レリーフの中で右下の折れ曲がった木ですよね。調べてみるとヒルデスハイムのザンクトミヒャエル教会の中にもあるようです。ラーハ湖のマリア・ラーハ修道院の鐘塔の柱にもあるそうです。でも遠い昔にカール大帝がザクセン人を征服するために破壊したイルミンズールが各地でこっそり残されたのか比較的寛容に共存できたのか私は全くわかりませんが、とても不思議な気持ちがしました。上記の教会等は私は初めて知るところばかりです(^_^;) 今回もとても貴重なレリーフを教えていただきありがとうございます(^_^*) 旅行は無理ですが、古いヨーロッパを知るオタク活動に励みたいと思いました!
エルツ城に向かうシャトルバスの山道の斜面にも古いレリーフが二つありうれしくて写真を撮りました。特に解説も付いてないので内容や年代もわかりませんが、私はありがたい気がしました(^_^;) ドイツ行きたいなぁと思います☺️
- beachさん からの返信 2020/09/21 01:57:03
- RE: ミステリアスなレリーフ!
- ちゃたろうさん
こんばんは(^^)
コメントありがとうございます。
ヨーロッパの歴史もなかなか奥深いですよね。私はよく行ってから後付けで知ることが多く、もっと予習しておけば良かったと思うことがしばしばあります(^_^;)イルミンズールがあるとされるヒルデスハイムもゴスラーも行きましたが後から「そうだったのか」と知って写真を見返すと意味も分からないまま、たまたま撮っていたり…。そのような事が多々あります(苦笑)。
待機期間中に古いヨーロッパを知るオタク活動、とても素敵だと思います!そして、再び旅行に行けるようになった際には、歴史も踏まえたうえで2倍も3倍も楽しめるかもしれませんね(*^^*)
私も皆さんの旅行記を読んで少しずつ知識を増やしていければと思っています(*^^)v
beach
-
- ぶどう畑さん 2020/09/19 20:46:04
- 奇岩の景色、面白いですね!
- beachさん
ぶどう畑です。
海外旅行に行けない今、beachさんの旅行記でドイツの観光地を知ることができて嬉しい!
「エクステルンシュタイネ」、ドイツの景色のカレンダーで見かけ、勝手に「ザクセンスイス」と思ってました。
奇岩、面白いですね~。観てみたいなあ。
デトモルトも雰囲気のある街。
木組みの家が、なんとなくハンブルク近くの「シュターデ」に似ていると思ったり。
さて、ピンクの花ですが、ヤナギランではないでしょうか。
エリカは低木で、8月後半から9月初旬にかけて咲きます。
リューネブルガハイデにも、ぜひ足を延ばしてください!
塩のために、どれだけ木を切ってしまったのか…。
想像を絶する広大さに驚くばかりでした。
ハイデに行ったら、ハチミツをぜひ!
https://4travel.jp/travelogue/10654839
ヨーロッパも日本同様、いったん収まった感染者数が増えているようですね。
今年のヴァイナハツマルクト、果たして開催されるのでしょうか…?
- beachさん からの返信 2020/09/20 00:11:20
- RE: 奇岩の景色、面白いですね!
- ぶどう畑さん
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます!
まさに西のエクステルンシュタイネ、東のザクセンスイスとして称されており、実は…東に行きたかったのですが、時間的に厳しくまずは西から攻めてみました(*^^)v
ドイツの町並みは地域によって特徴があるので、特に旧市街の街歩きは飽きることがありませんね。
お花のご指摘ありがとうございます!ヤナギランでしたか!!早速訂正させていただきました。実はちょうどこのエクステルンシュタイネに出向いた日、リューネブルガーハイデも候補に入れていました!!毎日ハイデ開花メーターなるサイトを見ては検討していたのですが、結局今年は諦めました。
奇跡の1日の旅行記拝読しました(*^^*)素敵ですね!
最後の「旅行が大好きだった叔母様」のコメントに、私の叔母も既に他界してしまったのですが、旅行大好きで小さい頃から海外に連れ出してくれた思い出と重なる部分がありました。来年こそリューネブルガーハイデ行ってみたいです!
そして、ハチミツはもちろん…ハイデ羊のぬいぐるみが欲しいです(笑)!!
お察しの通り、ヨーロッパも感染者が再び増え始めました。
ヴァイナハツマルクトはケルンは中止、他も中止が予想されますが、一部では代替えとして「ロイヤルアドベンツマジック」と題してイルミネーション中心の観賞イベントなども予定されているようです。
引き続き「うつさない、うつらない」に注意して過ごさないとですね。
beach
-
- jijidarumaさん 2020/09/18 01:24:08
- 日帰りの旅、デトモルト宮殿は見られなかったのは残念!
- beachさん、
今晩は。
この旅行記のお蔭で、ちゃたろうさんがお立ち寄りになった。
今度は日帰りでエクステルンシュタイネ、トイトブルクの森、そして
デトモルトの町を散策されたようですね。
次回機会があれば、リッペ侯国・・・リッペ侯爵領の宮廷都市であり続けた
デトモルト宮殿の見学をお勧めしますよ。
2005年にローマ軍団との戦いでゲルマン民族が勝利をおさめた
「トイトブルクの戦い」の場所も見ておりますが、その後新たな発見があり、
Museum und Park Kalkrieseカルクリーゼ博物館・公園が戦いの場で
あったと云われています。
1987年、Bramsche-Kalkrieseブラームシェ・カルクリーゼで、イギリスの
アマチュア考古学者Tony Clunnトニー・クランにより偶然にローマ銀貨160枚
が発掘された。これをきっかけに考古学的発掘調査が始まり、カルクリーゼが
両軍の戦闘の場所であったことが判明した。
カルクリーゼの発掘地は数km に及んでいる(2019年の旅で訪問)。
D-49565 Bramsche-Kalkriese
http://www.kalkriese-varusschlacht.de/
また古代ゲルマン人の聖地と呼ばれる「エクステルンシュタイネ」がある場所
も驚きの奇観です。
文中に今から約7000年前に生じた山地形成と書かれていますが、
Wikiではvor ca. 110 Mio. Jahren とかvor etwa 70 Millionen Jahrenの表現が。
多分「万」が抜けたのでしょう。
尚、2005年の自分の旅行記(4Traには未掲載)に以下のような事を
書いています:
・・・・・
あのゲーテも、この奇観を見て、賛嘆したとか!!
池の近くの岩は凡そ30mの高さがあり(自殺の名所との話?!)、外階段から、
頂上に登れるようになっていて、ドイツ人たちが登っている。
私は高所恐怖症で、とてもじゃないが、家内は登ると言って、ドイツ人たち
の後をついて行き、高い岩の上から、顔を出し、手を振っている。
さすがに、降りる時は恐かったそうだが。
この岩に登る階段横に、岩に彫られた縦5m、横3.75mの“キリスト降架の図”
がある。1130年頃にPaderbornの修道士が彫ったと伝えられています。
この図の中に“聖木Irminsulイルミンズール=イルミンの柱”と思われるものが
見られて、興味深い。
『8世紀中頃、キリスト教を信仰するカール大帝に、超自然現象や大木を、
土着の神として信仰するゲルマンの一部族のザクセン族が、キリスト教への
改宗に反抗しました。長い抵抗の後、803年にザクセン族は大帝の治下に
入りますが、この時、カール大帝はザクセン族の信仰のシンボルである
イルミンの柱を切り倒したと伝えられている。』
この話はゴスラーの皇帝の居城Kaiserpfalzの大きな壁画の一つに登場する。
二階の“帝国の間”には、一番の見物と言えるドイツの歴史を描いた巨大な
壁画52枚がある。フランク王国のカール大帝から、ドイツ統一の皇帝
ヴィルヘルム一世までの歴史を描き、其のテーマは“ドイツの復活”だそうです。
この居城の巨大な壁画の一場面に、“柱の先端が、二本の角をもつ人間の顔を
したイルミンの柱”が描かれています。カール大帝が、そのイルミンの柱を
切り倒した図になっている。まさに、古代神の滅亡です。
・・・・・
ドイツの歴史も面白く、興味深いですね。一寸長くなりました。
それではまた。
jijidaruma
- beachさん からの返信 2020/09/18 10:12:42
- RE: 日帰りの旅、デトモルト宮殿は見られなかったのは残念!
- jijidarumaさん
こんばんは(^^)
コメントありがとうございます!
今回はデトモルト方面に足を延ばしてみました!
公共交通機関で向かうのはなかなか大変でした…。
デトモルト宮殿、時間が無くて今回は飛ばしてしまいましたが、歴史を予習して出直そうと思います( ..)φ
カルクリーゼ博物館・公園もなかなか興味があります。
そして「エクステルンシュタイネ」のご指摘ありがとうございます!
7000"万"年前の万が抜けておりました(*_*;あまりにも大きな間違い!失礼いたしました。
そして、何と「自殺の名所!?」。私が今回登った場所はその池の近くの岩です…。ここでもjijidarumaさん、高所恐怖症発揮してしまったのですね(笑)。コメントを読みながら思わずにんまりしてしまいました(^^)
そして、キリスト降架の図に関するご説明ありがとうございます。
大変興味深い内容で勉強になります!
・カール大帝
・ゴスラーの皇帝の居城
自分の足で旅をしながら、要所要所でドイツの歴史を見聞きしているものの、繋がっているようで、繋がっていなかった知識がjijidarumaさんの補足説明によって繋がってきました!実に面白くて興味深いですね!!
昨年末にゴスラーのクリスマスマーケットに訪れたものの、ゴスラーの皇帝の居城に立ち寄ることが出来なかったのですが、今すぐ壁画を見たくなりました。
jijidaruma先生ありがとうございます(*^^*)実は…歴史は苦手科目だったのですが、いつの間にか好きになったようです!
ドイツの歴史もう少し予習復習してみようと思います^^
それではまた!
beach
-
- maayさん 2020/09/17 17:34:20
- ja!
- beachさん
まず、ja! の袋に反応しちゃいました(笑)
懐かしいなぁ。
Reweでたくさんお買い物しました。
ヨーグルトなんかもお安くてね☺
ドイツのスーパーのヨーグルトの種類が多くて楽しいですよね。
レモンとか好きでした。
そして、またまた見ていて目が覚めるような、明るくて元気なお写真を見せていただいてありがとうございます!
beachさんのお写真は、元気でパワフルで大好きです☺
しかし、ドイツは、自然と歴史融合の見どころ満載ですね。
素晴らしいです。
またまた楽しい現地レポート待ってます✨
maay
- beachさん からの返信 2020/09/17 20:29:45
- RE: ja!
- maayさん
こんにちは(^^)
コメントありがとうございます!
あっバレました(..)これ安いやつやん!って言われそうです(笑)。
ドイツのヨーグルトは安くて濃厚で本当に美味しいですよね!時々1キロ買いをしています(笑)最近はSkyr(スキール)という超濃厚なヨーグルトのようなチーズの一種にもハマっています。
ドイツはもう日常の中にマスク着用が定着したような感じです(色々デモはありますが)。1年前まではヨーロッパでマスクなんて付けようもんなら…って感じでしたが。
長引くコロナ禍、そろそろ終息して欲しいですね…。
日本もそろそろ秋めく頃でしょうか。
また気ままにドイツレポート発信させていただきます(*^^)
beach
-
- ちゃたろうさん 2020/09/14 21:27:06
- ドイツの旅 新しい発見!
- beachさん、こんにちは^ ^ 今回も素晴らしい旅行記ありがとうございます。エクステルンシュタイネ、奇岩巨岩に驚きました。古代から畏敬の念をもたれたのも納得です。
私はとても巨岩の上には登れませんが、
素晴らしい眺めですね^ ^ よく見ると巨岩同士が橋で渡れるのですよね! すごいなぁと
驚くばかりです(・・;) 12世紀のレリーフは
見たいですね~
ヘルマンの記念碑も初めて知りました(^_^;)
19世紀のナショナリズムが高まる時期ならではの像ということでしょうか。
じゃがいも入りパンケーキですが、私は同じくイースト菌で膨らませるロシアのアラージというパンケーキはよく作ります。とても簡単でおいしいです。ただ、これはじゃがいも無しで他は同じ材料です。じゃがいも入りのパンケーキは各国にあるようですね。おいしいでしょうね。こうした各地のお料理を教えて頂くと楽しいですね^ ^
今回もbeachさんならではの美しい写真で
また一つドイツで訪問したいところが増えました(^_^*) ドイツの旅は奥が深いですね!
最後に紹介された言葉はとても含蓄があります。誰もが忘れてはいけない言葉だと思いました。
- beachさん からの返信 2020/09/15 20:47:21
- RE: ドイツの旅 新しい発見!
- ちゃたろうさん
こんにちは(*^^)v
コメントありがとうございます!
今回はローカルな観光地に行ってみました。前々から気になっていたものの、アクセスの悪さ&夏季の週末のみ営業ということで、なかなかタイミングが合わず…。
巨大な奇岩群を目の前にするとその迫力と神秘的な光景に感動しました。若者の間ではゲームの世界観などとも言われているようです。
そうなんです!橋で渡れる場所があり、通常は開放しているのですが、今はコロナ規制でそこには行けず…残念(T_T)
ヘルマン像も一度は見ておきたいと以前から思っていました。19世紀当時はナショナリズムの象徴でもあったようですが、第二次世界大戦以降、人々の捉え方は変わっていったそうです。今はその意味合いよりも風光明媚な観光名所となっている気もしました。
『アラージ』早速調べちゃいました!
ロシア豆知識ありがとうございます(^^)各国各地の郷土料理は文化にも紐づいているので、調べるとなかなか面白いですよね!
もう日本も秋空になってきた頃でしょうか。
季節の変わり目、体調にお気をつけてお過ごしください。
それではまた^^
beach
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドイツ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
13
60