現存12天守の中で姫路城に次ぐ規模の国宝松本城を訪れる

2020/08/10 - 2020/08/10

日本100名城の93ヵ所目に松本城を訪れた。松本駅からは徒歩で約15分、現存する12ある天守の中でも姫路城に次ぐ規模を持ち、本物の迫力を備えている。五重六階の天守は日本最古、当然国宝であり、世界遺産に登録されることも期待されている。黒と白のコントラストがアルプスの山々に映えてほれぼれとするほど美しい。場内の急こう配の階段は現存天守に共通する。城の基礎は1504年頃小笠原氏が深志城の名で築き、1590年の豊臣秀吉による小田原征伐の結果、徳川家の関東移封が行われ石川数正が入城した。石川数正とその子康長が、天守を始め、城郭・城下町の整備を行った。泰平の世になって造られた辰巳附檜・月見檜のまとまりは「複合式天守」と言われ、それぞれの時代を象徴しており、この連結複合式天守は松本城だけに見られる特徴だそうだ。

松本城を訪れる途中に四柱神社立ち寄った。天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四つの神を祭神としていることから四柱神社という名称がついたそうだ。全ての願いがかなう「願いごとむすびの神」として知られている。女鳥羽川に沿って立地しており、この日は縁日で出店が並んでいた。明治天皇が明治初年の明治天皇御神政など地方巡行で長野県へ立ち寄られ、境内には石碑が立っている。

松本城に続き日本100名城の94ヵ所目に高遠城を訪れた。飯田線伊那市駅からバスで30分、更に徒歩で15分かかる不便な所、車で来るべきだったかもしれない。現在は桜の名所として全国的に有名な高遠城址公園となっている。武田信玄が手を入れた由緒ある城で、勝頼の弟、信盛が城主だった。のちに織田信長に攻められ落城した。現在は公園となっており、城跡を偲ばせるものは残っていない。これで100名城も残すところ7ヶ所となった。

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

堂々たる現存天守

辰巳附檜・月見檜の「複合式天守」

急勾配の階段

城内の展示品

城内の展示品

大天守の最上階

天守からの眺め

天守の最上階

別棟の櫓

辰巳附檜・月見檜の「複合式天守」

ボランティアのガイド

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赤い花で装飾された橋

四柱神社の入り口

四柱神社の内部

四柱神社の本殿

四柱神社の本殿

四柱神社の建屋

四柱神社の境内

川沿いの参道

カエルのモニュメント

飯田線も新型電車が走る

伊那市駅から高遠城に向かうバス

高遠城に向かう道

高遠城の櫓

高遠城の入り口

高遠町歴史博物館

高遠城跡めぐり案内看板

放水中の高遠ダム

まさに森林浴