2020/07/13 - 2020/07/14
384位(同エリア527件中)
おなつさん
お出かけの機会が減った昨今、せっかくの夏、夏って言えば海、そうだ最果ての海を見に行こう。道民だが行ったことのない利尻島がいい。でも宿を取っても海が荒れて船が欠航になったらどうしよう…そうだ夏なんだから車内泊だ!
旭川を8時半頃車で出発。開通して間もない深川~留萌間の高速道路を通ればあっという間に留萌、そしてそこから日本海沿いに続くオロロンラインを北上だ。
↑鴛泊港と利尻富士
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小平町の“道の駅鰊番屋”の隣にある“旧花田家番屋” 凄い立派!見学もしたかったが先を急ぐのでまた今度ね。 ここの浜からすでに彼方の礼文島が見えていたのに驚き!
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途中の道の駅全部に立ち寄りながらのんびりめに走り、昼食は羽幌フェリーターミナルにある“浜のかあちゃん食堂”でミニ甘エビ丼セット。味噌汁にちょこっとウニが入ってて嬉し。
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ついに幌延町“北緯45度通過点”に到達! 最後までオロロンラインを走り続ければ海岸側にもっと立派な北緯45度記念碑があるのだが、ここから一部高速道路が通れるとの事で無料に惹かれ内陸側の道路に入ってしまった。
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14時半、稚内に着く。“わっかない副港市場” またの名を“海の駅”。海の駅?名前だけか思いきや岸壁の前に在り本当に船で横付けして寄る事ができるらしい。が、コロナの影響か他の要因か、中の店のほどんどが最近閉店してしまったようだ…ここでロシア料理を食べようと思ってたのに残念… ↑店内に船があるダイナミックな内装
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南樺太(サハリン)の日本統治に盛んに船が行き来していた頃の船乗り場が再現されている。店舗が撤退してガランとした中、地元FM局“FMわっぴー“のオープンスタジオでパーソナリティが一人ポツンと番組をやっていた。
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副港市場2階の“稚内市樺太記念館”(無料) かつて樺太に日本人が暮らしていた形跡を辿る。客が少ないので係の人がほぼマンツーマンで説明してくれた。 ↑写真左のしゃがんだロシア人のシャツの文字に注目「理解」…じわじわくる。
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16時、半端な時間だけど、ノシャップ岬に行ったついでに“みなとや” でノシャップ岬丼。おばあちゃんとおじいちゃんがやってる店、キリンさんのコップがおばあちゃんの家に来たみたいな感じ。
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北の鉄路の果て“稚内駅” 3時間に1本程しか列車が来ないのに道の駅と併設しているせいで立派だ。当然ホームの所で路線は終わっているが、駅の外まであえて線路を敷いて切るというニクい演出。
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車で30分ちょい先の“宗谷岬” 私は今日本で一番北に居る人間でーす!やや曇ってたけどサハリンが見えた。鹿もうろついていた。海の水を舐めてみたら昆布出汁の味がした。
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“間宮林蔵出港の地” 1808年4月13日、ここから29歳の林蔵らは樺太探検に出たとされている。
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“大沼野鳥観察館” 野鳥を見るエリアは夕方で閉められていて、野鳥を守るために勝手に入れないようになっていた。
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“ノシャップ岬” 薄紫に暮れる空と海の間に明日行く利尻島の姿が。
この後、稚内健康増進センター“童夢”で温泉に浸かり長ドライブの体を癒す。 -
風呂上りに夜の“稚内港北防波堤ドーム”で涼む。土木学会選奨土木遺産・北海道遺産の神殿を思わせる防波堤。今気付いたが“童夢温泉“は“防波堤・ドーム“に掛けた名前なんだな。
稚内駅と一体化した道の駅でセイコーマートで買ったおやつでくつろぎ、駐車場で車中泊。 -
翌早朝起床。駅に程近いフェリーターミナルに向かい、6:45発のハートランドフェリーで利尻島へ。 ↑北海道を代表する銘菓のパッケージの写真は利尻富士なんだって。
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出港時刻になり車の出入口の板(緑色の部分)が上げられたが、乗り遅れた人がいたようでもう一度板を降ろして乗せてあげていた。優しいね~。
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ノシャップ岬と北の防衛を担う“稚内分屯基地” を回り込んで利尻島の全貌が見えてくる。
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パーフェクトな天候!船内に居るなんて勿体ない。1時間40分の船旅の間ずっと甲板で海を愛でていた。
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8:25 鴛泊港に着岸。働く海の男もカッコいいぞ。
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港の前の“さとう食堂” でウニ丼―とも思ったが4500円にビビって(どこもこのくらいが相場)ホッケ焼き定食。朝から大きいホッケ独り占め、美味し。
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港からすぐ近くの“ペシ岬” を展望台から。草の間の獣道みたいな岩々した道はけっこう険しい。ゼイゼイしながら登ると、絶景!
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西側を見ると礼文の島影、そしてなんて美しい海!オロロンブルーと呼ばせてもらおう。
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レンタルサイクルを使おうと港前のレンタル屋に行ったら、なんと全部出払ってると。自転車前提でそれなりの服を着てきたのにショック。バイクは有ったが危なそうだし…仕方ない歩ける範囲で回るか。 ↑夕日ヶ丘展望台。
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地味に歩いているとバス停を見つけ、路線バスって手がひらめいたが、目的地で降りて次のバスに乗って―と考えたら、頻繁に走ってないので戻りの船に間に合わない…と断念し、暑さは程々だが照り付ける日差しの中を歩き続ける。 ↑コバルトとエメラルドが溶け出したかのような色彩。
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あれはウミネコのコロニー“ポンモシリ島”。あー双眼鏡を持ってくれば良かった。遠くからでもウミネコの鳴き声が聞こえるよ。
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“富士野園地” あまり咲いていなかったがエゾカンゾウの大群落地だそう。イイ感じに雲を被った“利尻富士”を独り占め。
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これ以上歩いていける範囲には観光の目玉は無いと見て引き返す。 ↑“袋澗(ふくろま)”という造られて100年くらい絶っている、漁獲したニシンの一時貯蔵生簀。なかなか貴重な産業遺産だな。
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フェリーターミナル内の“丸善” でウニ飯丼。数量限定だったがコロナ渦で客が少ない為か昼時過ぎた時間でも食べられた。お吸い物にもウニ、嬉しいね~
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14:35 鴛泊港発。 ↑棒の先にカラスが停まったまま出港し、なかなか動かなかったのでこのまま乗って稚内行っちゃう?と皆注目してた。そのうち「お、ヤバいべや」って感じで飛んでったが。 だんだん小さくなる利尻富士を見ながら16:15 稚内港着。
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名残惜しいけど帰るか…水平線で見送ってくれる利尻富士を時々振り返りながら車で地道にオロロンラインを走る。途中の19:15 小平町辺りで天売島越しの素晴らしい日没! 近いのに気付かない道内の魅力、まだまだあるんだな~(近くないけどさ)
終わり
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