2020/08/10 - 2020/08/11
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あやくまさん
2020年夏のホリデーはイングランド北西部の街チェスター、リヴァプール、そして湖水地方へ、5泊6日で出かけました。(ロンドン発)
夫婦(あやくま&クマスケ)旅です。
♪
1日目は、チェスター街歩きを楽しんだのち、再びリヴァプールへ。リヴァプールに泊まりました。
2日目は、リヴァプール歩き。ビートルズストーリーを尋ねるのを楽しみにしていました。
♪
旅程 5泊6日 ※政府のガイダンスを確認のうえ、旅行をしています。
★8/10(月)ロンドン(自宅)→(リヴァプール経由)→チェスター→リヴァプール《リヴァプール泊》
★8/11(火)リヴァプール→(プレストン乗換)→湖水地方国立公園・ウィンダミア《ウィンダミア泊》
8/12(水)湖水地方歩き:ターンハウズ~ホークスヘッド《ウィンダミア泊》
8/13(木)湖水地方歩き:ケズウィック~ダーヴェント湖~ホウズエンド《アンブルサイド泊》
8/14(金)湖水地方歩き:スケルウィズブリッジ~エルターウォーター~グラスミア《アンブルサイド泊》
8/15(土)湖水地方歩き:アンブルサイド~ライダル→ウィンダミア→(プレストン乗換)→ロンドン
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チェスター観光を終えて、リヴァプールに戻ってきました。
チェスターとリヴァプールはMerseyrailで45分ほどです。
19:00はまだまだ明るい。
イギリスの夏の良さの一つはとにかく、日が長いことです。
飲食店が軒を連ねるウッドストリートはとても混雑しています。
何軒かレストランを尋ねてみましたが、予約でいっぱいとのこと。
イギリスは今、月~水曜日の外食が50%OFFになるEat Out to help outを実施しています。
この日は月曜日でしたが、週末のような人出でした。
コロナ対策で、席数を減らしたりしている影響もありそうです。 -
30分程度待てば入れるとのことで、こちらのレストランにしました。
Bakchich Lebanese Restaurant
レバノン料理です。
ハラルに対応しているからか、ファストフードという位置づけだからか、メニューにアルコールはありませんでした。
コロナの追跡調査のために、ここでも電話番号と名前を登録します。 -
あやくまは Lamb Shawarma Platter
クマスケは Kastaleta
どちらもラム肉。クマスケの方は骨付きで食べづらかったとのこと
私は飲み物にモロッカンミントティーを頼みました。
10年近く前にモロッコで飲んだものがとても美味しくて忘れられず、レストランで見かけると頼むのですが、あれを超えるものにまだ出会えていません。
今回もちょっと違った・・・
店内はガヤガヤ、店員さんも忙しそうでした。
美味しかったです。お腹いっぱいになりました。
そしてEat Outのおかげで、約半額で食べられました。ありがたい! -
リヴァプールでは、The Liverpool Inn Hotelに泊まりました。
あちこちにビートルズの写真が飾ってありました。
◎
・駅から近い(ライムストリート駅、セントラル駅)
・テスコ、リドルなどスーパーにも近い
・清潔感がある
・ベッド広い
・荷物預かってくれる
△
・シャワーのみ、水周りが狭い
・テーブルがない
・飲食店や馬券屋さんの2階部分にあるため、ホテルの入り口付近におじさんたちがたむろしていることがあり、ちょっと入りづらい
2人で£35とお安く、1泊だけなので、△部分はそれほど気になりませんでした。ザ リバプール イン ホテル ホテル
-
2日目、8月11日(火)は快晴です。朝は半袖だと少し寒い感じがします。
8:00すぎにチェックアウトし、荷物はホテルに預かってもらいました。
朝ごはんを食べに出かけます。
リヴァプールのバスは2階建て。ロンドンの赤とは違い、緑がかったブルーです。 -
昨日のレバネーゼレストランのあったウッドストリートを歩きましたが、人気なし。
カフェも10時開店のところが多いようでした。
開いているところを探し、ショッピングモールに入っている、Bill'sへ来ました。
ロンドンにもあるのですが、入るのは初めて。
日本で有名な「世界一の朝食」のBillsとは別物です。
(日本のBills=イギリスのGranger&Co.)
いい天気なので、テラス席にしてもらいました。
こちらでも検温(額でピッと)、電話番号・名前の登録を。
店員さんもきっちりマスクで、徹底しています。
あやくまは、アボガドとポーチドエッグの載ったトースト
クマスケは、エッグベネディクト
を頼みました。味は、、、う~ん?薄い?味がない?
頼んだものが良くなかったのかもしれません。
久しぶりに、イギリスっぽいご飯ランキングを更新してしまいました。(悪い意味)
でもでも、Eat Outのおかげで、半額だったし、
こんなに素敵な空の元、隣にある素敵な噴水を見ながら
朝ごはんを食べられたので、気分は上々です♪リヴァプール ワン ショッピングセンター
-
ジョンルイスの前に鮮やかな緑色の装飾的なゲートを見つけました。
The Liverpool Sailor's home gate、とあります。
この場所に船員のための家があったとのこと。
19世紀半ばには世界有数の港だったリヴァプールで、大勢の船員が安価に安全に宿泊できるように、1850年に完成したそうです。
リヴァプールは第二次世界大戦でドイツ軍の空爆で大きな被害を受け、その修復のために、この門も一度取り除かれましたが、2011年に再び設置されました。
船員の家自体も老朽化と、第二次大戦後の不況よって、その役割を終え1969年には閉鎖しています。
リヴァプールの(イギリスの)栄華と衰退を象徴するような建物です。
イオンのような建物群に少々味気なさを感じていたところでしたが、装飾的な建物が立ち並び大勢の船員や商人で賑わう街、爆撃で壊滅的な被害を受けた街、不況でスラム化する港湾周辺・・・その先に、今があるのですね。
そのことに気づかされ、このゲートが展示される効果はとても大きいな、と感じました。
(帰ってきてからWikipediaを読んでいたら、なにやら2人も人が死んでいる、曰くつきの門なのだとか。。) -
大きい道路を渡って、ドッグのあるマージー川沿いへ。
視界が開けます。
みなとみらい?神戸ハーバーランド?
既視感があります。 -
観覧車もあり、尚更です。
-
たくさんの錠がかけられています。
ここにつけよう!とわざわざ用意してくるのか、これを見てから買いに行くのか。それとも普段から持ち歩いているのでしょうか。
奥に見える、白い建物はリヴァプール博物館です。
それにしてもいい天気! -
ビートルズ像の写真を撮りに来ました。
クマスケはビートルズの大ファン、
私も結婚披露宴のBGMにビートルズの曲を使ったので思い入れがあります。
我々の生まれるずっと前に解散しているグループなのに、どの曲もかっこいい!すごいことですよね。 -
通りかかったカップルが写真を撮ってくれました!
ツーショットはなかなか撮れない上、
こんなに素敵な構図で撮ってもらい、記念になりました。 -
川沿いには、様々なオブジェがありました。
この犬?の彫刻気になります。
ミニチュアがテートギャラリーのショップに売っていて、欲しかったなあ。 -
ビリー・フューリー(Billy Fury 1940-1983)の像
知らなかったけれど、有名なミュージシャン。
Elvis-influenced hip swivelling
が人気の理由の一つだったとありました。(wikipediaより)
この像の下半身のうねっているのもそれを表現しているのかな。 -
The Piermaster's House
1940年代の家庭の様子を再現して展示してあります。
このあたりに4棟ありましたが、空爆され、唯一残った家なのだそうです。
ガラス散乱防止のテープが貼ってあるところ、日本の教科書で見た戦時中日本の家と同じだなと思いました。
工業都市リヴァプールも、あたりまえですが、普通の人の生活があったのですね。 -
アルバート・ドッグに着きました。
一部はテートギャラリーになっています。テート リバプール 博物館・美術館・ギャラリー
-
10:00からはビートルズストーリーを見学します。
リヴァプール観光で一番楽しみにしていたところです。
チケットは事前にネットで購入しました。(£16/1人)
ここも名前と電話番号と登録しました。
イヤホンガイド(日本語有り)を聞きながら、
ビートルズの誕生~解散~個々人について、重要な場所や場面を再現した展示を、進みます。ビートルズ ストーリー 博物館・美術館・ギャラリー
-
音楽新聞「マージービート」の編集室を再現したもの。
狭くて、インクと埃の匂いがしてきそうな雰囲気です。
「マージービート」を設立したのがジョン・レノンの友人だったこともあり、ジョン・レノンの文章が掲載されることもありました。 -
この頃には、ハンブルクでの修行も終え力をつけていたビートルズは、「マージービート」も一つのきっかけとして、リヴァプールの若者に認知され、人気を集めるようになります。
現代だったらSNSで拡散されるのと同じ感じでしょうか。
でも部数が決まっていて物理的なものとして発行される新聞の方が、手に入れた時の喜びも大きいのではないかなと想像します。
このあと世界的な人気を博すことになることを知っているので、こんな手作り感あるところにあったこともあるというのが不思議です。 -
デビュー前のビートルズが演奏をしていた、キャヴァーンクラブの内装を再現した部屋もありました。
もともとは防空壕だった地下部分にあるキャヴァーンクラブは空調も悪く、食べ物に汗や消毒液やらの匂いで、とってもくさかったそうです。
「でもそれさえも最高だった!あれが最高の青春だったわ!」
というおばあさん(当時は10代?)の声をイヤホンガイドで聞けました。
日本では学生運動が盛んだった時期と同じ頃かな(ちょっと早いかも)。
若い人がたくさんいてエネルギーに溢れている時代。
その熱狂を知らない世代は、想像するしかありませんが、ちょっと羨ましく思ったりします。 -
キャヴァーンクラブでの演奏風景の写真。
写真に写っているのは、ビートルズのお気に入りの子たちだったのかな。可愛い子たちばかり。
ビートルズの歴史を、全てが始まった場所・時代から知ることができ、面白かったです!
重要な資料が展示してあるかというと、そうでもなかったような。
ビートルズストーリーを見学すると、ビートルズがずっとリヴァプールを拠点にしているかのように感じてしまいますが、ロンドンやアメリカのこともあるので、分散しているのかもしれません。
じっくり見学して、ビートルズストーリーを出たら、お昼近くに。
展示室が寒く、冷えてしまったので、Cafe Neroで少々コーヒー休憩をしました。
Cafe Neroのあったチャーチ・ストリートは、サッカーグッズを売る屋台なども出ていて賑わっていました。 -
ビートルズゆかりの場所を訪ねてみたく、
キャヴァーンクラブやザ・グレープスのあった、マシュー・ストリートに来ました。
少々薄暗い、細い通りで、さっきまでの新しいショッピングモール街とは少し雰囲気が変わります。
とはいえ、観光地になっているので、怖い感じはありません。マシュー・ストリート 文化・芸術・歴史
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こちらが、もともとのキャヴァーンクラブがあった場所だそうです。
-
こちらは1984年に再建された方のキャヴァーンクラブ。
昼間だからか、それほど人はいませんでした。
ペニー・レーンも行ってみたかったのですが時間の関係で諦めました。キャヴァーン クラブ 劇場・ホール・ショー
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時間が少しだけあるので、歩いて、リヴァプール大聖堂を目指します。
リヴァプール大聖堂までは、上り坂です。港町であることを実感します。
途中に中華街がありました。 -
リヴァプール大聖堂に着きました。
入場するには事前予約が必要だったようです。
表から見るだけにしました。リバプール大聖堂 寺院・教会
-
ホテルに寄って、預けていた荷物をピックアップし、
14:00頃、リバプールライムストリート駅に着きました。
はじめは「明るく」「キレイ」で「便利」な、どこにでもある地方都市という印象を受けましたが、
戦前の建物を見かけたり、ビートルズについて知ることで、再開発前が想像され、
栄華も衰退も経験した、イギリスを説明する1ピースとなるような、奥行きのある都市であることが理解できました。
駅前にビールの瓶を10本くらい並べて飲んでいるおじさんがいました。
リヴァプールはおじさんが多かったです。
このあと、リヴァプールから、一番楽しみにしていた湖水地方へ向かいます。リバプール ライム ストリート駅 駅
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ザ リバプール イン ホテル
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