2020/07/28 - 2020/08/01
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7月下旬、9月末有効期限のルレ・シャトーホテルグループ3泊分の宿泊チケットを消化するため、パリからレンタカーで南西部ブルターニュ地方へ。
本当は春にこれを使って未踏のギリシャかモロッコへ行く予定だったけれど、コロナのため断念。
急がないと期限が切れるということでロックダウン明け後に慌てて計画をたてて7月に入ってから予約。コロナの影響でまだ多少の空室があって助かった。
今回の旅、最大の目的だった大西洋の野生のイルカとあざらしウォッチング。天候にも恵まれ最高でした。今回はゆっくり海沿いや小さな島々、そしてブルターニュ特有の文化を満喫でき、記憶に残る旅ができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昼少し前、レンタカーでパリを出発、途中サービスエリアでお昼休憩を入れて、ブルターニュ地方北西部へ。ちなみにフランスのサービスエリアは日本のそれをイメージするとかなりがっかりします。
北の海の町らしいドア -
ホテルへ行く前に、プルマナ(Ploumanac'h)へ立ち寄り。この町の海岸沿いはグラニローズと呼ばれるピンクの岩の海岸線が有名。沿岸保存区域に指定されてます。
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町中に車を停めて、遊歩道を海に向かって歩きます。この先に有料専用駐車場があることを着いてから知る。大した距離じゃないしいいけどね
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これが有名なグラニローズ。こんな感じのピンク岩の海岸線が30キロ以上続いていて、フランス人やイギリス人に人気の観光地の1つ
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灯台もピンク。ピンクというより赤茶けた感じだけど。
人があまりいないように見えるけれど、いくら外とはいえコロナ大丈夫か?っていうくらい混んでいて、ソーシャルディスタンスなんて全くとれない状態 -
海岸特有の花たち
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海岸に建つ、ピンク岩でつくられた小さなチャペル。
コロナ前はチャペルの目の前まで行けたけれど、現在は立ち入り禁止。というのも、ロックダウン中、人が来ないのをいいことに蛇や昆虫といった生物や草花が繁茂したため、それらを保護することにしたんだとか。 -
海の透明度がすごい。色も綺麗!
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インスタ映えしそうな岩
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島もみえる
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別のチャペル。てっぺんには鐘ではなく、ガルグイユ(空想上の怪物)が頬杖をついて遠くを眺めていてかわいい。
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遥か先までつづくピンク岩の海岸線
1時間~1時間半ほど海岸沿いを歩いたのち、車をさらに西へ走らせ、ロスコフ(Roscoff)という町にあるホテルへ -
「Hôtel Brittany & Spa」
これから3日間泊まるホテルの正面。左の白い屋根を支える石柱が先史時代っぽいデザイン -
旧館の海側の部屋。
クーポン利用だったので、あまり期待していたなかったのだけれど、大きなクローゼットもあり十分な広さ。デザインはかなりクラシックだけれどきれいで清潔。 -
部屋の窓からの景色。真正面に海。テンションあがる!
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お風呂とトイレ別。これはうれしい。バスタブとシャワーの両方あるのもグッド。改装したばかりの感じで新しく清潔。
早速化粧を直し、着替えておしゃれして夕食へ。 -
ホテル内の海が見えるレストラン。すでに21時近いののまだこの明るさ!
実はこのレストランは今年ミシュラン1つ星をとっていて、それが今回このホテルを選んだ理由の1つ。しかも2泊分の夕食代が宿泊クーポンに含まれているので私たちは一切支払う必要なし -
シードルのカクテルで乾杯。
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食事はアミューズブッシュ+前菜+メイン+デザートのコースでリスト内から好きなものをチョイス。赤白1杯ずつのワイン付
アミューズブッシュ1
一番右はオマールのブイヨン。少量だけど濃厚 -
アミューズブッシュ2品目は海苔が入っていて和風だしっぽい味ので比較的あっさり
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私の前菜オマール。エビ系大好きなので。
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私はメインに魚をチョイス。ブルターニュといったら魚介だし、夜遅い時間のスタートだったので魚にしたのだけれど、予想に反してヘビーだった。ブルターニュ料理ってバターをこれでもかってくらい使うのもあってかなり重たいんですよ
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だんなのメイン。鴨。だんなはぺろりと食べていた。さすがフランス人。
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ブルターニュ名物クイニーアマンなどの盛りあわせ。もうお腹いっぱいすぎて苦しい
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いちごとサブレ。サブレもブルターニュ名物。
このあとコーヒーと一緒にマカロンやフルーツジュレなど一口サイズのお菓子が4種類も。胃が飽和状態だったので、明日のおやつにしよう持ち帰り。 -
これで終わりかと思ったら日本のカステラと抹茶キャラメルが!でもなぜかこれは食べれた。日本の味だからかな。
しかしこんなところでカステラとは?!って思ったら、シェフの奥様が日本人で、スーシェフが日本人でした。どおりで2皿目のアミューズブッシュが和風っぽかったわけだ。食後レストランを出たところで、サービスの人が機転を利かせてスーシェフが挨拶にきてくれました。料理界で頑張って活躍されている日本人たくさんいるけれど、まさか日本人観光客はほとんど来ないであろう地で出会うとは。
食事が終わった時にはすでに23時まわっていました。翌朝は早いので部屋にもどってすぐ就寝 -
早朝、昨晩夕食をとったレストランで朝食。ビュッフェ形式。このコロナ渦の中、日本だったらありえないのでは?
この日はボートツアーを申し込んでいたので8時前はに出発しなければならなかったのだけれど、朝食スタート時間が7時半のため、食べている時間がほとんどなかった&前日の夜が遅くてお腹が空いてなかったので、お茶とジュースとフルーツだけささっといただき、途中で食べるようにとマドレーヌを持ち帰らせてもらった。 -
レンタカーでブルターニュ西部の町コンケ(Le Conquet)へ。駐車場がものすごく混むと聞いていたので早めに出発したのに、着いた時には駐車場はほぼほぼいっぱい。なんとかギリギリ&無理やり場所を見つけて駐車。
ここからでている港行き無料シャトルバスに乗車 -
港に着いたら、一番大きいウエソン島行きのフェリー待ちの人でいっぱい。マスク着用義務なのでみんなちゃんと守ってましたよ
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私たちは事前予約しておいたイルカウォッチ&モレン島(île-Molèn)行きツアーに参加
当日予約をしようとした人は満席で断られていた
イルカウォッチのみのツアーもあり。 -
定員10名+操縦兼ガイド1人の小さなボートで出発
コロナ対策のためボート内でもマスク着用。
一番後ろの席だったけれど、この席だけ一段高くなっていたため逆にまわりがよく見渡せた。特にチビの私にはよかった。 -
ガイドが歴史など色々説明をしてくれて楽しい
サン・マテュ。海の断崖近くに建つ修道院跡。ボートツアーの後に行ってみたかったけれど、時間がなくて諦めた。次回またこの地方に来たら行きたい。 -
港をしてわずか15分ほどで野生のイルカ発見!ガイドもびっくりの早さ。
この辺りの海域は保護区域になっていて、野生動物たちへの餌付けなどは一切禁じられています。なので彼らはホンモノの野生イルカたち。
動きが鈍かったので寝ている状態らしい。イルカは20分おきくらいに海上に頭をだして息を吸わないといけないので、半分眠りながら泳ぐんですって。 -
イルカと別れてボートはぐんぐんと沖へ。海上観光。予想以上に見所満載。
すごくいい天気だけれど海上は予想以上の寒さ。防寒対策はしてきたつもりだったけど不十分だった。旦那の言うことを聞いてユニクロの薄手のダウン持ってくるべきだった。 -
そしてさっきとは別のイルカの群れを発見。しかもさっきより数も多く、活発。好奇心旺盛、フレンドリーで私たちのボートに近づいてきて、私たちを観察しながらボートの下をくぐったりして遊んでくれました。
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エンジンを停めてしばし遊んでもらう
みんな大感動。大満足。 -
またしばらく行くと、ガイドが遠~くに野生あざらしも発見!望遠で撮ってこの大きさ。あざらしは臆病なのでイルカと違ってボートに近づいてくることはないそう。
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遠くにウエソン島(Ouessant)。港でフェリー待ちをしていた人のほとんどはこの島へ
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11時過ぎに出発してたっぷり海上観光しながら1時間半ほどで到着。ちなみに出発したコンケの港から島までの直線距離は14キロ。
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水の色がきれい!ここからは3時間ほど自由行動
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島内の村の中心。
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ボート
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島猫発見。警戒して逃げられた
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島に2つしかないレストランの1つへ。ツアーガイドが出発直前に予約しておいてくれました。
庭のテラス席で冷えた白ワインと茹で赤海老。マヨネーズをつけてシンプルに。このエビが新鮮でめっちゃおいしかった。 -
まあ。でもすんごいお腹空いていたので完食。ちょっとしょっぱかったなあ。
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食後は島をぐるっとゆっくり散策。小さな村を一歩でれば大自然。人もすごく少なくてうれしい。
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海沿いの聖母子像。1960年って書いてあった
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島猫
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すごい透明度。きれいだなあ。水着持ってこなかったので足だけつける。
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ぐるっと一回りして、再び港へ
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港周辺の水もこの透明度
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港に面したカフェレストラン。島内のレストランはここと、私たちが行った集落内のレストラン2つのみ
ここで島を離れる前にゆっくりコーヒー飲みたかったけれど時間なかった。 -
名残惜しいですが。。。せめてもうあと1時間、できれば2時間欲しかったなあ
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再び同じボートに乗ってコンケの港へ戻ります。コロナ予防のため、行きと同じ席&ライフジャケット
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プライベートビーチ。しかも白砂。うらやましい。
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「海のターザン!?」
遠目からもこんがり焼けて締まったいい体していたのがわかり、私の前の女性がターザンとか言いだすもんだからみんな盛り上がる笑 -
そんなこんなしながらいると、、、
「いた!あざらし!」
もう少し先に進み、海に浮かぶ岩山をまわりこむと、、、 -
大量のあざらし発見!実際はこの倍以上いました。
みんなちょうどお昼寝中でした。みんな野生。じゃましないように遠くから観察。この写真は望遠で撮ってます
イルカもあざらしもたくさん見れてみんな大満足。この日はガイドさんもびっくりのいい天気に恵まれてラッキーでした。ブルターニュ地方ってすごく天気が変わりやすいことで有名な地方なんです。
ガイドさんによれば、前日の同じツアーでは天気はよくない上に、帰りにイルカがほんの少しみられただけだったんですって。 -
港に戻ったのは17時すぎ。すでに無料シャトルサービスは終了していたので歩いて駐車場へ。
途中のコンケの町 -
町の小さなシャペル
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光の差し込む内部
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まだ明るいのでホテルに戻る前に、エロルン川(L'Elorn)にかかるロアン橋(Pont Rohan)へ。ブレストも行きたかったけれど時間がないので今回はパス。
現在フランスで唯一橋の上に家が建っている橋。14世紀に造られた最初の橋は木造、その後16世紀前半に再建築。さすがに今はコンクリート造りの頑丈なものになってます。 -
少し離れたところから見るとこんな感じ
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橋の上。建物の1階はほぼ飲食店。テラス席でアペリティフを楽しむ人で賑わっていた。
ぱっとみた感じ&歩いても橋の上を歩いてるって感覚全くなし。 -
反対側から見た橋。こっちからのほうが橋の上に家が立っている様子がわかりやすい
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橋のあるランデルノー(Landerneau)の町をささっと散策。こぢんまり。歴史建造物が点在
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その後再び車で、ラ・ロッシュ・モーリス(La Roche-Maurice)という町のクレープリー「Milin au Elorn」で夕食
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ブルターニュ名物そば粉のクレープ。
いつも通り目玉焼きだけのシンプルなガレット。別注文でグリーンサラダとシードル。デザートは小麦粉のクレープ。これもシンプルにバター&シュガー。クレープはちょっとパサっとしてて残念。もっとバターをたっぷり使ってほしかった。
結構美味しかった。しかもブルターニュ値段。パリにもクレープリーはいっぱいあけるけれど、当たりハズレが大きくしかもパリ値段なので私たちはほとんど行きません。ブルターニュ地方で食べるクレープリーはさすが名物だけあってアタリ多し。しかも値段もかわいい。 -
エロルン川(l'Elorn)の流れるレストランの裏。かわいい
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日が暮れ始めた頃、ホテルのあるロスコフの隣町サン・ポル・ドゥ・レオン(Saint-Pol-de-Léon)へ到着
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夕日があたって綺麗。車窓から撮影。
この町も車を降りてゆっくり歩きたかったけれど結局時間なかったなあ -
ロスコフの町。車窓から。
レストランが集まる周辺や港沿いはかなりの人で賑わってました。
この町の港はイギリスへの船発着港になっているので、イギリス人観光客がめちゃくちゃ多い。なので看板表記など英語多し -
ロスコフの町の教会。鐘塔がケルト文化スタイル
ここからホテルまでは車ですぐ。ホテル前から町中心まで巡回バスもあり
疲れたので部屋に戻って就寝
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この旅行記へのコメント (2)
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- nekochanさん 2020/11/08 03:15:26
- bettyko さん 初めまして
- 夏にブルターニュに行ってこられたのですね。
青い空がすばらしいです。
うちの夫婦はここ数年11月の初めにノルマンディー、休みが取れればブルターニュにも行っていました。今年は今日から1週間でと予定していましたが残念ながら無理でした。今年は新鮮な牡蠣は食べられないかなぁ。
ロスコフに泊まられたんですね。わたしはほんの数時間いただけですが、かわいらしい町で、人も親切だったのを覚えています。
レストランに日本人が働いているんですね。
写真、あれ、カステラ?って思いました。
いろいろなところで日本人活躍してますね。
サン・マテュー岬行きました。
海の上から見る写真はとても新鮮でした。
それでは、bettykoさんくれぐれもお体には気を付けて。
この時期を乗り切ってまた楽しく旅行をしましょう。
nekochan
- bettykoさん からの返信 2020/11/09 21:56:29
- RE: bettyko さん 初めまして
- nekochanさん、コメントありがとうございます!
ブルターニュいいですよね。ノルマンディーも好きです。
わあ、ロスコフの町やサン・マテュー岬にも行かれたのですね!日本人であそこまで行かれる方はなかなかいなさそうですよね。
フランスで活躍されている日本人料理人はたくさんいらっしゃるけれど、まさかロスコフで!とびっくりでした。すごく感じのよい方で、これからも頑張ってほしいなって思いました。久しぶりに食べたカステラは優しい味で美味しかったです⭐️
早くまた自由に楽しい旅行ができるようになるとよいですね!
nekochanさんもお体にはお気をつけて!
bettyko
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