墓参りからの石切ホテルセイリュウ宿泊記

2020/08/16 - 2020/08/17

色々と批判もある中で始まったGoToトラベル。
飲食業や旅行業はコロナ禍で大打撃を受けており、経済活性化という点では効果が期待できますし、利用者としてもありがたいキャンペーンだと思います。
コロナにきちんと向き合っているお店、利用者の相互関係で初めて成立する事業で、こころない一部のお店や無神経な人達と、一線を画す事が必要かと思います。
結局は「人」ですよね。
最低限自分は感染していると考えて、発熱や体調が悪ければ出かけない、人にうつさないという気持ちを持ち、行動する事だと思っています。

お盆帰省を避けるという中ですが、年に数回の墓掃除に行こうと思っていたら、新聞に広告が・・・・。
それもお墓のすぐ傍にある「ホテルセイリュウ」。
凄くお得なキャンペーンで、いつも横目で見ていたホテルで、日帰りどころか1時間ほどの距離ですが、思い切って宿泊する事といたしました。
関西近辺の人が大阪に宿泊する事でポイント付与される、大阪の人・関西の人いらっしゃいキャンペーンも併用でき、近場で温泉に入り、美味しいものを頂き、ゆっくり過ごす事が出来ました。

翌日は、「梅の花」でランチを頂き、狭い行動半径の割に楽しめた休日となりました。

エリア 東大阪市(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

命に係わる酷暑の中、昼過ぎにﾏﾝｼｮﾝを出て、鶴見のｱｳﾄﾚｯﾄで買い物と昼食です。

お昼はこちらで頂きました。
鶴橋ﾗｰﾒﾝ「鶴心」です。

注文は、味噌ﾗｰﾒﾝ。

餃子定食（ﾗｲｽを半ﾁｬｰﾊﾝに変更）です。

2人で丁度の量でした。
思いの外、餃子がﾋｯﾄで美味しかったです。

ｱｳﾄﾚｯﾄでは、奥様探していたｾﾗﾐｯｸ包丁の砥機を購入し、ﾌﾞﾗﾌﾞﾗ館内を巡り16時前にお墓に向けて出発です。

石切の山にあるお墓の掃除と花を手向け、ｺﾛﾅ禍の中ご先祖様+虹の橋を渡った愛犬達に、家内安全をお願いしてきました。

ほどなく、お墓から徒歩圏ですが本日の宿「ﾎﾃﾙｾｲﾘｭｳ」にﾁｪｯｸｲﾝ。

吉村知事の缶ﾊﾞｯﾁのお土産付きでした。

このﾎﾃﾙの設計は、黒川紀章氏です。

民博や福岡銀行本店、国立新美術館、ｸｱﾗﾙﾝﾌﾟｰﾙ国際空港等、国際的に活躍されていた建築家で、私にとっては大阪万博の東芝IHI館、ﾀｶﾗ･ﾋﾞｭｰﾃﾘｵﾝ等で、建築という世界に進む凄く影響を受けた方です。
墓参りに通るたび、このﾎﾃﾙは黒川紀章氏の設計なんだよな、と気にしてはいましたが、今回初めて見て、改装されている事もあるのでしょうが、黒川色というものは感じられ無かったです。
強いて言うなら、ﾌﾛﾝﾄからのｴｽｶﾚｰﾀがらしいかなという程度ですね。

部屋は、6階ｺﾝﾌｫｰﾄﾌﾛｱー青龍の森ーです。

四季が奏でるやすらぎの音色がｺﾝｾﾌﾟﾄで、私達の部屋は「春」で、10畳と8畳の二間あり、琉球畳が心地よい部屋でした。

部屋のお風呂はﾕﾆｯﾄﾊﾞｽでした。

温泉は2階ですが、標高は70階に相当し、「夕映えの湯」「見晴らしの湯」という二つの大浴場、付随する露天風呂があります。

露天で手摺壁から覗くと、眼下に近鉄奈良線が通っています。
電車からは、肩より上しか見えないと思いますが、手拭を頭に乗せたｵｯｻﾝが、景色を眺めている、という不思議な光景でしょうね。

特に宝石を散りばめたかのような夜景はすばらしい景色でした。
泉質は天然ラジウム泉で、神経痛やリウマチ、動脈硬化、外傷後遺症などに効果があるようです。

このﾎﾃﾙの最大の売りは、生駒山の中腹にあり、2階の浴場で地上およそ70階という高さからの眺望です。

部屋は6階ですから74階に相当する高さからの大阪平野を眼下に眺め、広がりのある部屋です。

夕焼けが綺麗です。

正面にはｱﾍﾞﾉﾊﾙｶｽ、梅田の高層ﾋﾞﾙ群が眺められます。

目の前には住宅地が広がる場所なのですが、眺めていると日常空間でありながら非日常が存在する、不思議な感覚です。

夕食です。

献立表が可愛く置かれていました。

美味しそうな料理が並んでいます。

楽しみですね。

別室の食事処にｾｯﾄされた料理です。

前菜、造り、小鍋、肉料理、凌ぎ、酢の物、お食事が並べられていました。
小鍋、肉料理、お食事の火を付けて貰います。

前菜、小鍋、酢の物です。

お造りですね。

焼き物が運ばれてきました。

続いて揚げ物。

茶碗蒸し。

30分位で、お食事の釜飯も炊き上がりました。

最後はﾃﾞｻﾞｰﾄです。

90分ほどかけて美味しく頂きました。
満腹です。

部屋に戻ると大阪平野の夜景が広がっています。

阪神高速、近鉄けいはんな線の明かりがまっすぐに伸びて分かりやすいですね。

ビルの明かりではなく、人が生活している住宅の明かりですね。

東大阪の街並みの明かりが綺麗です。

朝食は2階の大部屋で頂きます。

小鉢類が弁当形式になっていて、味噌汁の鍋と魚や卵焼きが陶板焼きになっています。

生卵や納豆、めかぶ、海苔、ドリンク等がカウンターに置かれているので、欲しい人は取りに行くスタイルです。

お瓦のご飯やお粥も同じですね。

温かい味噌汁は朝には欠かせませんね。
豆腐が大きく、湯豆腐的な感じです。

部屋に帰り、もう一度お風呂に向かい、ﾁｪｯｸｱｳﾄが11時なので10時半までゆっくりと部屋で寛いで出発です。

近場の温泉も良いものですね。

お昼は「梅の花」高槻店で頂きます。

ｺﾛﾅ禍で行きたくても営業されていなかったので、折角の機会なので、帰り道にある高槻店に向かいます。

大きな窓から緑を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごさせていただきました。

本日のﾒﾆｭｰは「彩りﾗﾝﾁ」と「梅ﾗﾝﾁ+ﾃﾞｻﾞｰﾄ変更」です。

奥様が湯葉大好きなので、ﾒｲﾝは奥様に流し2人で分け合って頂きます。

故に、どちらのﾒﾆｭｰなのかは良くわかりませんが、小鉢（湯葉煮、嶺岡豆腐）と茶碗蒸しです。

こちらは豆腐ｻﾗﾀﾞと小鉢（湯葉煮）、茶碗蒸しです。

揚げ出し豆腐と豆腐しゅうまいです。

この豆腐しゅうまいは、名物というだけあって中々のお味です。

蓮根饅頭。

鰆の照り焼き。

生麩田楽、湯葉揚げ。

特に湯葉揚げは奥様大好きな一品です。
美味しいです。

冷やし豆腐。

季節のご飯と湯葉のお吸い物。

和風ﾄﾞﾘｱ。

黄な粉と黒蜜のかかったｱｲｽ。

奥様はﾃﾞｻﾞｰﾄ変更で、ﾊﾟﾌｪにしていました。

ゆっくり2時間ほどかけて、美味しく頂きました。

帰りは大日のｲｵﾝﾓｰﾙで少し買い物をして、平日の私の通勤帰路を、ほぼ同じ時間帯に通り、無事帰還いたしました。

今回、これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• まつじゅんさん 2020/08/24 09:12:20

  withコロナの時代ですかね

  Happin　様
  
  いつも私の拙い忘備録へのご訪問＆コメントありがとうございます。
  今の状況では、なかなか遠出は勇気がいりますが、引きこもりストレス発散も必要ですので、近場でのホテルスティ等が増えてくるのかもしれませんね。
  私としてはホテルステイより、温泉に入って、美味しい料理を頂くというのが良いですね。
  1泊3食を非日常で過ごす事で、明日への活力、気力回復が出来ればと思っています。
  コロナ終息までは、少し時間が掛かりそうという意見も多くなってきましたが、先ずは今年の冬を如何に乗り越える事が出来るかが、今後を占うポイントになりそうな気がします。
  コロナが終息しても、色々な生活スタイルの変化が身に付いて、元に戻る事を是か非かで大きな衝突が起こりそうな気がしますが、生活スタイルについては、今から一人一人が考えていきたいと思います。
  
  matujyunn

• HAPPINさん 2020/08/22 08:44:32

  近場でも素敵♪

  まつじゅんさん、いつもありがとうございます(^^)
  
  まつじゅんさんの旅に対するお考えと心構え。おおいに共感しています。
  
  ＞利用者としてもありがたいキャンペーン
  ＞最低限自分は感染していると考えて、発熱や体調が悪ければ出かけない、人にうつさないという気持ちを持ち、行動する事だと思っています。
  
  まったくその通りですよね。
  
  そして近場でも素敵な温泉お食事。
  そのことを教えて下さる素敵な旅行記ですね。
  
  なんだか嬉しくなりました。
  ありがとうございます。
  
  
  Ｈａｐｐｉｎ