2020/06/17 - 2020/06/24
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この旅行記のスケジュール
2020/06/18
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車での移動
リヨン→プラデル村
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車での移動
セヴェンヌ国立公園
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車での移動
ポン・ドゥ・モンヴェール村(国立公園内)
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車での移動
ユゼス
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ブティックホテル「Entraigues」
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この旅行記スケジュールを元に
コロナによるフランス国内移動制限が解除されてすぐ、パリからレンタカーで7泊8日のフランス南部&南西部の旅へ。
カルカッソンヌとラスコー洞窟がメインだったのですが、そのほかにも日本のガイドブックには載っていない「フランスで最も美しい村」に登録されている村などを訪れました。天気にも恵まれてコロナによるロックダウンで溜まったストレスを緩めることができました。
この時、EU域内移動もすでに解除されてはいたものの、外国人観光客はほとんどおらず、国内旅行者もまだ少なかったので、通常なら激混み覚悟の観光地をゆったりまわることができました。
それにしても、南の人達はパリと違ってマスクをしている人がほとんどおらず、ある意味カルチャーショックでした。
主なルートはパリParisから車で、リヨンLyon(1泊)→セヴェンヌ国立公園Parc National des Cévennes →ユゼスUzès(1泊)→ニームNîmes→カルカッソンヌCarcassonne(2泊)→トゥールーズToulouse→サルラSarlat(2泊):ラスコー洞窟Lascaux+ペリゴールPérigord地方とドルドーニュ渓谷Vallée de la Dordogne(1泊)→パリParis。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昼頃パリを出発し、夕方5時過ぎにリヨン到着。2度ほど休憩を入れて約5時間半の行程。
写真は、新市街から丘の上の旧市街。車内からの撮影。
リヨンは2度目なので今回観光はなし。在リヨンの知人家族に会い、ついでにお宅に泊めてもらうだけの中継地点。 -
リヨン新市街。車窓から。真っ青な空。日程をずらして正解だった。
翌朝、マルシェでランチを買ってリヨンを出発。セヴェンヌ国立公園を通過してユゼスという町に向けて出発。 -
途中、セヴェンヌ国立公園手前に位置するプラデル村に立ち寄り。「フランスの美しい村100」の1つなんですって。
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ここが村の中心っぽい
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観光客は前を歩くオランダ人(ドイツ人?)らしき二人組と私達だけ
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宗教戦争中の16世紀後半に村の歴史的暗殺事件が起きた場所
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石造りの家に石畳の道がかわいい
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あまりに静かで、中世の頃から時間が止まってしまっているような佇まい
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良好な状態で保存されている昔の洗濯場。フランスで川沿いでないところに作られた洗濯場って初めて見たかも。
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真っ赤なマリア様はフランスでは珍しい
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教会が建つ高台からの風景
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地元のわんこ。誰だお前的な目で見られた(- -)
30分もあればまわれてしまう小さな村でした -
次に立ち寄ったのはセヴェンヌ国立公園内にある小さな村「ポン・ドゥ・モンヴェール」(Pont de Montvert)
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この川沿いの風景に惹かれて車を降り、
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景色を眺めながらビール。太陽の光が気持ちいい~
1杯2、4ユーロ。マヂか?!パリの半額ですよ。だんなは運転するのでレモネード。1、8ユーロ。
レシート見て値段間違えたのかと思ってまじまじと見つめてしまった。 -
タルン川(Le Tarn) 沿いのメインストリートにカフェ、商店、お土産屋さん
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ここで自分用のお土産に地元産はちみつ購入。いろいろ味見ができたので好みの味を見つけることができてうれしい。車だと重さ気にしないでいいのがうれしい
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メインストリートの裏に流れるタルン川支流のリューマレ川(Le Rieumalet)
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村を後にし、引き続きセヴェンヌ国立公園内をドライブ。
この公園は「コースとセヴェンヌの地中海農牧業の文化的景観」として世界遺産に登録されています。
夏になると羊が放牧されるそうなのだけれど、まだ時期的に早かった。
気分と時間によって軽くハイキングでもと思っていたけれど、両方ともに微妙だったので今回はドライブで景色を楽しむのみ。 -
車窓から。
東京都の1,5倍と広大。公園内北部と南部で全然違った景色を見せてくれるのが興味深かった。 -
夕方19時近く、目的地のユゼス(Uzès)の町に到着、ホテル直行でチェックイン。
この日はBooking.comで見つけて予約した「Entraigues」というブティックホテルに宿泊。
コロナ対策がものすごく徹底されたホテルでした。部屋、備品も新しい感じでとても清潔。立地条件も文句なし。あえて言えばデラックスの割には部屋が小さかったな。 -
ホテルの屋上テラスから眺める聖堂。西日があたってきれい。
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チェックイン後、ぶらぶら散歩。お店はほぼ閉店の時間だったので、土地勘を得がてら町並みを楽しむ。ヨーロッパの夜はまだまだ明るい。
ホテルから中心に向かう小道。石畳がいい感じ。 -
町の中心広場。テラス席はアペロを楽しむ人たちでいっぱい。街行く人はほぼマスクしてない・・・・汗
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シャペルから聖歌が聞こえたので覗いたら、地元民が三密状態で歌っていた。パリでだったらありえない光景。大丈夫か?!
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こんな中庭のあるアパートに住んでみたい
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ドアも南仏っぽい。蔦がなんともいえない雰囲気を醸して出してるなあ。
ヨーロッパの古い家のドアってかわいいのが多くて好き。 -
看護婦さんの診療所の看板もおしゃれ
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夕食はトリップアドバイザーで見つけた広場近くのレストラン「Ten」のテラス席で。
前菜に生牡蠣、マンゴーとコリアンダーソース。家でも真似できそうだった。メインはフィッシュアンドチップス。全然フレンチじゃないけど食べたかったので。サックリと揚がっていて美味しかった。タルタルソースが絶品だった。
トイレに行ったら店内奥に雰囲気のいい中庭があり、地元っぽい人たちでいっぱいだった。なるほど、これはさすがに観光客にはわからなかったな・・・残念。 -
翌朝、近くのパン屋でクロワッサンを買い、ホテルの屋上テラスで朝ごはん。リヨンのマルシェで買ったトマトとブラックチェリーと一緒に。コーヒーは部屋備え付けのもの。地元の地味なパン屋だったけど、ここのショソン・オ・ポムがサクサクのパイ生地ですごく美味しかった。でもなぜかクロワッサンは別生地でまあまあ。理解不能。
ホテルの朝食もつけられたのだけれど、コロナのせいでルームサービスのみ(でもホテル内のどこでも自由に食べていいという訳わからない条件だった)、値段も高く(たしか15ユーロくらい)、口コミ評判も「値段の割に・・・」と、イマイチだったので却下。 -
ホテルから徒歩5分のところにあるユゼス城(Duchés d'Uzès/ユゼス侯爵領)見学。ホテルの受付で聞いたらコロナで見学不可と言われたけれど、実際行ったらガイド付きツアーやってました。フランス人超テキトー。
大人20ユーロ。かなり高いけどせっかく来たので。修復保存援助金と思えば。 -
城主はパリ在住だけれど、頻繁にここに来て過ごすらしい。城の保存と修復に力を入れているんだとか。
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城内。先祖の肖像画だけでなく、現・城主の写真もたくさん飾ってあるので、どんな人が住んでいるのかリアルに想像しやすい。
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プライベートシャペル
ロマネスクとゴシック様式の混合かな。 -
城主はシャンパンのヴーヴ・クリコのオーナーの一人なんですって。
でもカーブの樽は予想通り空っぽ。見学者全員がっかり・苦笑 -
狭ーい螺旋階段を登って塔のてっぺんへ。
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ユゼスの町が360度見渡せます。
真ん中の緑地が街の中心広場。 -
滞在先ホテルの屋根もみえる!
ガイドなしで塔のみの見学もできるのでおすすめ。塔のみの場合13ユーロ -
城前の建物。昔は電話交換局だったのかなあ
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写真奥突き当たりを右に曲がったジャック・ドュゼス通りには店がたくさん立ち並んで賑やか。この通りにある「La Fougasse d'Uzès」というパン&菓子屋でこの日のランチを購入。トマト&地元産ヤギのチーズのタルティンヌがすごく美味しかった
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地元の人がテラス席でおしゃべり。マスク?どうみてもしてません・苦笑
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ホテルの近くにいたにゃんこ。呼んだら来てお腹ナデナデさせてくれました。モフモフ感に癒される。土地の猫との交流も旅の楽しみ。
12時ちょっと前にホテルに戻ったらチェックアウトが10時だったことが判明。どうやらコロナ対策で掃除に時間がかかるからって理由らしい。チェックインの時にそんなこと言われなかったので知らなかった。荷物はすでにまとめてあったし、ホテルの人も「問題ない」と言ってくれたので事なきを得たけれど、すでに掃除の人が中に入って多少の掃除を始めている形跡があった・汗
ユゼスの町を後にし、車でフランスの世界遺産「ポン・デュ・ガール (Pont du Gard)」へ。途中ハリボー・キャンディー美術館&工場の前を通る。興味ないのでスルー。 -
ポン・デュ・ガール!
車で30分程で到着。入場料大人9、5ユーロ。駐車場は事前予約制で入場料に含まれています。私は仏国ガイド証があるので無料。
正直、私はドライブがてら簡単に眺められるものだと思っていたら、さすが世界遺産、周辺地域ともに整備されていて、入場料を払って施設入り口を通らないと橋の見学は不可。
ポン・デュ・ガールは古代ローマ時代の西暦50年頃に建設された水道橋。機械のない2000年も前にこんな素晴らしい水道橋が建設され、しかも現代まで残っているなんて驚き。
橋を渡り(1階部分を渡れるんです!)、河川敷でランチ。ピクニックしたり川遊びをしている人がいっぱい。といってもコロナで通常の何倍も人は少ないと思う。チケット売り場ガラガラだったし。
コロナで敷地内入り口の飲食店土産物屋は全て閉店。そうでなくてもここに来る時は食べ物と飲み物をもっていくことをおすすめ。 -
上からの眺め
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カヌーしてる人も。気持ちよさそう。
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橋の一番上の、かつて水が通っていたところ。高さは150cmくらい。
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水道橋から少し離れたところにある続きのローマ水道遺跡
敷地内を散策後、入り口施設内のミュージアムへ。ここではCGによる当時の建設の様子や近年の修復の様子などが見れます。見学料は入場料に含まれているし、そんなに時間はかからないので立ち寄るのをおすすめ。
ピクニックしたり川遊びすればここで1日楽しめるけれど、私たちは2時間ほどの滞在で、次の目的地ニームへ。車で30分ほどの行程。 -
ニームはフランス南部ガール県の県庁所在地。
ガロ・ローマン時代の遺跡で、アウグストゥス帝の子孫に捧げられたという「メゾン・カレ」。紀元前10~4世紀頃建築。2006年~2010年にかけて修復されたのだそう。よって外観真っ白。
コロナの影響で残念ながら内部見学はできず。 -
ガロ・ローマン時代の円形競技場。各地にあるローマの円形競技場の中でも、最も良い状態で残っているものの1つ。
入場料オーディオガイド付きで10ユーロ。私はここでも仏国ガイド証のおかげで無料。メゾン・カレとマーニュの塔との共通入場券を買えば13ユーロとかなりお得に(バラで買うと計19,5ユーロ)。しかも3日間有効。 -
中世時代にはこの競技場に家が建ち並び、多くの人が住んでいた時期もあったというのだから驚き。現在でもコンサートなどのイベント会場として使われているのだそう。
そしてフランスでは唯一闘牛が行われている場所でもある。私、闘牛には大反対なのでこれだけはいただけない。 -
闘技場からの景色。ニームの街が一望できます!
写真左端奥に写っているにょきっと飛び出た建物は、ガリア時代の古代城壁の見張塔であるマーニュ塔。コロナで見学不可とあったので、遠くから眺めただけ。 -
疲れたので、競技場前のカフェでモナコ!
グレナディンシロップ (ザクロシロップ)をレモネードとビールで割ったカクテル。甘くて飲みやすい。夏になると飲みたくなるものの1つ。
後ろの席に座っている地元民たちが挨拶のほっぺたにキスしてるし・・・コロナ以降、フランス人はみんなこれを避けてるんだけどな・・・ここでもカルチャーショック。 -
ニームの街中の噴水。
ワニはニームのシンボルなんですって。 -
ニーム市役所前のからくり時計。時計下の動物たちの彫刻がかわいすぎ。
街中はマスクをしていない地元民で賑わってました・汗
当初はここで夕食を済ませてから次の目的地・カルカッソンヌへ行くつもりだったのだけれど、なんとなく私もだんなもこの街の人々の雰囲気が肌に合わないと感じた上に、レストランが開くまでにまだ2時間もあったので、予定変更で夕食を摂らずにカルカッソンヌへ。
次回につづく
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