疲れた時の宿頼み　その1お部屋編

2020/07/23 - 2020/07/25

毎回、泊まった時に次の予約を入れる会津湯野上温泉の民宿、蕎宿湯神。
今回は昨年11月に泊まった時に入れた予約で、8か月ぶりの宿泊だった。

こちらは、私たち夫婦が（時には私が一人で）温泉や食事や、何にもしないでただひたすらゴロゴロするためだけに泊まるお宿。
観光を目的に湯野上温泉に来るのなら、湯神に泊まるのは凄くもったいない。そんな風に思ってしまうくらい、居心地がいいのだ。

今回も本を数冊持って、湯神での時間を楽しんだ。
先ずは今回泊まったお部屋の紹介。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

我が家は埼玉在住なので、浦和インターから東北自動車道にのる。　そのまま北上して、白河インターを経由して会津方面へ向かう。

今回は佐野サービスエリアで、朝ごはん兼お昼ごはんとして三元豚のカツサンドを購入して、車の中で食べた。
最初は、カツ、ボリュームたっぷりだねえ。
美味しい、美味しい！と絶賛して食べていたのだが、次第に油が重く感じるように。
2人で1パックで良かったんじゃない？と。

因みに普通の人なら、1人1パックでも美味しく頂けると思う。
私たち夫婦は何せ、アラフィフ&アラカン夫婦なので、そろそろ油物が重く感じるお年頃なのだ…。

佐野SA・下り フードコート グルメ・レストラン

途中、下郷の道の駅に寄ったりしながら午後3時半くらいに湯野上温泉の民宿、蕎宿湯神に到着。

いつもなら、チェックインの時間である午後3時ジャストくらいに着くようにしているのだが、今回は東北自動車道が事故渋滞で、思ったより時間がかかってしまった。

普通の宿なら、まだまだ早い時間なのだけど、その時点で湯神の他のお客様達は、全員チェックインをしていた。
珍しく我が家が最後のお客。
まだ時間は午後3時半だよ⁈

8ヶ月ぶりの湯神。
前回は、私1人で電車でやってきて、湯野上温泉駅からは大旦那さんに迎えに来てもらった。そしてやっぱり1人でも連泊でのんびりさせてもらった。

蕎宿 湯神 宿・ホテル

夫婦で来たのは、一年ぶり。
玄関で、こんにちは～と声をかけると息子さん（若旦那）が、いつものように明るく迎え入れてくれた。

湯神は4室の民宿。
私たち夫婦で来る時は、大抵、長寿庵のお部屋に泊まる。
私は和室にお布団が好きなのだが、夫は我が家と同じように寝る時はベッドを好むので、どこかにお泊りに行く時は、出来る限りベッドのお部屋にするのだ。
（ベッドのお部屋がない時や、ベッドのお部屋がビジネスライクな時は、雰囲気の良い和室にお布団を選ぶ時もあるが）

因みに湯神でベッドのお部屋は3室ある。その中で一番私たち夫婦が好きなお部屋が長寿庵なのだ。

何度も言うようだけど、ここは民宿なので、各部屋の入り口はふすまである。　
廊下からふすまをあけると、すぐ客室。
一応、ふすまだけど、鍵はかかる。

さて、長寿庵のふすまを開けると、こんな様子。
テーブルと椅子があって、食事は朝夕共にここに運ばれる。

テーブルの上にはお茶の用意がされている。
お茶は緑茶じゃなくて、蕎麦茶。これが凄く香ばしくて美味しく、何杯も飲んじゃう。
お茶菓子は湯野上温泉の名物、くるみ羊羹。
一口サイズで、ちょうど良い甘さ。
他に、冷水のポットもあって、温泉に浸かった後にこの冷水が嬉しい。

そして、テーブルの上に、お飲み物メニューも。
食事の時に何飲もうかな～と、よく見てるけど、食事の時じゃなくても注文できる。

他に常連さんが描いたお食事の絵が、お食事のお品書き代わりに置いてある。
季節の野菜はその季節によって違うけど、湯神で出てくる夕食メニューが描かれてあって、見るたびにほっこりする。

今までに無かった物が、今回はテーブルに置かれていた。
湯神の感染予防策と体温計！
この時期だからこそしっかり対策が取られていた。

さて、このリビングのテーブルの足元には、以前、小さな囲炉裏があった。
雰囲気よかったのに、床になってしまってちょっとだけ残念。

リビングからの眺め。
ピンクの花は多分紫陽花。その向こうに、1時間に1本くらい、電車が通る。

リビングの片隅に空の冷蔵庫。その上に電気ポットとティッシュボックス。

電気ポットの上の壁には雰囲気の良い火の用心と、ろうそくとマッチ。
これ、本物だけどきっとインテリアとして置いてるんだろうな。

リビングの入り口近くの壁には会津鉄道の時刻表が。
湯野上温泉駅の時刻を見るのと、この部屋から電車が見える時刻の確認に、つい見てしまう。笑。

テーブルと椅子が置かれているリビングの隣は和室。その和室の入り口すぐのところに押し入れを改造したような感じのクローゼットが。
浴衣などはここにある。

和室の床の間に金庫とテレビ。

和室だけど、ベッド2台。
長寿庵のベッドは2台ともダブルベッドなので、ゆったり。

ベッドサイドにはきちんとコンセントがある！
これ、大事。

和室のベッドの脇にちょっとしたテーブルと椅子があって、これが意外に便利なのだ。

和室のテーブル脇にはマッサージチェアもあり。

和室からの眺めは田んぼと山。
清々しい風景が広がっている。

客室は、全てリビングを真ん中に、寝室とお風呂スペースが両脇にある。
こちらは、お風呂スペースの方。
洗面台はおしゃれ。

洗面台の下の排水管隠しが何気にすごい。

洗面台の隣がトイレ。
ちゃんと温水洗浄トイレ。

トイレのドアの前、脱衣スペースに棚があって、そこにバスタオルとフェイスタオル、歯ブラシなどが置いてある。

そしてこちらが長寿庵のお風呂。
源泉掛け流し。
この規模の温泉浴室が、湯神には全ての客室に備わっている。
民宿なのにすごいよね。

浴槽のわきにカラン。　
シャンプー、コンディショナー、ボディソープと、湯野上温泉で販売している洗顔石鹸2種類完備。
因みに、湯野上温泉を使って作られたと言う化粧水も、洗面台の方に置いてあるので、至れり尽くせり。