2020/08/07 - 2020/08/07
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この旅行記のスケジュール
2020/08/07
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徒歩での移動
山荘→甲斐小泉駅
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電車での移動
甲斐小泉駅→清里駅
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車での移動
清里駅→清泉寮
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徒歩での移動
清泉寮→清里駅
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電車での移動
清里駅→甲斐小泉駅
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徒歩での移動
甲斐小泉駅→三分の一湧水
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車での移動
三分の一湧水→山荘
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この旅行記スケジュールを元に
暑さが苦手な私は梅雨が明けるとすぐに涼しい八ヶ岳にやって来ました。八ヶ岳の編笠岳をバックに山の中腹にある山荘で毎年夏を過ごします。
この日は小海線に乗って清里の清泉寮へランチに行きました。小海線は単線で両側の木が生い茂って線路に被さるようになるので、まるで緑のトンネルのようになります。さながら森林浴をしながら電車に乗っている感じです。
また、小海線はJR最高地点を通ため「空に一番近い線路」というふれこみの線路です。緑のトンネルを通って小旅行した旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- タクシー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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My 山荘から徒歩で25分くらいの所に甲斐小泉駅があります。
道は舗装されていて下り坂なので、森林浴を楽しみながらゆっくりと下ります。 -
駅から歩ける距離に山荘があるのはとてもよいロケーションだと思います。自画自賛と思われるかもしれませんが、ドライバーズライセンスを持っていない私には重要な条件です。
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甲斐小泉駅のすぐ横には平山郁夫の美術館があります。シルクロードを描いた絵はかなり見応えはあると思います。
平山郁夫シルクロード美術館 美術館・博物館
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これが甲斐小泉駅。10年ほど前は木造の駅で風情がありました。
近代的?モダン?な駅に立て直されました。勿論、無人駅です。夏季の繁茂の時は臨時に駅員さんが来て切符を売ってくれます。
駅員さんがいない時は「小海線の甲斐小泉から乗りました」と言って乗った先で精算します。どこまで行って精算しても一度も不審に思われたことがないので、この駅の無人改札は本当にのんびりとしています。甲斐小泉駅 駅
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さて、ジーゼルの2両編成の電車が来て、乗りました。駅で上下線がすれ違いをするので、駅だけ見ると複線のように見えます。
一番前の所に席が取れました。 -
ご覧のように電車の中はガラガラ。コロナウイルスの影響を受けています。
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外を見るともう黄色く色づいた葉が所々に見えました。秋は始まっているように思いました。明日は立秋です。
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電車は走り出しました。
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まさに緑のトンネルが始まります。
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ここは少し開けた感じです。左側の葉がもう黄色に変わっています。
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また緑になりました。これが私が求めていた緑のトンネルです。
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山間を走ります。右へ左へ緩いカーブを描くようにして走ります。登りなのでスピードは出ません。両側に柵をしてある所は鹿よけの柵です。
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突然、警笛を鳴らし急ブレーキがかかりました。見ると前方に鹿のおしりが一瞬見えました。線路を横断している鹿がいたのです。
自然の中をを走っている雰囲気がいっぱいです。 -
トンネルが一カ所あります。長いトンネルです。
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ここを抜けると清里はもうすぐです。高原に出るので登坂している感じがなくなります。
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天気がよくて爽やかでいい感じです。
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谷を越えます。橋です。
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平らになってきました。もうここまで来ると鹿が出る心配はないようです。
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高原の中を走ります…
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清里駅に到着。ここも電車がすれ違えるように上りと下りのホームが別になり、線路が2本あります。
「峠の釜飯や」さんは休業中です by 薔薇の咲く庭さん清里駅 駅
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機関車が駅のホームに平行して展示されています。
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清里駅はひっそりとしていて人はまばらでした。駅のお店は閉店していました。
ここには峠の釜飯で有名なおぎのやさんがあるのですが閉まっていました。買って帰る予定でしたが残念です。 -
駅前の広場もこの通りほとんど人はいません。ガランとしています。
駅前通りのお土産やさんもシャッターを降ろして、さながらゴーストタウンといった感じがしました。 -
駅の改札を出ると、先ほどの機関車があります。柵越しではないので触ることができます。
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正面にある観光案内所。清里の観光に関する情報が得られる所です。ピクニックバスという名前のバスがあり、清里を巡回して観光スポットを繋いでいます。
この建物の前にタクシー乗り場があります。清里のレジャー情報が得られます by 薔薇の咲く庭さん清里駅前観光案内所 あおぞら 名所・史跡
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タクシーで5分くらいで清泉寮に着きました。もう本館2階のレストランのドアの前で順番待ちをしています。2番目でした。11:30am.にオープンします。
ランチにお勧めです by 薔薇の咲く庭さん清泉寮本館レストラン グルメ・レストラン
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期待していたメニューはありませんでした。サラダ、デザート付きのカツカレー、ハンバーグ、パスタの3種類だけ。ご覧の通りガラガラなので無理もありません。
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窓の外には山々が見えるはずでしたが、この日は雲がかかっていて見えません。
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写真に撮るものがなくて・・・。本当は窓の外に山が見えるはずですが・・・。
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デザートです。飲み物はジャージー牛乳にしました。
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ここが清泉寮の入り口、正面です。勿論、宿泊ができます。
清泉寮 宿・ホテル
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高原になっていて牧場が広がっています。
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最近、ジャージーハットという名前のお土産やさんが新築されて、広いテラスができました。そこには足湯があります。清里には温泉が出ませんが、近くには温泉が出ます。かなり前(10年以上)にボーリングをしていましたが、温泉は出なかったため中止になりました。
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爽やか! この草原を見ると気分が晴れ晴れします。
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天気はよいのですが残念ながら雲がかかっていて山々を見下ろすことができません。
山を見下ろすことができるのでかなり高い(標高1200m)所にあります。 -
ここで有名なのはジャージー牛乳で作るソフトクリームです。夏はいつも行列で10分ほど並んで買うのですが、今日は誰も並んでいません。
ソフトクリームは絶品です by 薔薇の咲く庭さん清泉寮ジャージーハット グルメ・レストラン
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クリアーシートで遮って、ここでもコロナ対策が取られていました。
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私も食べましたが、写真を撮ることができず、他の方のソフトクリームを撮りました。
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皆さんおいしそう。
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甘さがしつこくなく、乳脂肪分が多いのでコクのあるソフトクリームです。このソフトクリームを食べると他のアイスが水っぽく感じるようになります。
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ピクニックバスに乗って清里駅に帰ることも考えましたが、一番安全策をとって、坂を歩いて下ることにしました。今まで何回か歩いている道です。
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見ると、もう紅葉を始めている木がありました。高原の秋は早いのですね。赤く色づいています。
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清里駅のホームです。人は誰もいません。夏はたくさんの人が溢れ、電車に乗りきれるかどうかを心配するのですが、そのような心配は無用です。
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反対側ホームもこの通りです。
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電車が来て、乗りました。空いていました。車窓の景色です。
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緑の中を走ります。
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黄色い葉がある?
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坂道を下って走るのでとても早い!
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隣の甲斐大泉駅まで来ました。ここもガラガラです。
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流れるように緑の中を走ります。
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線路に沿って道路が通っています。森の木々の中に埋まって見えませんが、道路が見える箇所もあります。
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下の柵は鹿よけの柵です。
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走る、走る、早いです!
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緑!
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あっという間に甲斐小泉駅に到着。
甲斐小泉の駅にはさっきの駅員さんがいて、切符を受け取ってくれました。
この電車はハイブリッドカーでした。ハイブリッドは環境に優しいので、この電車を走らせることが「小海線の売り」になっています。 -
電車の正面です。
この後、知り合いの方の所を訪ねて安否を訪ね、郷里のお土産を届けてから三分の一湧水へ行きました。 -
ここは八ヶ岳に降った雪解け水が湧き出ている珍しい場所です。小さな森の中にあります。この湧水のおかげで開拓が進みました。
この土地には地主さんがいてかっては私有地でしたが、なんと市へ寄付をされて今は市が管理しています。そのことを記した記念碑が建てられています。今は飲料水として飲めません by 薔薇の咲く庭さん名水「三分一湧水」 自然・景勝地
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源泉。こんこんと湧いています。
昔はこの水を飲むことができました。この水でコーヒーを入れると、まろやかでかなりおいしいコーヒーができました。自宅から持ってきた同じコーヒー豆なのに全く違う味に感じました。 しかし、今は残念ながら飲めません。水は綺麗ですが雑菌が入っているそうで飲料には不適だそうです。 -
この地方でここが有名なのは「三分の一」に意味があるからです。中央左の「三角の石」があることによって流れてきた水を三方向の水路に分けることができます。重要な石です。この石を発案したのは武田信玄です。人々が水の覇権争いをしていた時に、信玄が仲裁して石を置き、争いが収まったそうです。それで「三分の一湧水」という名前が付きました。
ここで涼み、一休みしてから車を呼びました。標高差200mある家までの坂道を心臓の悪い私は歩いて上ることはできません。 -
これは山荘近くの森の中の道です。この森の散歩道は36才の時から歩いています。朝には5,6頭の鹿の群れにあったことがありました。この先に坂があり、数年前に坂を下った道路上に鹿がいたことがあってビックリ! 鹿が逃げてくれたのでやれやれでした。
ずっと変わらない景色が保たれ、時間が止まっているような散歩道です。 -
この森を抜けた少し先に私の山荘があります。今年は庭で狐を2回も見ました。裏の木にリスが久しぶりに登って行くのも見ました。小鳥と蝉の声を聞きながらテラスで朝、昼食を食べ、ハワイ島で買ってきたコナコーヒー豆を挽いて飲むひとときは至福の時間です。
ここには暑さが和らぐまで滞在する予定です。今年の暑さは特別なようです。皆様、くれぐれもお体ご自愛ください。最後までご覧いただきありがとうございました。
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